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(BD)4デイズ

本日のレンタルBlu-rayは下手なホラーよりよっぽどスリル
4デイズ」(初見)
2011年 1:37 25~30Mb/s(AVC) 3.2~3.8Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)

これはやられた。
新作コーナーに「4デイズ」「スリーデイズ」「5デイズ」と似たようなタイトルが並び、
昨今の侵略系SFムービーや異世界ファンタジーなど、
類似映画が多くて何とはなしにこの作品もそんな感じだと勝手に思ってた。
パッケージの内容も核兵器だのテロだの国家危機だの、
お馴染みのフレーズに溢れていたから尚更だ。
しかし、この映画は違った。
テロリスト(イスラム)vsFBI捜査官(アメリカ)なんて簡単な構図では収まりきらない、
もっと根深く、人間の道徳観や価値観を叩きつけられたパンチのある映画。
ぶっちゃけ、
そんじょそこらのホラー映画より、
よっぽどスリリングでショッキングな内容でした。

この胸と胃の間を締め付けられるような感覚、
過度のストレスを強いられるような感覚、
あのハイテンション以来かもしれません。
ハッキリ言います。
結構グロいシーン(指を切断など)もありますし、
何よりそれが現実感あり過ぎて直視出来ないかもしれません。
映画の軸は上質なサスペンスであり、メッセージ性のある社会派映画です。
が、それらを本気にさせる為の手法があまりにショッキングなのです。

特にアメリカ上映中止になったラストシーン。
本国での上映はあまりにショッキング過ぎるラストはカットも納得でしょう。
もちろん本来の意味での問題定義は真のラストシーンであり、
視聴の際は日本公開版で必ず見て下さい。
4デイズ

内容はアメリカ国内の3つの都市に核爆弾を仕掛けたテロリスト。
国家的危機の中で拷問のプロと、法(人権)を守ろうとするFBI捜査官による、
極限状態のやり取りを描いた疑似密室サスペンス。
そう、核兵器・テロリスト・国家危機と話は大袈裟だが、
基本的には尋問室でのやりとりが永延と続く密室劇なのだ。
しかしそこにはチープさは一切無く、
緊張感と究極の選択を強いる心理サスペンスが味わえる。
数千万人の一般人の命と、
目の前に居るテロリストの命(人権)、
両天秤を”強いられた”時、果たして一線(拷問)を越えてよいのだろうか。
もちろんこれだけではなく、
現代のアメリカの立ち位置を示すような問題提起も見え隠れし、
なかなか痛烈な物となっている。
あまり詳しく言ってしまうと面白味を削いでしまう危険性もあり、
出来れば前知識を持たずに観た方が、より楽しめる気がする。
(現に私がそうだったので)
4デイズ

それらのメッセージ性のインパクト、
低予算を全く感じさせないクオリティ、
観る側にも緊張を強いる緊迫感など、
全てはマイケル・シーン、サミュエル・L・ジャクソン、キャリー=アン・モスの、
迫真の演技の下支えあっての賜物。
これだけでも観る価値は十分にあるかも。

画質は良好。
いかにも最新作らしい色温度が高めのシャープな画調。
グレインとエッジの立った、キリリとした画質で、
硬質で彩度の低い色合いも作風にマッチしていると思う。
もはや最新作の殆どが高画質と呼べるレベルに達しているので、
いちいちアレコレ指摘するまでもないのだが、
アジャストメントの豊富な色数とは対照的に、
こちらはかなり色数を削いだ、やや茶系の支配の強い画調。
4デイズ

音質も良好。
こちらもフロント重視の音場設計。
音数も最低限に留めた印象で、音響だけみれば物足りないかもしれない。
ただ本編がそれどころではなく、
またBGMが迫力や緊張を高める役割をになっており、
音質云々を気にする余裕すら無いかもw
サラウンド感はかなり控えめ。
ほぼフロント補助に従事した印象で、空間表現はあまり高くない。
というより、ほぼ尋問室の空間ばかりなので仕方ないのかも。

アメリカ国民の安全を守るための取り調べは、
やがて狂気じみた“想像を絶する”尋問へと姿を変える。
そんな究極の事態が起きた時、
尋問官を支持するのか?
それとも法(人権)を守ろうとするFBI捜査官を支持するのか?
何度も言いますが、
かなりの緊張やストレスを強いるショッキングな内容になっていると思いますので、
それなりの覚悟は必要かも。
もちろんサスペンスとしても見応え十分。
怖い物見たさで是非!w

   



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2012.04.15 | Comments(4) | Trackback(0) | 映画 0-9

30デイズ・ナイト

今日のレンタルDVDは
30デイズ・ナイト」(初見)
2007年 1:53 5.64Mb/s 448kbps(DD 5.1ch)

アツ”...カユ...ウマ...
前回に引き続き、極夜のヴァンパイアもの。
そもそもヴァンパイア(吸血鬼)とゾンビ(死人)って似てる気がする。
元々は人間で噛まれると感染(仲間入り)するという設定。
身体能力や知能の面でゾンビを上回るヴァンパイアだけど、
奴らには決定的な弱点が多過ぎる。
(紫外線・聖水・十字架・樫の杭・ニンニクw...etc.)
どちらにせよ共通の手っ取り早い撃退法はド頭を吹き飛ばす事。

内容は太陽が昇らない極夜の季節を迎えた北極圏の町に、
ヴァンパイアが突如現れ、狩りをし始めたのだった・・・。
30日間も夜が続くなんて、まさにヴァンパイアにとっては理想的な環境。
通信手段を断たれ、移動もままならず(隣町まで100km以上)
逃げ場の無いサバイバル・ホラーの幕開け。
昨今の全力で走ってくる高速ゾンビ系(REC28週後...)と同じ匂い。
ガチンコで追い詰められてゆく緊張感・恐怖感は堪りませんw
心拍数を上げるようなBGMも非常に効果的で、
畳み掛けるように襲ってきます。
30デイズ・ナイト

どうしてもこの手のサバイバルホラー性質上、
逃げて隠れて、居合わせた人達と籠城するも、
我慢できず飛び出し→襲われるのがパターンであって、
そこにツッコミは不毛(映画として成り立たなくなってしまうからw)
ただ30日間も時間があるのに、
中盤以降ぽんぽん日にちが飛び過ぎ、
その間の苦労や恐怖がまるで無かったかのよう。
ぶっちゃけ、端折りすぎwww
テンポ良く~という意味で考えれば最初から30日と言わず、一晩または二晩で十分だろうに。
結局は緊張感や絶望感、恐怖感が30倍に薄められてしまった気分。
またクライマックスの盛り上がりも、もう少し頑張ってくれれば・・・・
さすればラストの切ない夜明けシーンに涙したかもしれない、ホラー映画なのに!

画質はかなりいい感じ。
ややグレインが強めのフィルムライクな映像。
極夜とあってほぼ全編夜のシーンが続き、
色温度の高い、寒々しい色合いが雰囲気にマッチ。
解像度感もDVDとしてはかなり良く出ており、
これがBlu-rayならば・・・と思わずにはいられない程だw
暗部の情報量も多く、コントラストも高いので、
黒がよく沈み込み、暗いシーンでも観辛さは感じない。
動きの激しいシーンや粉雪が舞うシーンなどでノイズは散見出来てしまうが、
その辺りも含め、やはりBlu-ray(またはWOWOW)で観たいと思わせた。
30デイズ・ナイト

音質もすこぶる良好。
連日の猛暑しのぎにとホラー映画を観まくってきたが、
開始早々、次元の違う音響を聞かせてくれたw
広がりある空間、揺さぶられる低音と迫力に心地良さを提供してくれる。
どうも音質といより、元々の音響が良いのだろう。
ロッシーでこれだけの迫力ならロスレスならば・・・
特に重低音は久しぶりに尻が震えたw
サラウンド感も上々。
外は吹雪、立て篭もれば閉鎖感など空間的な環境音がしっかり表現されており、
ヴァンパイアが動き回る移動音や背後から聞こえる銃声音など、
サラウンドの役割は意外と多い。
また回り揺さぶる煽りBGMなど、
非常に攻撃的(刺激的)なサウンドメイクの印象を受ける。

極夜に襲い来るヴァンパイア。
昨今の高速ゾンビ系の流れを組み、
獰猛かつ容赦なく狩りをする奴らに逃げ場無し。
ハイテンションな緊張感がガチンコで味わえるだろう。
中盤以降の展開が端折り過ぎなのが唯一の難点か。
一部、首を切断するシーンなど若干のグロさもあり、
どうしようもなく苦手な人には無理かもしれないが、
思ったほど「怖い、怖い」はしていないし、
どちらかというと「ハラハラ・ドキドキ」心拍数上昇系なので、
高速ゾンビ好きはもちろん、
普段あまりホラーを観ない人にもお勧めしたい。
ただし物語性を求めたり、無粋なツッコミをいれたがる方はお帰り下さい。

    

>>ホラー映画のすゝめ



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2011.07.18 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 0-9

(HV)7つの贈り物

今日のWOWOWは偽善の押し売り?!
7つの贈り物」(初見)
2008年 2:03 HV・AAC(WOWOW)

最近のウィル・スミスはヒューマン・ドラマにハマってしまったのだろうか、
もっと陽気なキャラを演じる方が好みだったのだが。
何もシリアスなドラマだけが感動するとは限らない。
笑いや楽しさでも十分ハッピーな気分になれると思うのだが。。。

あらすじは過去に心の傷を負った国税局と名乗るベンは、ある計画を立てる。
見知らぬ男女7人の人生を変えるほどの贈り物をしようとするのだった。
彼の目的は何なのか?7人の共通点は?
そんなミステリアス調に進む。
そして驚きのラストは衝撃的な結末をむかえる・・・。
最初は謎ばかりだけど、徐々に先が見えてくるので、
どんでん返しと言ったものではなく、
結末を読ませた上でのストーリー運び。
そのお陰で物語はどこか物悲しく感じられ、結構重く、暗い。
7つの贈り物

泣ける物語なのだが、素直に涙する事は出来ず。
その理由は複数あり、
まず謎明かしが最後の最後まで伏せられているので、
心理描写を読みきれず、感情移入しきれない。
また謎明かしから、一気に涙腺決壊かっ!?となりそうな展開も半端で終わり、
せっかく泣ける準備をしているのに、盛り上げてくれず涙が引っ込んでしまう。
そして何より、共感できないのが痛すぎる。
あまりに理由が漠然とし過ぎて説得力不足。
客観的に見れば単なる偽善の押し売りにしか思えない。
その為に人の傷を平気でえぐる行為も許されるなど、
ひっかかる部分が多過ぎる。
賛否両論ありそうなテーマだが、私個人的に受け入れられそうに無い。
(↓以下、ネタバレ考察:文字反転)
例えばだ、事故の後遺症か何かでベンの余命も僅かで、
助かる見込みが無い上ので贈り物なら納得できる。
ただ贖罪のためだけに”自殺”するのは・・・何か違う気がする

7つの贈り物

画質はそこそこ。
色温度が低い、どこか温かみのある映像で質感も柔らかい。
ハイライトはやや飛ばし気味で、暗部も潰し気味。
癖があるようで癖の無い映像とでも言うのか。
発色も淡く薄い事もあり、刺激が少ない映像。
人物のアップでは解像度感を感じられるものの、
引きのシーンではちょっと物足りないと思う程度。
今時のシャープでカリカリの映像ではなく、
フィルム映画のHVとしては標準的な画質。
7つの贈り物

音質はあまりよくない。
作風柄、LFEは殆どなく低音はスカスカ。
高音は何故か凄く抜けが悪く、ふんずまった高音。
中音域も薄く、セリフも上擦り気味。
あまり音数が多くないドラマ作品なので、
極端な不満は感じにくいものの、
ドラマを盛り上げるBGM部分も音場が狭く、平面的。
そのあたりで物足りなさを感じてしまう。
サラウンド感も薄い。
一部、あまり必要性のない効果音がサラウンドされていたりするも、
基本的にサラウンド効果を期待出来るシーンは無く、
空間表現するような事も無い。
とにかく音場が狭く、窮屈に感じられる音響。

7人の人生を変えてしまうほどの贈り物。
それはあまりに悲哀なウィルの熱演でお腹いっぱい。
謎を伏せたミステリアスな流れも、
結末を読ませた上でのストーリー運びは鬱進行。
物語としては感動的でも、
映画としては不完全燃焼。
どちらかと言うと、
素直に共感し涙を流すタイプではなく、
観終えた後にじっくり考えたくなるような作品。

    



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2010.05.28 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 0-9

(BD)2012

本日のBlu-rayは大破壊スペクタクル
2012」(初見)
2009年 2:38 ??~??Mb/s(AVC) ??~??4Mbps(DTS-HD)

超大作スペクタクルムービー請負人ローランド・エメリッヒ監督。
今現時点での映画史上最も凄いディザスター映画なのは間違いないだろう。
大災害?そんな生温いもんではない。
地震、地割れ、噴火、津波、洪水...etc
最後には何と地表が無くなってしまうのだから、逃げるたってどうしようもないw

ぶっちゃけ、この手の映画は何も言えない。。。
とりあえず”凄い”
それだけ。

まぁこれじゃぁあまりに味気ないのでw
分りきってる事だが、かるく説明しようか。
ストーリーは非常にシンプルで、
よくあるディザスター映画のような予兆描写(学者が気付く→お偉いさんは無視する)は
早めに切り上げて、出し惜しみせずスペクタクルシーンを次々に魅せてくれる。
あとは生きる為、愛する者の為にドラマチックに、時に切なく展開していく。
「有り得ない!トンデモ!ご都合主義!」なんて野暮な事はせずに、
アバターやトランスフォーマー以上に頭カラッポにして
ただただ超スペクタクルに身を任せよう。
観終えた後は疲労感しか残らないw

あ、それと一つだけ。
ここまで期待させておいて水を差すようであれだけど、
エメリッヒ作品ってどうしてこうもCGのコンポジットがショボイんだろう・・・
確かに映像としてはかつて無い程凄いことになっているのだが、
CGの出来が良くないから映像にリアリティが無いんだよなぁ。。。
2012

画質はそこそこ。
CGと実写のマッチングを優先したのだろう、ソフトタッチ。
彩度やコントラストも低めなので、CGそのものの出来・不出来以前に、
画調をいじり過ぎてCG臭さを感じてしまう画。
決して高精細な映像ではないものの、
映像自体は明るく見通しが良いので画面の隅々まで見せてくれる。
屋内での実写部は意外とシャープでグレインも無くスッキリ。
ただ画作り的な不満(好み?)はあれど、十分高画質の部類に入る。
とにかくスケール感に圧倒される映像はBlu-rayならでは。
2012

音質は良好。
派手な映像以上に津波のように押し寄せる音響も凄い。
地鳴りのような低音から、耳を覆いたくなるような高音までキッチリ出ており、
音の情報量や密度感はハンパ無い。
特に建物などが崩壊してゆくシーンでは、
メキメキと部屋が悲鳴をあげているのかと錯覚するほどヤバイ。
分厚く硬質で力強い効果音、BGMはロスレスならでは。
サラウンド感もハンパ無い。
先にも述べたが、建物が崩壊してく=部屋が崩壊してゆく、かのように感じる。
また爆風やら噴火の火の玉やら津波やら、
押し寄せてくる音場が上手くサラウンドされており、
つい避けたくなるような、目を瞑りたくなるような移動音が効果的に使われている。
臨場感、包囲感、迫力ともども映像以上に凄い事になっている。
ただ、もう一息欲しい気がしないでもない。
何が足らないのか良く分らないが、もう少しイケるんじゃね?っと思ってしまうかも。
そう、そう、それとラストあたりのセリフで音が一部歪んでいるシーンがありました。
吹き替えでは割れていなかったのですが、あれは・・・?
2012

映画史上最高のディザスター映画。
大迫力のスペクタクルシーンの連続。
そしてドラマチックに、時に切なく。
単純かつシンプルだけど、
とてつもなくスケール感大きい”凄い”映画。
2時間37分と長尺だけど、飽きる事はまずないだろうし、
観終えた後の満腹感・疲労感も十分味わえるだろう。
あれやこれやと考えずに、
ただただ映像・音響に圧倒されましょう!

    



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2010.03.21 | Comments(4) | Trackback(0) | 映画 0-9

(BD)96時間

本日のBlu-rayは勧善懲悪の無敵パパ
96時間」(初見)
2008年 1:33 31~34Mb/s(AVC) 3.1~4.8Mbps(DTS-HD)

どう考えてもマイ・ボディーガードにインスパイア(笑)されたとしか思えないがw
同じ作品を何度を見返すよりは、
似たよな内容でも未見の作品を観るほうが有意義なのかもしれないw

誘拐された娘を力づくで取り戻す。リミットは96時間。と言う単純なストーリーだが、
その父親は何と元秘密工作員ときたもんだから凄すぎる。
ボーンばりの知能や格闘術を駆使し、悪党を躊躇無く瞬殺してゆくさまは、
なんとも見ていて気持ちが良い。
たった一人で組織の一つや二つ、かるく壊滅出来そうなほどの無敵っぷりw
限られた時間同様、テンポも非常に良く、まさに走り出したら止まらないジェットコースター。
一つ一つの展開はどこかで見た事のあるようなネタばかりで、
これと言った真新しい要素は皆無。
ちょっと距離をおいて見ればご都合主義の連発も、
勢い良く見せてくれるお陰であまり気にならないだろう。

ただ先も述べたように、どう考えてもマイ・ボディーガードの2番煎じだし、
アクション展開はボーンそのものだ。
それでもスリリングで怒涛の展開は後半に進めば進むほど高揚感が増し、
93分間、スクリーンに釘付けになる事間違いなしだ。
何も考えずに楽しんだもの勝ち。

ちなみにブルーレイの特典はメイキング(18分)とアクションシーンの舞台裏(11分)、
リアルタイム・カウンターのみと少ないが、
このカウンターは悪党を次々と倒してゆく数(死者数・負傷者)がカウントされてゆく。
ゲーム感覚で見ていて面白かったw
しかも負傷者→死者にカウント変更がシュール過ぎw

画質は新作にしては良くない。
とてもHDとは思えないくらい解像度感、精細感が感じられない。
人物もややノッペリとしており、肌も褐色気味。
そして黒潰れが激しく、暗部の諧調はほぼ全滅状態。
黒の革ジャケットや拳銃など完全に潰れてしまって見えない。
ただレートを見る限り高い位置で推移しており、
エンコード云々と言うより、元々のソースから起因するものなのかもしれない。
全体的に抜けが悪くモヤっとした印象。
96時間

音質はメチャクソ良い。
震える低音、切れる高音、弾ける中音。
空気を揺さ振るような、そして空間に音が満ちるような音響。
なんと言うかTrueHDの繊細さと、DTS-HDのダイナミックさ、
そしてリニアPCMの空気感を併せ持ったような素晴らしい音響。
日本語音声がハーフレートのDTSで収録されているのだが、
チョロっと聞き比べてみたら、DTSなのにDDのようなふんづまった音に聞えるから驚きだ。
いや、DTSでも十分良い音だと実感出来るよ?
これがロスレスですと言われても気付かないくらいに。
でも実際のDTS-HDで聞く音はハンパなく凄い。
ここまで露骨にロスレスとロッシーの差を体感出来たのは初めてかもしんないw
サラウンド感も十分。
勢いのあるアクション同様、移動音や効果音などキレのあるサラウンド。
音回りも派手になり過ぎず丁度良い。
視聴時には気付き難いが、環境音やBGMなど広がりを持たせるサラウンドだったりと、
常に包み込まれるようなものではなく、自然と空間が広がる良質なサウンドメイク。

ジャック・バウワーよりも親バカで、
ジェームズ・ボンドよりも徹頭徹尾、
ジェイソン・ボーンよりも猪突猛進。
ドラマ性や斬新さがある訳でもなく、
ご都合主義に頼りっぱなしだけど、
それでもスリリングで怒涛の展開は高揚感を高め、
最後には爽快感を残す。
決して名作に名を連ねるような傑作ではないかもしれないが、
93分間を確実に楽しませてくれるエンターテイメント作品。
1度は観ておいて損は無いだろう。

    



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2010.03.05 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 0-9

46億年の恋

今日のレンタルDVDは前衛的?実験的?独創的?
46億年の恋」(初見)
2005年 1:25 6.50Mb/s 384kbps(DD・ST)
サラウンド感:★ 音質:★★

ようワカラン。
あの三池崇史監督作で、キャストも個性派ぞろい。
松田龍平安藤政信窪塚俊介遠藤憲一石橋凌
タイトルも興味をそそられたし、単にラブストーリー系かと思ったが、
いやいや、何だこりゃ。
最低限の映像しか無い、演劇みたいな感じ。
どこかで似たようなものを観た記憶があると思ったらドッグヴィル。
内容はもちろん全く違うが、描き方がそんな感じ。
もしドッグヴィルを観ていなかったら拒絶反応起していたかも。

とにかく独特の雰囲気があり、
最低限のセットしか用意せず、映像が前衛的。
セリフも少なく、ストーリーも曖昧で抽象的。
流れに独特の間を多くおいてあり、淡々と、時には突飛に。
良く言えば不思議。
悪く言えば意味不明。
映画作品と言うよりは、映像作品とか演劇に近い。
ストーリーも同性愛のラブストーリーものかと思ったが(予告はそんな感じだったし)
直接的な描写は無いし、それっぽさも無いが、やや官能的か?
事件の真相を追うサスペンス的なモノも殆ど感じない。
イマイチはっきりとしない、モヤモヤっとしている。
個性的な俳優陣の演技が見所の殆どであって、
特に安藤政信は魅力たっぷり。
ただ逆に思う。
もし無名なキャストだったら、
これ、誰も見向きもしなかったんじゃなかろうか。

映像は厳しい。
元々映像に癖があり、カラーコレクトも極端。
最小限、情報を抑えた画にする為か、暗部はバッサリカット。
殆ど背景が映る事すらない。
フィルムグレインは結構ノイジーでザワツキ、チラツキが目立つ。
白ボケしないだけマシだが、VFXを使ったシーンではややその傾向。
それと何故か額縁表示。
お世辞にも褒められた画質ではないが、
強烈な個性のある映像なので、それほど画質を気にするような事はないだろう。

音質は微妙。
ドルデジの2.0chなので、いつもの擬似サラウンド化。
しかし思った以上に広がりが出てくれて驚いた。
また邦画特有のセリフの聞き取り難さは少なく、
むしろハイ上がりに調整されたセリフはシャリシャリ気味だが、篭り感は無い。
LFEは元より無いので、低域成分をSWに通してあげると意外とどっしりしてくれて、
パンチのある低音が楽しめる(特に冒頭のダンスシーン)
明らかにコンプレッサーをかけたような調整された音で、
ドンシャリシャリのバランスだが、モコモコした音よりはずっとマシ。
擬似サラウンドなので、サラウンド感は少ない。
が、思ったほど音場が狭くならず、
そこそこリアスピーカーも鳴ってくれる。

これを独創的と捉えるか、
意味不明と捉えるか。
好き嫌いよりも、
殆どの人には受け入れられないのは間違いないだろう。
セリフや人物、映像、音楽など、
最小限に留めた作りは映画というよりも、
映像作品、前衛劇に近い。
全体的に抽象的でスッキリしないが、
個性的なキャストの演技はなかなか。
好きな俳優がいれば、観てみても・・・・・。

 


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2009.10.03 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 0-9

(BD)300<スリーハンドレッド> x2

本日のBlu-rayは改めてロスレス視聴
300<スリーハンドレッド>
2007年 1:57 13~18Mb/s(VC-1) TrueHD/リニアPCM
サラウンド感:★★★★ 音質:★★★★(リニアPCM 4.6Mbps) 画質:8

ウォッチメンのザック・スナイダー監督作、
前編にVFXを使った異彩な歴史アクションもの。
政治的な小難しい話や、覚え難い登場人物など、
歴史ものに有り勝ちな取っ付き難さを一切廃し、
シンプルに、そして可憐に描くエンターテイメント性の高い映画。
勝ち目の無い戦いに死をもって挑む姿は、
まさに旧日本軍の特攻隊そのもの。
大軍勢同士のごちゃ混ぜ攻防ではなく、
1対1の対決を連続して見せることにより、
何が起こっているのか、どんな攻防が繰広げられているのか、
しっかりと魅せてくれる。
スローモーションを多用した肉弾戦は、
バレエダンサーによる舞踏。
非常にテンポの良い作りで、魅入っている内に終わってしまう。

画質はクセがあるが、綺麗。
VC-1で、そもそもレートも殆どが10台、稀に20台前半になるくらい。
それでもココまでのクオリティが出せるのは驚きだ。
やはりマスターの状態が良いからなのだろうか。
画質はとにかくフィルムグレインがゴリゴリしており、
粒の大きめな粒子感が目立つ。
ちょっと過度に感じるが、チラツキが無いのでノイジー過ぎる事は無いかな。
また筋肉や兜・盾といった物の質感を程好く保ちつつ、
輪郭はシャープで精細感も十分ある。
濃密な色味で絵画を見ているような感覚に近い。
暗部もしっかり沈んでおり、コントラスト感も高い。
これだけの画質ならBlu-rayとしても十分高画質な部類に入るでしょう。

音質はすこぶる良好。
前回はTrueHDのコア部640kbpsでの視聴だったが、
今回はリニアPCMにて視聴。
まぁそれ以前に環境が変わっていたりするので単純な比較は出来ないけど、
低音が大分響くようになった。
量感的なものはそれほど差は無いのだけど、
何と言うか、幅の広い低音と表現すれば良いだろうか。
部屋の隅々まで響く低音に感じられる。
また高音も良く出ており、伸びやキレ、広がりも十分感じさせてくれる。
中音域も厚みがあり、肉体と肉体がぶつかり合ったり、
剣や槍を盾で防ぐシーンなど、ガツッとパンチの効いた音が心地良い。
ただこの辺りは前回のコア部再生でも十分感じていた事なので、
ロスレスだから~とか関係無いかもしれない。
本当はTrueHDとリニアPCMを聞き比べしたかったのだが、
時間が無かったので次回に持ち越したいと思う(いつになるか分らないけどw)
サラウンド感もたっぷり味わえる。
怒号や飛び交う槍、弓矢など、
常に戦闘中は何かしらリアスピーカーから音が聞こえる。
それ以外の日常でも鷹だか鳶だか分らない鳥の鳴き声や風音など、
自然な音がささやかながらも入っており、
日常になって急に物寂しくなるような事も無い。

  




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2009.09.18 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 0-9

13ゴースト

今日のレンタルDVDは仕掛け満載のお化け屋敷
13ゴースト」(初見)
2001年 1:31 5.87Mb/s 448kbps(DD)
サラウンド感:★★★ 音質:★★

ホラーと言ってもSFに近い?
何でもアリの子供騙し。
ホーンテッドマンション」や「ジュマンジ」あたりを好む、
どちらかと言うと子供向けに近い(一部グロシーンあり)
ホラー好きにはとてもじゃないが、満足できないだろう。

とにかく子供騙しの展開。
ご都合主義のかたまり。
例えば、
”ゴーストを倒すには儀式を行い、満月じゃなきゃダメ。そして満月は今日だ!”
 (実際にそういったシーンはありません)
みたいな感じのノリで、何をするにもまず展開ありきなので、
完全に観客はストーリーから置いてけぼりを食う。
ぶっちゃけ、何でもアリの言ったもん(やったもん)勝ち。
また好き勝手行動する子供や、幽霊などを信じない親など、
見ていてイライラしてくる人もいるだろう。
ゴーストの演出やデザインなどは思いのほかマトモで、
怖さは抜きに、好感が持てる。
基本的には子供が喜びそうな、
コミカルでぬるま湯ホラーなのだが、一部グロいシーンがあるので完全には勧められない。
全体を通してB級臭さが漂うのもマイナス要因か。
もちろん怖さも子供向けレベル。

画質は悪い。
ホラー?の割には暗い室内シーンでも、
全体的に明るく見易いのは良いのだが、
ペグノイズが非常に多め。
フィルムの傷や汚れによるチラツキも時折目に付く。
明るいシーンよりむしろ暗いシーンの方が画質の粗さが気にならないかも。
発色はやや古臭い、垢抜けない色合いでチープさも感じられるが、
蒼白いゴーストなどはそこそこ雰囲気にマッチしている。

音質は微妙。
中~高の抜けの悪さや、明瞭さ不足が気になる。
音が引っ込み気味でくぐもった印象。
LFEは多少あるが、こちらもモッサリとした感じだ。
音質自体はそれほど悪くは無いのだが、
メリハリ感がなく、バランスも悪いので良く聞こえ難い。
サラウンド感はそれなり。
ゴーストが出る演出などで効果音がサラウンドされており、
グルグルと回り漂う、浮遊感がある面白サラウンド。
ただやはり音場が狭く、イマイチ臨場感に欠ける。

ホラーと言っても機械仕掛けのお化け屋敷。
子供やファミリー向けと言った感じで、
ホラー好きには子供騙しもいいとこ。
ただしグロいシーンが一部にあったり、
完全に子供にはお勧め出来ないのが残念。
恐怖感やストーリーどうこうと言ったものではなく、
「ホーンテッドマンション」や「ジュマンジ」あたりに感じる、
ワクワク・ドキドキ感を求める系。
ゴースト=幽霊だが、陰湿さやダークさではなく、
コミカルであっけらかんとしたキャラクター像。

  

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テーマ:ホラー - ジャンル:映画

2009.09.04 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 0-9

(BD)13日の金曜日

本日のBlu-rayはジェイソン世代にはたまらんw
13日の金曜日」 (初見)
2009年 1:37 30~35Mb/s(AVC) TrueHD
サラウンド感:★★★ 音質:★★★★(TrueHD 4.0~4.8Mbps) 画質:8

マイケル・ベイ×マーカス・ニスペルのゴールデンコンビによる、
スラッシャーホラーの金字塔「13日の金曜日」リメイク版。
ジェイソンやフレディで育った世代には堪らないwwww
ホッケーマスク姿が登場するだけで恐怖が沸いて出るのは、
やはりジェイソンの存在が恐怖の象徴なんでしょう。
小手先だけでは決して真似出来ない、絶対的な恐怖。
いやぁ~感動すら覚える自分がいますwww

リメイク版の13日の金曜日ですが、展開は王道。
従来のジェイソンのイメージを現代風にアレンジされているものの、
本質的な部分はそのまま。
シンプルかつストレートに恐怖を与えてくれます。
ちなみに今作のジェイソンは意外と頭脳派。
罠を仕掛けたり、おとりを使ったりと、過去に見られない新たな側面があります。
それでいてハンパなく容赦ないww
神出鬼没で動きにも非常に切れがあり、
全速力で追いかけてくる様は緊迫感たっぷり。
そして躊躇無く惨殺。
特典映像でも語られていますが、殺戮ハンター。
まさにその通りでしょうw
展開は王道的なので、先が読めるのはお決まりでしょうか。
誰に死亡フラグ立って、誰が生き残りそうなのか、読み易い親切設計。
全体的にテンポが非常によく、サクサクと人が死んでゆきますw
またジェイソンを象徴するテーマ曲「シッ、シッ、ハッ、ハッ」も一応ありますが、
それよりもジェイソンが追込みをかけている際に流れるBGMがインパクトあります。
不快にさせるような音調で心拍数が上がりそうなリズム。
ダークナイトとターミネーターの曲を足して2で割ったようなカンジ。

画質は良好。
暗部は引き締っており、コントラスト感も十分あります。
フィルムグレインは殆ど無いが、質感は十分に感じられ、
精細度・解像度感は新作ならでは。
たまに極端にフォーカスが甘くなるのは仕様なのか?
ちょっとそれが気になった。
正直、ホラー映画はあまり解像度を必要としないと思っていたが、
いやいや、そんなことは無い。
ジェイソンのマスクの質感やそこから覗く瞳など、
潰れる事無くハッキリ見えるからこそ恐怖する部分も非常に大きいと実感出来た。
また暗闇でも明暗がハッキリしているので、
何が見えて、何が見えてはダメなのか分り易く、恐怖を助長し易い。
とにかく画質については非常に満足のゆく仕上がりだ。

音質も良好。
細かい音まで聞こえ、音の質感もしっかりと伝わってくるし、
ガツンとくる部分では分厚い低音が鳴り響く。
小さい音でもビクビクし、嫌な音も生々しく、
BGMで恐怖心を煽り、ドッキリ音に驚かされる。
ホラー作品は音響が非常に重要な役割を果たしている事が良く分る。
TrueHDと言うことでやはり音圧は低めで、
ウチの環境では-7dbくらい視聴して丁度良いくらい。もう少し上げられるかも。
ただ突然の大音量が時たまあるので要注意。
特に冒頭一発目から雷鳴が鳴り響くので、
視聴開始時のボリューム設定には細心の注意を払った方が良いかも。
サラウンド感は控えめながら、包囲感は十分実感出来る。
大げさな移動音や効果音は無いものの、
些細な効果音やBGMなどリアスピーカーを使っており、
広がり、奥行きを感じさせる自然なサラウンドが好印象。
後方から足音とか聞えたりしたら、もう少し恐怖感を煽れた気もするが、
それでも十分包囲感はあるので不満は少ない。

30年経った現在にリメイクされて登場するジェイソン。
今でも色褪せる事無く、
存在するだけで恐怖する。
新たに作り直された割には新鮮味は薄く、
それでも王道的な展開には気品すら感じさせてくれる。
従来のジェイソンよりも頭脳派で機敏。
テンポ良く惨殺する様は容赦ない。
ただしジェイソンの存在が恐怖の全てであり、
それを受け入れられるかどうかが別れ道。
個人的には是非ともまたシリーズ化して欲しいと思わせるリメイク版でした。

    
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2009.08.29 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 0-9

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