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(BD)フューリー

本日のレンタルBlu-rayは
フューリー」(初見)
2014 2:15 21~28Mb/s(AVC) 2.1~2.8Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)

ガルパンに味をしめ、本場ハリウッドの戦車道ならぬ戦争映画を見たくなったw
なんでも「歴史的に最も重要な戦車」と言われる本物のティガー戦車を、
博物館から借りて撮影するなど、そのへんはさすがであるw

内容は第2次世界大戦末期、
歴戦の猛者が集まる戦車チームに配置された新兵ノーマン。
危険な前線任務を命じられ戦場の凄惨な現実を目の当たりにしていく。
たった一輌の戦車でドイツの大軍と戦った5人の男たちの姿を描く感動の戦争ドラマ。


新兵ノーマンが過酷な戦場を経験し成長するという分り易い物語で、
おおよそ「プライベート・ライアン」の戦車版といったところだろうか。
リーダー役のブラッド・ピットの推進力もあり、
ややヒロイック的なストーリー運び。
またチラチラと聖書の暗喩が見え隠れしており、
その辺も含めて、戦争映画としてどう捉えるか好みが分かれるところ。

肝心の戦車の戦闘シーンだが、
ガルパンを観た直後だと「あ、こんなもんか・・・」
さすがに戦車がドリフトかますガルパンに比べたら、
リアルに描けばそりゃ地味にもなるだろうw
バカスカ撃てば良いってものでもなく、
跳弾や貫通弾など一発一発に恐怖感を伴う。
一対一の背後の取り合いも思う様に車体が回らずもどかしいくらい。
ただ、やたらと赤や緑の鮮やかな曳光弾が飛び交うものだから、
ちょっとしたSF映画っぽく見えてしまったのは内緒の話w


画質は良好。
僅かにグレインの乗ったフィルムライクな画調。
解像度も高く、細部までしっかり描写されている。
彩度は低めでややブルーやグレイの支配色が強い。


音質も良好。
爆音ガルパンから比較すると、だいぶ大人しく感じるw
ただそれでも空間表現の広さ・深さともに、そこはハリウッド。
現実感を伴うような緊張感や空気感が音響からヒシヒシと感じられる。
砲撃や跳弾で巻き起こる空気の揺れ。
プリセットSEの使い回しだったガルパンとはまるで別物。
その辺は富士総合火力演習の動画を見れば察するでしょうw

本物のティガー戦車を使用した戦争映画。
殆ど戦車の事は詳しくないが、
戦闘機や戦艦と比べると、
マニアックだし、だいぶ地味な印象を拭えない。
そもそも素人考えでは弱点が多過ぎる兵器な気がする。
まぁガルパン並の機動力が戦車にあれば違ってくるだろうけどw
それは置いておいて、
本格的な戦車ムービーとしてはまずまず。
砲撃の凄みや、戦車乗りの役割分担など、
(ガルパン以外では)あまり見る事のない戦闘シーンが描かれており、
見応えは十分感じさせてくれるだろう。
ただ戦争映画としてみると及第点といったところ。

ちなみにガルパンの渕上舞が吹き替えで出演していますw
それと本編前の予告・作品紹介にガルパンが流れてワロタw


      



テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

2016.06.05 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 は

(BD)バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

本日のレンタルBlu-rayは
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(初見)
2014 2:00 33~38Mb/s(AVC) 4.1~4.8Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)

アカデミー賞で最多4冠(作品賞/監督賞/脚本賞/撮影賞)
ハリウッド内幕的な内容に合わせるかのようなキャスティングが話題に。
劇中でも触れているようにアメコミ映画を代表とする、
初代バットマン役マイケル・キートン、初代ハルク役のエドワート・ノートン、
スパイダーマン2代目ヒロイン役のエマ・ストーン。

内容は落ち目の俳優が過去のイメージ脱却の為に、
ブロードウェイの舞台で復活しようと、
現実と幻想のはざまで追い込まれるさまを描いたブラックコメディー。
ここでの”落ち目の俳優”とは主人公役のマイケル・キートンであり、
ティム・バートン版「バットマン」初代ブルース・ウェイン役を演じた時の人であり、
その本人が同じような主人公を演じるというブラックジョークであり、
すなわち”バードマン”とは”バットマン”を揶揄したものだ。


テーマとしては人間のエゴとか、
大衆娯楽と芸術性の葛藤とかそんなん。
ハリウッド界隈、ショウビズ界隈の内輪あるあるネタで、
業界関係者の共感を得そうな、如何にも映画通が好みそうな内容。

そして映像と音響にも拘りが。
まるで全編ワンカットで撮影されたかのような長回し映像。
TPS、肩越しのからの視点(三人称視点)で撮られた様な映像だ。
POV撮影(FPS)の手法がホラー映画で話題になったが、
本作もそれと似たような印象を受ける。
視野の狭さもあるが、やはり映像の揺れ。
立ち止まったシーンでも揺れ動くので、画面酔いまではしなくとも、
落ち着き感の無い不安定な映像がそのまま主人公の心情とも被る。

もう一つが不気味に煽り立てるジャズドラムやストリングス。
かなり前衛的?実験的?な劇伴になっている。


画質は良好。
解像度感も然ることながら、
TPSの狭さと被写界深度の浅さも伴ってフォーカス感が凄い。
顔のシワや壁のシミまで数えられそうな勢い。
発色はナチュラルで色数も豊富。
やや陰影を強めたハイコントラストな画作りだが、
観辛さよりも視野の狭さ・揺れの方が気になるかも。
ちなみに「ゴースト・プロトコル」同様の字幕が黄色表示


音質はすこぶる良好。
音量は-8db、シネマDSPはスタンダードを選択。
サラウンド感はまるでTPSゲームさながら。
登場人物を追いかけるように音も追いかけてくるので、
画面に映っていない思わぬ方向から音が飛び出してくるので、
サラウンドジャンキーな方々の満足感はかなり高そうだw
前後左右への移動もシームレスで、気持ちが良いほど音が綺麗に繋がる。
劇伴のジャズドラムのキレやTPSの繋がり感、
遠方から届く環境音など、音響の聴き応えは十分あり。

初代「バットマン」役で知られるマイケル・キートンによる、
セルフブラックジョーク。
ハリウッド界隈、ショウビズ界隈の内輪あるあるネタを含めつつ、
今の大衆エンタメに対する自虐的な皮肉った内容。
またワンカット長回し映像や前衛的な劇伴など、
如何にも映画通が好みそうな作風であり、
観る側への理解力を求める作品。
サブタイトルの”無知”とは、
本作の魅力や凄さを理解出来ない・映画を知らないに他ならない、
挑戦的な作品・・・なのかもしれない。


      



テーマ:アカデミー賞 - ジャンル:映画

2016.03.13 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 は

(BD)ピクセル

本日のレンタルBlu-rayは
ピクセル(初見)
2015年 1:45 20~26Mb/s(AVC) 2.1~3.2Mbps(DTS-HD MasterAudio 5.1ch)

「パックマン」「ギャラガ」「ディグダグ」「ドンキーコング」「スペースインベーダー」など、
日本の名作ゲームのキャラクターたちをフィーチャーしたSFアドベンチャー。
まさにピコピコ世代を直撃!

内容はNASAが宇宙に向けて発信した友好のメッセージを、
宇宙人が受信したものの、彼らは人類からの宣戦布告だと勘違いして、
テレビゲームに出てくるキャラクターに姿を変えて地球を侵攻し始める…。

うん、世代が違うからサッパリつまらんw


アダム・サンドラー扮する冴えないオタクが、
得意なゲーム技を駆使して世界の危機を救う有り勝ちな展開。
懐メロやらレトロキャラなど元ネタの分らんパロディネタが多々あり、
こうも世代が合わないと楽しめないのか…。

またコミカルなギャグコメディのノリなので、
ピクセルインベーダーと米軍のガチンコ対決なんてシーンは一切無く、
あくまでルールに則ったゲーム対決。
かなり頭を柔軟にし、かつピコピコ世代でないと楽しめない。
今時こんなガバガバ設定、
ワゴン行きまっしぐらのクソゲー認定だよw
コメディやるんだったら、もっと本気でやらなきゃオタクは楽しめない。
そもそも82年に拘る割りに、
それ以降に出たゲームネタもちらほらと・・・(テトリスとか)


画質はすこぶる良好。
明るく色鮮やかなデジタルHD画質。
輪郭もシャープで高精細感度たっぷり。
如何にも3D映えしそうなネオン色のCGが目立つ。


音質もすこぶる良好。
どうやらセルBDはドルビーアトモス収録らしいが、
レンタル版はDTS-HD Master Audio 5.1。
音量は-8db、シネマDSPはサイファイを選択。
前後左右に大きく移動する広い音場空間は立派で、
ゲームさながらの臨場感溢れるサラウンド。
明らかに天井SPを意識させるようなシーンもあったが、
ウチの環境では天井から降り注ぐような音場は味わえず残念...。

80年代ゲームキャラが地球侵略でピコピコ世代直撃。
懐メロやレトロゲームなど、パロディネタも世代限定。
昔オタクに憧れ、オタクになり切れなかったおじさん世代向け。
世代から外れると中途半端なコメディにノリ切れない。
あえて言うなら、
「ゴーストバスターズ」を最新VFX(ピクセル)に置き換えた感じだろうか。
これでピンときたらお勧めかもしれない。

個人的にはピクセル(ドット)じゃなくポリゴン世代なので、
次回作があるなら是非ポリゴンネタくださいw


    



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2016.02.23 | Comments(4) | Trackback(0) | 映画 は

(BD)ポンペイ

本日のレンタルBlu-rayは
ポンペイ」(初見)
2014年 1:45 24~35Mb/s(AVC) 3.4~5.1Mbps(DTS-HD MasterAudio 5.1ch)

ディザスタームービー in 古代剣闘士。
公開時にCMでちょろっと見た記憶があるけど、その後話題はぱったり・・・
Blu-ray発売(レンタル開始)になっても評判すら挙がってこない。
どこかで映像と音響が凄い、みたいな記事も目にしたものの、食指が動かなかった。
で、良く見たら、
『バイオハザード』シリーズなどのヒットメーカー、ポール・W・S・アンダーソン監督。
ん?なんでこれで話題にならないんだろう・・・・
視聴して納得。
こりゃダメだw


内容は西暦79年。
ローマ帝国が誇る都市・ポンペイを襲った火山の大噴火という大自然の猛威と、
それに翻弄されながらも真実の愛に生きようとする男女の姿を描く。
要約すると、
劣化版グラディエーター + ディザスターパニック on 3D
ただし、どっちつかずの半端な出来。


ヴェスヴィオ火山噴火により、一夜にして消滅した古代都市ポンペイ。
ローマ帝国の支配を受け、身分や権力に抗いつつも、
運命に翻弄されるポンペイの人々の過酷な物語。
・・・なんだけど、
剣闘士同士の友情はどうみても劣化グラディエーターだし、
貴族と奴隷の恋仲はロミジュリ。
何処かで見覚えのある展開を組み合わせただけで、
「トロイ」や「グラディエーター」系のスペクタクル超大作を期待すると完全に肩透かし。

一方、大噴火ディザスタームービーも予告編がほぼ全て。
確かに迫力ある映像ではあるのだけれど、
この手のVFX映像に見慣れたせいか、鬼気と迫るような感じもなく。
というか、完全に剣闘士の色恋が邪魔してる。
もう少し一般市民の日常とパニックも描かないと恐怖や絶望を感じ難いんだよなぁ。


画質は良好・・・なのだが、
やたら人物と背景が浮いて見える。
構図も縦方向ばかりの狭苦しい映像が多いし、
VFXも浮いて見える・・・
あっ、これ、3D映画だ!
そういえば確かに3Dを意識した構図や配置になっているし、
噴石とか飛び出して見えそう。
・・・・・でも2Dで見ると違和感ありありなんだよなぁ。

音質はぶっ飛んだ!AVアンプが!
物語りもいよいよクライマックス!
轟音と共にヴェスヴィオ火山の噴火がっ!
って瞬間にアンプの電源落ちた
一瞬なにが起こったのか分からなかった。
そういった演出なのか?画面が真っ暗になるくらい凄い噴火って事?
んなわけあるかいっ!
AVアンプの電源が落ちただけですわい!
で、気を取り直して視聴再開・・・も再びAVアンプの電源落ちたー!なんでやー?!
必ず噴火の瞬間に落ちますw
幾らミドルクラスとはいえアンプが落ちてしまう、
それほど凄まじい音響なんでしょう!
-7dbで視聴していたので、
-12dbくらいまで音量下げてようやく落ちなくなりました・・・
いやぁ~、A2040に替えて幾つかBDを見てきましたが、
初めてですよ・・・
LX83時代にも1~2度経験していますけど。


ディザスタームービー in 古代剣闘士。
その実は、
劣化版グラディエーター
  + 予告編がクライマックスのディザスターパニック
    on 3D
何処かで見覚えのなるような安易な展開で、
スペクタクル超大作のような重みは一切無く、
噴火ディザスターも3Dであっての真価。
諸々を期待すると肩透かし必須だが、
割りと短い上映時間に、
グラディエーター、身分違いのラブロマンス、ディザスターシーン。
これだけの要素をシンプルにテンポ良くまとめいるので、
ぶっちゃけ、すっごくチープだけど、ポップコーンムービーなら十分ありかも。

しっかし、完全に3Dありきの作品なのは間違いないのに、
3Dレンタルどころか、
3Dセルすら無いとはどういう了見してんの?バカなの?しぬの?

    
                    ↑北米Import版は3Dあり、最高峰の3Dらしい



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2015.12.21 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 は

(BD)プリズナーズ

本日のレンタルBlu-rayは
プリズナーズ」(初見)
2013年 2:33 26~40Mb/s(AVC) 2.1~2.6Mbps(DTS-HD MasterAudio 5.1ch)

朝晩はめっきり冷え込み木々が色づき本格的な秋の到来を感じるこの季節。
秋の夜長にミステリー映画を堪能する。
なんとも乙な趣味ですこと、オホホホw
ってなわけで、ミステリー企画の1本目。

内容は家族と過ごす感謝祭の日、平穏な田舎町で幼い少女が失踪する。
手掛かりは微々たるもので、警察の捜査は難航。
そんな中、父親(ヒュー・ジャックマン)は、
証拠不十分で釈放された容疑者が犯人だと確信し、
自らの手で口を割らせようとする。
最愛の娘を取り戻す為、法とモラルの一線を踏み越えていくクライムサスペンス。
"果たしてこれがあなただったらどうするだろうか?"


なかなかヘビーで見応えのあるサスペンスでした。
2時間半以上もの長丁場にも関わらず、一瞬の気の緩む隙はない。
全編を通して色彩感の乏しいクール色な映像、
降りしきる雨や不安を掻き立てる劇伴などダークな雰囲気抜群。
テーマも復讐劇ではなく我が子を救いたいが為に、
警察はシロと断定した容疑者と思わしき人物に対し、
どこまで信念と覚悟を貫けるのか。
父親として、人として、自分はどこまで出来るだろうか。
と、考えさせられるものなので、
子を持つ親だったら更に没頭出来るのではなかろうか。


さて、肝心のミステリー要素だが、
上手く点在させたヒントを少しづつ手繰り寄せ、
一見無縁に思えた要素も上手く伏線として繋がり、
二転三転しつつ真相に近づいて行く盤石な作り。
やっぱりミステリーって、この点と点が線になった瞬間の、
パズルのピースが綺麗にハマっていく感覚、
"ひらめきアハ体験"を味わう為に見るようなものなんだよねー。
ただミステリー要素よりもサスペンスやスリラーの方が色濃いかも。
特にキリスト関連のアイテムや登場人物など、
そういった方面での深読みが出来る作りかも。
(知らなくても問題ないけど、知っているとより楽しめる?)

画質は良好。
グレーな色調の中でも色味はしっかり残っており、
色ノリのよいスッキリとした画調。
暗がりのシーンが多いのだが、
黒がしっかり引き締まっているので見難さは感じず。


音質も良好。
ドラマメインの作品なので派手な音は無いものの、
重要な場面で降る雨に息苦しさを感じさせたり、
細かい環境音も立体的に配置されている。
音数はむしろ少ない部類だが、
無音と効果音・劇伴の抑揚がより緊迫感を高める。

失踪した我が子の為に一体何が出来るだろうか。
気の緩む隙もない緊張感と、
人として、父としての葛藤と覚悟。
綿密に練られた筋運びと、心地良い伏線回収。
感情と脳を揺さぶる極上ミステリーサスペンス。
決して大きな驚きがある訳ではないが、
重く圧し掛かる問い掛けに考えずにはいられない。
一度観ても損は無いだろう。


      



テーマ:サスペンス・ミステリー - ジャンル:映画

2015.10.30 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 は

フローズン

今日のレンタルDVDは
フローズン」(初見)
2010年 1:34 5.60Mb/s 448Kbps(ドルビーデジタル 5.1ch)

ちょっと遅くなったけど、きもだめし大会、2本目。
スキー場のリフトの上に置き去りにされてしまった若者たちの、
身も心も凍る恐怖を描くシチュエーション・スリラー。
「オープン・ウォーター」、「[リミット]」、「ブラック・ウォーター」、「127時間」と同じ系統。

内容は営業終了間際に無理やり乗ったリフトが途中で止められて宙吊り。
次の営業再開は1週間後。
助けを求める叫びも届かず、食料も無く、氷点下20度の極寒の中、
3人は空中15mの高さに置き去りに・・・・
さぁどうする?!


ごく日常的な状況での起こりえそうなシチュエーションなので、
割りと取っ付き易い舞台設定に、
つい”もしも自分だったら!?”と考えをめぐらせてしまう。
たぶんそういった楽しみ方が正解なのだろう。
劇中の若者3人のとった行動は結果的に最良ではなかったものの、
あのパニックな状況下の判断はあんなものなのかもしれない。
また1人の起こした行動で、
残りの二人が究極の選択を迫られるといった展開は良かったので、
そこに大きな不満は無いものの、
危機感があまり感じられないのが残念。


ただでさえリフトが舞台なので展開が限られてる中、
大して面白くも無い会話をダラダラと中だるみ。
恐怖を紛らわす為の他愛の無い会話かもしれないが、
チャラい若者の失恋話だの飼い犬の話だのに全く興味が沸かず、
緊張感や恐怖感が薄まってしまう。
センスある会話ならまだしも、
もう少し脱出方法や状況把握に徹するなり、
痴話喧嘩をヒートアップさせるなり、間を持たせず画面に釘付けにさせて欲しかった。

画質はそれなり。
リフトの上が舞台とあってあまり画が動かないので、
ノイズ感も少なく、それなりに綺麗に見える。
宙吊りを色んなアングルからグルグル撮影するのは面白かったけど、
映像によっては粗くなったりと撮影カメラの種類が違うのだろうか。


音質もそれなり。
やたら低音が強調された強ピラミッドバランス。
会話中心の物語だが、
自然の中の環境音などそこそこサラウンドされており包囲感は十分。
ただ痛々しい効果音なども強調されており、
耳障りな不快音が目立つ印象。

もうスキー場には行けない!?
叫び声も凍りつく、体験型シチュエーション・スリラー。
ごく日常的な状況での起こりえそうなシチュエーションに、
”もしも自分だったら!?”と考えてしまう。
ただその考えは平穏無事な場所に居るからこそ思い付くのであって、
それをそのまま劇中へのツッコミ入れるのはフェアじゃない。
大抵そういうヤツに限って最初の1人目と同じ末路なんだよな~w
さておき、
日常的なシチュエーションを活かしたアイディアは良いものの、
かえって狭い舞台がテンポを悪くさせ、中弛みさせてしまう諸刃の剣。
若者3人がとった行動は理解出来るも、
もう少し危機感・緊張感を持たせて欲しかった。

     



テーマ:ホラー - ジャンル:映画

2015.08.26 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 は

(BD)フライト・ゲーム

本日のレンタルBlu-rayは
フライト・ゲーム」(初見)
2014年 1:47 34~38Mb/s(AVC) 2.0~2.6Mbps(DTS-HD MasterAudio 5.1ch)

ジャウマ・コレット=セラ監督とリーアム・ニーソンのコンビ再び。
アンノウン」で魅せたミステリー仕立てのサスペンスアクションを、
今度は遥か上空の密室で巻き起こす。
ふーむ、これだけでレンタル動機は十分。

内容は航空保安官のビル(とリーアム・ニーソン)は、
警備のために乗り込んだ旅客機の中で匿名の脅迫メールを受け取る。
1億5,000万ドルを指定口座に入金しなければ、
20分おきに機内の人間を1人ずつ殺害する...。


犯人は乗客の中に潜んでいる、
そこは逃げ場の無い遥か上空の密室、
20分おきのタイムリミット、
現代的アイテム、スマートフォンでのメールの遣り取り。
サスペンスアクションとして申し分の無い材料が揃っており、
手堅くそこそこ楽しめるも、
よくある量産型サスペンスアクションの域止まりなので、過度の期待は禁物。


相変わらずの完全無欠のリーアム兄さんだが、
冒頭アルコールを煽るなど「アンノウン」同様に主人公すらも疑いの対象。
特に最初に被害者の掴みはバッチリだった。
が、それ以降は既定路線。
意外性のある人物が相場と決まっているし、
結論から言ってしまえば後出しジャンケンなので、
動機や説得力は薄く、犯人捜しはやるだけ無駄。
そこばかりに気を取られ過ぎずに、
リーアム兄さんの一直線なアクションを素直に楽しむべきかも。

画質は良好。
柔らかい質感のフィルムライクな映像。
色温度の高い青緑系の画調だが、
人肌もしっかり色味が残っている。
解像度感は最新BDとしてはそれなり。


音質も良好。
DTSらしいやや硬質でキレのあるワイドレンジな音響。
機内の密室感や混乱が良く伝わってくる。
乗客の位置関係など、ストーリーよりも緊張感が味わえるかも。
離陸と着陸のシーンが派手めな音に鳴るのでボリューム注意。

リーアム・ニーソン主演による、
上空密室型のノンストップサスペンスアクションムービー。
大よそ想像に違わないハラハラ感とアクションが用意されており、
暇つぶしの一本には持ってこいのお手軽リーアム兄さんムービー。
ただし、
「犯人正解率3%」の煽りは期待せずに。
犯人捜しの説得力は薄く、後出しジャンケンなので、
引っ張りに引っ張って、結局は意外性があれば誰が犯人でも良かったオチ。


     



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2015.08.19 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 は

ビューティフル・マインド

今日のレンタルDVDは
ビューティフル・マインド」(初見)
2001年 2:14 6.55Mb/s 384Kbps(ドルビーデジタル 5.1ch)

[前置き]
個人的なストレス発散法というか、心を豊かに?する方法というか、
”感情の振れ幅”を意識しています。
特に”泣く””恐怖”についてはそうそう普段の生活ではあまり無いので、
映画やアニメ・ゲームなどに求めていたりします。
ホラー映画好きなのもそれが理由だったり。
ただ”感動”する映画は数多くあっても、
”泣く”ことが出来る映画ってのはあまり知らない。
それにたま~に無性に泣きたくなる時ってあるじゃない?
別に辛い事があった訳でもないけど気分をリフレッシュさせる意味で。
そういう時に「泣ける映画」があったらな~と。
まぁそんな感じ。



第1回 春の感涙祭、1本目。
観た事のある作品・極端に古い作品は除外したら、選ぶ余地が無かったw
うち2本がロン・ハワードxラッセル・クロウという偏りっぷりw
まだもう1本は観ていないのですが、先に断言しておきます。
ラッセル・クロウでは絶対泣けませんw
まさに映画人って感じの俳優ですけど、
一癖も二癖もある役柄が多く、感情が読みきれず、
どこか気を抜けない印象が強くあり、
とてもじゃないけど感情移入なんて出来ませんw
むしろラッセル・クロウが出てると、
”映画を観ている”感を強く感じてしまう。(もちろん良い意味で)
あえて言うなら映画的な人間味溢れる演技というか。


内容は時代は冷戦下のアメリカ。
研究に打ち込むあまり、自分の魂のありかさえわからなくなっていく1人の天才数学者。
精神が極限状態に追い込まれ、壊れそうになる自分と闘いながらいつも探していた・・・。
実在した天才数学者ジョン・ナッシュの、
絶望と奇跡の半生を描いた感動のヒューマンドラマ。

他人とは違う。
周囲から理解されないのは、自分が特別だからだ。
授業に出て教科書を丸暗記することに何の意味がある。
自分だけにしか出来ない仕事がきっとあるはずだ。
このなんら変哲もない雑誌の文字の中に暗号が隠されている!
それを解けるのは世界中で自分だけ。
これは国家の機密に関する事だから誰にも言ってはならない。
トップシークレットや。
普段は大学で教鞭に立ち、裏では政府(ビッグブラザー)のスパイ活動。
家族が心配している、いつか言える時がきたら話そう。
ヤヴァい!ソ連の諜報員にバレた!
自分は国家の重要人物だ、命を狙われる!
ここまで追っ手がやってきた!
何・・・だと・・・? 信じて・・・いたのに・・・
・・・・・・親友だと思っていたのに、この裏切りものがぁあああああ!

って、これ中二病をこじらせた痛いヤツやんっ!



”天才”と”変人”は紙一重。
凡人とは物事の捉え方が違う。
そのため周囲と軋轢が生じたり、他人から理解されなかったり。
ただ生まれながらの天才など存在する筈もなく、
後天的な生活・環境の中での変化によって
”結果的に独創的な何かを生み出す事に成功した者”
の事を人は大よそ天才と呼ぶ。
・では何も成功しなかった者は変人?!
・再び生活・環境の変化によって凡人になる事もあるのだろうか?!
まぁ凡人の私がどう解釈しようとも、
天才の考えを理解する事は不可能なんですけどねw
要するに”天才”と”中二病”は紙一重?
いやいや全然違いますけどw
そう思ってしまったからには感動どころじゃありませんでした。


画質は年代相応のDVD画質。
程よいグレインのあるフィルムライクな映像。
色温度や彩度の低い、ややくすんだ印象だが、
こういった如何にもフィルム撮影された作品にこそX70Rの良さが活きる。
Kodakフィルムの特性を再現させるフィルムモード。
更にフィルムライクな色再現を実現するXenonモード。
いつも観ている最新作はDCI準拠のシネマモードや、
THXモードの方が相性良いので、殆どフィルムモードを使っていなかった。
まぁそこそこの雰囲気が出せてるんじゃないかなぁと。

 ↑マウスアウト:DLA-X70R フィルムモード / オンマウス:HC3800
  ↓マウスアウト:DLA-X70R シネマモード / オンマウス:DLA-X70R フィルムモード


フィルムモードだと若干ハイキー気味だけど、それが映画館っぽい?
HC3800は原色が良く出ているけど、その反面、中間色がやや苦手?


 ↑マウスアウト:DLA-X70R フィルムモード / オンマウス:HC3800
  ↓マウスアウト:DLA-X70R シネマモード / オンマウス:DLA-X70R フィルムモード


HC3800はピンクっぽい色かぶりが激しいが、
元々のホワイトバランスがそうなっているのでより強く出てしまっている。
X70Rのフィルムモードは劇場フィルムのようなCMY減法混色を再現しているので、
ホワイトバランスがキチンと適正に見える。

音質はあまりよろしくない。
とにかく音圧がかなり低くいので、それなりに音量を上げてやる必要がある。
フロント主体の音場なのでサラウンドは控えめ。
ノイズ感は少ないが、音量を上げているせいか頭打ち感に聞こえた。


ゲーム理論の発明者としてノーベル経済学賞に輝いた天才数学者才ジョン・ナッシュ。
その裏で統合失調症に苦しむ彼の半生を通じて、
病気に対する理解を求めた伝記ヒューマンドラマ。
ただし中二病をこじらせた痛いヤツに見えてしまうかもw


    



テーマ:★おすすめ映画★ - ジャンル:映画

2015.04.28 | Comments(4) | Trackback(0) | 映画 は

(BD)バーレスク

本日のレンタルBlu-rayは
バーレスク(初見)
2010年 2:00 20~28Mb/s(AVC) 3.2~4.6Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)

第1回 秋の音楽映画祭、4本目。
どんな内容なのか良く知らないけど、よく目にするタイトルだったので。
いちおうミュージカル作品なのかな?
でもまぁ劇中劇みたいな感じだし普通に見れたw
あの唐突に意味無く歌い踊りだすミュージカルが苦手なだけなのでね・・・。

内容は歌手を夢見るヒロインがロサンゼルスのクラブで働き始め、
次第にその才能を開花させていくサクセス・ストーリー。
たぐいまれな歌唱力と傑出したダンスの才能を花開かせ、
一躍人気者となり、クラブは盛況を極める。
そりゃそーですわ、
だってクリスティーナ・アギレラですもんw
有り勝ちなサスセスストーリーはお飾りで、
アギレラの、アギレラによる、アギレラのためのバーレスク。
それ以上でもそれ以下でもないw


とは言ってもアギレラを殆ど知らなかった私でしたが、
いやいやパワフルな歌声に圧倒されました。
先日の「カントリー・ストロング」でグウィネス・パルトローが、
カントリー女王としてプロ顔負けの熱唱とか思ってたけど、
いやいやいや、これがプロか!
次元が違うわw
素人耳でも嫌というほど違いが分かっちゃう。
まさに田舎町から都会へ出てきたシンデレラストーリーを見事に体現した、
何とも説得力のある作品。
最近アニメで流行の俺TUEEEEE!じゃないが、
アギレラUMEEEEEE!状態w


画質はまずまず。
ややマイルドな質感のグレインのフィルムライクな映像。
全体的にボンヤリとした光源が当たったような画作りで、
解像度感はそれなりにあるも、かなりソフトな画調。
色温度は低めで、薄暗いクラブ内やライティング照明など、
やや薄暗くオレンジ系の色が強めに出ているも、色数自体は割りと豊富。
全体的にシャープさがもう少し欲しい気がした。

音質はすこぶる良好。
かなり強烈なインパクトのある音響。
特にバスドラやフロアタムなどの低音群が凄い。
どすどすお腹に響くのに、それでいて重苦しくないリズムを刻む。
ラストでぐるりと回る楽器のサラウンドで、
フロントとリアの音が全く同じ音色・音圧で聴こえ、
初めて統一スピーカーの有り難味を感じたかもw
音楽だけでなく他の環境音なども密度感が高く、
店内の臨場感などなかなか。
「カントリー・ストロング」でライブソフト並と称しましたけど、
こちらはハイレゾBlu-ray Audio並かもw

アギレラの、アギレラによる、アギレラのためのバーレスク。
田舎娘が舞台に憧れるサクセス・シンデレラストーリーだが、
王道といえば聞こえは良いが、
どこもかしこも類型的で新鮮味や驚きは皆無。
それでもショービジネスの世界やステージの歌とダンスなど、
知ってる歌など皆無でもそのパワフルな迫力に圧倒される。
正直、アギレラとか良く分からんけど、何か凄かったw


     



テーマ:映画音楽 - ジャンル:映画

2014.10.19 | Comments(6) | Trackback(0) | 映画 は

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