アリス・クリードの失踪

今日のレンタルDVDは完全犯罪は無いって言うけど・・・
アリス・クリードの失踪」(初見)
2009年 1:41 7.19Mb/s 448kbps(DD 5.1ch)

はい、4つめ。
ホラーと思っていたけど(監督・脚本がディセント2の人だったので)
クライム・サスペンスだった。
まぁ予想の範疇内。
[リミット]」とか「unknown アンノウン」とか、そっち系。
内容は期待を裏切る展開だけど、
感想としては裏切らない出来だったので一安心、ふぅ~。

内容はある誘拐事件の犯人たちとその被害者が繰り広げる密室劇。
登場人物はたったの3人。
犯人二人、誘拐された女一人。
必要最小限でほぼ完璧なストーリーテリング。
俗にいう脚本勝ちの作品だ。
サスペンスとして理不尽な事柄に対しての、
「何故?どうして?」をフェアに提示してくれる。
 (矛盾や無駄が無い)
ただあまり語るとネタバレになってしまうので、
出来れば予告トレーラーなども観ずに挑んだ方がより楽しめるだろう。
アリス・クリードの失踪

っとは言っても味気ないレビューになってしまうのもあれなんで、
少しだけ。
冒頭、一切無言のまま誘拐シーンを手際良く見せてくれるのだが、
これが非常にセンスが良い。
ほどよい緊張感とこれから起こるだろう出来事への不安感など、
絶妙なカット割りで手際よく魅せ、
この映画がどういった物なのかをクールに描いてくれる。
それがまたその後の展開とも巧く作用しているから尚更だ。
気付いた時には三角関係も、微妙なほつれを突いた力関係・心理の変化など、
特殊な状況だからこその意外な展開が味わえる。

ただし、
褒めてはみるものの、
あまりに上品にまとめ過ぎてしまっているため、
ガツンとくる物は薄い。
もう少しケレン味ある衝撃があっても良かったのかも。
例えるなら、
”あまりに鮮やか過ぎる手品を見せられて、
 何が起こったのか、何が凄いのか良く分からなかった状況”

そんな印象かもしれないw

画質はそれなり。
この手の作風に有り勝ちな彩度の低い、やや黄味がかった色調。
やや薄暗く解像度感も足りないものの、
グレインは殆ど無くスッキリ観やすい。
アリス・クリードの失踪

音質は物足りない。
これといったでしゃばった音響ではなく、
冒頭シークエンス同様、会話という会話すら少ない。
かといってBGMも大人しめで、無音状態になり勝ちかも。
サラウンド感も物足りない。
どちらかというと疑似サラウンドさせたような、
曖昧な定位感を伴った包囲感。
左右なのか後方なのかイマイチ判別付きにくい音があったりと、
ウチの音の繋がりが悪いとかそんなんじゃなくて、
たぶん元からそんな感じなのだろうと思う。
それだったら某兄弟監督のようにBGMを一切廃止して、
効果音とセリフだけで間を繋いだ方が逆に緊張感が出た気がするのだが。
脚本にかまけてそこまで気が回らなかったか。

登場人物はたったの3人。
舞台はほぼ監禁部屋のみ。
言葉数少なく、淡々とも特殊な状況下で刻々と関係性が変化する様は絶妙。
結果的にはインパクトに欠ける印象は拭えないものの、
フェアなストーリー運びは観ていて飽きさせない。
特にラストでタイトルの意味を知る事になり、なるほど、と。
でもちょっと喰い足りないかな~。

    
                     ↑微妙にネタバレ注意・面白さを削ぐかも?



テーマ:サスペンス映画 - ジャンル:映画

2012.04.17 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ

コメント

コメントの投稿


秘密にする

«  | HOME |  »

FC2Ad

FC2カウンター

ブログ内検索

カテゴリー

rank

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ 人気ブログランキングへ
ブログランキング

プロフィール

nor

Author:nor
-試聴環境-
LVP-HC3800
DLA-X70R
OS ピュアマット 80inch
CD6002/Applause
PM8004/Studio
BDP-LX71
DMR-BWT660
RX-A2040
-5.1.4ch構成-
B&W CM8 + B&W CMC
+FOSTEX CW250A
IMAGE11/KAI + IMAGE12

月別アーカイブ

DMM

DMM.com DVD通販