コンセントベース:導入記
前回からの続き。
さっそく届いたコンセントベースを取り付けようと思ったのですが、
上手く取り付けられず。
どうもパネル壁はさみ金具のツメ部分が突っかかり、
キチンと壁とサンドイッチ出来ない。
よくよく見ると、コンセントベースのネジ穴と内枠の間隔が広過ぎるのが原因のようで。
しかも片側はほんのネジ山一つ分くらいのズレなのに対し、
もう一方は1.5mm強のズレてる。
ちなみにこのまま取り付けてしまうと一方はネジが斜めに差し込む形になり、
もう一方は確実にツメ部分まるまる浮いた状態になってしまう。
う~む、どうしたものか。
返品も考えましたが、
個人売買ですし、手作業製作の為、多少の誤差はしょうがないですね。
とりあえず内枠の余分な部分を自分で削る事に。
大した道具も用意していなかったので、
カッターナイフと紙やすりで地道に削り作業。
ブナは割と柔らかいのですが、ブビンガが硬くて硬くて参った。
これでかれこれ3時間も要してしまいました。
改めてこれを製作したボンさんには感服しましたよ、マジ良く作れるなぁと。
やや内枠がいびつな形になってしまいましたが、
どうにかはさみ金具が根元まで通るようになり、これで壁に密着出来るようになります。
っというか、勝手に削ちゃって良かったのかな?
これで音質に影響あるとか言われたらどうしよう・・・。
塗装も内枠だけですが、削り落としてしまってますし何らかの影響ありそうな気もしないでもない。
でもって取り付け完了。
おぉ~、なんかカッコ凄そうw
ちなみに壁コンはAETのDCT-318。
ホスピスグレードにクライオ処理(-196℃/20h)したヤツです。
ステンレスプレート付き。
右側に汚く写っているのはグラスウールの吸音ボードです。
ガラスクロスが白だったので、黒く塗ろうとして失敗(塗料を弾いてしまう)
普段はスダレで隠れていますけどねw
設置完了、さっそく聴きこんでみよう!
・・・っと思ったのだが、先の3時間労働が堪えたのか、
クタクタの体力でその違いを聴き取れる訳もなく・・・
っというか、交換直前に徹底的に聴きこんでいたんですよ、じつは。
交換前の音を覚えておこうと。
でも間に3時間も空いてしまい、しかも体力まで使ってしまった。
うん、前の音なんてサッパリ記憶から消え去りましたw
他にも直前にMCACCで残響特性を測定してたんですが、
これまたバタバタ作業してしまったお陰で、
設定ポイントが微妙にズレてしまって、これでは正確性に欠けると判断。
う~ん、何だか凄い勢いで出鼻を挫かれた感。
まぁそんな堅苦しく分析的な判断をしなくても、
ゆっくりじっくりと普段の流れで違いを聞き分けられたら良いかな。
うわっ、また引っ張るのかよ~とか思わないでね☆

テーマ:AV機器のセッティング - ジャンル:映画
2012.03.22 | Comments(0) | Trackback(0) | AV機器関連 検証
