スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



--.--.-- | スポンサー広告

SC-LX83導入記:その5 フェイズコントロール

年末年始にかけてLX83ネタを書こうと思っていたけど、
どうも気がノらず?、いや考えがまとまらずに書きかけの記事が幾つか放置状態。
よって今後このネタはもしかすると時系列がバラバラになるかもしれない。
(例えば解決後を先に記事にして、その後に問題を提示したり)
まぁその辺は各自で補完してくれw

今回は割りと実用的?なネタ。
まず簡単にフェイズコントロールとはなんぞや?の説明を。

5.1chなどのマルチチャンネル収録の際に、0.1chを担当するサブウーファー。
そのLFE信号の位相ズレを修正する機能がフェイズコントロール。
元々DVDの頃からパイオニアが独自に提唱し続けた問題らしく、
本来はソフト側で位相ズレを解消してLFE信号を収録していれば全く問題ない。
唯一、手元にあるソフトで「ハウルの動く城」にフェイズコントロールマークが付いているw
783.jpg

そう、問題はソフトによってまちまちである点だ。
そもそもLFE信号の遅れが生じるのは、
ローパスフィルタ(LPF:高い周波数を減衰させ、低い周波数の信号を取り出すフィルタ回路)
を通してLFE信号を生成する際に群遅延が発生するらしい。
主にDVD-AudioやSACDのマルチチャンネル収録ソフトや、
ライブ等のDVDやBDなどの音楽ものソフトに対する問題。
映画ソフトは効果音など後から収録・編集している物が殆どなので、
基本的にこの問題は生じない。
 (元々モノラル・ステレオで作られた古い作品や一部の邦画・アニメなどで、
  LPFを使い音声を5.1chなどにリマスターしている場合はこの限りではないらしい)
なので問題のあるソフトと問題の無いソフトが混在した状態。

ちなみに位相の合った状態では、
低音のモヤモヤ感が無くなり、ドラムなどの楽器がぐんぐんと前へ飛び出し、
スピード感やキレなどが一変するらしい。
パッと聞きでも低音の量感が明らかに違うので直ぐ分かるだろう。

さて、低域位相のズレがどんなものか分かって頂けただろうか。
フェイズコントロールは位相のズレを修正すると言う機能だ。
LX83ではこれを自動で計測して修正してくれている。
大変親切なのは有難いのだが、手動で弄れないのは何故?!
後発のLX55ではフェイズコントロールプラスに改め、手動で弄れるようになったらしい。
自動でやってくれてるんなら良いんじゃない?と思うかもしれないが、
実は先述した通り、ソフトによってまちまちなので、
位相の合ったソフトもあれば、ズレたソフトもあるのだ。
ならば位相の合ったソフトにフェイスコントロールをかけてしまうと、
逆に位相がズレてしまう事になる。

また位相ズレがどのくらいあるのかもソフトによってまちまち。
 (3ミリ秒ズレている事もあれば、9ミリ秒ズレている事もある)
ソフトごとに計測出来るのならば良いのだが、
LX83の場合、オートで1度きりだ。
またフルバンド・フェイズコントロールといっしょくたにされており、
フルバンドをONにすると自動的にフェイズコントロールもONになってしまう。
名前こそ似ているものの、両者の機能は根本的に別物。
フェイズコントロールは先述の通り、ソフトのLFE信号に対するものであり、
フルバンドは3wayスピーカー(または2way)のユニット間の位相ズレに対するもの。

話はズレるが、フルバンド・フェイズコントロール。
てっきり各スピーカー間での位相補正かと勘違いしていたのだが、
マニュアルを読む限り、
”各チャンネル間の位相合わせ”なんて言葉は何処にも記載されておらず、
個のスピーカーユニットの位相特性をフラットにするというもの。
もちろんL/Rペアになっているスピーカー1組に対しては同じ補正がなされる。
個々のスピーカーで位相が補正され、
結果的に他のスピーカーと似た波形に揃うというだけで、
良く言われる違うサイズやグレードの違うスピーカーの組み合わせでの位相ズレは、
根本的には補正されていない。

ちなみにウチの環境でのフルバンド・フェイズコントロールの計測結果です。
Full Band Phase Control
 (アウトマウス:補正前 オンマウス:補正後)

:フロントSP(B&W CM8)
黄色:センターSP(AIRBOW IMAGE11/KAI)
:サラウンドSP(PMC FB1)
正直、計測前まではユニット間で位相ズレがあるなんてある筈無いだろと思っていた。
それこそ自作スピーカーならまだしも、メーカー品でズレてるなんて不良品だろうと。
 (その為のフルレンジスピーカーだったり、同軸スピーカーなんだろうけど)
実際に計測すると結構ズレている事が分かった。
特にフロントのCM8は3wayユニットだからなのか、結構ズレが大きい。
逆にFB1は恐ろしくフラットだwww

補正後は全体的にフラットに補正してくれているようだが、
補正前と比べ約1ミリ秒も遅くなる。
果たしてこれがどういった結果につながるのか分からない。
多分その分の遅延も含めた演算処理がなされるのだろうと思うのだが、
音声と映像をプレイヤー側でセパレート出ししている場合、
最低限1ミリ秒、映像から遅れて音声が出てしまう気がする。

もちろんフルバンド・フェイズコントロールも、
例によって計算度に誤差変動する。
またおかしな話だが、
スピーカーの移動またはルームアコ(簾など)によって結構な違いが生まれる。
ユニット間の位相補正だからスピーカーを移動させようが吸音・反射材を加えようが、
スピーカーユニットの位相に影響を及ぼすとは考え難いのだが・・・
う~ん、やっぱり数値だけを鵜呑みにするのは良くないのか?

話は逸れたが、フルバンド・フェイズコントロールは、
このようにグラフによって詳しい数値を確認する事が出来る。
しかし何故かフェイズコントロールは確認する事が出来ない。
果たしてどれくらい群遅延が発生しているのか?
その確認するすべが無ければ、ソフトごとに違う問題にどう対処すれば良いのだ?

つづく。



テーマ:AV機器のセッティング - ジャンル:映画

2012.01.09 | Comments(2) | Trackback(0) | AV機器関連 検証

コメント

2012年も早々から全開ですね(笑)
「フェイズコントロール」と「フルバンド~」は役割が
全く違うのに変に名前が似てるから混乱しますよね(^▽^;)

ちなみに最近は「フルバンド~」をオンにした
状態で楽しんでます!!オンにした時の定位感は
捨てがたい物がありますので・・

音が大人しくなり過ぎるのも測定方法を変えて、
多少はマシになりましたし・・(^▽^;)

使ってて思うのは、これらの機能は調整の補助として
使うべきであり最終は自分の耳で追い込むしかないと思います。
一から自分でやるのは大変ですから(笑)

ソフトごとへの対応についてですが、僕は早々に諦めてます。
僕には管理する能力がないです(爆)

うちもプルジェクターにして測定してないので、
早くやらなきゃ~♪

2012-01-09 月 11:23:06 | URL | take51 #- [ 編集]

>take51さん

新年早々お付き合い頂きありがとうございます(笑)

>使ってて思うのは、これらの機能は調整の補助として
>使うべきであり最終は自分の耳で追い込むしかないと思います。
まったくその通りなのですが、
このフェイズコントロールとフルバンド~は、自動測定のみ。
手動では弄れません。
測定ポイントの変更や人がいる状態?だと、
他にも影響を及ぼすため(EQや定在波制御)
トータル的なバランス取りが非常に難しい・・・

後日記事にしますが、もしかすると機能オフにした方が良い気がしています。
ソフトごとの対応も、少なくとも映画ソフトに関してはオフの方が良いかも?
この辺はまだまだ検証の余地ありですけど・・・
もしフルバンド~やフェイズ~を使うのであれば、下手に設定を弄らない事ですかね。
オート設定が最良値になっているので、それを変更すると音場が崩れてしまう恐れも。

プロジェクター導入おめでとうございます~。
ブラウン管が思った以上に悪さしていたようで、映像だけでなく音響にも思わぬ良い効果が~(^^)

2012-01-10 火 02:16:51 | URL | nor #- [ 編集]

コメントの投稿


秘密にする

«  | HOME |  »

FC2Ad

FC2カウンター

ブログ内検索

カテゴリー

rank

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ 人気ブログランキングへ
ブログランキング

プロフィール

nor

Author:nor
-試聴環境-
LVP-HC3800
DLA-X70R
OS ピュアマット 80inch
CD6002/Applause
PM8004/Studio
BDP-LX71
DMR-BWT660
RX-A2040
-5.1.4ch構成-
B&W CM8 + B&W CMC
+FOSTEX CW250A
IMAGE11/KAI + IMAGE12

月別アーカイブ

DMM

DMM.com DVD通販


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。