(BD)初音ミク ライブパーティー2011 (ミクパ♪)
本日のBlu-rayはミクパ♪東京公演
「初音ミク ライブパーティー2011 (ミクパ♪)」(初見)
2011年 1:44 + 1:55(2枚組み) 23~33Mb/s(AVC 1080i)1.53Mbps(リニアPCM 2ch)
性懲りも無く感謝祭に続いてまた買ってしまったwww
勢い任せと興味本位で・・・。
最近何だかジャンク的な物に抵抗を感じなくなってきた自分が居るかもw
(ボーかロイドとか中の人のライブとかAKBとか?w)
今回はクソミソ(だったらしい)東京公演と、
その反省を生かし洗礼された(らしい)札幌公演の2枚組み。
とりあえず長いのでそれぞれ別にレビューしてみようかと。
まず評判の悪かった東京公演を先に視聴。
クソミソの理由は色々あるらしいが、
何と言っても透過スクリーンを廃止して、
黒箱(ブラックスクリーン?)になった点だろう。
これにより感謝祭のような立体的な映像ではなく、
ただ黒スクリーンにミクの映像を映しているだけ。
しかもBD映像では気付き難いけど、
その黒箱がステージにドンと設置してあるので、
「ミクさんが黒箱に閉じ込められた~」とファンが嘆いたとか嘆かなかったとか。
確かに透過スクリーンの映像を初めて見た時、
ミクさんがホログラム的にまるでそこに居るかのようで驚いた。
今回の映像は文字通りモニタ映像を見ている感があるのは否めない。
詳しい技術的な事は分からんけど・・・
ただこれはこれでアリだと思う気がする。
光が透過しない分、映像が鮮明で明るく解像度感もより感じられる。
(よりモニタ映像っぽく見えるけどw)
また透過スクリーンの原理上、黒の表現が不可能だったけど、
(透明に黒を映す事は出来ない為)
今回はブラックスクリーンなので、キッチリ黒が表現できる。
例えば、スポットライトが当てられると、映像も合わせて影がレンダリングされるので、
本当にライトが当てられているかのようになり、実在感が出てくる。
透過だとミクさんが透けて見えてしまうし、
他にもサイリウムがスクリーンに反射して映り込んでしまう欠点もあったけど、
今回の場合はそういった心配も無く、見易さがある。
どっちが良いか一概には言えないど、BD映像で見る限りそれほど悪い印象は無いかも。
それよりも気になったのが、
今回のミクさんのキャラデザ、この場合モデリングと言うのか、
妙に幼くアニメキャラに見えてしまう(モニタ映像っぽいから尚更)
曲によっては可愛らしくも見えるけど、何だかちょっと違うような・・・。
今回は新コスチュームが増え、よりバラエティ豊かに動き・踊り・歌う。
たとえどんなに短いスカートコスチュームがメチャメチャ揺れても、
絶対に見えない絶対領域(パンツ)は物理法則を無視しているw
またブラックスクリーンの特性を活かした映像的な演出ギミックも用意されたりと、
映像コンテンツとしては十分見応えがある。
同様に鮮明な映像のお陰で、
細かな表情の変化や衣装の作り込みの細部までハッキリ見て取れる。
流石にアップになると解像度不足によるドットやジャギーが気になってしまうものの、
感謝祭ほどでは無いし、これが技術的限界か。
今後、2K4Kといった高解像度を取り入れてくれれば・・・。
その他、
楽曲は前回同様に巡音ルカ、鏡音リン、レンなども登場し、
東京公演では39曲。
ただその殆どの曲がメドレー仕様なので、1曲1曲が短い。
しかもノンストップで続くから、前回以上に忙しないw
セトリも感謝祭は定番曲(?)が中心だったけど、
今回は比較的最近のが半分くらい入っている。
せっかくの個性的な楽曲なので、もっとジックリ聴いてみたかったかも。
また感謝祭でのバックバンド演奏は神がかっていたけど、
今回は割りと普通かも。
これは後述するけど、音響的な事も要因の一つだろうが、
演奏に圧倒されないというか、流しているというか。
個人的に感謝祭がお気に入りなのは、
機械的なミクの音声に、本格的なバックバンドの生演奏というシュールさ?のなかでも、
時折、本当に歌っているのでは?と錯覚を起こしそうなグルーヴ感があった。
でもこれじゃPVを見ているのと大差無い(音響的な意味で)
せっかくミクパならではの楽曲アレンジや、
音声も感謝祭より自然になり聞き易くなっているのに。
それと前回要望が多かった、歌詞の字幕付き。
機械的な音声はどうしても聞き取り難さがあったので、
字幕表示は嬉しい限り。
とにかくユニークな歌詞が多いので、
その内容を理解すると更に楽曲の印象が深まるってもんですよw
最期にもひとつ、どうでもいいこと。
インカム付けているのに、マイク持って歌う。これってどうなの?w
画質は前回より多少改善しているも・・・。
やはり今回もペグノイズが散見出来てしまうし、
暗部のザワつきや締りの悪さ、バンディング等、
決してBDの画質としては褒められた出来ではない。
またミクの映像が鮮明になった事によって、
映像の残像やブレが目立つかも。
大きな不満という訳ではないのだが、
映像コンテンツが映像画質に拘らんでどうする?と思わずには居られない。
音質は非常に残念。
まず5.1ch収録はせず、2chのリニアPCMのみ。
せっかくのライブBDでマルチチャンネル未収録は物足りないだろう。
また肝心の音質も悪い。
低音・高音ともに伸びが全然足らず頭打ち。
音粒も潰れ気味で平面的。
広がりや音場感もライブ音源にしては全然不足している。
特に観客の声を明らかにカットしている。
前回の感謝祭では観客の奇声がキモいと一部で文句が出ていたみたいだが、
今度はそれを消せばファンの合いの手が聞こえないと文句を・・・。
どのみち不満を連ねるのならば観るなとw
またしても買ってしまったVOCALOID初音ミクのライブBlu-ray。
バーチャルアイドルなんてキモい!?
いやいや慣れてしまえば何てことないw
表現豊かに動き・踊り・歌うその姿を見れば、
確かにミクはそこに存在する。
昔、歌や音楽には心や魂(ソウル)が必要だと言われた事があったけど、
いや全然そんな事は無い。
たとえ機械であっても、人に何かを伝える事は出来るんだ。
もちろん製作者のミクへの愛があってこそだろうけどw
(今回のライブはスタッフの愛が足りなかったかも)
って、あんまり言い過ぎると私がキモがられるのでこの辺で。
次は札幌公演編をば。

テーマ:Blu-ray Disc - ジャンル:映画
2011.11.25 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 他
