(HV)私の優しくない先輩

今日のWOWOWはヤマカン流の~
私の優しくない先輩」(初見)
2010年 1:42 HV・AAC 5.1ch(WOWOW)

かの人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」などを手掛けてきた、
アニメーション監督・山本寛が初の実写映画。
果たして”どんな勘違いをしちゃっているのか?”と、その一点のみで視聴。
うん、思ったほど悪くない。
多少アクの強い感はありはするけど、
テンポよく綺麗にまとめられていて観易かったかも。

内容は夢見る少女の甘酸っぱい恋愛をポップな新感覚で描く、青春ラブコメディ。
前半はファンタジー演出を加えたコミカルな内容。
後半は有り勝ちなシリアス展開からのハッピーエンドを迎える、
分かり易い王道的な青春ラブコメストーリーと言ってよいだろう。
やや幼過ぎる(学生向け)内容ではあるものの、
大人が観てもそれほど悪い印象は受けないだろう。
しかし、問題は”演出”だ。
アニメ畑出身の山本寛ことヤマカンは、アニメでも演出で売ってきた人物。
実写映画でも自分流の演出を貫いたのだろう、
それが良くも悪くも個性的・印象的な物となっている。
私の優しくない先輩

まず全編を通し主人公の女の子の心情をモノローグ調で永延と語り、
ダラダラと説明調でクドいセリフが多い。
これはアニメやラノベなどの多くが一人称(主人公視点)で語られる事があり、
その辺りを意識しているのではなかろうか。
なので演技や行間といったものは必要とせず、
全てセリフで心情を語ってしまう。
また妄想シーンなど漫画的なテイストを取り入れたり、
やたらと構図に拘ってみたり。
他にもカメラの長回しの多用、手持ちカメラによる後追い、
早回し、コマ送り、スローモーション、
そして極め付けのエンドロールのダンス。
明らかに演出(編集)を意識した凝った作りになっている。
一つ一つは悪くないのだが、それを多用し過ぎる感があり、どうも鼻に付いてしまう。
これらは多分、私がヤマカン監督作という前知識があり、
そういった穿った観方をしているからだとは思う。
もしそれを知らずに観ていても、
やっぱり違和感を感じるのではなかろうか。
私の優しくない先輩

画質はあまり良くない。
いつもの邦画らしい白ボケ、黒潰れの画質。
解像度感もあまり良くなく、SD画質と言われたら納得しそう。
極端に悪い訳ではないが、やはり邦画のボケボケ画質は好きになれない。
私の優しくない先輩

音質も同様。
低音は殆ど出ていないし、高域の伸びも足らない。
中音域もやはりか細く、セリフの抜けもイマイチ。
あまり音響がどうこういった作品でもないので、
気にならないと言えば気にならないか。
サラウンド感も少ない。
申し訳ない程度にサラウンドされているシーンはあるものの、
やはりフロント主体の音場なので、
殆どサラウンドの恩恵は感じられない。

アニメ畑のヤマカンが実写映画監督を。
ありがちなストーリーをコミカルかつテンポ良く見せ、
等身大の女の子(中学生?)を甘酸っぱく爽やかに描いた作品。
ただ説明調の長いセリフ回しや狙い過ぎたカメラワークなど、
その節々でアニメや漫画といった物を思わせる演出・編集が見て取れる。
一風変わった~と思えるか、クドい(狙い過ぎ?)と思えるか。
好き嫌いの分かれる所だろう。
個人的には全体的に拙い(内容も出来栄えも)感じはするけど、
エンドロールのダンスの後押しもあり、
観終えた後の印象はそれほど悪くなかった。
例えるなら
”小手先だけの器用貧乏”
そんな印象かもしれないw

    



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

2011.09.25 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 わ

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