トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン

前作「リベンジ」、そして1作目と、
唯一シリーズを劇場で観て来たトランスフォーマー。
完結編(もう続きが無い)となるダークサイド・ムーン
こりゃまた劇場まで足を運ぶっきゃない!
そして何と言ってもシリーズ初の3D作品。
うむ、ケジメを付けて?最後くらいIMAX3Dで観てくるかっ!!
って事で、気合入れてIMAXで観てきました!
745.jpg
行きに3時間、上映3時間、帰りに3時間の強行スケジュールw
劇場に入って直ぐにドデカイスクリーンが目に付いた。
とにかく床から天井ギリギリまでの圧倒的な高さ。
そして緩やかに湾曲しているスクリーンはカッコイイなぁ~。
デカイといってもキャパは300人ちょい程度のシネコン劇場。
高さには圧倒されるも、座席が離れれば驚くほどの大きさとは言えず。
ただせっかくのIMAX劇場だったけど、写真取り忘れ・・・
以降、文字だけの長文レビューで申し訳ない。
745b.jpeg


まず映画の感想。
ストーリーとしてはアイディア不足のマンネリ化。
前作リベンジから何ら成長していない主人公を始めとする地球人。
「あんたら(オートボット)が居るから、奴ら(ディセプティコン)がやってくる。
 だから地球から出て行っておくれよ」
→裏ではディセプティコンの策略が着々と・・・
 →で、結局オートボット助けてよぉ~。
うん、前作とは何だったのかw
またアイディアとしても、前作で紀元前まで遡って話を掘り下げていたのに、
今回はアポロ計画の裏にあった陰謀説的な厨二設定。
随分と広がりがローカルになってしまった事で。
それ、今回じゃなきゃダメなの? 何で前回はそれをやらなかったの?
ぶっちゃけ、順番を間違えてしまっている。
ヒロイン変更やストーリーに直接関係無い脇役の台頭など、
中盤までかなりスロースタートな展開が続くせいで、
完全に助走不足で終盤スペクタクルもイマイチ盛り上がりに欠けてしまった。


またそれに追い討ちをかけるように、
本物の戦争さながらの軍事アクションも縮小。
原潜、空母、無人機、戦闘機、戦車等々、
これでもかと見せ付けてくれたリベンジだったが、
今作ではその殆どが地上ゲリラ戦。
対ボット兵器を駆使するも、
見た目で地味な地上展開ではスケール観もあったものじゃない。
つか、他国じゃ派手にドンパチ出来ても、自国内では自重するってか?w

相変わらず実写と見紛うCGボットの多彩なバトルシーン。
前作以上にごちゃごちゃしてるけど、
やっぱり凄いと思っちゃうw
後でじっくり鑑賞したいものですw


画質というか、IMAX3Dの感想。
劇場3D作品はこれで2度目。
確かにアバターよりも3D映像・技術ともに進化していると感じさせるも、
やはり飛び出す箱庭空間としか思えず。
IMAXの大スクリーンと言っても、メガネをかけると視野は狭まってしまうし、
印象としては昔、ゲーセンなどにあった二人乗りの似非3Dゲーム筐体。
惹き込まれるような細々とした立体映像だけど、
リアルさとは正反対の方向なので、ゲームのような映像に見えてしまう。
また3Dだと映像が小さく見えてしまう傾向があり、
引きのショットになると、目の前の豆粒を摘めてしまいそうな感覚に。
圧倒されるスケール感も、小さく細々とした映像にしか思えず、迫力が薄い。
これなら自宅の2Dで観た方がよっぽどド迫力に感じられるだろう。
何と言うか、せっかくの巨大スクリーンでも、
メガネをかける事によって視界が狭まってしまう。
壁や天井だったり、前の座席や手元が視界の端に見える事によって、
物の大きさを相対的に実感できるのであって、
メガネ越しに遮られた視界ではその大きさが伝わり難く、
結局箱庭空間を覗いている様な感覚にしか思えない。
多分もう3Dを劇場で観る事は無いと思う。
それこそメガネをかけずに済むようにならなければ。
まだまだ3D技術は発展途上なのだ。

その他、IMAX3D的な話。
3D作品と言っても2度目なので、比較のしようがないと思うが、
映写機2台を使っているだけあって非常に明るい。
またIMAXならではの映像の綺麗さは、自宅で見るHD画質と同等レベル?
どうしても3Dになるとスクリーンから飛び出せば飛び出すほど、
小さくなればなるほど、動きが早くなればなるほど、
ブレたような滲んだ映像になってしまうので、
全体を通して目を見張るような高画質とは思えず。
正直な所、3D云々よりも2DIMAXをじっくり見てみたかったけど、
残念ながら2DIMAX上映はされていなかった・・・。
またIMAX3Dの特性上、スクリーンに対して垂直・水平を保たなければならず、
首を傾げたりすると映像が滲んで3Dが崩れてしまう。
長時間の視聴にも関わらず目の負担は思ったよりも少なく、
メガネの押し付けでこめかみが少し痛くなった程度。
あと片目で見ると普通に2D映像になったw

映画的な3Dの使い方としてはアバターよりもずっと凄い。
実写部ではまだまだ違和感があり、
屋内シーンなどは2Dで観た方が立体的に感じられるだろうけど、
CGを多用したシーンは気持ち悪いほど立体感が得られ、
特にショックウェーブのウネウネ触手など、
どこがどのように動いてそうなっているのか、頭の中で立体的なイメージが付き易い。
(いや立体映像なんだけどねw)

音響も思ったほどでもなく。
IMAX専用の音響というくらいだから、さぞ凄い迫力なんだろうと期待したが、
予想よりもずっとマイルドな印象。
衣服や腹がビリ付くような低音でも無ければ、耳を劈くような高音でもない。
かといってワイドレンジと言われると首を傾げてしまう。
個人的には下も上も伸びがイマイチで、量感や厚みも全然物足りなかった。
派手な映像とは違い、随分落ち着きのある音響といった印象だった。
ただセリフ周りの歪みの無さは非常に聴き易かった。
サラウンド感はまずまず。
座席が中心よりやや後方で、センターより僅かに右側の位置だったせいか、
後方のスピーカーからの音がやけに耳に付いた。
と言うか、IMAXシアターの音響スピーカー配置が特殊?なようで、
左右や後ろにずらっとスピーカーが並んではおらず、
後方左右に1対のホーン型のデカイスピーカーが配置されているだけだった。
視聴位置のせいか、あるいは座席がやや急な傾斜になっているせいか、
移動音が後方の高い位置からスクリーンに向かって下がってゆく、
あるいはスクリーンから上がってくると言った面白いサラウンドになっていたw


最後にどうしても最後まで拭えなかった3つの違和感。
一つは3D。
やっぱりどうしても飛び出す箱庭空間に馴染めず。
オートボットも2Dで見れば実写部と何ら変わらない質感を持っているも、
3Dになると逆に浮いた存在と言うか、妙にクッキリし過ぎて違和感を感じてしまう。
リアルなんだか、リアルじゃないんだか良く分からない状態。
二つめは交代ヒロイン。
前2作の色恋沙汰を無かった事にされ、
あげく中途半端にしゃしゃり出ている新ヒロイン。
ん~、無理に登場させる必要なかったんじゃね?
三つめはアバター同様、目の負担軽減と映像集中で吹き替え版を選択したものの、
今まで1作目、2作目と散々繰り返し観てきたので、
初めて聞く吹き替え声に違和感ありまくり。
これがどうしても最後まで慣れる事が出来なかった。
唯一、違和感を感じなかったのが交代ヒロインだったという皮肉。


っとまぁ期待しすぎていた分、
何だかんだ文句ばかりになってしまったけど、
Blu-rayで観たら、また違った感想になると思うし、
やっぱりトランスフォーマーが好きなんだと実感すると思うw



テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

2011.09.10 | Comments(4) | Trackback(0) | 映画 た

コメント

チョッとした旅行

行きに3時間、上映3時間、帰りに3時間とは
お疲れ様でした、お住まいは日本でしたっけ?w

私も劇場の3Dは 早くも卒業を迎えました
安易に普通の劇場で見たのでもぉーーー映像の
悪さに驚いたのなんのって

メガネは汚いし、暗いし 全然立体に見えないし
若いカップルがマックとか持ち込んで匂いはするし
予約して行ったのに別のヤツが平然と座ってるしw

我慢してBDで見るんだったと激しく後悔しました
まぁ映画の感想も同じ感じですねw
内容はイマイチですが、やっぱ映像と言うかメカニカルな魅力が
このシリーズの武器ですし、ぶっちゃけBDの方が
高画質で満足出来る音響で楽しめると思いますので
私もセル盤は買う予定です 

2011-09-11 日 18:11:16 | URL | 『サスケ』 #- [ 編集]

>サスケさん

心の在り処は二次元ですw

>若いカップルが
流石にピーク時は過ぎていたので結構ガラガラ状態でした。
到着がギリギリだったせいもあり、ど真ん中センター席は取れませんでしたけど・・・。

1作目のトランスフォーマーを劇場で観た頃は、
まだシアター駆け出しだったので、迫力ある映像・音響に感心していましたけど、
いつしか自宅で観る方が満足出来るようになっていました。
なかなか感慨深いものがありますね~。

ところでリベンジ同様、ビッグスクリーンエディションは出るのでしょうか。
もちろんセルBDは買いますけど、シネスコサイズだったらガッカリしそうですね。

2011-09-11 日 22:52:14 | URL | nor #- [ 編集]

どうもお久しぶりです。リヴェンジマンです。

どうもお久しぶりです。「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」Blu-rayを買って観ました。
ストーリーはイマイチでしたが、映像、3Dの立体感ともに大満足な出来具合でした。
自分は3Dスーパーセットを買って3Dで観たんですが、なんとトンデモな部分を発見しました。

ジャケットのディスク仕様の欄には、2D,3Dともに「英語音声:Dolby TrueHD 7.1ch」と書かれてますが、3D版の英語音声は通常の「ドルビー5.1ch」でした。

3D版の英語音声だけなんか迫力が足りない感じしたので、おかしいと思ったらTrueHD 7.1chで収録されてません・・・。

これって明らかに詐欺ですよね?

2013-01-02 水 14:19:45 | URL | リヴェンジマン #- [ 編集]

>リヴェンジマンさん

返事が遅れてすいませんでした。

確か3Dソフトの多くがディスク容量の関係で、ロスレス収録出来ないものが多いと聞き及んでいます。
私も3D環境はありませんが、アフターライフの3Dソフトをもっていますが、
オリジナル音声はロッシー音源での収録でした

3Dの原理を考えれば単純に映像容量が倍になりますから、
その分、どこかで容量削減しなければならず、
結果ロッシー収録にせざるを得なかったということでしょう。
詐欺でもなんでもないと思いますよ。
もちろんロスレス収録して欲しいと言う願いは私も同感ですが。

本年もどうぞ宜しくお願いします。

2013-01-05 土 23:46:09 | URL | nor #- [ 編集]

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