FC2ブログ

CM8 vs. FB1 vs. IMAGE44 Part2

整理してみると、
とにかくCM8は今までのスピーカー(FB1やaudio pro)とは傾向が全く違う。
CM8は暖色系で、FB1やIMAGE44は寒色系。
個人的には慣れもあるだろうが、やはり寒色系の音の方が好みだ。
どうしても暖色系は透明感やキレ味に物足り無さを感じてしまうし、
薄いベールのようなものを感じてしまう。
ただ聴いていて妙に落ち着くのは暖色系だし、何より非常に鳴らし易い。
どんなソースにも相性良く鳴らせるし、セッティングがルーズでも結構良く鳴る。
寒色系だとどこか神経質に聴いている部分があるけど、それが暖色系には無い。
またFB1もそうだが、CM8もモニター調と言われている。
確かにどちらも限りなくソースの音を引き出しており、
それぞれ全然違ったバランスなのに、どちらも単体で聴くと非常にフラットな印象を受ける。
寒色系の音に慣れ親しんだせいもあり、暖色系の音はどうしても色付けを感じてしまうが、
客観的に聴けば、どちらの音も色付けは少ないと思うし、
ノイズ感や歪みも非常に少なく感じる。
唯一、どちらも癖を感じるとすれば高域部分。
FB1はやや硬さと言うか、繊細さ・しなやかが足らない。
CM8は華やかさ・鮮やかさといった色が若干付いてしまっている。
これはIMAGE44というより、IMAGE11/KAIのソフトドームツィーターが、
あくまでそれが自然に聞こえるという基準を基にしているだけだが。
逆にハードツィーターならではの、音が埋もれないエネルギー感みたいなものもあるので、
一長一短というか、好みや慣れの部分も大いにあるだろう。
またどちらの場合でも、いつか波動ツィーターを併用する事を考えると、
それほど気にするような部分でも無いのかもしれない。

解像度感や分離能と呼ばれるものは、頭ひとつFB1が抜きん出ている。
もちろん極端に違う訳ではなく、じっくり聴けば僅かに差を感じる程度。
ただこの部分はケーブルの差がそのまま出た気もするので、
短絡的な答えは出せないだろう。(FB1:SIN+HCR-ACF、CM8:6N14G)
この辺りは足元やケーブルなどのアクセ類で幾らでも追い込めそうなので。
もちろんIMAGE44などと比べると、さすがにランクの違いを素直に感じさせる。

音場や広がりなどは全然違ってくる。
FB1はとにかく無駄な響きが少なく、明確にその場に音像が定位する。
またボーカルなどは中央にやや前のめりに浮き出る。
存在感や定位が非常にハッキリしている印象。
良くも悪くも部屋の大きさ以上に音場が広がらない。
また存在感がそのまま圧迫感にも繋がるので、長時間の視聴は疲れる。
CM8は奥とワイド方向、または左右からの回りこみが非常に優れている。
部屋中まんべんなく広がり、奥行きは部屋の壁を透過する。
これはIMAGE44でも似たような物があり、
個人的にこの壁を取っ払ったかのような広がりは大好きだ。
(部屋が狭いから尚更)
定位感はFB1のそれと比べるとややボンヤリと感じられてしまうが、
ボーカルなどの定位は程好い距離感があり、圧迫感は感じられない。

その他、各帯域の特徴としては、
CM8はコシのある中低音が特徴的。
どっしり地に足が付きつつも跳ねる様な粘り腰の強い音。
量感はFB1よりも多く感じられるのだが、
スケール感という意味ではFB1の方が若干上だろう。
CM8はバスレフポートが背後にあるので、
壁との距離によってはエライ低音になってしまうが、
セッティングをキチンとすれば暴れずレスポンスの良い音で鳴る。
高域はやはりCM8の量感が物足りないものの、
独特の煌びやかさ(美音)はクセになりそうかも。
伸びは若干FB1の方が分がある気がするが、これはどちらもあまり気にならない。
もう少しCM8の高域の量があれば申し分ないのだが。
FB1はとにかく気持ちの良い高域があり、透明感やキレは抜群。
中音域はカチッとメリハリのあるFB1に対し、
CM8は低音~から、~高音へと淀みなく繋がっている印象。
この違いはミッドレンジがあるか無いかの違いそのままのような気もする。
ミッドがあると中音域にも張りが出て、やや濃い目の音に感じられる。
逆にFB1の中音域には付帯音が非常に少なく、音そのものが出ている印象なので、
時折りゾクリとするような艶かしさを感じる。

っと、それぞれ特徴が異なる点は多いものの、
一番の相違点はやはり音色の違いだろう。
好みを言えば間違いなく寒色系なのだが、
暖色系の魅力も捨て難い(隣の青芝効果)
どこか物足りなさを感じる寒色系か、
いつか飽きがくる暖色系か。

CM8を買って、その音を聴き、
また懲りずに(贅沢な?)悩みが噴出してしまったw

とりあえずもう少し続きます。



テーマ:AV機器のセッティング - ジャンル:映画

2011.08.13 | Comments(2) | Trackback(0) | AV機器関連 検証

コメント

CM8は女性ボーカル音源中心に
音のチューニングを煮詰めた様なので
エーシングが進めばnorさんの好みに
近い音が出るのでわw

当分、贅沢な悩みを楽しんで下さい

2011-08-13 土 19:52:44 | URL | サスケ #- [ 編集]

>サスケさん

どもです。
う~む、確かに女性ボーカルはCM8ならではの雰囲気があって、
これはこれで凄く良い感じになると思うのですが、
今まで聴きなれた音が寒色系の音だったので、
透明感や清涼感のある声ってのが好みだったりします。

あえて表現すれば、囁くように、そっと佇むように歌うCM8に対し、
FB1はそこに存在し(スポットライトに当てられているような)、
声に魅き込まれてゆきそうな感覚に陥る。

贅沢な話、気分に合わせてどちらも聴きたい!w

2011-08-13 土 21:57:52 | URL | nor #- [ 編集]

コメントの投稿


秘密にする

«  | HOME |  »

FC2カウンター

ブログ内検索

カテゴリー

rank

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ 人気ブログランキングへ
ブログランキング

プロフィール

nor

Author:nor
-試聴環境-
LVP-HC3800
DLA-X70R
OS ピュアマット 80inch
CD6002/Applause
PM8004/Studio
BDP-LX71
DMR-BWT660
RX-A2040
-5.1.4ch構成-
B&W CM8 + B&W CMC
+FOSTEX CW250A
IMAGE11/KAI + IMAGE12

月別アーカイブ

DMM

DMM.com DVD通販