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(BD)借りぐらしのアリエッティ

本日のBlu-rayは箱庭的な小さな物語
借りぐらしのアリエッティ」(初見)
2010年 1:34 23~30Mb/s(AVC) 3.8~4.9Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)

ジブリ作品の公開ペースはおよそ2年置きであるが、ヒット作(宮崎駿監督作)は4年置き。
けれどその間を縫う様に中継ぎ作品が公開されている。
前作「崖の上のポニョ」がヒット作ならば、
今回のアリエッティは谷間に当たるひと息ついた作品になる。
監督もジブリの生え抜きアニメーター米林宏昌監督とあれば、そう期待は大きくない。

内容は心臓病の療養でやってきた少年と、
人間に見られないよう床下で暮らすアリエッティとの出会いの物語。
過去のジブリ作品の中で一番世界観の小さい、まさに箱庭的な小さな物語だ。
その為なのか、あるいは他に原因があるのか分からないが、
とにかく物語としての面白さ・楽しさと言ったものが非常に薄く、一言で淡白。
相変わらず目を奪われるような美術背景やディティールの細やかさなど、
絵としてのアニメーションは老舗ジブリならでは。
しかしそこに息づくキャラクターや物語は沈黙し、
後に残るは押し付けがましいテーマ性のみ。
如何に昨今のジブリ作品が混迷しているのかが良く分かる。
借りぐらしのアリエッティ

ハッキリ言ってこの作品についてあれこれ語る(ツッコミ)部分が無さ過ぎて困る。
ストーリーだけなら三行と言わず、二行で全て語れそうだw
人間に見付かりました→引っ越しました。”(←一応ネタバレ?)
印象に残るのは、綺麗な絵柄と常に流れているケルト風のBGMだけ。
面白い訳でも面白くない訳でもなく、かといって何も無い訳でもない。
歯切れの悪い、つかみ所の無い作品なのだろうか。
借りぐらしのアリエッティ

画質は言わずもがなのPHLの本気を見る事が出来る。
デジタル製作におけるアニメでありながらも、
クッキリとした精細感と温か味のある質感の同居。
ドット単位で目を刺激する画質とは無縁でありながらも、
圧倒的な色彩・情報溢れる、まさに画面に引き込まれるような感覚を起こす。
もはや画を眺めているだけで満足できてしまいそうなレベルだ。
借りぐらしのアリエッティ

音質もきわめて良好。
冒頭で流れる音楽から一気に空間の支配が始まる。
透明で凛とした歌声がすぅーっと辺りに染み渡り、
空間をひと回りもふた回りも大きく感じさせる。
何と言うか、音楽が鳴った瞬間から場の空気感を一気に変えてしまうような。
また小人目線と言う事もあり、雨粒や風の音、虫の声や時計の音といった些細な音が、
粒の際立った音に満ち溢れ、逆に人間目線では物音が控えめになったりと、
キッチリ差別化され、抑揚に富んだ音響となっている。
サラウンド感もかなり良好。
こちらも小人目線ではやや大袈裟なくらいのサラウンドがなされており、
至る所から音が聞こえ、部屋が狭くなったのかと思うほどビッチリ音に包まれる。
取って付けただけの様なサラウンドではなく、
明らかにサラウンドとしての音響を意識して作られている、最新作らしい音作りだ。
映像も然ることながら、音響も一級品なのは間違いないだろう。
ぶっちゃけ、今までのジブリ作品では体感した事の無い音響効果で驚いた。

ジブリ作品と言えば期待も膨らむだろうが、
ヒット作(宮崎駿監督作)の中継ぎと考えれば納得の出来だろう。
(次回作は山に当たるハズなのだが、残念ながら監督はあの宮崎吾朗だ・・・)
過去の胸躍らせる大冒険はどこにも見当たらず、
世界観同様、小さな箱庭にすっぽり収まってしまった。
後に残るはやたら綺麗な美術背景と、
間を埋めるかのごとく流されるケルト風ミュージックのみ。
悪くは無いが、良くも無い。
例えるなら、
”世間で評判の老舗レストラン。
 店内の雰囲気も良く、客当たりも良い店員。
 出て来た料理はごく普通の家庭的なカレーだった。
 「ん?」「若手シェフの手料理です」「あ、そうですか」”

そんな印象かもしれないw

    



テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

2011.06.18 | Comments(8) | Trackback(0) | 映画 他

コメント

興味あり

個人的に内容とか一番興味無いタイプなんですが
BDセルとして今一番見たい作品かもw
これはレンタル予約しています
新作のBDタイトルに魅力的なモノが少ないのも理由ですが
かたくなにソーシャル・ネットワークを拒否したら
見るモノが無くなってしまった現実(笑)

当分、新作の予約買いは止めにしたので
もう少し、見極めるとか廉価盤を待つとか
チョット人間的に成長を遂げました(ただの金ケツ)

2011-06-19 日 18:18:17 | URL | サスケ #- [ 編集]

>サスケさん

レンタルで十分過ぎる良画質・良音質ソフトだと思います。
特に音響はLX82と抜群の相性ではないでしょうかw

>ソーシャル・ネットワーク
これは変に考え過ぎずにサクっと見た方が良いかも(アカデミー賞がどうだの、フィンチャー監督がどうだの気にせず)
普通に観て面白いと思いますよ。
「あぁ~、なんで自分はそのアイディアを思いつかなかったんだろう」って後悔?ウラヤマ気分になりますw

>当分、新作の予約買いは止めにしたので
良い環境をお持ちのようなので、むしろどんどん観るべきでは?(ニヤニヤ
とは言っても、私も最近の新作BDタイトルに魅力は感じませんね。
向こう2ヶ月内で映画の予約タイトルはゼロです。
(映画以外のものがチラホラ・・・つか、アニメ関係ですがwww)

2011-06-19 日 21:42:14 | URL | nor #- [ 編集]

うちは、低所得者層ですので

最近、BDの買っていません。
いや、買えない。
とうとう、市民税が0円に
なってしまった低所得者です。
このアリエッタは、近所の
閉館する映画館で見ました。
おかげで、尻が痛くて
内容も、少し忘れています。
良い映画でしたが、国産の
高いBDを買う気になりません。
だから、UK版が出るまで待ちます。
ラピュタも待っています。
(もうすぐ)

2011-06-20 月 07:28:44 | URL | レーザー #1BkSkYno [ 編集]

>レーザーさん

えっと、所得に関してはノーコメントの方向で・・・(個人情報出しすぎでは?(笑)

ジブリ作品と言えば媒体の歴史でもあるように思えますね。
初期作品はVHSで買っていましたし、もののけあたりでLDを買い、千と千尋でDVDに。
そしてこのアリエッティで晴れてBDデビュー。
もうレンタルで済ませた方が気が楽になりそうな・・・

2011-06-20 月 22:34:37 | URL | nor #- [ 編集]

こんにちは!

ヒロインの洗濯ばさみで髪留め姿が某ゲームのヒロインを髣髴とさせて、気になってます。個人的に、ジブリは合う合わないの差が激しいので、とりあえず美しいアニメーションを見られればいいかな~。

ところで、今月も「ブログ DE ロードショー」 のご案内に参りました。
作品は「ジャガーノート」 (1974年イギリス/リチャード・レスター監督)。「web-tonbori堂ブログ」のtonboriさんが選んで下さいました。

お選びになられた理由は
元々この作品が好きだというのもあったのですが、この困難な時代に見習いたいプロフェッショナルなお仕事だからです。それぞれがプロとして困難にあたる。でもそれぞれに人生があるそういう作品だから。
今この時期に皆さんと観てみたいと思ったからです。
それだけではなくサスペンス映画としても上質なエンタテインメントであることも理由の一つです。
・・・とのことです。

観賞日は7月1日(金)~3日(日)。都合が悪い場合は、後日でも結構です。
よろしかったら、今月もぜひ皆で一緒に映画を楽しみましょうね♪

2011-06-24 金 10:25:05 | URL | 宵乃 #- [ 編集]

>宵乃さん

>某ゲームのヒロイン
ジョゼットですね(笑)
もちろんインスパイア(笑)ですから大丈夫です!

ブログDEロードショーの方ですが、今回はパスさせて頂きます。
どうも私は古い映画が苦手なので、多分この作品も楽しめなさそうです。

せっかくお誘い頂いて申し訳ない気分でいっぱいですが、
以前のように文句タラタラで観るよりは、と思いパスさせて頂きます。
また次回、お誘い頂けたら幸いです(古い映画出ない事を祈りますけど(苦笑)

2011-06-25 土 00:25:46 | URL | nor #- [ 編集]

気になる作品と言いつつ、オンエア一回見逃して先日のオンエアでやっと観ました。
おっしゃる通り、見どころが映像や音しかない作品でしたね。

でも、その美しい映像も、あの家政婦さんに対する悪意の感じられる描写で半減です…。
無邪気な子供とかじゃダメだったのかなぁ?
ある意味、以前彼女に目撃された借りぐらしのせいで、彼女がうそつき呼ばわりされて恨んでいたんだろうし、最後には何か救いがあればまだ後味よかったんですが。

共存のテーマも掘り下げないままぼやぁっと終わってしまった感じでした。
今年のマーニーはどうなんだろう?

2014-07-20 日 16:44:56 | URL | 宵乃 #K4YeSyNc [ 編集]

>宵乃さん

どもどもです。

> でも、その美しい映像も、あの家政婦さんに対する悪意の感じられる描写で半減です…。
> 無邪気な子供とかじゃダメだったのかなぁ?

子供じゃ物語の展開や深みが出し難かったんでしょうね。
主人公側も少年ですし。


> ある意味、以前彼女に目撃された借りぐらしのせいで、彼女がうそつき呼ばわりされて恨んでいたんだろうし、最後には何か救いがあればまだ後味よかったんですが。

まぁあの家政婦は単なる悪役ですし、
無理にフォローする必要も無い気もしました。


> 共存のテーマも掘り下げないままぼやぁっと終わってしまった感じでした。
> 今年のマーニーはどうなんだろう?

確かにその通りですねぇ。
最近のジブリ作品はみんなこんな感じなので、どうも不完全燃焼です。
マーニーはアリエッティと同じ米林監督ですね。
どうなんでしょう。
そもそもマーニーでジブリが解散という噂も・・・

2014-07-23 水 00:05:54 | URL | nor #- [ 編集]

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