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プアルームアコその7:まとめ

これにて一連のプアルームアコースティックは終わりです。
(またネタが出来たらやろうと思う)
最後にこれらのまとめ+補完。

まず部屋環境で起こる(悪さする)3つの問題。
定在波・ブーミング・フラッターエコー
その中でも一番厄介なのが定在波。
正直、これについては部屋の構造・広さに直結しており、
完全な解決方法はない。
吸音処理にしても、余計な高音まで吸収して生気の無い音になってしまう方が大きい。
また低音の吸収にはそれなりの厚みや面積・質量を伴い、現実的ではない。
ならばどうしたら良いのか?
今回のルームアコであえて触れてこなかったのですが、
偶然にも?ブーミング対策である程度軽減された事も理由ですが、
無くすのではなく、上手く付き合っていくべきだと考えたからです。
その対処法としては、リスニングポジションの変更とスピーカーセッティング。
例えば中心軸から外すなど、一番音圧差の少ないベストな位置を探したり、
または壁と距離を取ったり・寄ったり。
スピーカーセッティングに関しては波長をずらして?
リスニングポジションで各帯域まんべんなくなるように調整すれば良い。
どちらの方法も根気が必要だったり、限界もあるだろう。
しかし、やらないよりはずっとマシ。
他にも家具などに角度を付けたり、押入れや収納スペースを開放するなど、
お金を一切かけずに出来る事はあるw
どうしても気になると言うのであれば、
部屋中の窓や扉を全て開放しよう!
そうすればとても心地よい音楽が聴けるだろうw
隣の部屋の壁をぶち抜いてしまえば、更に良くなるだろうw
冗談は抜きにしても、他にもまだまだやれる事は沢山あると思う。

次にブーミングの対策。
方法は二つあり、壁・床・天井の振動を減らす事。
そして低音域(125Hz~250Hzあたり)を吸音する事。

まず振動源を断つのが先で、抑えきれない部分を吸音するのが理想だろう。
ただ前者は天井・床・壁の強度を上げる必要があり、現実的には厳しい。
後者にしても高音まで吸収してしまう弊害もあり、その配分が難しい。
扉の無い本棚で低音エネルギーを吸音させると言う方法や、
定在波同様に押入れや収納スペースを上手く活用し、
布団や衣類で吸音効果は期待出来そう。
特にそれらの場所が後方にあればベスト(ライブエンドの原則)

フラッターエコーの解消方法は割りと簡単。
吸音するか、拡散させるか、斜角をつければOK。
床⇔天井ならば、床に絨毯やカーペットを敷く。
壁ならば、カーテンやタペストリーのようなものを掛ける。
それだけでほぼ解決出来てしまう。
平行面を無くせば良いのだ。
ただし同時に高音も吸収し過ぎないよう注意が必要。


その他、机上論。
フラッターエコーや定在波は素材に関係なく、全ての平行面で起きる現象。
床・天井・壁などはもちろん、意外と忘れがちな窓ガラス、扉等でも引き起こります。
その面積や強度に比例して周波数が変わる。
狭ければ高い音しか反射しませんが、逆に広ければそれだけ低い音まで反射してしまう。
またエコーは主に高音域の問題で、ブーミングは低音域の問題。
定在波は低音の量感の大小であって、ブーミングはダブつく低音で、
それぞれ別問題として処理。
低音に関しては吸音の方向で、高音は拡散・反射させると良い。
その際の低音吸収には分厚いグラスウール・布などの繊維系(50mm以上)で、
それなりに面積・質量も必要になってしまううえに、
同時に高音域も吸音してしまうので、かえって音が悪くなるので注意が必要。
拡散・反射に関しては、簾(葦簀)が有効で、
目の配置は縦方向が反射でスピーカー側に、
横方向は拡散でリスニング側に対処すると良いらしい。
他にもスノコやポールのような物でも同様の効果が期待出来る。
どれも置く場所や距離・角度などはその都度、聞き比べて調整。


最後に今回一連のプアなルームアコースティックで、
最も効果が高かったのは、DVD/BDラック棚のガラス戸を取っ払った事。
たったこれだけで、低音が部屋中を汲まなく広がり、
低音域の音階がキチンと表現され、質感も格段に良くなった。
また超低音も聞こえるようになり、
SWを併用すると、リスニングポジションの床がズンと沈み込むような音が確認出来るように。
そもそもIMAGE44はどちらかと言うと繊細で落ち着いた、優しい系の音だったので、
Rockなどの表現はかなり苦手だったのだが、
今ではそれが嘘の様に気持ちよくビートを刻んでくれるw
次に効果が高かったのは簾セッティングだ。
ソースによってはあまり差を感じ難い場合もあるが、
場合によっては壁の向こう側まで音場が広がり、
ステージの奥行き・広さまで浮かび上がるように感じられた。
情報量も増え、今ままで聞こえてこなかった細かい音までハッキリ聞こえるように。
その次に効果があったのはフラッターエコー解消。
ほんのちょっと気をつけるだけで音場定位がしっかりし、
中央定位もブレずに、スイートスポットが広がった印象を受けた。

今回、上記の3つがウチの環境では絶大な効果を発揮してくれて、
大げさではなく、スピーカーのグレードを2つくらい上げたかのように思える程だった。
過去にケーブル類、電源類、ボード類、その他アクセサリー類はもちろん、
プレイヤーやアンプなど色々試したり、替えてきたりしてきたが、
そのどれよりも効果があったのは間違いない。
音が響く空気の器が部屋なので、
重要なのは分かっていてもなかなか手が出せなかった。
しかし実際に向き合ってみて初めてその変化の大きさに気付かされ、
今まで機材の能力を十分に引き出せていなかったのだと思い知らされた。
正直な話、今までケーブル云々で音が変わったとか言ってた自分が恥ずかしいですw
まだまだ他にもやる事沢山あるだろ、と。
そして何よりお金をかけずに音が良くなる!
下手にアクセサリー類など泥沼にハマるよりも、
よっぽど効果が期待出来ると思う。
これを機に、是非一度、ご自宅のルームアコースティックを見直してみては如何?
もちろん各環境によって効果の現れ方に違いがありますので、
その辺りはトライ&エラーで実際に試してみるしかありませんのでご了承を。

ちなみにルームアコースティック。
一度に色々とやり過ぎない事が重要。
ある程度、日を置き耳が慣れてから次へ進むように。
じゃないと何をして良くなったのか、悪くなったのか判断出来ないので。
また何かおかしい、違和感を感じたらすぐに外してみる。
アクセサリーなどと違って、勿体無いとは思わないだろうし、
なによりインテリア的には無い方が良いだろうw

最後に大変勉強させてもらったサイトを幾つかご紹介しておきます。
私なんかよりも、よっぽど為になる充実した内容なので、
一度は読んでおいても損はないと思います。
SALogicさま
逸品館さま
音楽苦楽部さま
マルチチャンネル・ピァオーディオの世界さま


以上、ひとまずプアルームアコは終了です。
そして次回、重大発表wwww
ヒントはこれw→643.jpg



テーマ:ホームシアター&AV機器 - ジャンル:映画

2011.02.10 | Comments(4) | Trackback(0) | AV機器関連 検証

コメント

こんにちは☆

私には縁のない世界だけど、ずっと読ませてもらっていました。
ガラスを取った頃から、本当に良かったね~って思っていました。
お金かけずに、って、大事なことだと思います☆

これからもますます素晴らしい環境で、映画等の鑑賞、なさってね~♪

2011-02-11 金 10:20:09 | URL | miri #jSBoJ0Ww [ 編集]

>miriさん

どもどもです。
正確に言えばお金をかけたくても”かけられない”だけですけどね・・・(だからプアなんです)
でも色々と工夫したり考えたりする事は、
とても楽しかったですし、意外と自分に合ってるのかな~とか思いました(^^)

2011-02-12 土 10:28:12 | URL | nor #- [ 編集]

僕はひたすら小物に走ってますが、今度の
サンシャインのボードはなかなかいいですよ!!
norさんも使ってみて頂き、ばっさり
斬って欲しい!!なんて思ってます(爆)

僕も今度は簾にいってみたいです!
やっぱり小物では辿り着けないところがあります(汗)

2011-02-12 土 20:13:44 | URL | take51 #- [ 編集]

>take51さん

個人的にプレイヤーとアンプへのボード使用はあまり効果を感じた事はありません。
人工大理石ボード、コーリアンボード、メタルシートを一応使ってはいますけど、
今年初めに一度全部取っ払って、それぞれ入れ替えてみたのですが、
正直、なんとな~くしか差が分かりませんでした。
精神衛生上、気休めにはなっているので今は使いっぱなしですけど。
費用対効果を考えると、どうしても後手になってしまいますね。

2011-02-13 日 15:49:01 | URL | nor #- [ 編集]

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