ベルリン・天使の詩
今日のレンタルDVDは
「ベルリン・天使の詩」(初見)
1987年 2:08 4.43Mb/s 448kbps(DD 2.0ch)
今月も「ブログ DE ロードショー」にお誘い頂きました。
先に断っておきます。
どうも私はこの手の古い作品は苦手なようで、生理的に受け付け難い物を感じました。
特に本編の殆どがモノクロ画質で、
内容も前衛的で芸術性を全面に出したような映画となると、
とてもじゃないがマトモに観る事すら困難。
なので、以降の文章は酷評にしかならないと思うので、
気分を害したくない方は読み飛ばして下さいね☆
内容は天使だか死神だかのオッサンが、
他人の心の声(独白)をひたすら盗み聞きするというもの。
っというか、まんまシティ・オブ・エンジェル。
ただし、大よそ物語と呼べるものは一切無く、
ひたすら詩的なセリフ廻しが続くだけで、
映像やセリフに一貫した連続性はなく、
淡々と抽象的な言葉を羅列しているだけの映像作品。
これがとにかく苦痛で退屈でしかなかった。
ましてやモノクロ映像となれば尚のこと。
ぶっちゃけ、
メグライアンの出ないシティ・オブ・エンジェルほど
ツマラナイものはないだろうw
正直なところ、これを観ても何も感じないし、何も残らない。
画質はどうでもよい。
4:3のLB収録、額縁仕様。
本編の殆どがモノクロ映像。
字幕焼きこみ。
フィルムの傷や塵、影などが映り込み、
終始クロスカラーが生じてしまっている。
もうどうでもよい・・・
音質もどうでもよい。
ドルデジ2chのオリジナル音声(ドイツ語)のみ。
高周波ノイズに溢れ、一部音声が途切れていたりと、
音質うんぬん以前の問題。
ただ思いのほか疑似サラウンドさせると、
リアスピーカーが鳴ってくれて、後方から音が聞こえる事もしばしば。
(どう考えても逆位相音に反応しているだけだけど)
淡々と抽象的で詩的なセリフ廻しが続く、
前衛的で芸術性を全面に出した作品。
良い・悪いの前に、好き・嫌いの問題がはばかる。
もちろん私は後者であって、
退屈以外の何ものでもなかった。
観始め15分間、いつ止めようか、いつ断念しようか、
それしか考えてませんでした。

2010.12.18 | Comments(4) | Trackback(0) | 映画 は
