(HV)ビッグ・バグズ・パニック
今日のWOWOWはヘタレB級映画
「ビッグ・バグズ・パニック」(初見)
2009年 1:31 HV・AAC 5.1ch(WOWOW)
どこをどう見てもB級映画にしかならないと分かっていても、
つまみ食いをしてみたくなる。
もしかしたら意外と掘り出し物かも?
そんな無きにしも非ずの淡い期待も込めて・・・
内容は突然気を失い、気付いたら巨大昆虫が闊歩する世界になっていた・・・
もうB級映画と割り切っているもんだから、やりたい放題だw
話の流れが唐突というか、テキトー過ぎw
状況の作り方と、その脱し方が下手糞なので面白くない。
見せ所のCGもかなりショボい。
まぁB級映画としては王道的なストーリーだし、
笑ってツッコミを入れるのが正しい見方だろう。
ただこの手のB級映画にはストーリーに一切関係無い会話が良くあり、
それを楽しめるかどうかがポイントなってくる事がある。
残念ながらこの作品はそれがツマラナイ。
コメディとしても笑えず、本当に無意味な会話にしか感じられない。
一歩間違えばイライラ感に繋がる。
画質はそれなり。
グレインは結構ザラついているも、HVらしい画。
解像度感はあるが、精細感は少なく、
どこと無くピントの合わない映像がたまにあり。
通常シーンとVFXを入れたシーンの画にギャップがあり、
ショボイ合成がバレバレだったり、何ともアンバランス。
そんなCGの粗まで見えてしまう、良くも悪くもHVらしい映像。
音質はそこそこ。
冒頭からサラウンドしまくる派手な音響。
低音はあまり深さは無く量感も少なめだが、出る時には出るといった印象。
高音はかなりしっかり出ており、金属的な音も良く出てるし広がりも十分。
中音域はやや音が引っ込み気味で薄い。
全体的に音場は広く、音に高さを感じる。
が、一部の効果音自体がショボかったり、
セリフの録音状況が悪かったり、口の動きと合わなかったり、
根本的な部分で抜けてしまっており、かなり興醒め。
サラウンド感も上々なのだが。。。
昆虫がカサコソと動き回るシーンにおいて、
サラウンド効果をふんだんに活用しているので、
それなりに面白さを感じるも、画面と合っていない・・・
映像と音声がチグハグではどうしようもない。
B級映画と割り切って観ても面白味は薄い。
B級らしさのある勢いや熱さも感じず、
丁寧な割りに地味で薄味。
もちろんトレマーズやクリッターのようなカリスマ性があるはずも無く・・・
観ても1週間もすれば内容すら忘れてしまいそう。
予告トレーラーだけで十分。

2010.09.16 | Comments(2) | Trackback(1) | 映画 は
