(BD)インビクタス/負けざる者たち

本日のレンタルBlu-rayは
インビクタス/負けざる者たち」(初見)
2009年 2:14 15~32Mb/s(VC-1) 3.5~4.3Mbps(DTS-HD)

南アフリカ共和国大統領となったネルソン・マンデラの反アパルトヘイト運動。
社会的、政治的、歴史的、現実的、ドラマ的と色々な角度から見ることが出来、
色々な感想を持つ映画はなかなかレビューし難い(苦笑)
クリント・イーストウッド作品の根底には、
大抵が普遍的な人間性を描く節があり、
表面的なストーリーよりも、もっと懐の深い作品とでも言えばよいだろうか。

あらすじはネルソン・マンデラが反アパルトヘイト運動の一環として、
ラグビー・ワールド・カップを政治利用するというもの。
歴史の教科書にも載るくらいの人物だし、ニュースにもなっている話なので、
それなりに知識はある人が殆どだろうけど、
正直、つい最近まで知っていはいても、理解はしていなかった。
っというのも、人種差別撤廃を訴えるのに、何故ラグビーチームは白人なのか?
別に黒人チームが優勝し、地位や名誉を回復すれば万事OKじゃね?
とか思ってしまう。
この辺りの知識は某番組の学べるニュース解説のお陰で理解出来ていたので、
そんな疑問は感じなかった訳ですがw
要はラグビーは白人社会の象徴的スポーツであり、それを潰すのではなく共存。
差別され、時には銃を突きつけられた相手を赦す。
それが白人から恐怖を取り去る事に繋がり、国民の間の融和・共存が実現する。
っとまぁこんな感じな流れなんですが、知ってますよね、そうですよね。。。(^^;
インビクタス/負けざる者たち

題材が題材だけにお堅い社会派ドラマを想像していましたが、
別にマンデラを聖人として描いている訳でもなければ、
牢獄生活なども一切省かれている。
割りとストレートにスポーツを通したドラマとして観る事が出来る。
弱小チームが挫折や苦難を乗り越え、チームが一丸となって勝ち進むような描写も少なく、
単純なスポ魂的なストーリーでもない。
何と言うか感動やメッセージの押し売りを感じさせない、
ただ静かに紡ぎ上げてく手法はイーストウッドらしい。
感情的でありながらもどこか客観視しているような、
観る者にも余裕を残した距離感が心地よい。
またラグビーの知識は殆ど必要とせず、
それでも後半は試合の高揚感、緊張感は伝わり、十分燃えさせてくれる。
インビクタス/負けざる者たち

画質は普通。
落ち着いた色彩・画調。
新作映画にしては解像度や精細感度はやや物足りなさを感じてしまうも、
過剰に綺麗に見えてしまうよりは雰囲気とマッチしているのかも。
白飛びした高コントラストな画も、
階調表現がやや浅く、白ピークは意外と低め。
それでもグラントリノの時のようなノッペリ感は一切無く、
VC-1も大分良くなったなぁと素直に感心w
インビクタス/負けざる者たち

音質も普通。
派手さや刺激は無く全体的に地味で堅実。
低音は使いドコロを分け、鳴らす時はしっかり鳴らしてくれるも、それ以外は沈黙。
高音域はややピークが早く、イマイチ伸びやかさが足らないかも。
中音域ももう一歩押し出し感が弱く、音が少し遠く感じられる。
唯一の聴き所はラグビースタジアムだが、
歓声が若干潰れ気味で煩いだけ。
サラウンド感はそこそこ。
さすがにラグビーの試合ではサラウンドの恩恵を十分感じさせてくれる。
決して極端なサラウンドではないものの、
丁寧な音の配置がなされているので、ある意味安心して観る事が出来る。

復讐ではなく和解と赦しをテーマ。
政治的な難しい話は無いものの、
アパルトヘイトの概要やマンデラの略歴などを知っておくとより理解が深まる。
本編で描かれるのは、マンデラの美談だったり、
スポ魂で人種差別問題を訴えると言った簡単なものではなく、
もっと多角的な観方の出来る、懐の深い作品。

    



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2010.09.01 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ

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