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(HV)実験室KR-13

今日のWOWOWは観察サスペンス
実験室KR-13」(初見)
2008年 1:34 HV・AAC 5.1ch(WOWOW)

この手の理不尽な監禁系はあまり情報を仕入れないで見た方が断然面白い。
パッケージや作品紹介サイトなどの親切なあらすじも出来れば見ない方が楽しめるし、
予告トレーラーなんてもっての外だろう。
結末や重要なネタバレでなくとも、
その映画にとって何が面白いのか理解したうえでネタバレをしない。
私も極力ネタバレを避けてはいるが、
ぶっちゃけ何にも知らないで観るのが一番かもしれないw

冷戦時代にCIAにより実際に行われていたと言われている洗脳実験「MKウルトラ」
当時の資料は全て破棄されており、それが事実かどうか確認は出来ない。
そんな眉唾ネタを掘り下げて作られた「実験室KR-13」
なのであくまでこんな非人道的な実験もやりかねないかもしれない、
と言うフィクションとして作られたサスペンス。
よって、この実験の真偽を問うものでも、ドラマ的な脱出劇でもない。
もちろん結末を期待するようなものでもなく、
もっとドライで、むしろ観る側が実験対象のような淡々としたものだ。
実験室KR-13

開始直後から「ソウ」「キューブ」を髣髴とさせる重苦しいムード漂い、
”これから一体何が始まるのか?”
期待と緊張が高まる。
そのピークはおそらく開始数十分後に訪れるだろう。
そこから先は極限の精神状態やらの心理実験を淡々と”見せ続けられる”
まるで観察するかのようにあくまで第三者視点で物語が進むのだ。
この辺りがソウやキューブとは違う所だろう。
実験室KR-13

本編の殆どが一室のみで完結しているので(予算節約?)
個性的なキャストが揃っており、それだけで物語に惹き込まれる。
また緊迫感たっぷりのBGMも心拍数を上げ、
読めそうで読めない先の展開を不安にさせる。
ただし実験内容がかなり地味だったり、
奇をてらった展開もなく、意外性に欠く。
洗脳実験の動機や説得力も薄く、どうも盛り上がりに欠ける印象は拭えない。

画質はかなり良い。
細かい粒子感も丁寧に処理されており、
きめ細かいフィルムライクさを感じる。
色温度が高めで、やや青緑がかった冷淡な画調。
一面真っ白な実験室も諧調が破綻すること無く、
高いコントラストを維持しつつも、しっとり見せてくれる。
実験室KR-13

音質もかなり秀逸。
低音もしっかり沈みつつ、量感も豊富。
それでいて高音にも張り詰めた緊迫感を感じさせ、
中音域も密度もあり、それでいて明瞭で抜けも良い。
密室の空間表現も巧く、狭さや圧迫感がある反面、
なぜか空間は広く感じさせる。
全体的に非常にバランスが整っており、
音響全体の一体感がある。
サラウンド感もそれなり。
極端なサラウンド配置はされていないものの、
密室の閉鎖感など巧くサラウンドしてくれているので、
常に包囲感を感じさせてくれる。

本当にあるのかどうか定かではない洗脳実験。
密室恐怖におけるサスペンスは、
個性的なキャスト陣や重苦しいBGMのお陰でムード満点。
ただし監禁・脱出劇のようなゲーム感覚ではなく、
あくまで洗脳実験を淡々と観察するもの。
何故?どうして?はひとまず置いておいて、
緊迫した心理実験の恐ろしさを垣間見るというスタンス。
開始数十分までは最高に面白いのだが、
残念な事に尻すぼみ。

    
                     ↑微妙にネタバレと言うか面白さを阻害する可能性あり
>>ホラー映画のすゝめ



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2010.08.21 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 さ

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