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(HV)重力ピエロ

今日のWOWOWは
重力ピエロ」(初見)
2009年 1:59 HV・AAC(WOWOW)

何だか久しぶりに”まとも”な映画を観た気がする・・・。
映画の楽しみは色々あるけど、最近は映像や音響の迫力だったり、
ストーリーの面白さや好みだったり、
もっと単純に、楽しい・泣ける・笑える・驚き・凄み・カッコいい・カワイイ。
何となくパーツ、パーツだけを捉えて、表面的な感情で楽しんでた。
でもこの「重力ピエロ」をそういった表面的な感情を上手く表す事が難しい。
もっと深い、心の奥底にズシンと響くような、
感情自身を揺さぶられる作品。
例えるなら、ハンバーグやカレー、餃子や肉じゃがと言った、
旨いメニューを食べた記憶はあっても、
本当に美味しいと思った”ご飯”を食べた記憶は意外にも憶えていない。
そんな”ご飯”的な位置づけなのが、この「重力ピエロ」のような気がする。
重力ピエロ

あらすじは仲の良い兄弟が落書きと連続放火事件のある法則に気付き、追い始める。
徐々に真相に迫るうちに、数年前に起こったある悲劇を知ることに。
そして物語が辿り着くのは家族の絆だった。
謎解きミステリーを軸に、過去の回想などを織り交ぜ、
二人の兄弟、そして父親と家族の絆を描いた物語。
しかし犯人探しはキッカケにしか過ぎず、謎を紐解いてどうこうって物ではない。
あくまで家族と言う人間模様を描いたドラマであって、本筋は見失わない。

内容についてはあまり詳しくは言えない。
ネタバレとかもあるけど、むしろ上手く言葉で表現出来ないというのが本音だ。
(文章表現力が乏しいだけですけど・・・w)
作中に起こる出来事は、放火やレイプ、事故や病気と言った重いものばかりだし、
観終えた後も何とも言えない感情だけが残る。
それでもどこか温かく、心地良い雰囲気につつまれ、
心揺さぶられる内容になっているのは間違いないだろう。
あえて詳しくは触れないが、どういった内容なのか伝えるために、
作中にあるセリフを一部抜粋して紹介しておこう。
「俺たちは最強の家族だ」
「神様に聞いてみた」
「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだ」
「楽しそうに生きていれば、地球の重力だって消してしまえる」

これらのセリフを深く噛み締めれば、
考えさせられるテーマが何とな~く、見えてくるのではないでしょうか。多分w
重力ピエロ

画質はそれなり。
若干白ボケした淡い色彩のいつもの邦画画質で、
全体的にやや薄暗く、コントラスト感に乏しいも、
それ程悪い印象は受けない。
解像度感や精細度感は最低限ある程度。
映像的に画質がどうこう言うような作品でもないので、
大きな不満もなく。
重力ピエロ

音質もそれなり。
低音は殆どなく、高音も目立たず普通。
中音域は割とハッキリクリアに聞こえ、邦画特有のセリフの聞き取り難さは感じず。
音響が目立つような事はないので、
気に留めるような音はなかった。
サラウンド感も同様。
一部のシーンで環境音などの効果音でリアスピーカーを活用する程度で、
分かり易い移動音や包囲感がある訳ではない。
空間も基本的に前面に広がる音場なので、
サラウンドを意識するようなシーンはごく一部だけ。

謎解きミステリーをアクセントに、
家族という人間模様を描いた良質ドラマ。
重く暗い内容だけど、悲観的・感傷的になっておらず、
切なくも心揺さぶる物語。
家族とは何なのか、繋がり・絆の本当の意味を考えさせられる、
深いテーマが心に響く。
そして何より絶妙なキャスティングのお陰で、
映画としても満足出来る仕上がりになっている。
ちなみにどうでも良い小話ひとつ。
終盤近くで加瀬亮がサラッと語るセリフが、
以前観た「それでもボクはやってない」を皮肉っているように思えて仕方なかったw

    



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

2010.07.19 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 さ

コメント

こんばんは☆

この映画、4月に見ました。・・・うまく書けないですネ、重い映画です。
とても時間が経った今でも色々と考えさせられる・・・そんな映画です。

>そして何より絶妙なキャスティングのお陰で、
映画としても満足出来る仕上がりになっている。

本当にそうですネ!ちょっと鈴木京香はいまひとつだったけど、
男性陣は子役も含めて、満点だったかも???

いつも画質や音質について書いていらっしゃるのですネ・・・。
そういう点から見ると、やっぱり古い映画は見劣りするのでしょうね~???

2010-07-19 月 19:06:55 | URL | miri #jSBoJ0Ww [ 編集]

>miriさん

ども、こんばんわ~。

なかなか上手く言葉で表し難い映画ですね。
何が良いとか、どこが悪いとか、そういう作品じゃない気がします。

男性陣はこれ以上無いキャスティングでしょう!
逆に鈴木京香や吉高由里子はある程度イメージに合えば、
もしかすると誰でも良かったかもしれませんね。
役どころ的にもあんまり重要じゃないですし。
かえってバリバリの演技派女優さんを置いちゃうと重苦しくなっちゃう気もします。
だからちょっと気を抜けるというか、あまり力の入り過ぎていない女優さんを配置する事で、
更に男性陣の存在が際立ったような、バランスも含めて絶妙なキャスティングだと思います。

画質や音質は私のアイデンティティーです(^^)
このブログを始めた理由もそこからです。
古い映画は当時の撮影技術の低さだったり、
どうしてもフィルムの保存状態が悪かったりするので、なかなか厳しい物が多いと思います。
それでも中にはブレードランナー(82年)のような古めの映画でも、
 >http://marantz.blog36.fc2.com/blog-entry-33.html
今でも十分通用するようなクオリティを保った作品も、稀にですがあります。

映像や音響だけが全てじゃないですけど、逆に内容だけが全てじゃないと思ってます。
どちらも素晴らしい作品に出会えてこそ、私自身は本当に感動する人間なのです。
 >http://marantz.blog36.fc2.com/blog-entry-198.html

2010-07-19 月 22:13:33 | URL | nor #- [ 編集]

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