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(HV)釣りキチ三平

今日のWOWOWはなぜ今頃、この漫画の映画化?
釣りキチ三平」(初見)
2009年 1:58 HV・AAC(WOWOW)

子供の頃になんとなく原作漫画を読んだ記憶がある程度だが、
懐かしい作品が”また”実写映画化になり不安は拭えない・・・w
しかも「おくりびと」の監督・・・・。

内容は巨大イワナを釣り上げるというもの。
そこに至る経緯は多少あるが、
冒頭の回想からして父親が釣り上げる事が出来なかったイワナを、
三平(+姉)が継いで夢を果たすと言う分かり易い内容。
原作漫画は殆ど憶えていないが、
いかにも漫画らしい、観ていて恥ずかしくなるくらい大げさ。
これはこれで味になれば良いのだが(ヤッターマンのように)
中途半端に真面目?というか、遠慮し勝ち。
客観的に見ればハチャメチャな内容なのだから、
昔話や御伽話的な作りならすんなり受け入れられるも、
妙に現代風にアレンジし過ぎたせいか、
違和感と言うか、ただ痛々しいだけ。
三平(須賀健太)を初めとするキャスト陣の、
ワザとらしいリアクションもそれを後押ししてしまっている。
なんと言うか、完全に昭和のノリ。
釣りキチ三平

全体的にテンポが悪く、内容も薄い。
肝心の釣りの魅力そっちのけで、自然礼賛の山歩きばかり。
ようやく山場となる巨大イワナ釣りも、
ショボイCGのお陰でテンションだだ下がり。
今時こんな違和感バリバリのCGは無いよな・・・。
その他、雄大な自然のロケと美術セットを交互に使うなど、
随所に不自然さが現れており、気持ちが萎えてしまう。
漫画原作と言うこともあり、なるべく自然に、
リアルに表現しようとすればするほど不自然さを強調してしまい、
非常にアンバランス、デコボコといった印象を拭えない。
釣りキチ三平

画質はそれなり。
まず画面が明るい。
昼間は白飛びするほど強調されたコントラスト感で、
夜も不自然なくらい見通しの良い明るさ。
それでも黒はしっかり沈んでおり、メリハリのある画に仕上がっている。
解像度感はそこそこあり、輪郭も非常にシャープだが、
精細感は感じられず、情報量も決して多くない。
それでも全体的に明るく、コントラスト感のある力強い映像に不満は感じない。
ただやはり水面や木々の揺れる描写は、
どうしてもペグノイズの餌になりやすい。
釣りキチ三平

音質は良い。
かなり強調された分かり易い音響。
低音はあまり多くないが、音が軽く感じることは無い程度。
高音は割りとクリアでメリハリ、キレもあるが、やや線が細い。
中音域は若干歯切れや抜けが悪いものの、
聞こえる音はしっかり聞こえ、厚みも十分感じさせる。
全体的に音の輪郭がハッキリしており、立体感や奥行き感を凄く感じやすい。
特にBGMの鳴り方は大げさで、ちょっとしたスピーカーでもそれなりに聞こえそう。
サラウンド感も上々。
目立つ移動音や効果音がある訳ではないが、
秘境の渓谷といったシーンでは、鳥や虫の鳴き声、木々のせせらぎなど、
如何にもなサラウンドがなされており、
これまた分かり易い空間表現がなされ、高さ・広がり共に感じられる。
サラウンドがあるシーンと無いシーンが極端だったり、
自然なサラウンドとは決して呼べないものの、
面白味のあるサラウンドといえるかも。

昨今の漫画原作→実写映画化の波は続き、
今度は「おくりびと」の滝田洋二郎監督が挑戦。
いかにも漫画らしい作りも、遠慮しいしいでは逆に痛々しいだけ。
コミカルな内容も演技との温度差があり、笑うに笑えない。
また違和感のあるCGにも気分は萎えてしまい、釣りの魅力も半減。
残るのは説教くさい自然礼賛と巨大イワナだけ。
どうも真面目に漫画を描いてしまった感が否めず、
大人が観るに堪え兼ねる。
完全に子供向け、ファミリー向けのお手軽ムービー。

    



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

2010.06.10 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 た

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