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(HV)BLOOD THE LAST VAMPIRE

今日のWOWOWは「So Cool!!」 そう?クール?
BLOOD THE LAST VAMPIRE」(初見)
2000年 0:48 HV・AAC(WOWOW)

押井守、人気イラストレーターの寺田克也ら、
日本を代表するクリエイターたちが集結した、
Production I.G制作のフルデジタルアニメーション。
クエンティン・タランティーノ監督のお気に入りらしく、
「キル・ビル」のアニメ部分を依頼したのは有名な話?
どちらかと言うと海外を意識したアニメなので、
日本ではあまり有名ではないが、海外の評価はすこぶる高いらしい。

内容は日本刀を片手にセーラー服少女が、バンパイアと戦う話。
舞台がベトナム戦争真っ只中の横田基地。
劇場公開作品だが48分と短く、
ストーリーも見所となりそうな展開だけを切り抜いたようなもの。
あえて言えば新海誠作品のような短編作品といった扱いだろうか。
(のちにTVアニメの「BLOOD+」として展開された)
あまり多くを語らず、世界観説明は匂わす程度ながら、
短い尺に見せたい部分を上手くまとめた、割と雰囲気漂うクールな作品。
BLOOD THE LAST VAMPIRE

フルデジタル製作されたアニメーションながら、
デジタル臭さはあまり感じられないものの、
海外アニメ特有の顔立ち(タラコ唇など)のキャラデザなど、
かなり取っ付き難い絵柄が特徴。
海外での評価が高いとの事で、
さすがに作画は安定しているが、驚くほど凄い訳でもない。
冒頭の地下鉄シーンなどは梅津泰臣の「A KITE」を彷彿とさせるも、
彼ほど飛びっきりのアニメーションを見せてくれる訳でもない。
ぶっちゃけ、セーラー服を着た黒髪(三つ編み)少女が、
やたら日本刀を振り回しているから外人受けしたのではなかろうかw

日本人からしてみれば、”異質”以外の何者でもない。
BLOOD THE LAST VAMPIRE

画質はそこそこ。
フルデジタルアニメだが、
思ったほど輪郭はキリっとしておらず、ややソフト気味。
またカラーバンディングがかなり目に付く。
ペグノイズも画面の切り替わりやパン直後や、
動きの前後で若干散見出来るものの、目立つほどではない。
全体的にやや薄暗く、発色もくすみ気味。
透明感とは無縁の、ややもやっとした画。
それでも当時からHD製作だった恩恵からくる解像度感の良さは実感出来、
暗部の情報量も割りと豊富に見て取れる。
BLOOD THE LAST VAMPIRE

音質は良好。
冒頭の地下鉄シーンなどは、
パッと聞きでは下手なハリウッド映画の音響を凌駕している程に良く感じられ、
低音もかなりしっかり入っている。
高音のピークは若干感じ取れてしまうものの、
アニメらしい、やや大げさな空間表現が心地よく、
キレやパンチもあり派手さは十分。
セリフはやや篭っており、聞き取り難い部分もあったが、
基本的にセリフは英語なので字幕のお陰で気になり難い。
サラウンド感も上々。
先も述べたように空間表現が上手く、抑揚の付いたサラウンドが特徴的。
移動音や効果音も派手過ぎない程度に活用しており、
48分と短い作品ながら、音響効果からくる映画としての満足度は十分味わえる。

日本を代表するクリエイターだ、タランティーノ監督だという割りに、
日本での知名度は高くない事からも、
マイナーな内容なのは分かるだろう。
また海外アニメ特有のキャラデザなど、取っ付き難さもある。
48分と非常に短い作品ながら、
もう少し観たいと思わせる余韻を残す潔さもあるが、
裏を返せば物足りないと思う人もいるだろう。
気に入ればTV版の「BLOOD+」を観るも良し。
どうも少女が日本刀を振り回すシーンを観て、
外国人が「So Cool!」とか言ってそうなアニメだなぁ~とw

    



テーマ:アニメ - ジャンル:映画

2010.06.03 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 他

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