FC2ブログ

(HV)レイン・フォール/雨の牙

今日のWOWOWはツマる、ツマラない以前に、何も無い
レイン・フォール/雨の牙」(初見)
2008年 1:51 HV・AAC(WOWOW)

ハードボイルドとしては主役不在。
フィルムノワールとしてはテーマ不明。
サスペンスとしては脚本不足。
映画としては中身薄。
限りなくTVドラマの延長線上。

東京を舞台に、高級官僚の死に関連したメモリデータを争い、
謎の殺し屋レインをCIA、ヤクザ、警察が追い、一人のジャズピアニストと出会う逃亡劇?
要素、要素を見れば面白そうな設定だし、
何より東京が舞台の本格的そうな映画。
またゲイリー・オールドマンが出演しているなど、観てみたいと思わせる動機は十分。
しかし始まって観れば、何も起きず、緊張感の欠片すらなく、
ただダラダラと垂れ流された映像を見せ付けられるだけ。
ハードボイルドとしては主人公の存在感があまりに薄すぎる。
主演の椎名桔平うんぬん以前に、キャラの掘り下げや魅力が足らず。
フィルムノワールとしては画作りだけ真似て、中身が伴わない。
サスペンスとしては演出・展開がお粗末で、緊迫感がまるで伝わらない。
構図だけ考えればボーンシリーズを思わせなくも無いが、
そこまで内容と言う内容もなく、アクションもほぼ沈黙。
全体的に起伏が無く、淡々として、退屈そのもの。
まったくもってストーリーの”面白味”に欠けるのだ。
レイン・フォール/雨の牙

そのわりに、やたらと映像が自己主張し過ぎw
フィルム・ノワールを思わせるコントラストを活かした映像、
引きとアップを対比させる構図やゆったりとしたカメラワークなど、
映像に独特のこだわりが見て取れるのは良く分かる。
が、中身が伴わず映像や音楽だけが空回り状態。
映像作品としてみれば・・・・(苦笑)
レイン・フォール/雨の牙

画質は上記の理由により、凄く良い。
フィルムらしさを保ちつつ、解像度感・精細感も十分。
陰影がしっかりと浮かび上がらせるコントラストも非常に良い。
一つ一つの映像美はなかなか目を奪われそうになる程。
邦画というより、洋画に近い映像。
特にフォーカス感の良さは今の邦画では目にした事が無い程。
レイン・フォール/雨の牙

音質は基本的には良い。
冒頭から低音の沈み込みを感じさせ、高音の伸びや広がりも十分。
AACとしてはランボーを髣髴とさせる程に音の良さを実感出来る。
しかし始まってしまえば単調なドラマ同様、音響もこじんまりとしてしまい、
素性の良い音響も鳴かず飛ばず。
良い音響を活かしきれていないのだ。
サラウンド感も微妙。
東京独特の雑踏や喧騒など違和感なく、自然なサラウンドになっているが、
これまたそれを活かしきれるシーンや演出が無く、
包囲感はあまり感じられない。

足らないものが圧倒的に多く、
そのくせ無駄な物が多い。
一つ一つの要素が全て空回りで、
何を描き、何を魅せたいのかピンボケ写真。
正直、
この映画について何を書けば良いのかすら困るほど中身が無いwww
ツマる、ツマラない以前に、何も無いのだ。

    



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

2010.05.11 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 ら

コメント

コメントの投稿


秘密にする

«  | HOME |  »

FC2カウンター

ブログ内検索

カテゴリー

rank

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ 人気ブログランキングへ
ブログランキング

プロフィール

nor

Author:nor
-試聴環境-
LVP-HC3800
DLA-X70R
OS ピュアマット 80inch
CD6002/Applause
PM8004/Studio
BDP-LX71
DMR-BWT660
RX-A2040
-5.1.4ch構成-
B&W CM8 + B&W CMC
+FOSTEX CW250A
IMAGE11/KAI + IMAGE12

月別アーカイブ

DMM

DMM.com DVD通販