(BD)スペル

本日のBlu-rayは逆ギレばばぁを生んだのはサブプライム問題?w
スペル」(初見)
2009年 1:39 15~25Mb/s(AVC) 1.8~3.8Mbps(TrueHD)

「スパイダーマン」シリーズで一躍ヒットメーカーの仲間入りをしたサム・ライミ監督。
元々はこじんまりとしたホラーやサスペンスを撮っていた。
そんなサム・ライミ監督が久しぶりに撮った王道ホラームービー。
果たしてその出来栄えは・・・・

あらすじは非常にシンプルなもの。
ほんの小さな不親切で、老婆に逆恨みされ呪いをかけられてしまう話。
ホントマヂで逆恨みw
こんなんで地獄の3日間を味あわされたら堪ったもんじゃなねーww
しかもこの老婆、見てくれ自体が既に恐怖の対象w
そんなんでいきなりドバァーと出てこられれば、そりゃビビるビビるw
ただし大袈裟と言うか、度を越した恐怖描写なので、
心底怖いと言うより、「ふぅ、怖かったね」程度。

確かにショックシーンは過大な効果音で大いに驚かせてくれるが、
どれもが意表をつくようなものではなく、
ストレートなので、お化け屋敷のそれと一緒で易しいもの。
スペル
 (マウスアウト:通常(調整前) オンマウス:S字ガンマ調整後)

前半は老婆の見てくれのせいもあり、なかなか雰囲気の良い怖さが漂うが、
所詮は呪いだの、黒魔術だのオカルトの世界。
進むにつれてアトラクション色が強く出てしまい、
恐怖心は自然と薄れてしまう。
それに比例してストーリーもどんどん失速してしまうのだが、
演出の上手さやテンポの良さでサクサク観れてしまうあたりは、
やはりB級モノと一流監督の差なのだろうか。
また要所でユーモアで場を和ましてくれるので、
常に緊張を強いられる事は無く、初心者でも十分視聴に耐え得る易しいもの。
逆に言えばホラー好きにはやや生温さが残る
またラストの結末は、あまりに親切過ぎる伏線のお陰で、
勘の良い人なら直ぐに気づいてしまう。
問題はそれに気付いた時点で、それ以降の展開が空気になってしまう事だ。
もし気付いてしまったら、
残り時間がどれくらいあろうと、そこで止めてしまっても構わないかもしれない。

以降の展開はうんともすんとも言わないからだ。
スペル
 (マウスアウト:通常(調整前) オンマウス:S字ガンマ調整後)

画質は酷い。と言うか不良?
黒浮きが尋常じゃない。
シネスコの黒帯すらグレーに浮いてしまい、とてもじゃないが観るに耐え兼ねない。
モニター側で明るさやコントラストを下げてしまうと、
映像が沈み過ぎて、黒潰れを起こしてしまうので、
出来ればガンマ調整でLow側だけを沈めてあげる事をお勧めする。
もっと言えば逆にHi側を上げるとよりGood。
要は極端なS字ガンマ設定にしてあげるのだ。
これでようやく普通に見られる状態になる。
フィルムグレインは細かく柔らかい粒子感で観やすい。
輪郭はややソフトめ。
個人的にはもう少しシャープさが欲しい所だが、
しっとりとした質感の残るフィルムライクが好みの人も居そう。
スペル
 (マウスアウト:通常(調整前) オンマウス:S字ガンマ調整後)
  シャッタースピードや露出は固定しているけど、これがコンデジの限界。参考程度に。

音質はそこそこ。
小さな物音などで引き付けてから、
一気にデカイ効果音を鳴らすと言う、古典的な手法を上手く鳴らしてくれる。
とにかくキレが命と言っても良いだろ。
その一瞬に出てくる音の情報量が堪らなく心地よいw
キレだけでやたら線の細い効果音は、心臓よりも耳に悪そうだが、
こちらはキレ+厚みがあり、瞬間的に凝縮された音圧が響く。
大袈裟に表現すると、辺り一面に漂っていた空気が一瞬にして振るえるような感覚?
多分これがDTS-HDだと、音圧の壁が突っ込んでくる感じなんだろうけど、
個人的にはTrueHDの方が雰囲気に合っているような気がする。
その他、BGMが秀逸。と言うか、ホラーのくせにお洒落w
これまた広がりや立体感があり、セリフや効果音と決して交わらない。
それぞれが自己主張しつつも、バラ付かず一体感すら感じさせる。
なかなか凝った音響と言えるだろう。
サラウンド感も上々。
オカルト的なぐるぐると回る効果音は、
移動感が凄く分かり、各スピーカーの音の繋がりを試される。
またそれ以外にも、その場の空気感が良く伝わり、
決して派手さは無いけど常に包囲感を感じさせてくれる。
全体的にはショック音を抜きに考えると、
刺激的な音はあまり無く、どちらかと言うと品のある音響だろう。
一つ一つの音に対し丁寧に作られているのが良く分かる。

老婆の完全な逆恨みで呪いの3日間。
古典的で王道的な恐怖描写。
ショックシーンはとにかく全力でビビるw
ただ後味は意外とスッキリしており、
その一瞬を楽しんで恐怖出来るだろう。
また全体的に緩さがあり、常に緊張を強いられる事も無い。
演出の上手さやテンポの良さもあり、
決してB級臭さはなく、安心して初心者でも楽しめる。
ただ気持ち悪いシーン(ウジ虫だの、ハエだの)が多いので、
その点を留意しておく必要があるかも。
ホラー好きにはぬるま湯に感じられるも、
作りがどこか懐かしさを感じさせるもので、
そういった楽しみ方は出来るかもしれない。

    
                      ↑結構なネタバレになってます、要注意。
>>ホラー映画のすゝめ



テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

2010.04.27 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 さ

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