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(BD)カールじいさんの空飛ぶ家

本日のBlu-rayはピクサーが描く「グラン・トリノ」?
カールじいさんの空飛ぶ家」(初見)
2009年 1:43 ??~??Mb/s(AVC) ??~??4Mbps(DTS-HD 6.1ch)

ジブリ同様、毎回期待され続けるピクサー作品。
10歳の末期ガン少女が見たがったニュースが話題に。
個人的にピクサーが頂に辿り着いた作品は「WALL・E」だと思ったが、
果たして次に持ってきた作品はそれをも超えるのか・・・・

あらすじは小さい頃に夢見た冒険を、年老いてから叶えようとする話。
幾つもの風船を家に括りつけ、冒険の地へと飛び出すので、
痛快な空のアドベンチャーものを想像していたが、すぐさま拍子抜けしてしまう。
この風船の旅はあっけなく目的地へと着いてしまうからだ。
もちろんそれで終わる事はないのだが、
そこから鳥や犬が登場し、ひと悶着ある。
ただせっかく風船で空を飛んだ家を引っ張って移動すると言う、
何とも夢の無い現実を見せてくれてしまうw
これなら別にわざわざ家を飛ばす必要なかったのでは?
(思い出の家だけど、思い出の品物(アルバムとか)でも良かった筈)
カールじいさんの空飛ぶ家
 (マウスアウト:Blu-ray オンマウス:DVD)
カールじいさんの空飛ぶ家

割とテーマを深く刻んだ内容になっており、
その分、アニメーションとしての動きも少なく盛り上がりに欠ける。
また犬や鳥といったサブキャラの魅力に、
主人公を始めとする人間のキャラクターの個性が食われてしまっており、感情移入し難い。
冒頭のシーンとラストがまるで繋がっていない点も疑問に感じる。
どうも題材を一度大きく掘り下げて、そこからアニメ用にデフォルメし、
再構築したが為に、キャラとテーマが噛み合わなくなっかのように思えてしまう。
分かり易く言えば、テーマありきでストーリーとキャラは置き去り。
本来アニメとは、キャラクターが良いストーリーを作るハズなのだが・・・。
いくら深いテーマ性や現代の世相を反映していたとしても、
冒険アニメとしての面白さがゼロに等しければ、
観ていて楽しくないし、心にも響かないだろう。
カールじいさんの空飛ぶ家
 (マウスアウト:Blu-ray オンマウス:DVD)
カールじいさんの空飛ぶ家

ただそれ以外の部分はさすがに安定した作り。
冒頭の奥さんとの出会いから別れの回想シーン、
沢山の風船で家を飛ばす楽しさ、辺境の地独特の景観、
サブキャラだけど犬と鳥のコミカルな表現など、
一つ一つを見れば、さすがはピクサーだと頷けるものばかり。

画質は良好。
ピクサーらしい、カラフルで色鮮やか。
色に一切の濁りが無く、透き通るようにクリア。
輪郭もシャープ過ぎず、ボケ過ぎない絶妙なバランス。
誰が見ても綺麗と思える映像。
BDでの視聴だったが、試しに付属のDVDもチラ見して驚いた。
以外にもDVDもすこぶる高画質。
解像度からくる精細感や空気感の違いはあれど、
DVDなりに質感もキチンと残っており、ノイズも最小限と言うか殆ど目立たない。
特に冒頭のカラフルで沢山の風船が舞い上がるシーン。
どう見てもペグノイズ泣かせのシーンだが、
これが破綻せずに見られてしまうのだ。
良く見ればノイズは散見出来てしまうが、
まとわり付くような嫌なノイズでは無く、非常に丁寧に処理してあるのが良く分かる。
画質に拘る映像マニアじゃなければ、これでも十分満足出来るだろうし、
DVDだと言われなければ気づかないかもしれないw
もちろんBDなら透明感や空気感など、決してDVDでは表現しきれない部分は大きいが。
どちらにしても高画質なのは言うまでも無い。
カールじいさんの空飛ぶ家
 (マウスアウト:Blu-ray オンマウス:DVD)
カールじいさんの空飛ぶ家

音質も良好。
英語・日本語ともにDTS-HDなのだが、
パッと聞き、リニアPCMのような張り詰めた空気感がある。
音の粒に角が立っており、それらがストレートに飛んでくる感じ。
音の響きや反響音が自然で、部屋の壁を突き抜けて広がり、
解像度感の高い、クリアな音響。
そこに低音の沈み込みや厚みがプラスされ、
雷鳴やら何かにぶつかる効果音など、メリハリを利かせてある。
サラウンド感も良好。
移動音や効果音などは当たり前なのはもちろん、
環境音や残響音などの細かいサラウンドもキッチリこなした、
安定したサラウンドクオリティ。
音の立体感も前後左右だけではなく、程々に音の高さも感じる事が出来る。
ただウチの環境だと、BDはアナログマルチ接続なので5.1chでしか繋がっていない。
(ケーブルがもう一対必要になるので面倒だったw)
この辺りで6.1chとの差が出るのか気になる所だ。

毎回期待に応え続けたピクサーアニメ。
人形・昆虫・モンスター・車・ネズミ・ロボットときて、
今度は人間賛歌。
過去の物言わぬ動物やロボットとは違い、
現実と一番近い世界観となっている。
その分、テーマ性などを捻って詰め込んであり、
大人でも少し考えないと、その意味を理解するのに苦労する。
その結果、ストーリーとテーマがチグハグになってしまい、
考え過ぎて頭でっかちの、ややピクサーとは似つかわしくない物に。
やはりアニメーションは子供でも分かり易いように、
直感的に感じ取れるようなシンプルな物が面白く感じると思うのだが。
決して悪くは無いし、ツマラナイ事も無い。
ただほんのちょっぴりスッキリしないだけ。

    



テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

2010.04.23 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 他

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