FC2ブログ

ECHO エコー

今日のレンタルDVDは
ECHO エコー」(初見)
2006年 1:23 6.74Mb/s 448kbps(DD)

”音”という感覚にフォーカスをあてた新感覚フレンチサスペンス。
何か無くても音だけでイメージする、音からくる刺激だけが情報の全て。
ありそうでなかったアプローチ?

あらすじは母親を殺されてしまった録音技師のシャルロットが、
録音中に不思議な音をとらえ、やがて事件の真相が見えはじめる・・・。
死んだ筈の母親の生活の音が聞こえるなど、
オカルト的な要素があったり、雰囲気はホラー調だけど、
あくまでサスペンスの真相究明がメイン。
過去の”音”から疎遠になってしまった母の知らなかった一面を知り、
それがどう事件と繋がってゆくのか?
先の見えない展開に少しずつ引き込まれてゆく。
ECHO エコー

犯人が誰だの、真相はこうだのといった物は一昔前のサスペンスにありがちで、
勘の良い人なら途中で気付いてしまうかも。
ただそれだけではなく、やはり”音”に対する魅力が持ち味。
家が軋む音、風の音、足音、物が擦れる音、鼻息、無音ノイズなどなど、
殆ど無音の静けさに生活の中で生まれる些細な音が浮き出ており、
適度に緊張感を持たせ、とにかく効果音だけで間を繋ぐ。

斬新でアプローチとしては面白いっちゃぁ面白いんだが、
ぶっちゃけそれだけ。
ストーリーや展開も粗く穴も多い。
行間をうまく理解しないと苦しむだろうし、かといって意外性がある訳でもない。

画質はかなり厳しい。
彩度やコントラストの極端に低い、褐色グレーかかった画調。
薄暗く沈んだ、いかにも低予算カメラを使った映像で、
DVDにしても情報は潰れ、ノイズも多く汚らしい。
暗部も潰れ、黒浮きや暗部ノイズも目立つ。
ECHO エコー

音質はこれが限界か。
こだわりの”音”なので、音数は少ないながらも物音に溢れる。
繊細、とまではいかないまでも、適度な音の強調感がありディティールを感じ取り易い。
低音は少なく、高音も控えめ。
中音域もハッキリしているけど頼りない。
せっかくの音なのだが、物足りなさを凄く感じるけど、
多分これが元々の音響の限界だろうと思う。
悪く言ってしまうとショボイ音なりにしっかり聞えてくる感じだ。
サラウンド感はさすが。
決して派手さや大げさ感はなく、むしろサラウンド感は抑え気味。
それでもリアスピーカーに耳を傾けると様々な効果音が配置されており、
ちょっとした物音や空間配置などは押さえてあって、
フロントと同等くらい物音に溢れる印象。
音質もそうだが、もっと凄い音響だったら化けてただろうな、と思ってしまう。
ただこれがロスレスになったからといっても大差ないと思うが。

”音”という感覚で展開する新感覚のサスペンス。
ありそうでなかったアプローチは、
先の見えない展開に少しずつ引き込まれてゆく。
ただし、それ以外の部分に意外性や面白味は薄く、
これが音である必要性は無いかも。
作中はBGMが殆ど無く、
無音と間をつなぐ効果音からくる緊張感があり、
この手の落ち着いた雰囲気が好きならありかも。

    



テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

2010.03.24 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ

«  | HOME |  »

FC2カウンター

ブログ内検索

カテゴリー

rank

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ 人気ブログランキングへ
ブログランキング

プロフィール

nor

Author:nor
-試聴環境-
LVP-HC3800
DLA-X70R
OS ピュアマット 80inch
CD6002/Applause
PM8004/Studio
BDP-LX71
DMR-BWT660
RX-A2040
-5.1.4ch構成-
B&W CM8 + B&W CMC
+FOSTEX CW250A
IMAGE11/KAI + IMAGE12

月別アーカイブ

DMM

DMM.com DVD通販