フローズン・タイム

今日のレンタルDVDは静止した世界で何を見るのか
フローズン・タイム」(初見)
2006年 1:42 4.74Mb/s 448kbps(DD)

静止した時間の中で、甘美な世界を描く。
なんとも素敵でロマンチックなラブストーリー。

一見、時間を止められる主人公が女性達を脱がしまくってスケッチする変態映画ですがw
もちろんエロ目的としたものでは一切無く、
時間という現実的な流れを切り取った一瞬に何を見るのか。
そこにはどんな世界があるのか。
幻想的で不思議な感覚にとらわれ、その中で一つの恋を見つけるお話。
スローモーション、ストップモーションを使い、
元写真家出身の監督とあって
静止画、グラビア写真のような甘美な映像美が見所。
特にラストはとても幻想的な映像に目を奪われる事必見。
意外とコメディー要素があり、少々笑えない、苦笑い程度の軽いノリ。
やや展開のテンポが悪く、不要と感じるシーンも幾つかあるが、
結構地味で淡々としているも、不思議と退屈にならない。
何となく物語で何かを伝えるのではなく、
独特の映像世界で感性に訴えてくるような作品だろうか。

画質は残念ながら悪い。
せっかくの映像美も情報が潰れがちで精細感度に欠ける。
ハイライトが飛び、暗部も潰れてしまっており、
綺麗な映像のハズが汚く見えてしまう。
ビビット調の色彩ある画作りが特徴的だが、
イマイチ鮮やかさや鮮烈さが無く、色抜けが悪い。
ペグノイズもチラホラ散見出来、DVDとしてはかなり不満の残る画質だ。
願わくばHV放送やBDで堪能したい。

音質はそれなり。
低音・高音ともに伸びが足らず、ちょっと物足りなさを感じる。
セリフなどの中音域も明瞭さは感じ難く、やや篭り気味かも。
ただあまり音に拘るような作品ではないので、大きな不満に感じることは少ない。
サラウンド感はあまりない。
これと言った移動音や効果音など、後方から聞えてくる音は殆ど無く、
終始、フロントの補助的な役割に留まっている。
またあまり空間の広さや奥行きを感じさせるサラウンドにもなっておらず、
どちらかというと音場はやや狭いかも。

時間を静止させると言うSF要素がありながら、
決してファンタジーに陥らず、
現実という流れを切り取った芸術的で幻想的な世界。
そして静止した世界で描くロマンチックなラブストーリー。
やたらと女性の裸体が出てくるも、
ひとつの甘美なアートとして捉えており、
エロティックとはまた違う。
全体的に地味で淡々としており、
あまり笑えない下品なギャグも多く、
取っ付き難さはあるも、一つ一つの光景に惹かれるものはある。
特にラストはとにかく目を奪われる素晴らしい映像美。

    




フローズン・タイム

テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2010.02.24 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 は

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