(HV)落下の王国

今日のWOWOWはおとぎ話語り
落下の王国」(初見)
2006年 1:58 HV・AAC(WOWOW)

ホラ話(おとぎ話)と現実を併走して語るやり口は
「ビッグ・フィッシュ」を思い出すが、似て非なるもの。
世界遺産数カ所を背景に映像美を追求し過ぎて中身が追い付いていない。
結局は何がどうしたかったのか、良く分らん映画w

病院内で出会った少年が少女に語って聞かせるおとぎ話。
現実とおとぎ話の二つの世界が交互に描かれ、
次第に二つの世界がリンクしてゆくという流れ。
その本編の半分を占めるおとぎ話がチープで面白味がまるでない。
世界遺産数カ所のロケーションである必要はまるでなく、
絵空事と言うか人形劇
を見せられている気分。
現実の病院でのやり取りも説明不足でイマイチ感情移入し辛い。
これといった新鮮さも面白さも無く、
淡々とした冗長さに眠気をさそうかもしれない。
世界遺産の映像に美しさにちらほら息を呑むも、じっくり魅せてはくれず。
何がどうしたかったのだろうか。

映像はおとぎ話の世界はかなり綺麗。
世界遺産の景色は解像感たっぷりで、建物などが立体的。
コントラスト感があり、発色も鮮やかそのもの。
シャープさもあり、シーンによっては息を呑むほどの美しさ。
また暗部の描写がすこぶる良く、暗い中にも色彩諧調が残る素晴らしさ。
逆に現実世界では彩度が落ちて暗めのくすんだ映像。
同じ人物描写でも甘さを感じる。
どちらも意図した画作りなのだろう。
落下の王国

音質は良好。
音の配置バランスが非常に良く、
自然なららも定位感のある音場が印象的。
低音域は殆ど無いけど寂しさや物足りなさは感じ難い。
高音はそこそこ伸びており、広がりや響きなどを十分感じさせる。
中音域は明瞭でメリハリがあり大変聞き易い。
目立つ音こそないが、一つ一つの音が自然で繊細。
意識せずにすーっと耳に入ってくるような感じ。
またBGMが印象的で悲壮感溢れるストリングスが、唯一物語を盛り上げてくれる。
サラウンド感はそこそこ。
現実では環境音など自然に広がりつつも定位感がある音場で、
おとぎ世界ではやや誇張気味の移動音や効果音が目立つ。
こちらも目立つようなサラウンド感ではないのだが、
品の良さを感じさせるサウンドメイク。

世界遺産を背景に雄大なロケーションを魅せるも、
ストーリーに魅力が無く、
おとぎ話はチープでお粗末なもの。
物語に起伏も無く退屈でしかなく、
何がどうしたかったのか、解釈に困る。
ただ映像美を淡々と見せられた人形劇気分。

    



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2010.01.09 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 ら

コメント

コメントの投稿


秘密にする

«  | HOME |  »

FC2Ad

FC2カウンター

ブログ内検索

カテゴリー

rank

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ 人気ブログランキングへ
ブログランキング

プロフィール

nor

Author:nor
-試聴環境-
LVP-HC3800
DLA-X70R
OS ピュアマット 80inch
CD6002/Applause
PM8004/Studio
BDP-LX71
DMR-BWT660
RX-A2040
-5.1.4ch構成-
B&W CM8 + B&W CMC
+FOSTEX CW250A
IMAGE11/KAI + IMAGE12

月別アーカイブ

DMM

DMM.com DVD通販