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(HV)誰も守ってくれない

今日のエアチェックは社会派ドラマ風
誰も守ってくれない」(初見)
2009年 1:58 HV・AAC(WOWOW)
サラウンド感:★ 音質:★★

「踊る大捜査線」のスタッフがおくる、
中年刑事と加害者妹の愛の逃避行劇。
被害者視点ではなく、加害者の家族に焦点を当てた珍しい作品。
プライバシー保護の問題や被害者感情、マスコミやネットの誹謗中傷など、
社会的な問題をシリアスに描き出す。
ただ観る側としては気持ちの良いものではない。

この手の問題は不毛な争いでしかない。
それぞれの立場や言い分はあるだろうし、どうしても感情に左右されてしまう。
何が何でも責任問題と取り沙汰したり、興味本位で騒ぎ立てたり。
結局は他人事でしかないのだから。
ま、それは置いておいて、
映画の中身の方だが、加害者家族の視点を描くと言う一風変わった作品だが、
蓋を開けてみれば、中年刑事と少女の逃避行劇でしかないw
あ、愛は無いです。あったら別の問題が勃発しちゃいますしwww
少女が矢面に立たされるエピソードが幾つも展開するが、
どうもリアリティに欠ける。
手持ちカメラを多用したドキュメンタリータッチの演出や、
佐藤浩市、志田未来と言った演技の上手さも空回り気味。
海の向こうでテロだ、スパイだ、陰謀だと言われれば信じるかもしれないが、
邦画でやるからにはリアリティが必要だ。

テーマがテーマだけに、ドラマとしても社会派映画としても半端で終わってしまっている。
他にも序盤のカーチェイスをやる意味が分らんし、
マスコミ批判からネット批判へのすり替えの巧さに驚いたw
フジテレビですか、そうですか・・・

画質はそこそこ。
程々のフィルムグレインで、解像度感や精細感も十分でありながら、
TVドラマ画質に陥らない、映画らしい画。
発色やコントラストも不満なく、綺麗にまとまった好印象。
誰も守ってくれない

音質は微妙。
AACの2chなので、音響に対しては正直物足りない。
作風柄、低音は殆ど無いし、高音もやや頭打ち。
中音域は若干篭りがちで、音も薄く。
大きな不満こそないので作品に集中すべきだろう。
擬似サラウンドによる効果は程々。
序盤のカーチェイスで移動音などサラウンド効果はあるものの、
元々の音響のせいもあるだろうが、微妙に音場が悪くなってしまう。
あまり擬似サラウンドはお勧め出来ない。

本格社会派映画としては役不足だが、
重くなり過ぎていない事もあり、一般受けはし易いだろうか。
それでもテーマがテーマだけに、
観ていて気分の良いものではないので注意が必要かも。
犯罪が起き、それをネタにする人達がいて、
またそれを指摘する映画があり、それをお金を払って見る人がいる。
犯罪の無い、穏やかな世界って訪れないんでしょうかね。
それこそ
「事件は現実で起きてるんじゃない、映画(の中だけ)で起きてるんだ」と。

    



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

2009.12.08 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 た

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