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(HV)GOTH -ゴス-

今日のエアチェックは人気のミステリ作家、乙一原作の
GOTH -ゴス-」(初見)
2008年 1:36 HV・AAC(WOWOW)
サラウンド感:★ 音質:★★

例によって乙一の原作は読んでいないが、
何故か劇場作品は好んで観てしまうw
原作を全く読んだ事は無いし、全ての劇場作品を観た訳でもないが、
知っている限りで乙一はファンタジックな要素をミステリー仕立てにしている事が多く、
大抵ラストに驚かすトリックを用意してあるので、
今作もその手の期待を込めて観てみた。

GOTHは他の乙一作品とは少々路線が異なっているのか、
猟奇的殺人を基盤としたサイコホラー的作りになっている。
一応ミステリー仕立てにはなっているも、
どちらかと言うと連続猟奇殺人と、死体に興味を持つ高校生カップルを、
ただ妖しく淡々と描いているだけで、犯人は誰だ?的な謎解きはおまけ程度。
「どうして?」の部分が描ききれていないので、
ラストも消化不良気味で、首を傾げてしまう。
映像が独特で、ハイライトを飛ばしてハレーション気味に撮影されており、
光のコントラスト感を強調した画作りが特徴的。
多分、原作の妖しげで不思議な世界観や雰囲気を表現したつもりなのだろうが、
少々クド過ぎて嫌悪感を感じる人もいるだろう。
また主人公役の本郷奏多の演技が苦笑もので、正直気色悪かったw
物語や内容を楽しむものではなく、映像や妖しい雰囲気を楽しむだけの映画。

画質は良くも悪くも。
前述した通り、ハイライトが極端なほどに飛んでいる。
邦画にありがちな白ボケ映像とは異なり、
飛んだ白の中にもキチンとコントラストを感じさせる映像は○。
ただ逆に暗部の表現が疎かになり勝ちで、
白に引っ張られすぎて黒浮き気味が目立つ。
色合いは全体的に緑にシフトしており、気味の悪い雰囲気が良く出ている。
またフィルムグレインがザラつき、若干ノイジーに感じられる。
そのせいかどうか分らんが、ディティールが潰れてしまっており、
HV映像らしからぬ、精細感に欠ける画質。
破綻と言うよりもバランスが悪く、独特かもしれないが大変観辛い映像。
GOTH -ゴス-

音質は微妙。
AAC・2ch+邦画独特の抜けの悪い音なので、
とにかくセリフが篭っており、非常に聞き取り難い。
低音も薄く、低域をSWへ通してもあまり効果は無い。
全体的にやや癖のあるバランスだが、
音数も少なく大人しい音響と言う事もあり、不満に感じる事は少ない。
擬似サラウンドによるサラウンド感は期待できず。
どうも音がフロント中央に集まり勝ちで、広がりに欠ける印象。
目立った効果音もそれほどなく、リアスピーカーの存在はあってもなくても同じ気がする。

人気のミステリ作家、乙一原作。
光のコントラストを表現するなど、
独特の雰囲気を出す凝った映像。
ただ全く持って内容がついて来ず、
独りよがりな仕上がりに感じられる。
サイコホラー的な作りも、
ミステリーが不発に終わり、消化不良感の残る映画。

     



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

2009.11.22 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 か

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