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(HV)犬と私の10の約束

今日のエアチェックは母と娘、そして父親、幼馴染と時々犬。
犬と私の10の約束」(初見)
2008年 1:57 HV・AAC(WOWOW)
サラウンド感:★★ 音質:★★★

大分昔に話題になった”犬の十戒”
その素材だけでどういった映画が出来上がるのか。
一部で泣けると評判だったみたいだが、
正直、私は泣く・泣けない以前に、映画として失敗作だろうと思った。

まず”犬と私”と題打っておきながら、
本編の半分以上が犬の出ないシーンばかり。
亡くなる母親の話や、残された父と娘のやり取り、幼馴染との別れや再会など、
無駄にシーンをダラダラとひっぱったあげく、肝心の犬を描けていない。
とにかくフォーカスがブレまくりで、
一体何を訴えたいのか、何を魅せたいのかが分らず終い。
もっと簡単に犬との触れ合いを中心に描いてくれた方がよっぽど泣けるだろうに。
結局は犬との別れのシーン。
どうみても取ってつけた様なシーンで、そこに至る経緯が中途半端。
なのでドラマや映画の物語・演出としは全く泣けない。
ただ動物という反則行為のお陰で、
例えそのシーン”だけ”しか見ていなくても大抵の人はウルっときてしまうだろう。
それ以外はほぼ無意味。
唯一、犬との「あっちむいてホイ」くらいしか記憶に残るようなエピソードは無い。

画質はやや白ボケ気味ながらも良好。
HVらしい高精細・高解像度感で、セットのショボさが分ってしまうくらいw
若干グレインが硬くノイジーにジリついているが、
コントラスト感、発色もそこそこ良い。
またペグノイズも一部目立つ事もあるが、ほんの一部だけなので気になる事もない。
全体的にやや霞がかった柔らかい映像なので、白ボケとまではいかない。
犬と私の10の約束

音質は程々。
LFEは皆無で全体的にやや軽めの印象を受けるも、
閉鎖感のようなものも感じられず、音は明るくテンションも高め。
高音はそこそこ伸びており、シャリつきも感じない。
中音域は強調気味で、セリフが妙に大きく明瞭さは感じる。
サラウンド感はあまり感じられず。
前編を通してフロントの補助的なサラウンドしかなされておらず、
後方への広がりはもちろん、前後の奥行きなども感じ難い。
決して音場が狭い訳では無いのだが、包囲感といったものは感じられない。
もう少し積極的なサウンドメイクしても良い気がするのだが。
それこそ犬が縦横無尽にはしゃぎ回るような・・・

動物、特に犬を飼った事のある人ならば、
この”犬の十戒” は心に響くものがあり、
それだけで十分涙腺を刺激してくれるだろうし、
極め付けに犬との別れのシーンを見せ付けられれば、
そりゃ自分の飼っていた犬との記憶が蘇ってしまい、涙するだろう。
ただし”それだけ”だ。
あってないようなストーリー、
拙い演出や、狙い過ぎて外してしまっている音楽、、、等々
映画としての出来はお粗末そのもの。
元々”犬の十戒”は短編詩であって、原作(物語)は存在しない。
それを題材とした脚本家の腕の見せ所なのだが、
如何に今の邦画が原作(漫画やアニメ)に頼り切っていたのかが良く分る、
何とも皮肉な作品だ。

    



テーマ:WOWOW/スカパーで観た映画の感想 - ジャンル:映画

2009.10.30 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ

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