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(BD)ボーン・アルティメイタム

本日のBlu-rayは緻密な計算を基に一切の無駄を許さぬスパイ映画の完結編
ボーン・アルティメイタム」de盤
2007年 1:55 ??~??Mb/s(VC-1) DTS-HD
サラウンド感:★★★★★ 音質:★★★★★(DTS-HD ???Mbps) 画質:8+

これにて自分探しの旅の終着点になるが、
結局は自らの過去を暴くなんて皮肉さも、
満身創痍ながらも前へ突き進む姿に、
感動すら覚える素晴らしい映画だ。

シリーズを重ねるごとに磨きが掛かるリアリティ溢れるアクション。
のっけから怒涛の追跡と格闘が始まる勢いは、
最後を飾るに相応しいハイテンションぶりだ。
手持ちカメラの短いカットを繋いで、
目まぐるしく畳み掛ける映像は、瞬きの余地すら与えない。
この一連の動きは無駄がなく、小気味良く最高にスピード感溢れる。
格闘シーンはもちろんだが、もう一つシリーズの目玉であったカーチェイス。
なりふり構わぬ勢いに、凄みのようなものすら感じる。
また逃亡劇は二重にも三重にも重なり合う構成で、
追いつ、追われつ、色んな側面から魅せてくれる。
テンポも非常に良く、何一つ飽きさせない展開は高揚感たっぷり味わえるだろう。
満身創痍で迎えるラストは意外とアッサリしているが、
これはこれでアリなのかも知れない。

画質は良好。
こちらも2作目より若干の画質向上が見込める。
粒子感の細かいフィルムグレインは2作目同様で、
非常に見易く質感も十分味わえる。
輪郭のシャープさやディティールもより安定しており、
これと言った不満は一切感じない。
また発色は2作目よりも大分落ち着いた印象に感じるが、
それでも色々なロケーションの色彩溢れる美しさなど、
背景を楽しむに堪え得る画質をキープしている。
シリーズ通して感じる暗部の諧調の悪さはあるものの、
前2作と比べ、一番立体感を感じさせる映像。

音質はくちゃめちゃ良い。
どちらかと言えば1作目の音響に近い感じで、
震えるような低音と耳をつんざく高音であり、
音の立ち上がり、切れ味と言ったものを十分感じさてくれる。
そこへ中音域の厚みも加わった印象なので、
シリーズ通して一番高音質を実感出来るのではなかろうか。
ダイナミックレンジの広さと、押し出し感やメリハリの良さ、
そして奥行きのある自然な広がり。
文句の付け所が無い。
サラウンド感も良い。
ロケーションに応じた臨場感・空気感を感じさせる、
まるで部屋全体があたかもその場に居合わせているような感覚に陥る。
ど派手なサラウンドも楽しくて良いが、
ボーンシリーズのように自然で包み込まれるようなサラウンドだと、
リアスピーカーもグレードアップさせてみたいと思わせてくれる。

瞬きする間も惜しむほど洗礼された
内容・展開・アクションは満足度・充実度たっぷり。
また記憶探しの旅を続けたボーンも、
苦悩と悲劇に満ちた深い人間味を感じさせる。
徹底してリアリティを持たせた行動を、
最後までしっかり描ききったこの映画は、
他のスパイ映画とは全く異なるアプローチで成功したと言って良いだろう。
シリーズを通してこれだけのテンションを維持し続けた、
とても素晴らしい映画だ。

    
 



テーマ:Blu-ray Disc - ジャンル:映画

2009.09.21 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 は

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