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64-ロクヨン-前編・後編

64-ロクヨン-前編後編2016年/日本

わずか7日で終わった昭和64年に起きた、
未解決の誘拐事件「ロクヨン」。
県警刑事部と警務部、そして県警記者クラブの軋轢。
そんなある日、ロクヨンを模した新たな誘拐事件が発生する。
原作は「このミステリーがすごい!」で1位など高い評価を得た横山秀夫の著作。
劇場作品以前にもドラマ化されていたようだが原作共に未見。

前編は記者クラブと警務部上層との板挟みを描いた2時間で、
模倣事件発生で幕切れ。
後編は現在進行の事件から過去の事件を呼び戻す2時間。
前・後編合わせた4時間の超大作ミステリーサスペンス。

7日間しかない昭和64年に起きた未解決事件。
天皇崩御で報道が偏り、
人知れぬまま時効を迎えようとしていた。
未解決事件のミステリーとして面白そうに思えたが、
作品の大半は記者クラブや刑事部との衝突ばかり。
邦ドラマお得意の警察内部の縦割り社会等々。
感情的に大声を上げ怒鳴り散らし、
あげく涙で泣き落としで善しとする、
まさに昭和ドラマ
それが狙った時代設定だとしても、
今は少々やり過ぎに見えてしまう事も。

それでも佐藤浩市はじめとする豪華キャスト陣の熱演、
事件の行方とその裏で葛藤する主人公のドラマなど、
堂々とした作りに見応えは感じる事が出来た。
ミステリーサスペンスとして観ても十分面白いなと。

ただ、だからこそ後半の雑さが気になった。
ここからは多少ネタバレになってしまうのだが、
後半の模倣事件で犯人を追い詰める展開を、
なぜ同じ事2回も繰り返したのか。
1回目の逮捕で誘導尋問でボロ出して自供で良かったのでは。
あれだけ娘を失う怖さを身を持って説いた主人公が同じ事する理由が分らん。
もう一つは後編の記者クラブの存在意義無しな点。
あれだけ前編で騒いでおいて後編はほぼ出番無し。
しかもせっかく警務部と記者を繋いだ主人公があっさりいなくなるって・・・。
なんかどちらも主人公がブレブレなまま終えてしまった印象。

で、観終えてから知ったのですが、
どうやら原作・ドラマとは結末を変えた映画になっているようで、
しかも上記2点が映画の変更点だったみたい?
マジかよ・・・
そりゃ原作改変!改悪だ!って叩かれても仕方ありませんわ。
だってあれじゃ筋が通りませんもん。
100歩譲って好意的に解釈しても、
「感情と現実は思い通りにいきませんでしたわ...トホホ...」
って感じになっちゃいますもん。

ちょっくらドラマ版を借りてくりゅ~ε≡≡ヘ( ゚Д゚)ノ

【DTS-HD MA 5.1ch】
 ドラマ主軸のステレオ音響、時折環境SEサラウンド。
 セリフや劇伴など前方ながらそこそこ立体感あり。
 一番びびったのは前編ラストの後編予告。
 唯一LFE低音が盛大になり、ケレンミたっぷりサラウンド。
 おいおい使い所間違ってねーか?
 いやまぁ重厚なミステリードラマなんで音響に派手さはいらんけど。



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

2020.05.09 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 0-9

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