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一言映画感想 ダンケルク ゲット・アウト 猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)

ダンケルク2017年/アメリカ

ドイツ軍によってダンケルクに追い詰められた、
40万の連合軍兵士たちの救出作戦。
クリストファー・ノーラン監督。

陸・海・空それぞれの視点で時間軸をずらしつつ紡ぐ断片戦争映画。
物語や戦況、兵士達の内面などは極限まで削ぎ落とされ、
劇中と同じ目線で味わう緊張感や恐怖感など、
戦争疑似体験ムービー。

何と戦っているのかすら分らずとも、
執拗に描かれる戦争の質感から伝わる閉塞感と緊張感。
不協和音を奏でるハンス・ジマーの音圧に圧され、
観ている側も息苦しさを感じさせる。
テーマ性とか人間ドラマとか、そうんなんどうでもよくって、
ただただ圧倒される。
それだけの映画。

【DST-HD MA 5.1ch】
 驚いたのが平均2Mbps程度で、しかも5.1chなのにこのサラウンド感。
 縦横無尽に空を切る戦闘機、死角から飛んでくる銃弾など、
 IMAXビスタサイズの画面と相成った高さあるサラウンド。
 または遠くから近付く爆撃の重低音は腹にズシリと響く。
 正直、アトモス音声と言われても納得出来るくらい凄い。




ゲット・アウト2017年/アメリカ

”衝撃のラスト”のあるお勧め映画!
みたいな、どこぞかのサイトで、
「ミスト」や「セブン」等々に並んで紹介されてた「ゲット・アウト」

この手の衝撃のラストやどんでん返し系は、
とにかく情報をゼロ遮断して観た方が楽しめる。
もちろんあらすじや予告PVなんてのもNG。
まっさらな状態で観た方がより一層没入出来るからである。

”米映画レビューサイト99%の高評価!”
”映画の常識を覆すサプライズ・スリラー! ”
みたいな感じの煽り文句がパッケージからチラ見えしつつ、
期待を胸に視聴。

内容はアフリカ系アメリカ人の主人公が、
白人の恋人の実家に招待され、歓迎を受けるが、
黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚え…。

本作のキモでもある人種差別がテーマにあり、
正直、日本人には理解し難い部分も。
例えば初対面での黒人同士のやり取りで、
アゴをクイッとさせ、「よぅ、兄弟!元気か?」みたいな感じに、
去り際に拳と拳を合わせるフレンドリーでラフなスタイル。
これが両手を軽く開いて「これはこれは、どうも初めまして、お元気ですか」と、
最後に握手を交わす。
この違い、なんとなく体裁としては理解出来るが、
ネイティブな人たちのような肌で感じる違和感とは言い難い。

まさにこの映画はこういった些細な違和感の積み重ね。
居心地の悪さや不気味さを演出しているので、
どうもノリ切れない部分が多い。
映像や音での不気味演出も多々あるのだが・・・。

さて、肝心の衝撃の展開だが、
たぶんこれも人種差別の根幹を成す衝撃さあっての事で、
やはり日本人にとっては言うほど衝撃でもなく。
それに加えて”催眠術”という、
言わば何でもアリにしてしまえる設定。
これが展開の先読みにも繋がり、やはり驚きは薄味に。

終わってみればホラー映画に良くあるラスト。
全体的に落ち着いたテンションの中、
要所に配置された不気味さや煽り音楽、
これ見よがしの伏線の張り方など、
どこととなくナイト・M・シャマラン作品っぽさも。

【DST-HD MA 5.1ch】
 音数は決して多くないものの、
 分かり易い音像定位と不気味に響く重低音。
 不安さを煽る劇伴など、音響の役割は大きく果たしている。




猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)2017年/アメリカ

猿の惑星の前日譚を描いた、
猿の惑星:創世記(ジェネシス)
猿の惑星:新世紀(ライジング)」の続編となるSF大作。

旧猿の惑星うんぬん抜きに、
リブート作品で上手くまとめられており、
本作をもって完結をする。
(シーザーの物語として)完結はするも、
オリジナル「猿の惑星」シリーズに繋がるには未だ程遠い。
創世記が2010年前後だとすると、
新世紀がその10年後。
そして聖戦記がその2年後。
よってせいぜい2022年前後までしか描かれておず、
オリジナル1作目は3955年。
差し引き1933年間は空白のまま。
まだまだシリーズ化され、続編が制作されることでしょうな・・・。

でもって本3部作は、シーザーの物語である。
骨太な人間ドラマならぬ、猿ドラマ?
いやむしろ前2作まで片言だった言葉も、
本作では人間と変わらずスムーズに話し、
より進化したVFX技術により、
人間と変わらない表情まで描き出され、
もはや類人猿から進化し、
原人、更には旧人(ネアンデルタール人)にまで達したに違いないw

その他。
聖戦という割りには冒頭の戦いのみ。
終盤は人類vs人類なので、少々拍子抜け。
全体的に過去の作品を髣髴とさせるシーンが多い。
「大脱走」や「プラトーン」「戦場にかける橋」など。
「ロードオブザリング」のゴラムっぽいヤツがいるw
旧シリーズに繋がる”言語の消失”が唐突かつ強引過ぎる。

【DST-HD MA 7.1ch】
 映像クオリティも非常に高いのだが、音響は更に素晴らしい。
 前作から凄かったけど、前後左右そして高さも加えた立体音場。
 気持ちの良い移動感と密度のある包囲感。




     



テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

2018.12.01 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 まとめ

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