定在波シミュレーション

(正式な?)新年一発目の記事はオーディオネタ。

まず私個人のオーディオ持論として、
オーディオの8割はスピーカーで決まる。
これはaudio pro→PMC→B&Wと渡り歩いて身を持って実感した。
その間にもアンプやプレイヤーなども乗り換えてきたが、
やはり根本的な音の出所であるスピーカーが一番大事。

で、本題。
実際に耳に届く音の半分以上は間接音であること。

だからこそルームアコースティックが重要なのだという流れ。

今までも散々やってきたつもりですが、
やればやるほど一筋縄ではいかない現実問題。
具体的にはまだ手付かずですが、
ちょっと面白いソフトを見つけたのでご紹介。
 定在波シミュレーションソフト

机上理論を数値化したソフトなんて・・・高を括らないで欲しい。
オーディオはオカルトでもなければ魔法でもない。
音とは物体の振動が空気などの振動として伝わって引き起こす物理現象なので、
科学的な理論の基になりたっている。
まぁ聴覚的感覚を通した人間の心理学も含まれるので、
数値だけが全てではない事はオーディオやっている者なら誰しも理解しているだろうけど。

では実際に定在波シミュレーションソフトを使ってみた。
1063a.jpg
うーむ、結構な山・谷が出来上がっている。
正直、聴覚的な感覚でこの波を感知する事は出来ない。
(sin波を流せば分るかもしれないけど)
この波間をなるべくフラットに持っていくべきなのだろうけど・・・

そこでふと、AVアンプの定在波コントロールを思い出した。
1063b.jpg
そしてこれが今のMCACCの測定値である。
うむ、見事に一致。

90~100Hzにある定在波のピーク、
150Hz辺りにあるディップ前にあるピーク、
200Hzを超えた後の急激なピーク。
さすがに全てのピークを潰す事は出来ないが、
目立つピークポイントとMCACCの数値がほぼ一致している。
これには驚いた。
定在波シミュレーションソフトも凄いけど、
MCACCの測定精度の凄さ。
ビックリですわw

ただね、
この定在波シミュレーションソフトを使ってみて改めて実感するんだけど、
スピーカーの位置や視聴位置をほんの少しズラしただけで、
数値が数値がころころ変わる。
これは視聴時に頭を20~30cm前後に動かすだけで音が変わってしまう証明でもあるだろう。
とにかくこれを見る限りフラットにする事は諦めた方が良さそうだ。

むしろ定在波の波間を調べて→吸音なり対処を講じるよりも、
これを見ながら視聴ポイントを変える、スピーカーの位置を変える。
その方が良さそうだ。
特にスピーカーのセッティングには、かなり有効な手段だと思う。
実際に視聴しながらのセッティングはかなり苦労するけど、
予めシミュレーションしておけば、位置決めもしやすいだろう。

残念ながらステレオのシミュレーションしか出来ないけど、
これをサラウンドスピーカーに見立てたり、
センタースピーカー、サブウーファーに見立てても良いかもしれない。
 (高さ指定だけ変えてあげれば)

最終的には聴覚的な判断になるとは思うけど、
その前に一度シミュレーションしておいて損はないだろう。
どうしても音は心理的な影響を受けやすいから、
こうして数値化されグラフ表示されれば、目で確認出来るというのは非常に大きい。



テーマ:AV機器情報 - ジャンル:趣味・実用

2014.01.16 | Comments(0) | Trackback(0) | AV機器関連 検証

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