(BD)フライト

本日のレンタルBlu-rayは
フライト」(初見)
2012年 2:13 24~30Mb/s(AVC) 3.3~4.0Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)

今月のブログDEロードショー、秋の夜長のミステリー企画
そもそも「ミステリー」って何ぞ?
Wikiによれば、
 1. 狭義には探偵映画、推理映画
 2. 広い意味で、謎がドラマに深くかかわっている映画作品

 謎を解く行為によってドラマが展開していくことが多い。
 また、謎は不安感や緊張感を煽ることも多いので、
 スリラー映画やサスペンス映画との区別は明確ではない。
とある。
ミステリー映画で検索すると、大抵2番の意味合いで引っかかる作品が殆ど。
1番の探偵モノや推理モノって映画は昨今とんと見なくなった気がする。
某シャーロックホームズのリメイク?映画も、
ただのアクション大作になってしまっていたしw
っというか、端っからミステリーを冠した作品でも、
実際に見てみると、あれ?なんか違くね?って作品もあるだろうし、
こればっかりは見て判断するしかない所も多そう。
個人的にネタバレや前知識を得て映画を観たくない派なので直感で選ぶしかないですね。

さて、前置きが長くなりましたが、
いちおうミステリーで検索かけた結果に出てきた「フライト」
飛行機事故で多くの人を救ったパイロットだけど過剰なアルコール反応出て、
英雄から一転、犯罪者扱い。
それを巡る裁判争いの中、真実が見えてくる・・・的な内容を想像してましたが、
ぜんぜん全く持って違ってましたw
上空3万フィートの真実?
んなもん全くありませんわ。
アルコール中毒男の苦悩の人間ドラマだった。
ミステリーのミの字もありませんよ、これ。
まぁ正直予想は付いていましたし、予備にあと2本借りてありますので問題なし。
フライト

内容の方は偶然の事故をキッカケに、
アルコールで嘘を積み重ねてきたパイロットの過去と向き合う人間ドラマ。
そもそも飛行機事故はキッカケに過ぎず、
事故後の周囲の目や自身の心境変化すら嘲笑うかのごとく、
全編通してアルコール中毒から抜け出せない怖さを執拗なまでに描いてる。

言いたい事は分かるのだが、
私自身が全くアルコールを飲めない人間なので、
正直、アル中の傲慢な言動イライラさせられっぱなしでした・・・。
 「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」
これに尽きる。
たしなむ程度や晩酌の一杯程度ならなんら理解出来るけど、
度を越したアルコール摂取は正常な判断が出来なくなるし、
性質の悪い絡み酒なんてもってのほか。
重度の酔っ払いは不快でしかないし、酒気帯び運転なんて虫唾が走る。
フライト

っとまぁアル中そのものが不快要素になっているので、
その辺りの心境を理解出来るか出来ないかで評価が分かれそうだが、
作品自体は非常に完成度が高い気がしました。
冒頭から酒と薬物と女に溺れた姿を映して、そのまま操縦桿を握らせる緊張感。
おいおい、そんな状態で大丈夫か?
機体の欠陥であれど、何か他にミスを犯しそうでハラハラしっぱなし。
その後の飲酒運転(航空機)を巡る責任問題を問いかけ、
最後に自身を認め過去を清算する決断をする瞬間。
そして観ていて腹が立つほどにダメな奴を演じたデンゼル・ワシントン。
当然本人はアル中でも何でもないのにw
これだけ嫌悪感を与える演技はお見事でしょう。

画質は良好。
グレインの無いデジタルシネマな映像。
解像度感は高く非常に細密な映像を映し出しています。
発色も素晴らしく色数が豊富で肌色がナチュラルそのもの。
全体的に観ても透明感が高く、
それでいてデジタルっぽさを感じさせないぬくもりのような物を感じさせる。
フライト

音質はかなり大人しめ。
序盤の墜落シーンなど部屋を揺るがし、
耳をつんざくような音響を期待していたのですが、まるでなし。
かなり拍子抜けを食ってしまう。
またサラウンド感も非常に薄く、後方からの音数は極端に少なく音圧も薄い。
なのでDTS-MAながらもTrueHD並にボリュームを上げても問題なく、
それくらい上げてようやく環境音などから広がりある空間を感じる事が出来た。

彼は、ヒーローか、犯罪者か──
 高度3万フィートからの奇跡の緊急着陸の真相とは・・・

んなぁこと全く描かれませんw
事故をキッカケに、アルコールで嘘を積み重ねてきた人生と向き合う人間ドラマ。
ただひたすらアルコールから抜け出せない依存症の恐怖を描き、
最後は依存を認め、ついには過去を清算しようと決断する物語。
アルコール依存症という日本人にはやや馴染みの無いテーマながらも、
これを別の問題へ置き換えてみる事が出来るかどうかで共感度が変わってきそう。
人間誰しも複雑な理由により嘘や誤魔化しをする事もあるだろう。
そんなときアルコール等々の誘惑に逃げたくなる気持ちも分かる気がする。
でもいつか現実と対峙し、清算すべき時が必ず来るのだよ、と。

まぁそんな深読みを考えずとも、
このアル中男、何をしでかすか分らないハラハラ感と、
執拗なまでの依存症への恐怖演出、
そしてデンゼル・ワシントンの見事なまでの演技など、
イライラさせられつつも、惹き込まれるものがあるかも。
ただアルコール中毒という不快要素があるので、拒絶反応起こす人も多そう。


  



テーマ:Blu-ray - ジャンル:映画

2013.11.09 | Comments(4) | Trackback(0) | 映画 は

コメント

はじめまして♪

ひょんな所から、こちらのサイトに辿り着きました。はじめまして、kaorinと言う者です。

フライト、観ました。
デンゼルも味のある役者になりましたね。クリムゾン・タイドを見てからのファンで、最初のあの凛々しいイメージが印象的で最近の「ダメダメ男」ぶりにかなり抵抗があったんですが(笑)

ポゼッション・・今度、見てみます。イザベルアジャーニのは観られたことありますか?映画好きな方にはお聞きしてるのですけれど。

長くなりまして申し訳ありません。秋の夜長、ミステリーには打ってつけですね、又、遊びに伺います。

2013-11-10 日 13:10:28 | URL | kaorin #- [ 編集]

あはは、不発に終わりましたか。
でも、良作だったようでホッとしました。これで駄作だったら目も当てられません…。

>”彼は、ヒーローか、犯罪者か──
 高度3万フィートからの奇跡の緊急着陸の真相とは・・・”
んなぁこと全く描かれませんw

紛らわしいキャッチコピーはやめてほしいですよね。嘘を重ねてきた主人公の物語だったようですが、配給会社の人も相当うそつきだと思います。映画にはならないでしょうけど(笑)

とりあえず、ご参加ありがとうございました!
次こそは満足のいくミステリー作品になるといいですね。

2013-11-10 日 13:35:20 | URL | 宵乃 #K4YeSyNc [ 編集]

>kaorinさん

どもども、初めまして。
たいした記事も書けていませんが、いつでもお越し下さいナ。

デンゼルはホント素晴らしい俳優になりましたねぇ。
何と言うか絶対的な安心感みたいなものがありますので、
どんな作品でも彼が居るだけで芯のある映画に見えてきちゃいます(笑)
クリムゾン・タイドは観た事ありますが、
だいぶ以前でしたのでデンゼルが出ていたのは気付きませんでした。


イザベルアジャーニ主演のポゼッションは観ていないので調べてみましたけど、
これってアレっすかね、キチガイ系の映画じゃないっすか?(^^;
ミヒャエル・ハネケとかギャスパー・ノエとかファブリス・ドゥ・ヴェルツとか。
実際に観ていないので何とも言えないですけど、
不快感や嫌悪感しか残らない映画は正直勘弁して欲しいのですが・・・(><)
違っていたらごめんなさい。

2013-11-10 日 16:43:25 | URL | nor #- [ 編集]

>宵乃さん

どもども、運営お疲れさまです。
不発というか9割方ミステリーじゃないと分ってたんですけど、
作品自体、気になっていたので丁度良い機会と思って一緒に借りてきただけです(^^;
残り2本は間違いなくミステリー作品ですので、ご安心下さい♪


>配給会社の人も相当うそつきだと思います。映画にはならないでしょうけど(笑)

まぁそうなんでしょうね。
アルコール中毒の映画を好き好んで観たいとは思いませんもんね、特に日本では。

2013-11-10 日 16:51:41 | URL | nor #- [ 編集]

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