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ちはやふる -結び-

ちはやふる -結び-2017年/日本

前作である「上の句/下の句」から2年後を描いた続編。
3部作完結と謳っているが、
前作の大ヒットを受けての続編製作決定だ。

ちょうど今冬アニメで「ちはやふる3期」が放送していたが、
本作である実写劇場版が先行する形となっていた。
この劇場版-結び-はアニメでいう所の、
3期(高校3年の話)と2期(新入部員)を足した感じ。
アニメ版(たぶん原作も)を知っていると、
時間軸がズレているので(間1年飛ばしてる)
やや混乱を招く。
原作(アニメ)の美味しい所をちょいちょいピックアップしつつ、
中盤以降は完全に劇場オリジナル展開。
それに合わせ劇場オリジナルキャラクターまで登場する始末。

・・・あれ?
なんか前作のような面白さを感じないんだけど、
それはアニメ(原作)厨だからとか、
そんなんじゃないよね・・・?

-上下の句-の面白さは原作の面白さと言ったけど、
じゃぁ原作から変えてきたらどうなるの・・・?
正直、
-結び-の話は何か煮え切らない暗い話ばかりだし、
見どころの試合も殆ど無く、
あっても細切れカットで凄味だけ。
個性的なキャラクターは良く描けている(原作とイメージは違えど)けど、
話しがとっ散らかって上手く繋がっていない印象。
本作オリジナルキャラクターも、
場を荒らすだけ荒らして、最後は都合よくポイ捨て。
なのに前作のライバル若宮詩暢はマスコットキャラポジション。
オリキャラのポジションは本来ライバル役やないの?
前作であんだけ印象付けといて?

だったら綿谷新チームの欠員に、
替え玉作戦で若宮詩暢って展開の方がよっぽど面白かったんちゃうん?
そうすれば原作で新が団体戦の楽しさを知るように、
詩暢ちゃんが団体戦の楽しさを知る~的な展開にもっていけて、
千早との因縁対決に決着付いて一石二鳥だったのに。
太一の運命線でクライマックスとか物足りなさ過ぎ。
つか、
太一は告白すらせずに、
勝手にフラれたつもりでカルタ辞め、
ラストで都合良く現れ、仲間に謝罪も無しって...

前作に引き続いて映画版の太一はホント狡いのぉ。
しかも本作-結び-の主人公やから更に好きになれないわー。

この手のメディア変換では、
原作カットや改変は仕方ない。
「メディアの違いを理解しろ」なんて言われているし、
それは分っているつもりではいる。
けど、どうしても気になってしまうのは、
それだけ原作に思い入れが強いから。
フラットな見方なんて出来ないけど、
個人的にこの-結び-の出来はあまり良くないと思う。

ただ世間的には大絶賛の嵐
-上下の句-を超える面白さ、青春映画の金字塔!とまで言われていますし、
実際、興行収入も前作を上回っている

【DTS-HD MA 5.1ch】
 ちょっと前作から間が空きすぎて覚えていないんだけど、
 こんなに劇伴煩かったっけ?
 つか、劇伴に頼りっぱなし。
 しかもアニメ「四月は君の嘘」っぽいフレーズがやたら流れるものだから、
 気になって後で調べたら、やっぱり音楽は同じ人だった。
 それくらい劇伴の印象が前面に出過ぎている。
 あと畳をバンバン叩く音が煩い。
 音のしない詩暢ちゃんのカルタを見習え!
 あと周防さん完全にフライングですやん!反則ですやん!
 もっと音の演出上手くやって欲しかったわー。
 あ、音質は中の下。
 本当に良い音ならどんなに音量を上げても煩く感じないもの。
 煩く感じてしまうって事は。

ちなみに、
-上下の句-と、-結び-の間に起こった、
エピソードが描かれる全5話からなる-繋ぐ-がある。
メイキングと合わせて見てみたけど、あまり必要性を感じなかった。
-繋ぐ-を観ずに、-結ぶ-を観ても問題なし。



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

2020.04.25 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 た

スカイスクレイパー

スカイスクレイパー2018年/アメリカ

筋肉達磨ことドウェイン・ジョンソンが、
燃え盛る超超高層ビルを舞台に、
犯罪組織と戦いつつ、
家族を救出するため孤軍奮闘するアクション大作。
言うなれば、
「ダイ・ハード」 + 「タワーリング・インフェルノ」

普通なら”有り得ない!”ことでも、
”ロック様だからな!”で許される大味な世界。
ただ「カルフォルニア・ダウン」であまりの無双っぷりを見せたせいか、
本作では片足義足のハンデキャップ。
正直、そのハンデ設定いるか?とは思うけど、
ハンデのお陰でロック無双出来ないもどかしさが、
かえってスリルを生むとか何とか。

単純明快な分かり易い展開なので、
あまり細かいツッコミは入れずに、
豪快な超高層アクションと筋肉を堪能すべし。

にしても、
すっかりレジェンダリー・ピクチャーズは中国色が濃くなってしまった。
まぁレジェンダリーに限らずとも、
ハリウッド映画の殆どが中国の存在を無視できない映画作りになってきている、
いや既にそうなっているのかもしれない。

【ドルビーAtomos】
 アクション大作らしいダイナミックな音響。
 超高層ビルを縦方向へとサラウンドさせてか、
 ドルビーアトモスらしい天井からの音数が非常に多い。



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2020.04.18 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 さ

累 -かさね-

累 -かさね-2018年/日本

「キスをすると顔が入れ替わる」
松浦だるまの人気漫画を実写映画化。
朝ドラヒロイン土屋太鳳と芳根京子によるダブル主演。

入れ替わりモノとして有り勝ちな嫉妬と欲望を、
劇中劇によってクロストークさせる愛憎劇。
良くも悪くも過不足なく、
朝ドラならぬ昼ドラのそれっぽい感じ。
原作(未読)では、
もっとおどろおどろしい狂気染みた内容らしいが、
そこまでホラーサスペンスに徹しきれていない印象。

たぶんこれは土屋太鳳のスター性があるからに違いない。
どんなに醜く狂った役柄であっても、
突き抜けた明るさとどこまでも前向きさみたいなものが滲み出てしまっており、
どんなに迫力ある演技をしたとしても、
土屋太鳳土屋太鳳。

よって、
その土屋太鳳がクライマックスで披露するダンスに圧巻。
それだけでも観る価値あるかもしれなくもない。

【DTS-HD MA 5.1ch】
 やはり洋画のそれとは別物の音響。
 どうしてもステレオベースの音響であり、
 シーンによってサラウンドチャンネルを、
 後から付加させさような作りがどうしても気になる。
 サラウンドしているにもかかわらず、空間がすごく平面的。



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

2020.04.11 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 か

ハクソー・リッジ

ハクソー・リッジ2016年/オーストラリア,アメリカ

“汝、殺すなかれ”
宗教上、武器を一切触れられず、
軍法会議にまでかけられ、それでも信念を曲げずに、
最前線で多くの兵士を救った衛生兵の逸話。

メル・ギブソン監督作。
「パッション」でもお馴染み、
監督自身が敬虔なクリスチャンであり、
まさに信仰を戦争で説いた映画。

前半は主人公の生い立ちと共に、
いかにして信仰・信念が根付いたかを、
丁寧に描かれているためやや退屈な場面も。

後半は、
“ハクソー・リッジ”
沖縄、<ノコギリ崖>と呼ばれる断崖の高地での攻防戦。
銃弾が、肉片が、肢体が飛び散る凄まじい激戦。
「プライベート・ライアン」を彷彿とさせる、いやそれ以上かも。

沖縄戦の日本兵の描かれ方に複雑な気持ちはありますが、
神風バンザイ!のなんちゃって日本兵ではなく、
あくまでアメリカ衛生兵が主人公の映画としては、
公平に描かれていたのではなかろうか。

【ドルビー TrueHD 5.1ch】
 ドルビーアトモスがリファレンスになり、
 久しく見かけなくなってきたドルビートゥルーHD。
 その特徴は空気を震わす厚みのある重低音と繊細な音の表現。
 まさにその両方が合わさった図太く多様に響き渡る砲弾・銃弾の嵐。
 リアルな音像であたり一面に飛び交う銃弾と怒号。
 濃密な包囲感、移動感で部屋そのものが戦場になったのかと錯覚させる。
 久しぶりにもの凄い音響に出会えた気がする。
 音響だけならプライベートライアンの比じゃないかも。



テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

2020.04.04 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 は

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