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君の名は。

新海誠の最新作、君の名は。を劇場で観てきた。
映画館に足を運んだのいつ振りだろう、「ラブライブ!劇場版」以来か。

男女の心の機微を美しい風景描写で描き、
国内外で注目を集める新海誠監督のオリジナル長編アニメーション。
先週末、全国公開され、
多くの著名人が大絶賛ステマ展開を繰り広げる中、
大ヒットスタートダッシュを決め、
なんと2日間で観客動員約59万人、興行収入約7億7000万円を記録
あの興収1億がやっとの男が興収60億視野に、
細田守(バケモノの子:58.5億)、庵野英明(エヴァQ:52.6億)超え、
ポストジブリを本気で狙いに来たか!?
なおツィッターでも大絶賛の嵐の模様・・・?!


まず最初に断っておきます、
新海誠がほぼ1人で作り上げた「ほしのこえ」からずっと注目していました。
 (古参アピールw)
「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル
星を追う子ども」「言の葉の庭」、すべて観ていますし、DVD/BDも持ってます。
とにかく昔から青臭いけど、どこかおセンチな物語が好みで、
加えて綺麗な背景映像美に惹かれ、ずっとファンでした。

”見知らぬ者同士であった田舎町で生活している少女と東京に住む少年が、
 奇妙な夢を通じて導かれていく姿を追う。”


今回の最新作もあらすじを聞いて、すぐにピンときました。
「あぁ、これ、二人の時間軸がズレてるパターンやな」と。
           (ネタバレ暗転)

だって新海誠と言ったら心情を距離(速度)で表現する事。
ならばただの遠距離恋愛物になるはずが無いのはすぐに分ったし、
考えうるのは距離・速度・”時間”なのだから。

思ったとおりというか、案の定というか、やはりと言うか、まんまでした。
たぶんこれについては驚きとか狙っていた訳でもないだろうし、
あまり気にはしていませんでした(彼らしいと思ったし)
問題は、その魅せ方。
どう整合性を保ったまま、うまくミスリードさせてくれるか。
そこに期待していたのですが、
かなりご都合主義というか、大味というか、SFファンタジーというか。
これがどうにも納得出来なかった。


ただし、それ以外はほぼ完璧なんじゃなかろうか。

男女が夢の中で入れ替わるコミカルさや、
今時の”タイムリープ系”のネタを仕込みつつ、
新海誠らしい「すれ違う男女の恋」を上手くエンタメに乗せ、
なによりハッピーエンドを描けるようになった
うん、こりゃ一皮剥けたんじゃね?

もう今までの背景アニメとは違う!
多少のご都合主義はあるけど、
ちゃんとストーリーを楽しむ作りになっている!

新海誠っぽくない、
けど、やっぱり新海誠臭かった。


そんな印象でした。
ちまたで言われているように「秒速~」は超えてると思う。
けど、「秒速~」の方が好きって人も居そう。


以下↓、クッソ垂れ流し感想(ネタバレ含む)

普通に面白かったんだけど、感動系ではないよね。
 今までのような、胸が締め付けられるような切ない話じゃないし、
 ハッピーエンドで良かったんだけど、
 でも死んでいた方が物語としては正解だったと思う。
 つか、間に合わないだろあれ・・・。
 あとストーリーもどこかで観た事あるような展開の組み合わせっぽかった。
 インターステラーとかバタフライエフェクトあたり。
 あの時間軸のズレもさ、
 毎回スマホに日記付けてるけど、日付を確認したら即終了じゃね?
 主人公(男側)が3年前の大惨事を覚えていないのも無理あり過ぎだし、
 いちいち名前を忘れちゃうのもメンドクサイ。
 最後の方は正直クドいって思った。
 それがテーマだからしょうがないけど。
 忘れないように手に書き留めとく~はメメント思い出したw
  ティアマト彗星の大接近でシャーロットを思い出したw
 お互いが入れ替わっている時にさ、
 バタフライエフェクト並の伏線とか綿密に組み立てられていたら・・・。
 ポストジブリに大きく一歩を踏み出してきた感じはするけど、
 でもやっぱりオタク臭は色濃く残ってるから、
 まだ一般受けは難しいんじゃなかろうか。
 今時のライトなオタク層(ニワカ層・ファッションオタ)には大絶賛されそう。
 特に今回は男性目線より、女性目線で観た方が楽しめるのかも。
 あと入れ替わった時に胸を揉みしだくとか、
 パンチラシーンとか、乳揺れシーンとか、
 新海誠っぽくないシーンが多かったけど、
 これは誰かの入れ知恵なのか?
 で、
 結局面白いの?面白くないの?って聞かれたら、
 やっぱり「普通に面白かった」です。
 その普通という基準が人それぞれなので何とも。
 個人的には秒速~の方が好き。
 ツッコミ所、ご都合主義な所が気になる人も多いだろうけど、
 誰が観てもそれなりには楽しめるし、
 今までの新海誠のイメージや評価もガラリと変わると思う。
 そういう意味でも一見の価値は十二分にあり。
 ぶっちゃけ、
 観終わったあと新海誠っぽくなくて、
 すごく戸惑ってモヤモヤした気分にさせられたw
 でもよくよく思い返してみたら、やっぱり新海誠だった。
 そんな感じでした。



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テーマ:アニメ - ジャンル:映画

2016.08.30 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 他

ムカデ人間3

今日のレンタルDVDは
ムカデ人間3
2015年 1:43 4.57Mb/s 448kbps(DD)

ぜ ・ ん ・ ぶ ・ つ ・ な ・ げ ・ ま ・ し ・ た 。
きもだめし大会、メインディッシュ。
人間と人間をつなぎ合わせてムカデ状にしてしまうという、
インモラルかつアブノーマルな内容で話題を集めたシリーズの第3弾。
1作目のマッドサイエンティストのハイター博士役のディーター・ラーザー、
2作目の発達障害の中年小太り男役のローレンス・R・ハーヴィーが、
それぞれ別の役として共演。
当然、監督・脚本はトム・シックスが続投(なお本人役として登場する)

内容は多くの囚人を抱えて財政難に陥った刑務所の所長とその部下が、
それを脱しようと取った秘策。
500人に及ぶ囚人の肛門と口を接合してムカデ状にし、
食費の節約や行動の管理をするというものだった。


前作同様に、1作目と2作目を劇中劇のメタネタとして扱い、
同2本のビデオを観て、それを真似、実践しようとするもの。
3人→12人と繋げてきて、本作では500人!
まぁこの時点で何となく察していましたが、
1作目や2作目にあったようなホラー要素も薄まり、
B級ホラー映画にありがちな、
ファンサービス的なコメディ作品に。

そう言った観点からも、
1作目や2作目のような内容を期待すると間違い無くガッカリする。
特に総勢500人によるムカデ人間の戦慄シーンを楽しみ?にしていると尚更…。

ローカルながらカルト的な人気を博し、
続編で着実にファンを増やしていった結果、
とうぜんクライマックスでは、さぞ物凄いものを魅せてくれるのだろう。
誰しもがそう思っているプレッシャーを、
良くも悪くも吹っ切れさせてくれる下品でおバカな会話劇+顔芸
そもそもムカデ人間なんて発想自体がマトモじゃないんだから、
完結編だってまともな訳ないじゃないかw
シリーズそれぞれ違った作風に仕上げてきた点では納得の出来なのかも。


とは言いつつも、
やはり物足りなさを感じてしまうもの。
ハイター博士役だったディーター・ラーザーの1作目とはまた違った狂人振り。
独善的でキチガイ染みた悪趣味の所長役に終始し、
中年小太り男役だったローレンス・R・ハーヴィーは逆に個性を無くした役所。
その二人のコントか漫才かと思う展開があざといまでに永延続く。
いつまで経っても500人ムカデ人間が出てきやしない。
そんな二人のコメディ展開を笑い流しつつ楽しめれば良いが、
ブラックなユーモアセンスはほぼ皆無。
ただ下劣な言葉を連呼するだけ。
っというか、
ほぼディーター・ラーザーの一人芝居(顔芸付き)
シリーズの魅力であったグロさ不気味さもなく、
少々悪ノリの過ぎるヤボったい展開に飽き始める頃、
ようやくお待ちかねのシーンだが、それも何だか消化不良のまま…。

画質はあまり良くない。
期待もそれほどしていなかったものの、
やはり低解像度やペグノイズは気になる。
また舞台がヨーロッパからアメリカになった事で、
画調も赤茶けた印象を持つ低い色温度設定に。


音質はほどほど。
いちおう5.1chサラウンドなので、
刑務所内ではそれなりの広がりや包囲感はあるが、
基本、会話中心に話が進むので、音響的な目立つ所も少なく大人め。

人間を繋ぎ合わせるインモラルムービー完結編。
狂気のサスペンスホラーの1作目
ド変態ゴアスプラッターの2作目
そして待望の3作目はなんと”下ネタありのコメディホラー(顔芸付き)”
1作目や2作目の様な物を少しでも期待していると肩透かし。
大抵の人は途中で飽きる。

それぞれシリーズの魅力は違えど、
やりたい放題に吹っ切れたおバカなノリの本作も、
納得の完結編なのかもしれない(ものすごく好意的解釈で!(笑)
個人的なシリーズの好みを言えば、
 2作目>>>>>>1作目>>【越えられない壁】>>3作目


      



テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

2016.08.28 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 ま

(BD)ポルターガイスト

本日のレンタルBlu-rayは
ポルターガイスト
2015 1:34 30~32Mb/s(AVC) 4.2~6.8Mbps(DTS-HD Master Audio 7.1ch)

S・スピルバーグが製作、脚本、
悪魔のいけにえのトビー・フーパーが監督を務めた傑作ホラー「ポルターガイスト」(82年)
その後2本の続編が作られたが、出演者の怪死が相次ぐという不幸が話題となり、
”ポルターガイストの呪い”都市伝説として未だに語継がれているとか。
本作はサム・ライミが制作に携わったリメイク版だが、
日本では劇場公開されずビデオスルーされた。
どうりで話題にならなかった訳だ・・・

きもだめし大会、五本目。


内容は郊外に引っ越して来た一家。
新たな生活をスタートさせるが、
家の中に潜む不気味な雰囲気を感じ始め、
ある日、家にいたはずの幼いマディソンが忽然と姿を消してしまう…。

大よそのストーリーはオリジナル版を踏襲。
ただ時代設定は現代に変更されており、
スマホやドローンといった現代機器を駆使するあたり、
安易な発想に怖さも次第に薄れてしまう。


そもそも少女がTVに吸い込まれてしまうシーン。
あれを薄型液晶TVでやってしまうと、
絵面的にシュールに見えてしまうんですけどw

VFX技術の向上により、映像クオリティは格段に進歩。
映像・音響ともに派手さが増し、
怪奇現象というより、アトラクションに近いかも。
それもそのはず、劇場3D公開(本国)だったようだ。
どうりで構図やCGがそれっぽくなっていた訳だ。
たぶん、3Dで観ればそれなりに面白くなるんだろうけど、
怖さは更に減少していたかもしれない。

画質は良好。
グレインの介在しない現代的なデジタルライクな画質。
解像度感やコントラスト感も高く、
また暗部の情報量も多く、非常にホラー栄えする映像。


音質はすこぶる良好。
DTS-HD Master Audio 7.1ch!
ここ連日のホラー映画視聴の中で、明らかに別次元。
音数の豊富さ、それに伴う空間の広さ、
そして前後左右に明瞭な音像定位など、
サラウンドだけでワクワクしてくる。
やはり7.1chだと後方のサラウンドが、
フロント側と同じくらいの情報量を持ってくるから、
部屋中あっちこっちからラップ現象的な音が鳴り渡り、
音がぐるぐると回って楽しいw
また低音も豊富かつ重量感たっぷりなので、久しぶりに部屋中が震えた。

出演者の怪死が相次ぐという都市伝説”ポルターガイストの呪い”
そのリメイク版では幸いにも?誰も死んでいないそうな…。
基本路線はオリジナル版を踏襲しつつ、
現代らしいアイテムや映像が見所の本作。
ただ時代が変われば恐怖の対象も変わるわけでして、
ポルターガイスト現象で怖がる人が果たしてどれだけいるか。
ちなみに劇場公開版とディレクターズカット版が収録されているが、
どちらを観ても大差ないかも。

      



テーマ:ホラー - ジャンル:映画

2016.08.26 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 は

(BD)アナベル 死霊館の人形

本日のレンタルBlu-rayは
アナベル 死霊館の人形
2014 1:39 22~33Mb/s(AVC) 3.4~4.4Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)

きもだめし大会、四本目。
一昨年の同企画にて視聴した「死霊館」のスピンオフ作品。
同作に登場した人形アナベルを手に入れた夫婦が遭遇する壮絶な恐怖と、
呪いのアナベル人形誕生の秘密を描く前日譚・エピソード0的な位置付け。
今なお実在する、史上最も呪われた人形の物語。


内容は出産を控えた妻にビンテージ人形をプレゼントするが、
ある夜から、人形をめぐり次々と不可解な現象が起こりはじめる…。

割りとガチンコ恐怖の味わえた「死霊館」。
正統な続編が公開中だが、
本作は監督が別のあくまでスピンオフ作品
期待していた程の話の掘り下げや魅力的な設定はなく、
過去累々の作品を猿真似したような内容だった。

主軸はほぼ「ローズマリーの赤ちゃん」。
恐怖演出やカメラワークなどは「エクソシスト」や「パラノーマル・アクティビティ
黒髪・白いドレス姿の女性が覗き込むのは「貞子」か「伽椰子
どこかで観たことある展開や演出・構図などばかり。
 「あぁ~、このシーン、○○で観たことあるわー」とか、
 「ん?これ○○のまんまじゃね?」みたいな感じに、
多用するあまり、そっちの方に気がなっちゃう始末。


肝心のホラー要素も地味の一言。
隣の部屋で物音がする、人形の位置が変わっている等から始まって、
誰も居ないのに物が動き出したり、天井一面に文字が書かれてあったり。
そして人形に憑く悪魔がほんの少し姿を現す程度。
客観的に観れば誰か(悪魔さん)のイタズラくらいにしか思えず。
固定カメラから一連の怪奇現象や、
不穏さを煽る超低音などは、まさにパラノーマルアクティビティ。
悪魔憑きの流れで展開するも、目新しさは皆無で、
驚かすコケオドシ音もパターンが読め過ぎてイマイチ。

画質はまずまず。
解像度感やコントラスト感も良く、
暗部の情報量も程々に残ってる。
やはり思うのは、この手のホラー映画を、
JVCのD-ILAプロジェクターで観ると没入感が素晴らしい。
DLPプロジェクターだと如何しても暗部のザワツキや、
諧調に不安を感じていたけど、さすがX70R。
黒の表現がDLPとは一味違う。
あえて言うならアナログ的な黒諧調だろうか。


音質もまずまず。
内容がら派手な音響シーンは少なく、
LFEを使った低周波音や、一瞬のコケオドシ音くらい。
また隣の部屋から物音、二階から聞こえる足音など、
サラウンドでなくては絶対に味わえない音響。

死霊館」に登場したアナベル人形誕生の秘密を描いたスピンオフ作品。
「ローズマリーの赤ちゃん」「エクソシスト」「パラノーマル・アクティビティ」などを足して、
「貞子」や「伽椰子」をふりかけた様な既視感たっぷりの内容。
超常現象自体もオーソドックスではあるものの、怖さも地味め。
もっとアナベル人形が動いたり襲ってきたりするものかと思ったが、
メインは人形に憑いた悪魔さん(姿見せあり)
ここまで累々の作品の猿真似してるんなら、
せめて人形の首が180℃回転するとか、「チャッキー」も加えてみるとかさーw
ちなみに前作「死霊館」を観ていなくとも問題なし。
逆にアナベル→死霊館と観た方が楽しめるのかな?

      
      



テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

2016.08.25 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 あ

IT/イット

今日のレンタルDVDは
IT/イット
1990年 3:08 5.80Mb/s 192kbps(DD 2.0ch)

スティーブン・キング原作によるショッキングホラー。
いつもレンタルショップのホラーコーナーに行くと、
ひときわ目に留まる不気味なピエロのジャケット。
ずっと興味はそそられていたものの、制作年代が古く今まで敬遠していた。
つい最近↓こちらの記事を読んで、
リメイク版「IT」のピエロの全貌と身の毛もよだつメイキング写真が公開
リメイク版を観る前にオリジナル版を見ておこうかと。


もうね、昨今の往年ホラー映画のリメイク版が、
ガチンコ過ぎてそれが好き過ぎて困る。
悪魔のいけにえ」、「死霊のはらわた」、「ハロウィン」、
エルム街の悪夢」、「13日の金曜日

そんな「IT/イット」のリメイク版のガチンコ具合に期待をしつつ、
きもだめし大会、三本目。


内容は“IT”と呼ばれる何者かに狙われ恐怖に陥れられた男女数名の物語を、
幼年期の前編と、約束の時を迎え再び再会した大人期の後編により構成。
同じくキング原作の「スタンド・バイ・ミー」を彷彿させるような、
ホラーテイスト・ストーリーとなっている。

ちなみに”ピエロ(pierrot)”とは道化師の事。
 滑稽な格好、行動、言動などをして他人を楽しませる者(大道芸人)。
 サーカスのクラウン (clown) や、
 中世ヨーロッパの宮廷道化師 (jester) がそれにあたる。
 ピエロはクラウンの一種で、その中でもさらに馬鹿にされる人。
 クラウンとピエロの細かい違いはメイクに涙マークが付くとピエロになる。
 涙のマークは馬鹿にされながら観客を笑わせているが、
 そこには悲しみを持つという意味を表現したものであるとされる。
また奇抜な風貌の為に、
ピエロに対して極端な恐怖心を持つ『道化恐怖症(ピエロ恐怖症)』もあるそうな。


閑話休題、
人間の弱さや恐怖心に付け込む悪夢の様なピエロ、ペニーワイズだが、
とにかく長いよ長すぎる!
前半は幼少時代、後半は大人になった現代のパートに分かれており、
前半は回想がほとんどを占め、
「スタンド・バイ・ミー」のホラーテイスト調、青春物語である。
後半に至っては、それピエロ関係ないやん!
S・キングお得意のSF怪異的なヤツやん!
しかも時代柄、低予算ミエミエのショボい作り物感が更にチープさに拍車。

肝心要のピエロ(クラウン)は、
見た目のインパクトから、
何処ともなくふっと姿を現すだけで不気味だが、ただそれだけ
で、風船が浮くだのってのは何だったんだ?
長尺なことや、編集の悪さ、低予算の演出…、
諸々やっぱ古い作品は辛いわ。

画質も時代なり。
時代柄しょうがないのだろうが、
フィルムグレインが盛大でディティールもベタ潰れ。
またシーンによって画質のバラつきが気になる。
ちなみに本ディスクは今時珍しい両面一層DVDだった。
かつてのLDがそんな感じだったが、視聴途中でディスクを裏返す必要がある。


音質も時代なり。
ドルデジの2ch ステレオだが、限りなくモノラルに近い音質。
中~高音域にかけてのピーク感や篭った低音など、
諦め半分、ヤマハAVアンプのシネマDSPに期待したが、
割りと自然なサラウンドになって驚いた。
広がりや包囲感こそないものの、
決してステレオ(モノラル)音響だとは感じさせないサラウンド。
以前のパイオニアやマランツのAVアンプからは想像も出来ないほど。
 (製造年代や型式は考慮せず)

S・キング原作によるジョニーデップも苦手なピエロ恐怖症
実在するピエロに扮した連続殺人者がモデルとなった「IT/イット」
どうみてもお前が原因やろ!
いや確かに、
ロナルド・マクドナルドや、バットマンのジョーカー、
はたまたHxHのヒソカ、FF6のケフカなどなど、
すっかり悪役(それでもどこか憎めない)のイメージが定着しちゃってるけどさ。


      



テーマ:ホラー - ジャンル:映画

2016.08.24 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 あ

グリーン・インフェルノ

今日のレンタルDVDは
グリーン・インフェルノ
2013年 1:41 8.30Mb/s 448kbps(DD)

ホステル』シリーズなどで知られる、
イーライ・ロス監督がメガホンを取って放つ衝撃の食人ホラー。
きもだめし大会、二本目。
この監督さんは、ホステルもそうですが、
人間の本質的な要素を上手くホラー設定に落とし込んでいるので、
猟奇グロ描写だけではなく、
サスペンス作品としても成立しているから高評価を得やすい。

なんたって本作品では、
やれ環境だ、やれ人権だと訴える”意識高い系”の学生たちが、
資本主義から守ったハズの原住民に逆に喰われちゃう皮肉さ。
そりゃSEALDsも真っ青になる”自己責任”だからしょうがないw


内容は不正なアマゾンの森林伐採の実態を世に訴えるため、
学生たちの活動家から成るグループは現地に赴くが、
その途中で搭乗機がエンジントラブルを起こしてしまう。
熱帯雨林に墜落した飛行機の生存者たちは救助を求めるが、
そこにいたヤハ族とは、人間を食べる習慣をもつ食人族だった…。

食人族だか人喰族のオマージュ的な作品らしいが、
果たして現代の今なお存在しているのだろうか?
人間を食う事はまだしも、犬や鯨は今でも食されている。
いや、牛や豚といった家畜も文化圏が違えば異質な目に留まるだろうし、
カニバリズムだから野蛮だと切り捨ててしまうのは一方的なエゴなのか。


それはさておき、如何せん前置きが長すぎる。
学生たちの抗議デモを、
序盤40分もかけてじっくり描いているのでテンポが悪い。
普通ならそこで感情移入し、中盤以降の阿鼻叫喚だし、
ホラー通ならば、意識高い系がしっぺ返しを喰う痛快展開なのだろうが、
もう少し簡潔にまとめられなかったのだろうか。
テーマとしては面白くても前半が足を引っ張り説教臭く感じてしまう。

グロ描写や生理的にイヤな部分など、
割りと容赦なく見せてくれるも、ややインパクトに欠ける印象。
また喰人族の背景などもボヤかされている点も含め、
展開としては強烈ではあるものの、
人間のドス黒い部分だとか、
恐怖心を煽るような物はホステルほどでもなかった。

画質は良好。
引きのショットや暗いシーンでは厳しいものの、
それ以外はSD画質とは思わない良好な映像。


音質も良好。
ドンシャリ傾向な音響バランス。
派手さは無いが低音も頻繁になる。
またジャングルが舞台とあって、
鳥や獣たちの鳴き声など、環境サラウンドが割りと充実している。
怖さに直結するようなサラウンドではないものの、
音響としては不満ない。
ちなみに、DTS HEADPHONE:Xを収録。
通常のヘッドフォン(イヤホン)にて視聴するだけでサラウンドして聴こえる優れもの。

ホステル」シリーズのイーライ・ロス監督が放つ食人ホラー。
社会問題を訴える意識高い系の学生が、
逆に原住民に食べられてしまうというお話。
巻き込まれ型の監禁・拷問(カンニバル)スプラッター系だが、
メッセージ性はもちろん、
伏線回収、裏切り展開など一貫性のあるサスペンスは安心感がある。
ただ前置きが長く、人喰族に襲われ&追走劇が割愛気味。
グロ描写等の見所はあるも、トラウマになる程でもないかも。
またラストのオチからの、エンドロールで続編を臭わす幕切れ。
たぶん監督の遊び心なのでしょう、続編は無いと思われ。


      



テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

2016.08.23 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 か

ハイテンション

今日のレンタルDVDは
ハイテンション
2006年 1:30 7.91Mb/s 448kbps(DD)

なぜ人は暑い夏にホラー映画を観たくなるのだろうか。
昔から夏の風物詩の一つとして肝だめしや、怪談話、ホラー映画などが挙げられる。
別に寒い冬に観たって良いジャナイカっ!
いや、ダメだろっ!(笑

ということで、きもだめし大会、一本目は珍しく再見作品となります。
マイフェイバリットホラーのひとつ。
ディセントやホステル、28週後、RECあたりは、
気が向いた時にちょこちょこ観ていたりするが、
 (既にこの4本は今年に入って観てる)
なぜかハイテンションは殆ど観ていない事に気付いて、
久しぶりに観たくなったので、この企画のトップバッターにチョイス。


内容は試験勉強のために、親友の片田舎の実家を訪れたが、
その晩、何の前触れもなく正体不明の男が姿を現し、
最悪の恐怖が家族を襲うスプラッター・スリラー。

久しぶりだったのにも関わらず、バッチリ内容は覚えてました。
 (忘れられるハズがありませんけどw)
ラストのオチは置いておいても、
やはり恐怖描写(出る所と出ない所)が分っていると、怖さも半減してしまいますね。
特にフェイク(出ると思わせて、出ない)シーンはネタバレが致命的。
この辺は初見でこそ味わえる緊張感なのでしょう。


それにしてもハイテンション。
実は展開的にはテンションはかなり低いw
犯人は決して走らないし、一つ一つじっくり確認して周るので、
次の展開までの息継ぎがとても長い。
だから深く長く緊張を強いられ、
恐怖のストレス(ハイテンション)に耐え切れなくなってしまうのだ。
特に序盤の寝室に隠れるシーンは秀逸で、
よくサラウンドチェック用のリファレンスとしても利用していた。

ただ改めて再見してみて、
やはりオチの整合性は取れていないし、
映像でそれ見せちゃうのはズルいと思いましたまる。

画質はやや暗く観難いシーンが多々。
どうも黒への引き込みが早く、暗部がベッタリと潰れてしまっている。
出来れば視聴前に黒のオフセットか、
ガンマ調整をした方が良いかもしれない。


音質は良好。
今のYAMAHAのAVアンプ(RX-A2040)の環境で初めての視聴だったが、
予想以上にサラウンドがマッチしており、
過去一番の臨場感があった気がする。
特に効果音の粒立ち感、もといリアル感は向上しており、
より恐怖感を煽り立ててくれている。
とうぜんサラウンド空間も立体的に広がり、
以前は感じ難かった包囲感が十分感じられた事に良しと思った。

本当に怖いホラーは音響効果から。
これを証明してくれるお勧めホラー映画のひとつ。
サラウンド環境がある人も、
サラウンド環境が無い人はヘッドフォンで、
是非ともこの恐怖サラウンドをこの夏、体験して欲しい。
なんつってw



テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

2016.08.22 | Comments(2) | Trackback(1) | 映画 は

第5回 夏のきもだめし企画

今月もやってまいりましたブログDEロードショー、
夏の恒例企画、第5回きもだめし大会


企画の概要は、
作品の指定はありません。
ホラー映画への耐性は人それぞれなので、
自分が観られそうなホラー映画で挑戦してみましょう!

コンセプトは”怖いものに挑戦する”ことなので、
最後まで観られなくても大丈夫です!


開催期間は8月19日(金)~8月末
複数作品の鑑賞も大歓迎。

参考までに過去に他の方が観た作品はこんな感じでした。
・第一回きもだめし大会
・第二回きもだめし大会
・第三回きもだめし大会
・第四回きもだめし大会
クーラーなしの節電対策の一環としてw
この暑い夏をホラー映画を観て涼しくなろう!



いちおう例のアレも置いておきます↓


【“第5回 夏のきもだめし企画”の続きを読む】



テーマ:ホラー - ジャンル:映画

2016.08.08 | Comments(4) | Trackback(0) | ブログdeロードショー

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