ピラニア リターンズ

今日のレンタルDVDは下品になったエロ・バカ・グロ
ピラニア リターンズ」(初見)
2012年 1:23 4.95Mb/s 448kbps(DD 5.1ch)

ピラニア3D」の続編。
ピラニア リターンズ 3DD。
重ねた”D”はダイナミックの”D”らしい。
前作以上の3Dを、前作以上のエロ・バカ・グロを。
ただ残念ながらスタッフ一新により、グレードダウン感は否めない。

内容は前作から1年後、地底湖を通って移動した太古のピラニア。
今度はプールでノーテンキな若者達を喰い漁るというもの。
前作は良い意味で吹っ切れたおバカさが痛快だったが、
残念ながら今回はそれが空回り。
ピラニア リターンズ

R15からR18に引き上げられた事により、
ボインおっぱいは増えたものの、ホラー要素が減ってしまった。
その埋め合わせと低俗なギャグを沢山注ぎ込んでしまい、
それがことごとくスベリ気味。
ケツ穴にピラニアが刺さるとか、
初体験中にアソコからピラニア出てきてチンコに噛み付くとか・・・。
悪乗りし過ぎて製作陣の仲間内だけで盛り上がっていそうなノリ。
そんなんだからテンポも悪く、
退屈しのぎに品の無い下ネタオンパレードに走ってしまう。
ピラニア リターンズ

画質は良好だがペグノイズが多め。
DVD視聴だが十分最新作らしいシャープな映像。
ビットレートが低いのでペグノイズは余計目立つ。
また強調されたカラーコレクトされた画調なので、
Blu-ray栄えしそうな画質なのは間違いない。
ピラニア リターンズ

音質はドンシャリバランスの派手めな音響。
それほど音響に気を使うような作品ではないので、
ロスレスだろうがロッシーだろうが不満は出ないだろう。
3D上映作品なので、サラウンドはケレンミたっぷり。
もう不自然なくらい音が飛び出すので笑ってしまうw

飛び出すエロ・グロ「ピラニア 3D」の続編。
前作以上に悪ノリでおっぱい丸出し、バカ丸出しの低俗B級ホラー。
ただセンスに裏打ちされた痛快さも、
監督・スタッフが変わればノリまで違ってしまう。
恐怖の対象だったピラニアも、本作ではすっかりギャグの一部。

   



テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

2013.05.31 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 は

30デイズ・ナイト:アポカリプス

今日のレンタルDVDは短編オムニバス
30デイズ・ナイト:アポカリプス」(初見)
2012年 0:53 + 0:25 5.26Mb/s 448kbps(DD 2.0ch)

30デイズ・ナイト:ビギニング :23分
 「30デイズ・ナイト」の惨劇につながる恐怖の前日譚。
30デイズ・ナイト:ヴァンパイア・インフェルノ :30分
 「30デイズ・ナイト」を挟んだビギニングの後日談。
デビルズ・トレード :25分
 オンラインショッピングで木の十字架を購入したティーンエイジャー3人が、
 それを手にした瞬間から恐怖の呪いのターゲットとなる物語。

この3つの短編作品を収録したオムニバス。
当然ながら劇場公開作品ではなく、ビデオ作品となっている。

まずビギニング。
前日譚と謳っているものの、
極夜の捕食情報をネット上で見つけたヲタク仲間が、
ヴァンパイアに嗅ぎ付けられて襲われる、とある郊外の一角でのお話。
「やっと見つけたー」→襲われる
「これを仲間に伝えてくれ」→襲われる
「誰かに知らせなければ大勢の命が・・・襲われる
これで終了。
ほとんど繋がりも無く、話も膨らまない。
30デイズ・ナイト:アポカリプス

ヴァンパイア・インフェルノは、
ビギニングの生き残りが再びヴァンパイアに狙われるが、
たまたま居合わせた兄妹が巻き込まれ、
傷を負った妹はヴァンパイアに変貌して、それを兄が救おうとするも・・・
といった感じのお涙頂戴ホラー。
30デイズ・ナイト:アポカリプス

デビルズ・トレードは完全に別作品。
悪魔の十字架を手に入れ、幻覚にさいなまれる呪い話。
どうにか手放そうと躍起になるも、結局呪いは解けず・・・
30デイズのような血みどろではなく、
Jホラー的なオカルトなので解決法を探る会話が中心。
30デイズ・ナイト:アポカリプス

どの作品でも共通でビデオ作品。
低予算製作の為の創意工夫なのだろう、
恐怖の見せ場は部分部分をクローズアップで撮り、細切れカット編集で繋げ、
また画面を揺らす、背後は暗闇、極端なアップは避けるなど、
徹底してショボさを上手く誤魔化している。
そのためチープな映像を見せられ萎える事は無い。
画角の狭いカメラ撮影なので、ビデオ映像的な安っぽさを感じてしまうが、
それでも下手なB級映画よりよっぽど出来は良く見える。
ただ撮影にばかり気を使い過ぎてしまったのだろう、
肝心の脚本がおもいっきり手抜き
わざわざ短編を3つ作るなら、
1本に絞って、もっとガッツリ描いて欲しかったかも。

画質は良好。
デジカメ撮影の為、シャープでピントの合った映像。
それぞれ作風に合わせカラーコレクトされている。
特に30デイズ前後編は色を間引いて、それぞれ色温度が真逆になっている。

音質はそこそこ。
ドルデジの2chなのだが、ビットレートは高め。
全体的に不明瞭で抜けの悪さはあるものの、
音の厚みはそこそこあるので、SWを鳴らせば不満も少ない。

30デイズ・ナイト」の前後を描いた短編ビデオ作品。
だが直接的な繋がりは一切無く、
ほとんど別作品といって良いだろう。
当然、低予算で作られているものの、
撮影や編集で上手くチープさを誤魔化しており、そこそこ見応えを感じる。
ただ脚本が手抜きなので、終始、場当たり的な展開。
なんだか良く分からないうちに終わってしまうのが残念。
ホラーを見たいけど、ガッツリ系は疲れるから嫌。
そんな時に片手間で見る分には丁度良い?

   



テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

2013.05.29 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 0-9

(BD)HERO~英雄~

本日のBlu-rayはチャン・イーモウ
HERO~英雄~
2002年 1:39 20~33Mb/s(AVC) 3.6~5.3Mbps(ドルビー TrueHD 5.1ch)

以前公言していたHERO&LOVERSが届きました。
つか、久しぶりにセルBlu-rayを購入した気がする(アニメ以外で)
さっそく視聴してみたのですが、
結論から言えば、ガッカリ画質でした。

やや古めの作品ですし、
一度Blu-ray草創期にソフト化されるも良くない評価でした。
ただそれでもマスタリング・エンコード技術の向上により、
少しは良くなったのでは?と期待していたのですが、
まったくそんなこと無かったようです。

以下、DVDとBDの画質比較を交えて紹介します。
HERO~英雄~
 (オンマウス:DVD アウトマウス:Blu-ray) 大きい画像→DVD // Blu-ray

まず目に付くのがフィルムグレインのザラツキ。
旧作に良く見られた粗い粒子感がかなり残っています。
DVDでは解像度不足により良い感じにマスキングされていましたが、
フルHDだとグレインも目立ってしまう。
HERO~英雄~
 (オンマウス:DVD アウトマウス:Blu-ray) 大きい画像→DVD // Blu-ray

フルHDによる解像度感の向上は思ったほどではなかった。
さすがに50インチクラスの大きい画面で見れば、
ハッキリとした差も感じる事が出来ると思うけど、
シーンによっては殆ど大差無い部分もしばしば。
こうやって実際の映像を撮影した後にPCに取り込みトリミング処理中に、
どっちがBlu-rayで、どっちがDVDだっけ?と何度も迷ってしまったw
デジカメやスマホで撮影だと殆ど差が分からないかも。
HERO~英雄~
 (オンマウス:DVD アウトマウス:Blu-ray) 大きい画像→DVD // Blu-ray

ただノイズの少なさからくる恩恵が大きくあり、
Blu-rayだとブロックノイズやモスキートノイズは殆ど見受けられない。
また暗部の潰れやザワツキも無く、
滲みの無い発色はさすがです。
HERO~英雄~
 (オンマウス:DVD アウトマウス:Blu-ray) 大きい画像→DVD // Blu-ray

昔からそうなのだが、DVDはどうも緑味がかって見える。
Blu-rayの方は自然な発色に。
またDVDはスクイーズ収録なので若干縦長に再現されてしまう。
当然Blu-rayの方が正しいアスペクト比で表示されている。
HERO~英雄~
 (オンマウス:DVD アウトマウス:Blu-ray) 大きい画像→DVD // Blu-ray

ちなみにパッケージでは1080P Hi-Defと書いてありますが、
実際には1080i収録です。
またDVDと同様にフィルムの左端が切れたまま。
エンドロールの文字も焼き付き。
フィルムスクラッチやゴミなどもDVDと全く一緒。
HERO~英雄~
 (オンマウス:DVD アウトマウス:Blu-ray) 大きい画像→DVD // Blu-ray

総評。
何を期待し、どこを見るかによって評価も分かれそうですが、
個人的にはかなりガッカリでした。
オリジナルのマスターフィルムによる所が大きくあり、
粗いシーンはそのまま粗いし、ボケたシーンもそのままボケてる。
高解像度の恩恵はあまり感じられないものの、
ノイズの少なさによるスッキリ感はある。
また多少なり暗部や発色の向上も見て取れる。
よほど好きじゃなければ、無理してBDで見る必要ないかも。

ついでに音質もちょっとだけ。
DVDの方はフルレートのDTSでしたが、
BDではドルビーTrueHD。
ロッシー、ロスレスの違いよりも、ドルビーとDTSの差そのままといった印象。
DTSの方はメリハリの効いたシャープな音。
高音はやや硬質で耳に付くメタリックさがある感じ。
明瞭でハッキリとした音質なので、パッと聞きだとこちらの方が良く感じる。
ドルビーTrueHDの方は繊細でややマイルドな音。
高音は明らかに耳に優しく、それでいてニュアンスが聞き取れる感じ。
DTSと比べるとパッと聞き音数が減ったように感じて寂しく思えるも、
良く聞くと一つ一つが細かく繊細になっている事に気付く。
正直、音質の優劣というより好みの問題かも。
環境によってはもっと大きな違いを感じる可能性もあるが、
少なくともウチでは大差ない好みの範疇でしかなかった。

     



テーマ:Blu-ray - ジャンル:映画

2013.05.26 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 は

(BD)スノーホワイト

本日のレンタルBlu-rayは戦うトワイライト白雪姫
スノーホワイト」(初見)
2012年 2:11 15~26Mb/s(AVC) 3.6~6.2Mbps(DTS-HD Master Audio 7.1ch)

グリム童話の「白雪姫」を大胆にアレンジした戦う白雪姫アドベンチャー。
白雪姫と鏡の女王」を先に観て、これの存在を思い出した。
ほぼ同時期に公開され、何かと比較されていたようだが、
興行収益的にはこちらが勝利したらしい。
ちなみにスノーホワイトは三部作らしく、その一作目が本作のようだ。

内容は魔女によって国を追われた白雪姫が抵抗軍を引き連れて戦いを挑む話。
ロード・オブ・ザ・リング」のようなファンタジー世界に、
トワイライト」のようなお姫様が「ジャンヌダルク」のように軍を率いて、
ロビンフッド」のようなバトルを挑む。
もうグリム童話とかどーでもいいよねっ!
スノーホワイト

三部作の長編大作モノにするためなのか、ものっすごく冗長。
道中、トロールだの、ゴラムだの、シシ神だのと、
グリム童話とは関係ないモノが無駄に登場し、
まずもって目的地が遠過ぎる。
そりゃ魔女も待ちぼうけて老けが進んじゃうよね!w
スノーホワイト

画質は最新作らしい安定した標準的な高画質。
粒子感はほどほどに抑え、明るくシャープな画質。
こちらも発色はやや色数を減らし色温度はやや高め。
コントラスト感も高めでキリっと引き締まった映像。
ごくたまに細部が甘くなる事もあるが、総じて見れば十分高画質の部類だろう。
スノーホワイト

音質も良好。
ワイドレンジでダイナミックな音響。
音場空間も広大で音密度も高い。
そして何と言っても過大なLFEが強烈。
部屋の床全体を揺るがすような地鳴りのような低音で、
アベンジャーズやプロメテウスと並ぶレベル。
サラウンド感も良好。
派手さの効いたサラウンドで後方の空間表現はかなりのもん。
やっぱり最近のDTS-HD 7.1chは頭一つ抜きん出てる感じがするかも。

グリム童話の「白雪姫」をアレンジした戦う白雪姫。
三部作の長編大作になるようだが、
もはやグリム童話の皮を被ったロード・オブ・ザ・リング。
いちおう白雪姫の大筋ストーリーは押さえているが、一作目で既に解決済み。
今後はオリジナル展開?!
全体的に最近の流行りモノを詰め合わせ。
個人的にはキチンと白雪姫をしていた「白雪姫と鏡の女王」の方が面白かったかも。
ただ向こうのヒロインは”濃ゆい眉毛”だったが、
こっちのヒロインは(いつも半開き口の)しゃくれアゴ”が気になったw

   



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2013.05.25 | Comments(4) | Trackback(0) | 映画 さ

(BD)デンジャラス・ラン

本日のレンタルBlu-rayは新米ボーン feat. デンゼル・ワシントン
デンジャラス・ラン」(初見)
2012年 1:55 26~31Mb/s(AVC) 3.8~5.0Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)

CIAエージェントがラングレーCIAに追われる危険な逃走劇。
手持ちカメラぶん回しで矢継ぎ早にカットを繋ぎ合せ、
葛藤する主人公をど~んとクローズアップすれば、
ハイ、ボーンシリーズ番外編の出来上がり。
デンジャラス・ラン

内容は南アフリカにあるCIAの隠れ家(セイフハウス)を管理する新米エージェントが、
連行されてきた元CIAの逃亡犯と一緒に国家機密情報を巡って逃走劇を繰り広げる。
CIAの極秘施設の管理人を題材とした物珍しさに興味をそそられるも、
フタを空けてみれば既視感たっぷりの逃走劇。
デンゼル・ワシントンのパートナー役もやはり既視感は拭えず。
真新しいものは殆ど無いものの、
この手の作品としては水準的なスリルとアクションを提供してくれるので、
決してつまらなくはなら無いし、
既視感さえ気にしなければそこそこ楽しめるのではなかろうか。
デンジャラス・ラン

画質は良好。
こちらも粒子感の粗いゴリゴリとした彫の深い映像。
また茶系が強めに出たコッテリ色ノリの良い色調で、いかにもフィルムライクな画質。
やや黒への引き込みが早く暗部が潰れがちだが、
コントラスト感が強く出ており見辛さは少ない。
全体的にパワフルな画作りが印象的。
デンジャラス・ラン

音質も良好。
非常に抑制の効いた引き締まった乾いたイメージの音響。
とにかく銃声の響きがヤヴァイ。
「パッァーン」という発砲、炸裂と言ったイメージが良く分かる、
突き抜け感のある音がゾクゾクさせてくれる。
LFEも部屋を揺らすようなブーミーさは一切無く、硬く引き締まった良質な低音。
サラウンド感はすこぶる良い。
アクション映画としての定位感や移動感はもちろんだが、
場面に応じた環境音の変化が豊かでロケーションを十二分に楽しめる。
日の中と夜間での発砲音の響きが異なるのも面白かった。

CIAの極秘隠れ家(セイフハウス)の管理人と元CIAの逃走劇。
CIAによるイタチゴッコの構図に、
手持ちカメラによる素早いカット割り、スピード感あるカーチェイス。
否が応にもボーンシリーズが頭を過ぎる。
それでも小気味良いスリルとアクションを提供してくれるので、
何度も好みの作品を味わえると思うか、
ありきたりな作品に食傷気味と思うか。

たまたま観る機会が出来たり、
レンタルで迷ったときに。

   



テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

2013.05.24 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 な

(BD)遊星からの物体X ファーストコンタクト

本日のレンタルBlu-rayはリメイク前日譚
遊星からの物体X ファーストコンタクト」(初見)
2011年 1:43 22~28Mb/s(AVC) 3.4~4.8Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)

いつかの子供の頃に観たホラー映画。
タイトルすら覚えておらず、断片的なシーンだけを何となく記憶にある程度。
ただ怖かった事だけは今でもハッキリ覚えている。
大人になり偶然の再見で巡り合い、その作品だと初めて知った。
その一つが82年製作の「遊星からの物体X」

内容は82年版「遊星からの物体X」の前日譚となる3日前、
ノルウェー南極観測隊の悲劇が描かれる。
かなり正攻法のリメイクに近い前日譚かもしれない。
82年版で明かされなかった謎をしっかり拾いつつ、
血液ではなく金属の詰め物で見分けるオリジナリティを加え、
お互い疑心暗鬼に襲われるストーリー展開はほぼ82年版を踏襲。
そして82年版の冒頭シーンへと繋ぐラスト。
いや~どっかのプロメ何とかよりもよっぽど前日譚らしい前日譚でしたw
遊星からの物体X ファーストコンタクト

過去の名作をリスペクトするのは良いが、
美化し過ぎてむやみやたらと新しい物を否定したがる懐古厨がいる。
実際に過去の名作とやらを今現在観ると思いのほかショボかったり・・。
ま、個人的にはどっちでも構わないが、
旧作だろうが新作だろうが”今”観て面白いと感じるかどうかだろう。
時間は不可逆なのだから、いくら「昔は~」と言っても非生産的だしw

でもって、本作は予想外に怖かったw
と言うよりコケオドシ音が強烈過ぎて、何度心臓が止まりそうになったことか。
疑心暗鬼の中、誰が?誰が?と言われる前に突然くるからビビる、ビビる。
映像の進歩で82年版よりもクリーチャーのグロさは増しているも、
そこまでキツいシーンはなく、後半に進むにつれて割りとモンスター染みてくるかも。
遊星からの物体X ファーストコンタクト

画質は微妙。
どこぞで高評価だったらしいが、ハッキリ言って微妙。
まぁ最高画質のホビットを見た後だからという事もあるだろうが、
それを差し引いても微妙だと思う。
フィルムグレインをかなり抑え目で柔らかく処理してあり、
ディティールが浮き出てこない。
ノッペリとしたテカリ感のある一昔前のVC-1画質だ。
また暗部も潰れ気味でかなり見通しが悪い。
残念ながら最新作としてはだらしない画質としか言いようが無い。
遊星からの物体X ファーストコンタクト

音質は良好。
こちらもどこぞで高評価だったらしい。
ただしセル版のドルビーTrueHD・アドバンスド96kHzアップサンプリング。
レンタル版は24bit/48kHzのDTS-HD Master Audio。
これがどれほどの差を生むのか分かりませんが、
DTSでも十分高音質でした。
ホビットとはまた違った情報量たっぷりの中音域。
そしてDTSらしいダイナミックレンジの広大さ。
全体的にかなりメリハリを効かせた喧しい音響です。
というか、心臓止まりそうになる程の強烈なビックリ音が・・。
かなり耳と心臓への負担がかかる音響でしたw
またサラウンドも暗闇の中をカサカサ動き回る物体Xなど、
ホラーならではのサラウンドが楽しめる。

82年版「遊星からの物体X」の前日譚。
ほぼ82年版を準えた正攻法のリメイクに近い前日譚。
映像や音響の進歩により、
現代らしい雰囲気を纏っており見易さはある。
82年版を超えた・超えないは置いておいても、
前日譚として綺麗に冒頭シーンへと繋ぐラストは一見の価値在り。
強烈なコケオドシ音が多々あるので、
シアター環境では注意してかかるべし!
セル版はドルビーTrueHD・アドバンスド96kHzアップサンプリング仕様。

   
   



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2013.05.22 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 や

(BD)ホビット 思いがけない冒険

本日のレンタルBlu-rayはあの重厚な世界観をもう三度?
ホビット 思いがけない冒険」(初見)
2012年 2:50 17~26Mb/s(AVC) 4.8~6.8Mbps(DTS-HD Master Audio 7.1ch)

「ロード・オブ・ザ・リング」三部作のピーター・ジャクソン監督が、
同シリーズの60年前を舞台にした「ホビットの冒険」で再び映画化。
本作はその三部作の第一作目。
正直あまり興味はなかったのだけど(LOTRだけで十分)
今まで見た中で一番の高画質と言われ、じゃぁ、何時観るの?
今でしょ!
ホビット 思いがけない冒険

内容は前作の舞台から60年前、
かつての主人公フロドのおじさん=ビルボの冒険物語。
滅びの世界だった前作だが、本作は滅びの影が忍び寄る前の段階。
今回の旅の目的はドラゴンに奪われたドワーフの王国を取り戻すというもの。
かなり前一作目と既視感を覚える。
プロローグ的なこともあり、前半部はモタモタしてなかなか話が進まないが、
エルフが登場する辺りからようやく方向性が見え面白くなってくる。
終盤は立て続けにアクションシーンが訪れ、
ようやく目的地を眼下に望んで~・・・エンドロール。
ホビット 思いがけない冒険

うん、思った。
このホビットでもう一度あの三部作をやるつもりだ。
前日譚なんて生ぬるい物じゃなく、
前作と合わせて全六部作の壮大な一大叙事詩。
こりゃ作る方も大変だろうが、観る方はもっと大変だw

さて、そうなるとやや気になるのがキャラ立ちの甘さ。
前作では色々な種族が混ざってパーティを組んでいたが、
ホビットでは主人公ビルボ、魔法使いガンダルフ、そしてドワーフが13人。
ドワーフが13人も居ながら殆どキャラが立っていない=記憶に残らない
この小粒感では壮大な冒険道中不安になる。
ホビット 思いがけない冒険

画質は超絶高画質。
解像度の高さは過去最高レベルに達し、
非常に明瞭鮮明に高精細度が堪能出来る。
発色も鮮やかで色数豊富。
暗部の情報量も十分で粘りのある諧調表現。
特に目に留まったのがゴラム。
肌のシミやテカリ具合、シワの凹凸など克明に描写されており、
ひじょーに、キモい!w
ちなみに通常のコマ数を2倍にしたハイ・フレーム・レート方式の3D上映だったらしい。
アバターを超える最高の3D画質だったとか何とか。
でも一般家庭での3Dは現行の規格上、ハイフレームでの3Dは無理ですよね?
まぁそのうち対応した機種が出てくるでしょうけど。
ホビット 思いがけない冒険

音質も最高レベル。
映像に負けじと濃密な音場空間が味わえる。
ワイドレンジやダイナミックレンジよりも、
メインとなる中音域の密度感が素晴らしい。
セリフが一切埋もれる事無く、SEが渦のように激しくぶつかり合い、
それでいて優雅にBGMが鳴り渡る。
まさに箱庭的な世界に没入したかのよう。
サラウンド感はファンタジー作品ならでは。
前後左右に縦横無尽に動き回るサラウンドはやっぱり楽しい。
ケレンミたっぷりに広がる音場空間はシアター環境至福の一時。

あの重厚な世界観をもう一度。
「ロード・オブ・ザ・リング」三部作より60年前の「ホビット」三部作。
合わせて全六部作の壮大な一大叙事詩。
約18時間の長丁場。
さて、気になるであろう点は3つだと思う。
Q:前作「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ観ていないけど、楽しめる?
 →はい、問題なくこれだけで楽しめます。
Q:前作シリーズとの繋がりは?
 →まだ三部作のプロローグなので、これからかと思う。
  本作ではこれから繋がるだろうな~と匂わせる程度のシーンが幾つか。
Q:ぶっちゃけ、前作シリーズと比べて面白いの?
 →うーん、これ単体ではまだなんとも。
  同じ1作目同士で比べれば、ほぼ一緒。
  ただキャラは弱い。
  でも最新作だけあって映像・音響はぶっ飛んでる。
まぁ私のように現時点での最高画質を見てみたいと思わないのであれば、
焦ってみる必要は全然無いと思う。
三部作が完結した後で発売されるエクステンデッドエディションをゆっくり観ればOK。

   



テーマ:Blu-ray - ジャンル:映画

2013.05.20 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 は

(BD)THE GREY 凍える太陽

本日のレンタルBlu-rayは
THE GREY 凍える太陽」(初見)
2012年 1:57 30~35Mb/s(AVC) 3.5~4.8Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)

リーアム・ニーソン主演の極限のサバイバル劇。
売れっ子のリーアム・ニーソンを使った、
ホワイトアウト(日・米どっちの意味でも)的な物を想像してスルーしていた。
想像していたのとは確かに違ったが、
見応えある骨太人間ドラマで、
久しぶりに”映画”を観たな~という気分。

内容は石油採掘現場で働く屈強な男たちを乗せた飛行機がアラスカの荒野に墜落。
生き残った7人の男たちは極寒の大雪原に放り出され、
荒れ狂う大自然の猛威と縄張りを侵されたオオカミたちの猛追から生き抜こうとする、
極限のサバイバル劇。
THE GREY 凍える太陽

どうしてもタフガイ・リーアム・ニーソンが出るとなると、
スリリングなアクション要素を期待し勝ちだが、本作ではかなり控えめ。
狼の襲撃にも防戦一辺倒で反撃の機会は一切訪れない。
寒さや飢えに耐え忍ぶも、目には見えない障害物によって呆気なく死んでゆく。
ひしひしと伝わってくる絶望感。
もし生き延びたとしても、また穴掘りの人生。
それでも目の前で生か死を突きつけられる現実。
ヒリヒリとするような緊張感と、
ずしりと腹の底に響く人間ドラマが味わえる。
THE GREY 凍える太陽

画質はすこぶる良好。
細かい粒子感たっぷりのザラザラとしたまさにフィルムライクな映像。
解像度感も十分高く、非常に彫の深い立体的な画質。
色数は間引いた彩度の低い青白映像。
それでもコントラスト感は抜群で、暗部の情報量はかなり豊富。
かなり表示デバイスの実力が試されるのではないでしょうか。
THE GREY 凍える太陽

音質もすこぶる良好。
S/N比の効いたダイナミックレンジの広さ。
ジェット機の墜落の爆音や地鳴りのような地吹雪。
部屋がぶっ壊れるかと思ったし、
何度もキモを冷やすようなビックリ音があり、
かなり音量調整には気を使った方が良いかと思われます。
サラウンド感も良好で、
大げさに言えば、極寒の大地を肌で感じる事が出来るでしょう!w

極寒の地の極限サバイバル劇。
リーアム・ニーソンから想像する、
スリリングなアクション要素を期待すると肩透かしかもしれないが、
過酷な自然にさらされ、
生と死を見つめ直す骨太人間ドラマがメイン。
ハードな演出でかなり疲れるものの、それだけ十分な見応えもあるかと。
ただ少し残念なのが畏怖する狼の映像が迫力不足なのと、
展開が堂々巡りな点。
ちなみにエンドロール後に意味深なワンシーンあり。

   



テーマ:Blu-ray - ジャンル:映画

2013.05.19 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 さ

アナザー Another

今日のレンタルDVDは本年度ワースト映画候補
アナザー Another」(初見)
2011年 1:49 7.70Mb/s 448kbps(DD 5.1ch)

こちらも「悪の教典」同様、
「このミステリーがすごい!」で3位になったホラー・ミステリー・サスペンス。
原作小説は未読ですが、
P.A.WORKSよりアニメ化されており、そちらを視聴した事があった。
綺麗な作画やおどおどしい雰囲気は良かったものの、
腑に落ちない感たっぷりで不完全燃焼気味だった。
その後、考察サイトを読み漁りするもやはり釈然としない物が残った。
どうやら文章だから成立する叙述トリックがキモだったらしいのだが、
それを映像化すると直ぐにバレてしまうがため、
あからさまなフェイクを入れていたのが納得出来なかった。
まぁそれを置いておいてもミステリーとしては強引過ぎる点が多々あり、
正直な所、微妙だった作品。
このアニメの実写映画化なのか、原作小説から映画化なのは分からないが、
とりあえず映画版も見てみる事に。

内容は夜見山北中学校の3年3組だけに起こる”現象”
「紛れこんだ死者」の代わりに他の誰かを「いないもの」として扱う。
このルールを破ってしまうとクラス生徒および親類関係にまで死が及ぶというもの。
アニメを観て強く思ってたことなのだが、
この超ご都合主義の設定。
”現象”の謎を解こうにも、
記憶や物理的にも”改ざん”が行われてしまい、
都合の良い所しか見せてくれないのだ。
要は紛れ込んだ死者を探そうにも、
関係する全ての人の記憶が改ざんされたり、
名簿などの記録書物も全て改ざんされてしまっており、
どうやっても見つけられないように出来ている。
がしかし、オッドアイを持つヒロインの特殊能力で、
死者の色を判別出来てしまうという中二病設定。

これが本格ミステリー?
もうどうしろってんだよっ!w
アナザー Another

本作はアニメ版をほぼ踏襲した内容になっており、
登場人物たちの思わせぶりな態度ばかり振り撒いて、
肝心のルールを後だし説明する不親切極まりない構成。

ただアニメ版よりもミステリー要素を減らし、
逆に学園ホラー的な雰囲気を全面に出した、なんともチープな出来。
特に「ファイナル・デスティネーション」よろしくの、
偶然の連鎖による悪趣味な死のシーンに力を入れたつもりなのだろうが、
技量不足の露呈、ようはショボ過ぎ。
またキャスト陣の大根ぶりも酷く、主人公役は目も当てられない状態。
アナザー Another

アニメ版もそうだったのだが、
終盤には死者は誰なの?とクラス内で疑心暗鬼になって、
「バトル・ロワイヤル」のような展開になるだけ。
で、結局ヒロインの邪気眼で死者を見つけて終了と。
じゃぁ最初から見つければ良くね?!!
肝心の死者の叙述トリックも残念ながら映画版では無視されている。
ここまでツッコミ所満載のご都合主義は珍しいと思うぞw
どっかの学生映画研究会が作ったようなノリ。

画質は普通。
解像度感はあまり無く柔らかい映像の為、
あまりペグノイズが目立つような事も無い。
薄ボケフィルターは少ないものの、
やや古臭いセピア調の邦画で有り勝ちな画作り。
アナザー Another

音質も普通。
フロント重視のサラウンドではなく、
2chを疑似サラウンドさせたような音響。
なので包囲感はそこそこ感じられるも、
定位感は甘く、空間も広くは無い。
なのでセリフはやや不明瞭さが残るかも。
LFEはそこそこ入っており、雰囲気を煽る低音は効いている。

すごいミステリーで選ばれ、アニメ化→実写映画化。
そもそも超・ご都合主義で釈然とせず、
これがミステリーなのか?はなはだ疑問。
アニメ版を踏襲した実写映画版となっているが、
それよりミステリー要素を減らし、学園ホラー仕立てに。
脚本はもちろんのこと、
映像、演出、キャストなどチープさが付いてまわり、
出来栄えを見れば酷いありさま。
ハッキリ言ってしまうと、
映画としての完成度の低さ。
それに加え、
叙述トリックの使えない実写映画の中途半端さ。
とにかく、かなりツマラナイ映画。

   



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

2013.05.18 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 あ

悪の教典 -序章-

今日のレンタルDVDは序章にあらず、プロモーションビデオだった
悪の教典 -序章-」(初見)
2012年 1:49 6.83Mb/s 192kbps(DD 2ch)

悪の教典」の序章としてBeeTVにて先行配信されたドラマ。
話題集めの為なのか、制作費が有り余っているのかワカランがw
まぁ最近の邦画で良くあるパターン。
先に映画を観てからコチラを観たのですが、
たんなる”プロモーションビデオ”だった

内容は劇場版より数ヶ月前?の時間軸で、
新任スクールカウンセラーを中心に起こったエピソード。
30分4話構成。
劇場版とは関係ない新キャラからの別視点物語風。
内容自体は蛇足ストーリー。
数箇所、劇場版へ繋がる伏線はあるものの、別に無くても構わないモノばかり。
悪の教典 -序章-

先行配信ドラマということもあり、
劇場版とは違った雰囲気で描かれているが、ぶっちゃけかったるい
テンポも悪いし、演出もTVドラマ的であざとい。
もっとこう、
劇場版では描かれなかったハスミンの心情的なものを期待していたのだが、
別の人物を掘り下げただけ。
特にコレが劇場版へと繋がるとも思わないし、
逆に劇場版の後に観て何か得る物は無いだろう。
悪の教典 -序章-

画質は配信ドラマなので推して知るべしか。
下手に明るいシーンが多い為、ペグノイズはかなり目立つ。
音質も同様。
そもそも192kbpsのドルデジ2chという時点で察し。
悪の教典 -序章-

公開前の先行配信ドラマなのでしょうがないが、
劇場版の前にこれを見たら雰囲気の違いに騙されるだろうし、
劇場版を先に見ていたらこちらは見る必要なし。
これを見るくらいならメイキング映像を見たほうがよっぽど有意義だろう。

   



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

2013.05.17 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ

(BD)崖っぷちの男

本日のレンタルBlu-rayは飛び降り死ぬ死ぬ詐欺
崖っぷちの男」(初見)
2012年 1:42 25~30Mb/s(AVC) 3.5~4.7Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)

ニューヨークの高層ホテルから、
飛び降り自殺志願者を装い無実の罪を訴えるシチュエーションサスペンス。
割りと好みのジャンルなのだが、
あまり良い評判を聞かなかったので期待せずに視聴してみた。
なるほど、
知恵比べの謎解きやスリリングなアクションを期待すると肩透かしなのかも。
個人的には十分楽しめた。

内容はNYの高層ビルから偽装自殺を図る男。
しかしその裏で向かいのビルに侵入を企てる者の姿が。
この2箇所で平行進行するストーリー。
そう、この崖っぷちの男は自殺をするつもりは最初から無く、
他に目的があって飛び降り騒動を起こしたのだ。
この当たりの謎はネタバレに直結するので伏せて置きますが、
なかなかどうして、分かっていても騙される爽快感が味わえました。
崖っぷちの男

ただし本格的なサスペンスフルではなく、
全体的にどうも緊張感や必死さが伝わってこない。
特に向かいのビルでの展開は強引過ぎる点が多々あり、どうみてもご都合主義。
しかし、このやや不真面目な展開があってこそ、
結末の意外性に繋がっているのではなかろうか。
何を期待し、何処を見るかで感想は変わってきそうですが、
家族の絆”をテーマに見てもらうとより楽しめるかも。
 ↑あ、これはネタバレか?w(文字反転)
崖っぷちの男

画質はそこそこ。
細かい粒子感のあるフィルムライクな画質。
発色も自然でコントラストも高めで、
すごく作られた感のしないナチュラルな映像。
高解像度で高層ビルのシーンは見ているこっちまで足が竦みそうになるw
崖っぷちの男

音質もそこそこ。
限定シチュエーションなので派手さは無く、
一つ一つは地味な音響だが、
サラウンド感としてはNYの喧騒がビルの谷間に響き緊迫感を煽る。
もう少し高さを強調した立体感があるともっと良くなった気もするが、
それは高望みし過ぎだろうか。
まぁ視聴中は不満も感じなかったので十分水準域だろう。

NYの高層ビルから偽装自殺を図る崖っぷちの男。
完璧な計画犯罪や大どんでん返し的な本格派サスペンスでは一切無く、
どっちつかずの態度や、頼りない行動にドギマギさせられつつ、
つい応援したくなっちゃうタイプのハートフルストーリー?w
崖っぷちの男の真の目的や結末の意外性も、
嫌味の無い騙しなので後味はかなり良好。
期待ハズレのA級よりは、
掘り出し物のB級って感じでしょうか。
どこか物足りなさはあるものの、レンタルなら十分元は取れるかと。

   



テーマ:サスペンス映画 - ジャンル:映画

2013.05.16 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 か

(BD)アルゴ

本日のレンタルBlu-rayは
アルゴ」(初見)
2012年 2:09 20~30Mb/s(AVC) 3.5~4.3Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)

第85回アカデミー賞の作品賞を受賞した作品。
1979年のテヘランで起きたアメリカ大使館人質事件。
実話を基にした社会派サスペンス映画。
この手の実際に起こった事件を映画化した作品群は、
どうも小難しい話ばかりで観ても何となくしか理解出来ない。
当時の社会情勢だのイデオロギーだの正直良く分からないし、
とりあえず、プロパガンダ映画なんでしょ?と。

まぁ小難しいイデオロギーだのは置いておいても、
単純に救出劇そのものの奇想天外がむしろ映画らしい。
なんたってCIAが架空の映画制作をでっちあげて救出しようってんだから。
こんな脚色し過ぎだろ!と思える作戦が実際に行われた、
まさに”事実は小説(映画)より奇なり”
どこまでが映画の脚色で、どこまでが事実か全くワカラン。
アルゴ

救出作戦の結果は分かっているものの、
それこそ映画的なエンタメ演出を随所に配置しており緊迫感はなかなか。
終わってみればなんて事は無かったかもしれないが、
シンプルで在るが故に緊張感も最後まで続き、
「イラン領空を出ました」でホッとする自分が。
アルゴ

画質はなんとも。
かなり粒子感を残したザックリとした映像。
色合いも中間色を多く使った79年当時の雰囲気。
解像度感や精細度感が無い訳ではないが、
全体的にマイルド方向。
不満と言うより好みの問題だろう。
個人的にカリカリでシャープな映像を好むので、
この画質はやや不満だった。
アルゴ

音質は良好。
殆どセリフ中心で物語が進むものの、
時折聞こえる重低音に不安感をおぼえ、
またちょっとした環境音が緊迫感を伝えてくる。
全体的にやや音数は少なく感じるが、寂しさは殆ど感じなかった。
それでも群集に囲まれるシーンなど聴き応えあるサラウンドになっている。

1979年のテヘランで起きた、
アメリカ大使館人質事件を基に作られた社会派サスペンス映画。
結末が分かっている事や、
当事者(アメリカ人)ではないので完全にノリ切れない部分もあるが、
内容はシンプルで非常に分かりやすく、
架空の映画制作で救出する奇想天外さがかえって映画らしい。
決して派手さや見応えある訳でもないが、
どこぞのヤマなしオチなしのプロパガンダ映画よりは、
よっぽどサスペンスフルな出来だと思う。
”興味があれば”、レンタルで観ても損は無いかも。

   



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2013.05.14 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 あ

(BD)悪の教典

本日のレンタルBlu-rayは評判以上にアンモラルで衝撃的
悪の教典」(初見)
2012年 2:09 23~33Mb/s(AVC) 4.8~3.2Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)

私にしては珍しく新作邦画の即レンタルで狙い撃ち。
そう、こればっかりはずっと観たいと思っていた作品だ。
理由は幾つかある。
まず単純に内容が好みw
ハンガーゲームじゃないが、予告を見る限り「バトルロワイアル」っぽくて。
舞台柄は「告白」にも似た雰囲気。
次に、
邦画業界でこの人の右に出る人は居ないんじゃないかと思える三池崇史監督。
この人がアンモラルを暴力的に描くのなら興味あるじゃないか!
もうひとつ。
去年から今年始めにかけてTVアニメ放送されていた「新世界より」の貴志祐介原作。
気付いたら「黒い家」と「新世界より」と貴志祐介原作の作品を好んでいた。
さすがに活字離れて久しく、原作小説は読む気になれませんが、
「青の炎」を今度借りてみてみようと思ってる。

っとまぁ観るキッカケが重なって期待していた。
うん、私が前置きから長くなる時は、
大抵、興奮してる=褒める方向なんですよねw
もう予想以上でした!
ちまたでは賛否両論らしいのですが、
そんなんどーだっていい!
とにかく気持ちの良いほどホラー!
いちおうR15指定らしいですが、
確かにグロいシーンも沢山あるけど、
見た目以上に精神的にくる暴力・残酷描写がたっぷりです。
某人気アイドルグループの一人が「この映画は不快だ!」と物議を醸し出したらしい。
うん、確かにこの映画を観るならそれ相応の覚悟が必要だと私も思ったw
だってひたすら未成年の少年少女を惨殺しまくってるだけだもん!w
悪の教典

内容はハスミンというニックネームで呼ばれ、
生徒たちから圧倒的な人気と支持を集める高校教師・蓮実聖司(伊藤英明)
生徒だけでなく、ほかの教師や保護者も一目を置く模範的な教師だったが、
自身に降り掛かったトラブルや障害を取り除くために、クラスの生徒全員を殺す、
サイコパス教師だった。

とにかく私が凄い!と思ったのは、
徹底した無慈悲の惨劇の限りを尽くしていること。
例えば、ホラーで良くある死亡フラグと生存フラグ。
これらをガン無視。ビックリですわ。
また逃げ道すら一切用意させない。
(外へ逃げれば~、立て篭もれば~、一人で隠れれば~、死んだ振りすれば~)
もしあの場に自分が居たら~こうする~あぁする~をことごとく粉砕。
他にも死に追い詰められた生徒達の最後の言葉すら暇なく殺し、
自らも何ら捨てセリフすら吐かない。
ここまで徹底されるとホラー好きとしてはカタルシスを感じざるを得ないw
こりゃ相当キレてますね!三池監督!
 (いや貴志祐介の原作の方か?)
悪の教典

っとまぁ暴力・残酷描写がメインの映画ですが、
内容は非常にさっぱりしており、
サイコパス教師の具体的な動機や心理描写は一切無い。
それが人によっては理解出来ず不快感しか残らないと思う。
個人的にはそれがポイントなのかな~と感じた。
なまじ教師の生い立ちや動機付けをしちゃうと、
(殺人)行為自体が安っぽく感じられてしまうのではなかろうか。
本編中に本人がそれっぽい事を口にしているように、
状況判断だけで動機や理由を結論付けたとしても所詮は他人事。
要は、
幼少のトラウマや被害者感情なんて物は”本当の悪”の前では無意味なのだと。
不幸が~とか犯行動機は~など自己解釈して同情紛いをするのは止めてくれと。
彼は”サイコパス”なんだから。
それ以上の理由や動機は必要ない。
超・私的な見解だが、
誤解の無いよう二度言うが、超・私的な見解だが、
 (↓不愉快な表現かもしれないので、いちおう文字反転)
殺人に理由もクソもあるかっ!
 どんな理由や動機があろうと殺人は悪です。
 それこそ他の平凡な殺人犯とこのサイコパス教師、何が違うのでしょうか?
 ほんの少しでも良心や道徳心があれば殺人の罪は軽くなるのですか?
 人を殺しておいて許すも許さないも無いでしょう。
 殺人を犯す人間は少なからずサイコパスだと私は思ってます。

よって、
この映画を観て「理解不能だ!」と思えるなら、
きっとあなたは正常でしょう!w

悪の教典

画質は良好。
デジタルHD撮影らしいフォーカス感の良い画質。
邦画で良くある白ピークを飛ばしたボンヤリ映像だが、
コントラストをしっかり効かせているので白ボケ感はあまり感じない。
また暗部のザワつきも随分抑えられており、
暗部の情報量はそこそこ見やすいと思う。
悪の教典

音質も良好。
DTS-HD Master Audio 5.1chの24bit/96kHz
ビックリしました。
まさかロスレスの24bit/96kHzに出会えるとは。
だからと言って安易に音質が良いとは言いませんがw
邦画なので基本的にステレオベースのサラウンド。
滑舌の悪さは別にしてもセリフの聞き取り易さは水準レベル。
殆ど目立つのはショットガンの図太い響きのみ。
ざっと50~60発くらいぶっ放しているんじゃないかな。
それがすんげー気持ちよかったですw

クラスの生徒全員を無慈悲に惨殺するサイコパス教師。
具体的な動機や心理描写は一切無く、
残酷描写をウリに暴力・殺人を肯定するかのようだが、
殺人に理由や動機を求める事自体が他人の身勝手さなのではなかろうか。
このサイコパス教師を理解出来ないのが正常。
この映画を観て不快に思うのが正常。

ただし、
ゲームや漫画の世界と一緒~とか、
アメリカンホラーと一緒~などと、
のたまうのは筋違いもはなはだしい!!
もしそんな排他的思考を持ったのなら、
自身のサイコパス指数を気にした方が良いですよ!w

まぁそれはさておき、
かなり見た目的にも精神的にも過激な暴力・残酷描写があり、
決して他人にはお勧め出来ない作品ですが、
個人の意思で観る分には止めはしません。
悪趣味全開の三池監督が見たければ~。

ちなみに続編を匂わすラストになっていますが、
これは単に三池監督なりの遊び心でしょう。
また本公開にあたり、序章がBeeTVで配信?されていたようです。
こちらもレンタルされているようなので後日。

   



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

2013.05.12 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ

(BD)リターン・トゥ・ベース

本日のレンタルBlu-rayは韓国版トップガン(ステルス風味)
リターン・トゥ・ベース」(初見)
2012年 1:54 13~33Mb/s(AVC) 2.1~3.2Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)

ジャケットにハリウッド大作スタッフが集結!だの本格派○○だの謳ったパターン。
もうそんなミエミエの釣り糸で引っかかるつもりはない。
が、たまに韓国映画も侮れない事があるのも事実。
下手な邦画(海的な)を借りるよりは・・とチャレンジしてみた。

内容は韓国空軍飛行部隊を舞台に、
スタンドプレイに走りたがる問題児が失敗や悲しみを乗り越え、
ラストでヒーローになる物語。
分かりやすく説明すると、
韓国映画にあり勝ちなお調子者とツンデレヒロインの恋愛ドラマをベースに、
仲間の犠牲と友情を携え、
ソウル市内でドンパチドッグファイトを繰り広げて、
北の核攻撃を阻止してヒーロー大団円モノ。

ベタベタな物語にツッコミは不要。
そこそこスケール感あってドラマッチックなストーリーに、
ド迫力のドッグファイトを見せれればOK。
リターン・トゥ・ベース

最近の韓国映画はやたらとVFXに頼りがちで、
ハリウッドのそれと比べると一段も二段も落ちるクオリティでガッカリする事が多かった。
しかし本作では空軍全面協力の元、
なるべくCGを使わず実写映像を使ったのだとか。
その甲斐あって迫力満点のドッグファイトは見応え十分。
とにかくエンタメ的な見せ場てんこ盛りで
ハリウッドに負けず劣らずのケレンミたっぷりのドッグファイトが味わえるだろう。
ステルス」好きには是非ともお勧め。
リターン・トゥ・ベース

画質も良好。
明るくシャープな今時のデジタルライクな映像。
戦闘機の種類こそ少ないものの、
実機とCG、どちらも舐め回すようなアングルからじっくり見せてくれるので、
ミリタリヲタじゃない私ですらゾクゾクしちゃうw
戦闘シーンはもちろんのこと、
いちいち画になるアングルばかりをつなぎ合わせたかのような映像を、
高解像度で見せてくれれば文句もあるまい。
リターン・トゥ・ベース

音質も良好。
久しぶりに気持ちの良いドンシャリ感w
部屋中の空気を震わすジェットエンジンに、
鼓膜を突き刺すマッハの衝撃波。
とにかく心地良い程の音圧が縦横無尽に飛び交う。
コレだよコレ。
音速ドッグファイトと言ったらこうでなくっちゃ!w
サラウンドジャンキー大喜び間違いなしだろう。

韓国版トップガンと侮る無かれ。
軍全面協力の実機F-15KやT/A-50。
95億の制作費を費やし最新VFXのドッグファイト。
もうこれだけ揃えばどこの国が何を作ろうと文句はあるまい。
市街地で繰り広げられる大迫力の音速ドッグファイト。
大画面・大音響ならば一度観ても損は無いハズ。

   



テーマ:韓国映画 - ジャンル:映画

2013.05.11 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 ら

(BD)ハンガー・ゲーム

本日のレンタルBlu-rayはハッピー・ハンガーゲーム~♪
ハンガー・ゲーム」(初見)
2012年 2:23 33~40Mb/s(AVC) 4.3~6.5Mbps(DTS-HD Master Audio 7.1ch)

貧乏地区の若者を集めて最後の1名まで殺し合いをさせる、
「バトルロワイアル」ハリウッド版的な触れ込み。
ただ実際には、
サバイバルゲームを生中継して富裕層の娯楽にする独裁国家の近未来SF風。
深作欣二監督のバトロワを期待すると肩透かしかも。

確かに内容的にはバトロワそのものだが、
そこはやはりハリウッド。
サバイバル・デスゲームを主催する富裕層たちと、
それに命運を翻弄される少年少女達のティーン向けストーリー。
面白いと思ったのが、
このハンガーゲームは生中継されており、
スポンサーに気に入られ支援を受けられれば、
ゲームを優位にコントロールする事も出来るという点。
前半のゲーム準備段階の方がゲームそのものよりもむしろ面白く感じた。
ただこの点で人によってはバトロワ的なモノを期待して退屈するかも。
ハンガー・ゲーム

ゲーム自体はそれほど殺伐とした殺し合いではなく、
主催者介入による横槍トラップやルール変更など、
割りと型破り進行でエンタメ要素が強い。
またヒロインのカットニス以外、
他の参加者は何をしているのか殆ど描かれず物足りなさを感じるかも。
ハンガー・ゲーム

観終えてから知ったのだが、
どうやら3部構成の長編大作になっているようだ。
なるほど前半じっくりかけて世界観の説明をしているのはその為か。
ティーン受けを狙いすぎて「トワイライト」のような、
お姫様スィート(笑)ムービーにならないことを願うばかりだ・・・

画質はすこぶる綺麗。
グレインはしっかり残しつつもスッキリ見せており、
非常に高い解像度感をキープしている。
特に後半の森の中でサバイバルでは葉の一枚一枚、
木の幹一筋一筋、精細感度たっぷりに描いている。
惜しむらくはやたらとカメラが動く事。
なまじ高解像度でPOV撮影のようにカメラを振り回されると目が疲れる・・・。
ハンガー・ゲーム

音質もすこぶる良好。
非常に立体的で天井知らずに広がる音響。
その為やや環境音との距離が離れ過ぎて寂しさを感じてしまい勝ち。
かと言ってボリュームを上げていると、
時折盛大な重低音が鳴り響くので近所迷惑必至。
上手く調整出来れば、抜群の定位感と広大な包囲感によって、
音場の奥深さを感じる事が出来ると思う。
毎度の事ながら7.1ch環境ならば相当凄い事になりそう?

貧乏地区の若者を集めて最後の1名まで殺し合いをさせ、
それを生中継しハンガーゲームを娯楽とする独裁国家の近未来SF。
3部構成の第1作目なので時間配分にやや難アリだが、
独特の世界観は良く作りこまれており、ハマれば面白い。
バトロワ的なモノを期待しているとガッカリと、
人によって好みが大きく分かれそう。
既に世界観は出来上がっているので、
続編からはもっとハンガーゲームを頑張って欲しい。
そしてトワイライトのような恋愛ゲームにならないことを願うばかり・・・

   



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2013.05.10 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 は

(BD)ゲットバック

本日のレンタルBlu-rayは怒らす(オコラス)ケイジ始動!
ゲットバック」(初見)
2012年 1:35 15~24Mb/s(AVC) 2.1~3.2Mbps(ドルビー TrueHD 5.1ch)

一時期は日本でも大人気だったニコラス・ケイジ。
浪費家で有名らしく色々大変そうな私生活だが、
毎年コンスタンツに映画に出演している事に驚き。
正直な所、あまりパッとしない映画ばかり出ている気がするが・・・。

内容は銀行強盗の罪で刑務所にいたウィル(ニコラス・ケイジ)は、
出所当日娘に会いにいくが8年前の犯行仲間によって誘拐されてしまう。
消えた10億円が身代金。
執拗に嗅ぎ回るFBIとの三つ巴戦。
ゲットバック

程々のサスペンスと程々のアクションで、
金庫破りがメインでもなければ、娘を奪還する為に父親が孤軍奮闘する訳でもなく、
FBIとイタチゴッコを展開する訳でもない。
コレといった驚きや見所も無ければ新鮮味も無い。
決してツマラナイ訳ではないのだが、逆に面白くも無い。
展開が早いので飽きる事無く最後まで見切れますが、
無難と言うより有り触れた量産型の作品。
ツマラナイならツマラナイなりのツッコミを入れて盛り上がれるが、
こうも微妙な出来だと話のネタにもなりゃしないw
たぶん1週間もすれば忘れてしまう内容。
ゲットバック

画質はイマイチか?
やや粒子感の多いフィルムライクな映像。
大きな不満がある訳ではないのですが、
最新作としてはやや解像度感が物足りないかも。
ゲットバック

音質は水準レベル。
中低音域に重心をおいたTrueHDらしい音。
なので中音域を中心にバランスよく配置された聴きやすい音響。
重低音は割りと豊富にあり、
サラウンド感も包囲感重視で不満は無い。

ニコラス・ケイジ主演のサスペンス・アクションB級大作?w
ツマラナクも面白くも無く、
深くも浅くも無く、あっさり塩味。
これを観る暇あったら、
たとえ地雷と分かっていてもトンデモ映画を観た方がよっぽど有意義かもしれない。
個人的に見所だったのは、金塊を溶かして持ち出すという発想のみ。
あとは1週間後には忘却の彼方。

   



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2013.05.09 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 か

«  | HOME |  次へ»

FC2Ad

FC2カウンター

ブログ内検索

カテゴリー

rank

にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へ 人気ブログランキングへ
ブログランキング

プロフィール

nor

Author:nor
-試聴環境-
LVP-HC3800
DLA-X70R
OS ピュアマット 80inch
CD6002/Applause
PM8004/Studio
BDP-LX71
DMR-BWT660
RX-A2040
-5.1.4ch構成-
B&W CM8 + B&W CMC
+FOSTEX CW250A
IMAGE11/KAI + IMAGE12

月別アーカイブ

DMM

DMM.com DVD通販