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(HV)マイマイ新子と千年の魔法

今日のWOWOWは古き良き日本の~、で?っていうw
マイマイ新子と千年の魔法」(初見)
2009年 1:33 HV・AAC 5.1ch(WOWOW)

「時をかける少女」「サマーウォーズ」のマッドハウス製作の懐古アニメ。
昭和30年の山口県を舞台に、小学3年生の少女の生き生きとした日常を描く。
レトロな時代風景だったり、主人公の新子の1000年前の空想だったり、
素朴で真摯な雰囲気あるアニメではあるのだが、
どうも面白くない、何も感じない。
こんな感じ、以前もあったような・・・。
そう、「おもひでぽろぽろ」のそれと同じだw
表面だけ色々やってみるも、その中のキャラクターが息づいていない。
物語に没頭出来ない、キャラに感情移入出来ない、映像に何も感じない。
マイマイ新子と千年の魔法

なんというか、
大人が思い描いた”子供が見ている世界”
でも実際には”(自分達が)子供の頃に見ていた世界”であって、
それを勝手にイコールで繋いで、
「あのころは良かった」とか「本来、子供はこうあるべき」みたいな、
押し付けがましいテーマ性(願望)を持たせてしまった。
ぶっちゃけ、
昭和ノスタルジーの懐古アニメ、
または美化された思い出補正アニメ。
いや、それらが悪い訳では決して無い。
ただ面白いか、面白くないか。
私の場合は圧倒的に後者だった。
マイマイ新子と千年の魔法

アニメーションとしてのクオリティは高い。
戦後間もない田舎の生活風景が丁寧に描かれているし、
スキャットを多用した瑞々しい音楽など、
優しく癒されるような雰囲気。
作画も安心してみていられる。
決して大きな見所となるようなシーンは無いが、
綿密で情緒ある映像が広がる。

画質は良好。
アニメならではのキリリとした高解像度感、
時かけやサマウォのようなソフトタッチではなく、
輪郭線は割りとシャープ。
発色は記憶色全開といった印象。
鮮やかさがありつつも、レトロな趣も醸し出す、
情緒溢れる田舎風景が広がる。
暗部のバンディングもパッと見た感じ気にならないだろう。
マイマイ新子と千年の魔法

音質も良好。
LFEは皆無で低音は期待出来ないも、
中~高音域にフォーカスを当てたバランスで、
スッキリと聞き易い。
昔ながらの言い回しや訛りといった点でセリフの聞き取り難さ、
理解し難さがあったりするものの、
セリフは明瞭さ十分。
サラウンド感も良好。
田舎風景溢れる自然のせせらぎ、街中のざわざわとした喧騒など、
目立つ移動音はないまでも、
サラウンドとしての聞かせ所は多い。
またBGMにもリアスピーカーを活用しており、
終始何らかの音が流れている。

マッドハウス製作の懐古アニメでポストジブリを狙うも・・・。
ちょっとした冒険があったり、
感情が全面に出てくるような物では決してなく、
文部省が勧めたがるような大人的な物を詰め込んだアニメ。
感動的なシーンやスペクタクルは一切無く、
アニメ独特のワクワク感を期待すると拍子抜け。
やはり昭和時代に何らかの思い入れを強く持った世代向けで、
どこか心くすぐるような情景溢れる作品かも。

    



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テーマ:アニメ - ジャンル:映画

2011.09.28 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 他

オール・アバウト・マイ・マザー

今日のレンタルDVDは
オール・アバウト・マイ・マザー」(初見)
1998年 1:41 8.10Mb/s 384kbps(DD 5.1ch)

今月も「ブログ DE ロードショー」にお誘い頂きました。

内容は最愛の息子を事故で失ってしまった母親を中心に、
奇妙な人たちの繋がりを描いた群像劇。
冒頭からシリアスで物静かな展開、
出てくる登場人物は、オカマ娼婦、同性愛女優、エイズ修道女。
とにかく取っ付き辛い事この上なかったが、
次第に女性の強さ、優しさ、生き方、
そして何より前向きな姿勢に心惹かれる物を感じました。
何と言うか、他人と助け合い、支えられて生きていける。
逆にそれは他の誰かを助け、支えられる事が出来ると言うこと。
弱いけど強い。強いけど弱い。みたいな?
オール・アバウト・マイ・マザー

ゲイだのエイズだの薬物だのと、
スペインのお国柄?的な物が多々あり、
いくつか日本人では理解し難い行動原理があったり、
または重そうな題材とは裏腹に、意外とカラッとした軽いノリで見せてくれるので、
気付いたらハマってた。という事もあるかも。
それとあまり馴染み無く早口調の言葉然り、
展開がやや急ぎ早なのはラテン系だからでしょうか?w

画質はまぁまぁ。
元々の撮影環境のせいもあり、
やや薄暗くノイズ感も多めの映像ながら、
DVDとしてはビットレートは高めで、
エンコードに起因する画質の悪さは殆ど感じられない。
解像度感は年代なり、DVDなりでも、
背景、特に室内の装飾など凝った所が目に付く。
また時折原色の強い目の醒めるような色使いも印象的。
オール・アバウト・マイ・マザー

音質はちょっと厳しい。
一応5.1chも収録されているのだが、殆どモノラルを思わせる音場の狭さ。
試しに日本語吹き替えの2.0chも聞いてみたが、
ほとんど音場が変わらない事に驚いたw
全体的に音が細く軽い。
悪く言ってしまうとチープさを感じる。
特にセリフ周りの歪んだ感じは厳しいかも。
また早口なスペイン語だったり、取っ付き難いクセある人物達など、
オリジナル音声よりも、むしろ吹き替えで観た方が理解し易いかも。

    



テーマ:★おすすめ映画★ - ジャンル:映画

2011.09.27 | Comments(6) | Trackback(0) | 映画 あ

(HV)私の優しくない先輩

今日のWOWOWはヤマカン流の~
私の優しくない先輩」(初見)
2010年 1:42 HV・AAC 5.1ch(WOWOW)

かの人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」などを手掛けてきた、
アニメーション監督・山本寛が初の実写映画。
果たして”どんな勘違いをしちゃっているのか?”と、その一点のみで視聴。
うん、思ったほど悪くない。
多少アクの強い感はありはするけど、
テンポよく綺麗にまとめられていて観易かったかも。

内容は夢見る少女の甘酸っぱい恋愛をポップな新感覚で描く、青春ラブコメディ。
前半はファンタジー演出を加えたコミカルな内容。
後半は有り勝ちなシリアス展開からのハッピーエンドを迎える、
分かり易い王道的な青春ラブコメストーリーと言ってよいだろう。
やや幼過ぎる(学生向け)内容ではあるものの、
大人が観てもそれほど悪い印象は受けないだろう。
しかし、問題は”演出”だ。
アニメ畑出身の山本寛ことヤマカンは、アニメでも演出で売ってきた人物。
実写映画でも自分流の演出を貫いたのだろう、
それが良くも悪くも個性的・印象的な物となっている。
私の優しくない先輩

まず全編を通し主人公の女の子の心情をモノローグ調で永延と語り、
ダラダラと説明調でクドいセリフが多い。
これはアニメやラノベなどの多くが一人称(主人公視点)で語られる事があり、
その辺りを意識しているのではなかろうか。
なので演技や行間といったものは必要とせず、
全てセリフで心情を語ってしまう。
また妄想シーンなど漫画的なテイストを取り入れたり、
やたらと構図に拘ってみたり。
他にもカメラの長回しの多用、手持ちカメラによる後追い、
早回し、コマ送り、スローモーション、
そして極め付けのエンドロールのダンス。
明らかに演出(編集)を意識した凝った作りになっている。
一つ一つは悪くないのだが、それを多用し過ぎる感があり、どうも鼻に付いてしまう。
これらは多分、私がヤマカン監督作という前知識があり、
そういった穿った観方をしているからだとは思う。
もしそれを知らずに観ていても、
やっぱり違和感を感じるのではなかろうか。
私の優しくない先輩

画質はあまり良くない。
いつもの邦画らしい白ボケ、黒潰れの画質。
解像度感もあまり良くなく、SD画質と言われたら納得しそう。
極端に悪い訳ではないが、やはり邦画のボケボケ画質は好きになれない。
私の優しくない先輩

音質も同様。
低音は殆ど出ていないし、高域の伸びも足らない。
中音域もやはりか細く、セリフの抜けもイマイチ。
あまり音響がどうこういった作品でもないので、
気にならないと言えば気にならないか。
サラウンド感も少ない。
申し訳ない程度にサラウンドされているシーンはあるものの、
やはりフロント主体の音場なので、
殆どサラウンドの恩恵は感じられない。

アニメ畑のヤマカンが実写映画監督を。
ありがちなストーリーをコミカルかつテンポ良く見せ、
等身大の女の子(中学生?)を甘酸っぱく爽やかに描いた作品。
ただ説明調の長いセリフ回しや狙い過ぎたカメラワークなど、
その節々でアニメや漫画といった物を思わせる演出・編集が見て取れる。
一風変わった~と思えるか、クドい(狙い過ぎ?)と思えるか。
好き嫌いの分かれる所だろう。
個人的には全体的に拙い(内容も出来栄えも)感じはするけど、
エンドロールのダンスの後押しもあり、
観終えた後の印象はそれほど悪くなかった。
例えるなら
”小手先だけの器用貧乏”
そんな印象かもしれないw

    



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

2011.09.25 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 わ

(HV)ハナミズキ

今日のWOWOWはスィーツ(笑)いつたび・・・
ハナミズキ」(初見)
2010年 2:08 HV・AAC 5.1ch(WOWOW)

北アメリカ原産のミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。
ワシントンD.C.へソメイヨシノを贈った際に、その返礼として贈られ日本に根付いた。
花言葉は「私の思いを受けてください。公平にする。返礼。華やかな恋。」
また一青窈がアメリカ同時多発テロをキッカケに歌詞を書いたとされる、
同タイトル曲でも知られる。
この映画は一青窈の「ハナミズキ」をモチーフにした純愛ラブストーリー。

内容は夢に向かって生きる紗枝(新垣結衣)と、
漁師を継ぐと決めた康平(生田斗真)の、
出会い→遠距離恋愛→別れ→それぞれの生活→そして再開と、
二人の10年間に及ぶ愛の軌跡が描かれる。
「君と好きな人が百年続きますように」
と歌の歌詞にあるとおり、
ハッピーエンドが約束されたスィーツ(笑)ムービー。
ハナミズキ

何ら変哲もないTVドラマのような煮え切らない男女の恋愛ごっこ。
すれ違いで別れたり、本人達にはどうする事も出来ない問題が引き起こったり、
都合よく不幸(誰かが死ぬ)が訪れたりと、
予定調和の展開主導で話が進む。
二人の恋愛感情も、どうも展開に流されている感が強くあり、
共感や感情移入は起こり辛い。
王道的なストーリーと言えば聞こえは良いだろうけど、
ハッキリ言ってしまうと前時代的。
安っぽい恋愛感や、安易なご都合主義展開、中身の無いセリフなど、
ステレオタイプな恋愛に、今更何の魅力を感じるのだろうか。
また元カレ・元カノならまだしも、
お互い結婚相手が出来てしまうので、純愛モノとも呼べず、
北海道、東京、ニューヨーク、カナダと、
邦画にありがちなロケーションだけに頼った感も否めず。
ぶっちゃけ、ガッキー目的以外、観る価値ないだろう。
ハナミズキ

画質はまぁこんなもん。
最近の邦画はデジタルカメラ撮影に走り勝ちだが、
今作はキチンとフィルム撮影されたもの。
しかし何故か邦画のフィルムは解像度感がこんなにも低いのだろうか。
SDをスマートにアプコンしたような解像度しかなく、
平面的でノッペリとした質感、グレインも時折ノイジーに感じられるし、
白飛び、黒潰れも目に付く。
色調も明らかに手を加えたような作られた画調。
ハナミズキ

音質もこんなものん。
レンジ幅が極端に狭く、中音域だけを持ち上げた、かまぼこ型のバランス。
低音は弱く、殆どSWが動作する事は無い。
高域も伸びが足らず、こじんまりとした印象。
セリフ周りは強調されているだけあって、聞き取り難いということは無い。
サラウンド感は薄い。
申し訳ない程度にサラウンドするシーンはあったりするが、
基本的にフロント主体、センター主体(モノラル感)の音場なので、
サラウンドの恩恵を感じるような事は殆ど無い。

一青窈の「ハナミズキ」をモチーフにした純愛ラブストーリー。
そつない作りで王道路線を外さないも、
これと言った新鮮味もなければ、盛り上がりも薄い。
2時間ドラマをやや豪勢にしただけのような凡作。
多分、数日もすれば内容すら忘れてしまえるだろう。
例えるなら
”10年前にお蔵入りしたドラマ脚本を、
 わざわざ劇場用に掘り出してきて、
 海外ロケ組んで、人気曲とタイアップし、ガッキーを主演に据えて、
 ハイ、カップル御用達、スィーツ(笑)ムービーの出来上がり。
 自局でバンバン宣伝すれば、興行収益30億円也。”

そんな印象かもしれないw

    



テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

2011.09.23 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 は

(HV)ジェニファーズ・ボディ

今日のWOWOWはジェニーはご機嫌ななめ
ジェニファーズ・ボディ」(初見)
2009年 1:43 HV・AAC 5.1ch(WOWOW)

トランスフォーマーから干されてしまったミーガン・フォックス。
それでも彼女の魅力は枯れる事もなく。
セクシーバディは言わずもがな、
どこか観ていて危なっかしい演技からも目が離せず、
色んな意味で魅力的な存在感だw

内容はアバズレ女子高生ジェニファー(ミーガン・フォックス)が、
文字通りの意味で男子高生を食い漁る。
見誤って欲しくないのだが、
危険な香り漂う小悪魔少女のサイコ・サスペンスとは全く違い、
ただの悪魔憑きのオカルト系だと言う事。
てっきり予告であるような悪魔的な化け物は実はフェイクで、
十代独特の情緒不安定さとか、内なる残酷さを曝け出すような、
エグい内容なのでは・・・?とか勝手に勘ぐってみたけど、
やっぱりそんな事はなかった。
しかも、そのどちらとも取れるように引っ張って引っ張って・・・とかもなく、
割りと早い段階で超常現象に出くわしてしまうので直ぐに興醒め。
残りの時間はミーガン・フォックスの妖艶な魅力を堪能するだけ。
ジェニファーズ・ボディ

ホラー描写としては、
カサカサっとして、ドーンッ!とビックリ音。
音量に気を使わないと結構ビビるかも。
また残酷なグロシーンも少しあるけど、インパクトは薄い。
それよりもやたらとチュッチュ☆⌒ヾ(^ε^ *)) シーンが多くて・・・。
エログロと言うほどじゃないけど、雰囲気的にはそんな気もしないでもない?
ジェニファーズ・ボディ

画質は良好。
ほんのりグレインにコッテリとした色調の、
いかにもなフィルムライクな映像。
解像度感もなかなか高く、暗部の諧調もなかなか。
やや甘いシーンもあったりはするが、総じて良好な画質。
ジェニファーズ・ボディ

音質も良好。
低音が割りとしっかり入っており、
ドォーンと驚かすシーンで多用されている。
また見かけのダイナミックレンジが大きいというか、
カサカサっと小さな物音程度の静かな場面から、
一気にドドーンと過大な音が出てくるので、
とにかくボリュームの調整に注意が必要かも。
サラウンド感も良好。
環境音や効果音などのはもちろんの事、
度々流れる音楽でもリアスピーカーの頻度は高め。

アバズレ女子高生の悪魔憑き。
恐怖煽りはどれも表面的な物ばかりで、
結末もありきたりなもの。
または「ジュノ」(同じ脚本家)のような腹黒いガールズトークも不発気味。
ホラーとしても青春物としても、どっちつかず。
良くも悪くもミーガン目当ての映画。

    

>>ホラー映画のすゝめ



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2011.09.22 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 さ

第22回 ブログDEロードショー

今月もやってまいりました、
ブログ DE ロードショー

作品をお選びになられたのは、
陽面着陸計画」のなるはさん。

作品名は『オール・アバウト・マイ・マザー』
(1999年・スペイン製作作・ペドロ・アルモドバル監督)

選んで下さった理由は

・アカデミー賞外国語映画賞受賞作品
・スペインが舞台の映画を観たい
・強い母親の姿を観たい
・・・とのこと。

日程は9月23日(金)~25日(日)です。
各自の都合の良い日時に鑑賞します。
後日でもおっけーですけど、フライングはご法度です(・_・ゞ
感想・レビューは強制ではありませんので、
観るだけ観てみて、感想はパスしても構いません。
もし興味がある方がいらっしゃったら、是非とも一緒に参加してみましょう!



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2011.09.16 | Comments(0) | Trackback(0) | ブログdeロードショー

(HV)鉄男 THE BULLET MAN

今日のWOWOWは
鉄男 THE BULLET MAN」(初見)
2009年 1:11 HV・AAC 5.1ch(WOWOW)

カルトムービーとして多くの映画ファン・映画監督に影響を与えたらしい「鉄男」
同監督自身によるセルフリメイク?
過去の作品は未視聴。
実写版「AKIRA」とか「ZETMAN」のイメージ?
それとも戦隊物の怪人のイメージか?

内容は息子を殺され怒りに我を失うと体から黒いオイルと蒸気が噴出し、
そして全身が鋼鉄化し始める・・・。
白と黒を基調としたモノクロ~セピア調の映像に、
不安定に揺れる画面、フラッシュ、細切れカット、
異常な程の強烈なサウンド。
独創的だとか鮮烈なイメージだとか、カルトムービーファンなら褒めちぎりそうなノリ。
だが、一般人からすれば奇をてらった独り善がりな映画。

過剰にぶん回したカメラワークや細かいカット割りのせいで、
何が起こっているのか、何が映っているのかすら分かり難く、
眩暈がしそうなほどの強引な映像。
ドッカンドッカン、派手に煩い音響。
「オレはいったい何を観ているのだ?」
っと不意にそんな疑問を抱いてしまいそうになる。
鉄男 THE BULLET MAN

映像や音響はブイブイいわせているのに、
ストーリーは大事な部分を地味なセリフ説明に頼ってしまうだらしなさ。
もっともストーリーがどうこうといった作品でもないだろうし、
古臭い設定などもカルトファンからすれば関係ないのかもしれない。
鉄男 THE BULLET MAN

画質は独特だが良好。
彩度の低いモノクロ調の映像が、
無機質で何処か非現実的な雰囲気に良くマッチしている。
デジタル撮影なのか、
グレインは介在せず、ピタッと止まったようなフォーカス感。
解像度感や精細感度は十分過ぎるほどシャープだが、
暗部はつぶし気味。
鉄男 THE BULLET MAN

音質は派手にうるさい。
やや過剰なほどの低音に、シャリシャリと耳に付く高域の、
典型的なドンシャリ型。
元よりそういった作りになっているのだろう。
その為、中音域の中抜け状態で、非常に聴き疲れする音響だ。
サラウンド感も派手にうるさい。
屋内シーンの反響音・残響音など過剰な付帯音がのり、
メタリックな空間支配が広がる。
一言で言えばホールで音がわんわん鳴っているような感じだ。

一部に熱狂的なファンがいるとされる塚本晋也監督作の鉄男。
目眩がしそうな強引な映像と、やけに煩い音響。
そして無機質で狂気染みた雰囲気。
なるほど、コアなカルトムービーだ。
ただ一般からすれば独善的に悦に入っているだけの映画だろう。
別に否定はしないし、ファンや批評家の間で評価されるのも納得は出来る。
ただ明らかに一般向けではなく、コアな層だけで楽しむような作り。

    



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2011.09.13 | Comments(2) | Trackback(1) | 映画 た

コリン LOVE OF THE DEAD

今日のレンタルDVDは安かろう悪かろう
コリン LOVE OF THE DEAD」(初見)
2008年 1:37 4.96Mb/s 192kbps(DD 2.0ch)

監督、製作、脚本、撮影、編集を1人で務め、ほぼタダ同然で作り上げた超低予算映画。
制作費を沢山かけたからといって良い映画が作れるとは限らない。
だからと言って制作費をケチって儲けようってのも虫が良過ぎる。
「Facebook仲間と作ったゾンビ映画、プライスレス」
んなアホなwww

内容はゾンビの一日。もしくは密着ゾンビ24時。
ゾンビが主人公のゾンビ視点で描かれるというもの。
アイディアだの情熱だの関係あるかっ!
 「ある日突然腕を噛まれゾンビになりました。」
 「何だか頭がぼぉ~とするし、足が縺れて歩き難い。」
 「今日は初めて人間を襲い、食べてしまいました。ムシャウマ。」
 「人間達に襲われた。ボク、何も悪い事していないのに、ひどいよぉ。」
 「昨日刺された所がまだ痛む。あ、また人間を食べた。美味しかった。」
 「今日、ボクに話しかけてくる人間に出合った。何を言ってるのか良く分からない。」
 「昨日ボクに話しかけてくれた人間が仲間になった。お腹すいた。」
 「暫く何も食べていない。歩き疲れた。傷も痛い。」
 「もうお家に帰ろう。」
 「カユ...ウマ...」
なんて映画を見せられて面白いか?
コリン LOVE OF THE DEAD

およそ劇場作品とは呼べない、
学生が自主制作で作ったオリジナルビデオ作品のような、
非常にチープでたどたどしい出来。
演技やカット、アングルなども無駄が多く、
映像はブレまくり、逆光や光量も気にしちゃいない。
もはや何が映っているのか分からないシーンが目に付く。
いくら低予算だからって、もう少しマシな機材なかったのか?
今時、デジカメですら手ブレ防止のHD撮影出来るってのに。

画質は安かろう悪かろう。
4:3画面アスペクト比。
3倍VHSのような画質。
コリン LOVE OF THE DEAD

音質も安かろう悪かろう。
何処とも付かない定位、聞き取り難いセリフ、
上から被せたBGM等々。

ただひたすらゾンビ(主人公)が徘徊し回り、
最終的にある目的地へと到着するだけの話。
自主制作映画のようなチープな作り。
低予算なりの創意工夫で面白くなると言えばNo。
それこそFacebook仲間内で盛り上がったり、
YouTubeででも配信してればよろし。

    

>>ホラー映画のすゝめ



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2011.09.11 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 か

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン

前作「リベンジ」、そして1作目と、
唯一シリーズを劇場で観て来たトランスフォーマー。
完結編(もう続きが無い)となるダークサイド・ムーン
こりゃまた劇場まで足を運ぶっきゃない!
そして何と言ってもシリーズ初の3D作品。
うむ、ケジメを付けて?最後くらいIMAX3Dで観てくるかっ!!
って事で、気合入れてIMAXで観てきました!
745.jpg
行きに3時間、上映3時間、帰りに3時間の強行スケジュールw
劇場に入って直ぐにドデカイスクリーンが目に付いた。
とにかく床から天井ギリギリまでの圧倒的な高さ。
そして緩やかに湾曲しているスクリーンはカッコイイなぁ~。
デカイといってもキャパは300人ちょい程度のシネコン劇場。
高さには圧倒されるも、座席が離れれば驚くほどの大きさとは言えず。
ただせっかくのIMAX劇場だったけど、写真取り忘れ・・・
以降、文字だけの長文レビューで申し訳ない。
745b.jpeg


まず映画の感想。
ストーリーとしてはアイディア不足のマンネリ化。
前作リベンジから何ら成長していない主人公を始めとする地球人。
「あんたら(オートボット)が居るから、奴ら(ディセプティコン)がやってくる。
 だから地球から出て行っておくれよ」
→裏ではディセプティコンの策略が着々と・・・
 →で、結局オートボット助けてよぉ~。
うん、前作とは何だったのかw
またアイディアとしても、前作で紀元前まで遡って話を掘り下げていたのに、
今回はアポロ計画の裏にあった陰謀説的な厨二設定。
随分と広がりがローカルになってしまった事で。
それ、今回じゃなきゃダメなの? 何で前回はそれをやらなかったの?
ぶっちゃけ、順番を間違えてしまっている。
ヒロイン変更やストーリーに直接関係無い脇役の台頭など、
中盤までかなりスロースタートな展開が続くせいで、
完全に助走不足で終盤スペクタクルもイマイチ盛り上がりに欠けてしまった。


またそれに追い討ちをかけるように、
本物の戦争さながらの軍事アクションも縮小。
原潜、空母、無人機、戦闘機、戦車等々、
これでもかと見せ付けてくれたリベンジだったが、
今作ではその殆どが地上ゲリラ戦。
対ボット兵器を駆使するも、
見た目で地味な地上展開ではスケール観もあったものじゃない。
つか、他国じゃ派手にドンパチ出来ても、自国内では自重するってか?w

相変わらず実写と見紛うCGボットの多彩なバトルシーン。
前作以上にごちゃごちゃしてるけど、
やっぱり凄いと思っちゃうw
後でじっくり鑑賞したいものですw


画質というか、IMAX3Dの感想。
劇場3D作品はこれで2度目。
確かにアバターよりも3D映像・技術ともに進化していると感じさせるも、
やはり飛び出す箱庭空間としか思えず。
IMAXの大スクリーンと言っても、メガネをかけると視野は狭まってしまうし、
印象としては昔、ゲーセンなどにあった二人乗りの似非3Dゲーム筐体。
惹き込まれるような細々とした立体映像だけど、
リアルさとは正反対の方向なので、ゲームのような映像に見えてしまう。
また3Dだと映像が小さく見えてしまう傾向があり、
引きのショットになると、目の前の豆粒を摘めてしまいそうな感覚に。
圧倒されるスケール感も、小さく細々とした映像にしか思えず、迫力が薄い。
これなら自宅の2Dで観た方がよっぽどド迫力に感じられるだろう。
何と言うか、せっかくの巨大スクリーンでも、
メガネをかける事によって視界が狭まってしまう。
壁や天井だったり、前の座席や手元が視界の端に見える事によって、
物の大きさを相対的に実感できるのであって、
メガネ越しに遮られた視界ではその大きさが伝わり難く、
結局箱庭空間を覗いている様な感覚にしか思えない。
多分もう3Dを劇場で観る事は無いと思う。
それこそメガネをかけずに済むようにならなければ。
まだまだ3D技術は発展途上なのだ。

その他、IMAX3D的な話。
3D作品と言っても2度目なので、比較のしようがないと思うが、
映写機2台を使っているだけあって非常に明るい。
またIMAXならではの映像の綺麗さは、自宅で見るHD画質と同等レベル?
どうしても3Dになるとスクリーンから飛び出せば飛び出すほど、
小さくなればなるほど、動きが早くなればなるほど、
ブレたような滲んだ映像になってしまうので、
全体を通して目を見張るような高画質とは思えず。
正直な所、3D云々よりも2DIMAXをじっくり見てみたかったけど、
残念ながら2DIMAX上映はされていなかった・・・。
またIMAX3Dの特性上、スクリーンに対して垂直・水平を保たなければならず、
首を傾げたりすると映像が滲んで3Dが崩れてしまう。
長時間の視聴にも関わらず目の負担は思ったよりも少なく、
メガネの押し付けでこめかみが少し痛くなった程度。
あと片目で見ると普通に2D映像になったw

映画的な3Dの使い方としてはアバターよりもずっと凄い。
実写部ではまだまだ違和感があり、
屋内シーンなどは2Dで観た方が立体的に感じられるだろうけど、
CGを多用したシーンは気持ち悪いほど立体感が得られ、
特にショックウェーブのウネウネ触手など、
どこがどのように動いてそうなっているのか、頭の中で立体的なイメージが付き易い。
(いや立体映像なんだけどねw)

音響も思ったほどでもなく。
IMAX専用の音響というくらいだから、さぞ凄い迫力なんだろうと期待したが、
予想よりもずっとマイルドな印象。
衣服や腹がビリ付くような低音でも無ければ、耳を劈くような高音でもない。
かといってワイドレンジと言われると首を傾げてしまう。
個人的には下も上も伸びがイマイチで、量感や厚みも全然物足りなかった。
派手な映像とは違い、随分落ち着きのある音響といった印象だった。
ただセリフ周りの歪みの無さは非常に聴き易かった。
サラウンド感はまずまず。
座席が中心よりやや後方で、センターより僅かに右側の位置だったせいか、
後方のスピーカーからの音がやけに耳に付いた。
と言うか、IMAXシアターの音響スピーカー配置が特殊?なようで、
左右や後ろにずらっとスピーカーが並んではおらず、
後方左右に1対のホーン型のデカイスピーカーが配置されているだけだった。
視聴位置のせいか、あるいは座席がやや急な傾斜になっているせいか、
移動音が後方の高い位置からスクリーンに向かって下がってゆく、
あるいはスクリーンから上がってくると言った面白いサラウンドになっていたw


最後にどうしても最後まで拭えなかった3つの違和感。
一つは3D。
やっぱりどうしても飛び出す箱庭空間に馴染めず。
オートボットも2Dで見れば実写部と何ら変わらない質感を持っているも、
3Dになると逆に浮いた存在と言うか、妙にクッキリし過ぎて違和感を感じてしまう。
リアルなんだか、リアルじゃないんだか良く分からない状態。
二つめは交代ヒロイン。
前2作の色恋沙汰を無かった事にされ、
あげく中途半端にしゃしゃり出ている新ヒロイン。
ん~、無理に登場させる必要なかったんじゃね?
三つめはアバター同様、目の負担軽減と映像集中で吹き替え版を選択したものの、
今まで1作目、2作目と散々繰り返し観てきたので、
初めて聞く吹き替え声に違和感ありまくり。
これがどうしても最後まで慣れる事が出来なかった。
唯一、違和感を感じなかったのが交代ヒロインだったという皮肉。


っとまぁ期待しすぎていた分、
何だかんだ文句ばかりになってしまったけど、
Blu-rayで観たら、また違った感想になると思うし、
やっぱりトランスフォーマーが好きなんだと実感すると思うw



テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

2011.09.10 | Comments(4) | Trackback(0) | 映画 た

(HV)ゾンビランド

今日のWOWOWはロードコメディムービー in ネアカゾンビ
ゾンビランド」(初見)
2009年 1:27 HV・AAC 5.1ch(WOWOW)

ゾンビ映画史上No.1ヒット作「ゾンビランド」
ゾンビ好き(走るゾンビ限定)の私としましては血が騒がずには居られない。
が、もし合わなかったら・・・微妙だったら・・・と躊躇し、セルBDをスルー。
レンタルBDもなく、低価格化も期待できない。
そこはじっと我慢の子。
WOWOW放送をただひたすら待ち続ける日々でしたw
結果は・・・、
うん、買っても良かったかも。
内容的には十分面白いし、何度も見たいと思えるけど、
映像・音響面でとりわけ優れている訳でもなさそうだし、
今更フルプライスで買うのは躊躇われるので、
このまま録画保存で十分かな。
ゾンビランド

内容は人類の大半が人食いゾンビと化した世界を舞台に、
引きこもり青年が仲間達と珍道中を繰り広げる、
ロードコメディムービー in ネアカゾンビ。
まず何と言ってもキャラ立ての巧さ。
引きこもりオタクにキレたマッチョオヤジの凸凹コンビ。
この二人だけでも十分面白いのに、
そこへ詐欺師紛いの姉妹が加わり物語を一気に加速付けている。
単に曲者設定だけに頼っておらず、
どこか憎めないイイ奴として描いているお陰で直ぐに感情移入出来てしまえる。
このどう見ても社会不適合者集団が、
コミカルにゾンビをブチ殺しながら遊園地を目指して旅をするのだから、
面白いったらありゃしない。
展開に緩急がありつつ、それでいて非常にテンポ良く突き進む。
とにかくカラッと明るく、愉快で痛快。
ゾンビランド

ゾンビは昨今の全力疾走ゾンビだが、
恐怖感を全面に出したものではなく、あくまで珍道中を盛り上げる為のエサ。
既存のゾンビを踏襲しつつもパロディとしてのネタに捉えており、
32のルールも含めて、ゾンビ映画のツボをキッチリ押さえている。

全体的に見ても、
ネガティブ(社会批判やガチンコ恐怖)の多いゾンビ映画の中で、
このゾンビ映画は明るくポジティブな様子を描いているので、
観終えた後も清々しい気分にさせてくれる。
ゾンビ映画ファンだけに留まらず、
むしろ万人向けに作られた痛快エンタメだろう。

画質はまずまず。
グレインの介在しないデジタルHD画質。
とは言ってもカリカリの情報量・精細感度がある訳ではなく、
滑らかな映像なので、全体的に小奇麗な印象を受ける。
彩度は色濃く、やや茶褐色が強く出ている。
暗部の見通しも良く、黒もスッキリとしているので、
夜のシーンでも安心して観ていられる。
ゾンビランド

音質は派手め。
分かり易いドンシャリ型のバランス。
低音は結構効かせ所が多く、BGMにも厚みは十分。
高域も主張が強めに出ているが、質感は薄め。
決して煩くは無いものの、やや中音域が物足りず引っ込み気味かも。
サラウンド感はそこそこ。
移動音や効果音などリアスピーカーが活躍するシーンは多々あるものの、
思ったほどの派手さは無く、後方空間も薄め。
せっかくの痛快ムービーなら、
派手に鳴らしてくれた方が楽しめるだろうに。

社会不適合者パーティーによるゾンビ珍道中。
何とも食えないキャラクターが面白くも、頼もしくもあり、
ずっと応援していたくなってしまう(続編にも期待)
ゾンビ映画というとマニアックでヘビーな内容が多いなか、
こちらは分かり易い笑いを取り入れた、ライト層受けにも十分。
コミカルでテンポ良く、カラッと明るいポジティブなゾンビ映画。
是非ともお勧めです。

    

>>ホラー映画のすゝめ



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2011.09.09 | Comments(2) | Trackback(1) | 映画 さ

(HV)ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀

今日のWOWOWは”ロートル・ゾンビ”
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀」(初見)
1990年 1:30 HV・AAC 5.1ch(WOWOW)

ジョージ・A・ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」の
カラーリメイク版。
もちろんオリジナル版は観た事がないし、
「正統派~」だの「ロメロ作品は~」などと懐古主義をするつもりもない。
別にレトロな雰囲気を否定するつもりはないが、
年代や順序はどうあれ、いま観て面白いかどうかが大事。
古い作品でも面白い物は面白いし、色褪せない良さがあったりするハズ。
ぶっちゃけ、
走らないゾンビはかったるくってしょうがないw

内容は郊外の一軒屋を舞台に、突如甦った死者たちと生存者の攻防戦。
ゾンビ映画のテンプレでしょうか。
60年代の作品を90年にリメイク製作とあって何とも言い難いけど、
やっぱり節々で年代相応(古臭さ)を感じてしまう。
肝心のゾンビはとにかくトロ過ぎ。
走ってはおろか、普通に歩いてすら逃げられる状況に恐怖感も何も無い。
ゾンビの数も取り囲まれる数って程でもないし、
火を怖がったり、タックルひとつで余裕で振り切れるレベル。
そんなんだから、
目の前まで迫ってきても、かったるいおしゃべりしている状況。
「地下室で篭城するか!」
「いや窓を塞いで奮闘しようぜ!」
「いやいや皆で歩いて隣町まで行こう!」
そんな緊迫感の無い状況下で、自分勝手に怒鳴り散らしてばかり。
う~む。
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀

またロメロ作品お決まりの社会(人間)風刺を盛り込んであり、
「やっぱり一番怖いのは人間である」と。
・・・で?っていうw
もっと絶望的な状況や極限状態に陥ったならば説得力も生まれるだろうに、
ブラインドネスミストのように)
中学生あたりくらいの人間性をみせられても、勝手にやってろ状態。
また古参ゾンビファンが見て喜びそうな如何にもなゾンビが出てきますが、
それがまたあざといと言うか、
オマージュやリスペクトをするにしても、あくまでネタでやるなら十分理解もすれど、
それを大真面目にやってしまうと少々見ていて痛々しいかも。
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀

画質はまずまず。
年代を考えればそれ相応の画質だろうか。
解像度感はそこそこあり、不満なく十分満足出来るレベル。
色彩は如何にも古い作品らしい温か味のあるコッテリ具合。
グレインはしっかりのっているも、
それが精細感度を阻害するような事も少なく、
まさにフィルムライクな映像。
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀

音質もまぁこんなもんだろう。
元々の音響のチープさがあり、どうしても音が薄く軽い。
セリフもやや見通しが悪いものの、
大きく不満になるほどではなく、可もなく不可もなく。
サラウンド感は薄め。
リメイク時にステレオマスタリングしたのだろうか?
ステレオ主体のサラウンド。
リアサラウンドはあくまでフロント補助ながら、
それでも空間の広がりに貢献していると思う。

ジョージ・A・ロメロ・ロートル・ゾンビ。
古参ゾンビファンがどう思うのか知らないけど、
一言でかったるい。
走らないゾンビももちろんそうだが、
何よりこの状況がかったるい。
ただ決してツマラナイ訳ではなく、途中で飽きる事は無い。
ただ”面白くない”だけ。

    

>>ホラー映画のすゝめ



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2011.09.06 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 な

(HV)ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-

今日のWOWOWは
ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-」(初見)
2009年 1:55 HV・AAC 5.1ch(WOWOW)

72'の「鮮血の美学」をセルフプロデュースリメイクしたバイオレンス・スリラー。
オリジナルは未見。

内容は両親と共に湖畔の別荘にバカンスをしに来たメアリー。
しかし友人と共に犯罪に巻き込まれ、あげく凌辱されてしまう。
そんな事とはつゆ知らず犯罪一味を招き入れてしまう両親。
そしてあるキッカケにより愛娘を襲った犯人だと知り・・・。
前半はメアリーとその友人が非道に扱われる様を描き、
後半は両親の逆襲をスリリングに描く。
「鮮血の美学」なんて言うもんだから、
スラッシャー的なスリラーかと思いきや、
過激なスプラッターは殆ど無く(ラストシーンは除くw)
割りとオーソドックスなサスペンス色やスリラー色をしている。
終盤の復習劇も地に足のついたものなので、
両親夫婦がアタフタしながらの展開にハラハラさせられる。
ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-

全体的に丁寧にまとめられている印象で、
ほどよい居心地の悪さがありつつ、緊張の糸が続く。
残酷な描写は控えめながら、
一部レイプシーンといった不快感があり、苦手な人も多そう。
個人的には上質なスリラーとして一般にお勧めしたい一本かも。
ただ逆に綺麗にまとまり過ぎた印象もあり、
私みたいなホラーとしての過度な描写を期待すると少し物足りないw
ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-

画質は良いが、チラツキも。
グレインがやや硬めで粒子感は割りとハッキリ感じられる。
精細感度や解像度感は十分感じさせるも、
暗いシーンになるとデジタルなチラツキがかなり目に付く。
全体的にサスペンスホラーらしい青緑系色の強い色合い。
ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-

音質もそこそこ。
やや強調気味の音響になっている気がするが、
元より派手さやビックリ音に頼った音響ではないので、
これくらいで丁度良いのかも。
低音も程ほどに利かせており、物寂しさは感じない。
サラウンド感もそこそこ。
これと言った移動音などがあるわけではないが、
全体的に環境音や効果音、
またはBGM等の補助の役割に徹したサラウンドになっている。
正直、あまり印象に残っていないのだが、
物足りなさを感じていた訳でもないので、
多分自然なサラウンドだったのだろうw

非道な犯罪に絶望を感じる前半から一転、
後半は両親の復讐劇が始まるサスペンス・スリラー。
残酷な描写は極力抑えているものの、
一部に不快なシーンもあり、直視出来ない人もいるだろう。
スリラーとしては上々の出来栄えで、
多少の居心地の悪さとアタフタ感がハラハラ・ドキドキを倍増させてくれる。
犯罪に対し暴力で復習というテーマなので、
おいそれとはいかないまでも、
コテコテのホラーとはまた違った、強めの刺激が欲しい人にお勧めかも。

    

>>ホラー映画のすゝめ



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2011.09.05 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 ら

(HV)エクソシズム

今日のWOWOWは
エクソシズム」(初見)
2010年 1:41 HV・AAC 2.0ch(WOWOW)

スペイン産のエクソシスト。
ガチンコ恐怖のREC/レックよりも、どちらかと言えば永遠のこどもたちに近いかも。

内容は悪魔に取り憑かれた少女と、
教会を追われた神父が悪魔祓いに挑むエクソシスト。
スピリチュアルな内容(悪魔憑き?)と、思春期の鬱積(精神疾患?)
どちらとも取れるニュアンスで、胡散臭さが鼻に付かず、
またストーリーもそれを巧く利用した展開になっており、
なかなか唸らせてくれるモノがある。
全体的な流れはエミリー・ローズを思わせるも、
悪魔憑きのショッキング描写はかなり控えめになっており、
そういった物を期待してしまうと非常に淡白に感じる。
逆に言えば悪霊などエクソシスト系が苦手な人でも苦もなく視聴出来ると思う。
(自傷シーンが多少ある程度)
エクソシズム

手持ちカメラによるドキュメンタリー風の撮影がアクセントになっており、
ズームインの多用など画面のブレがやや強いが、
描かれる内容は精神的に追い詰められてゆく少女とその一家の崩壊の様、
そして悪魔払いを引き受けた神父の意図といった、
ちょっとしたサスペンスドラマにも見える。
全体を通して既存のエクソシスト系とはやや毛色が違い、
あくまで人間的なドラマがメインであり、
超常現象や衝撃映像といったものはとにかく薄い。

この点を見誤らない事が重要だろう。
エクソシズム

画質はすこぶる良好。
グレインの一切ないスッキリとした映像で、
HVらしい解像度感・精細感度に溢れるなかなかの高画質。
コントラストをやや強めた感のある彫の深い映像。
僅かに黒潰れがある程度で、それ以外の不満は殆どないだろう。
エクソシズム

音質は勿体無い。
低音域から高音域まで割りとシッカリ入っており、
SWが無くとも低音に物足りなさは感じず、
5.1chでなくとも空間の広がりなどを十分感じさせてくれる。
また疑似サラウンドさせるとBGMなど分かり易くサラウンドしてくれたりと、
5.1chじゃないのが残念に思える音響。

スペイン産の悪魔祓い。
他のエクソシスト系とは違い、
悪魔憑依や超常現象といったショッキングな映像描写は殆ど無く、
進行も大人しめ。
悪魔に取り憑かれた少女とその家族、
そして神父の三者三様の思いをじっくり描いた内容。
オカルト的な胡散臭さを感じさせない距離感で、落とし所も割りと納得。
妙に惹き込まれるスペイン・ホラー。
例えるなら
”オカルトはあまり信じていないけど、
 実際に悪魔払いとかって案外こういった感じなのかもね?”

そんな印象かもしれないw

    

>>ホラー映画のすゝめ



テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

2011.09.04 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ

(HV)クライモリ デッド・リターン

今日のWOWOWは文字通り暗い森を逃げ惑うだけ
クライモリ デッド・リターン」(初見)
2009年 1:32 HV・AAC 5.1ch(WOWOW)

前2作はこのブログを始める前に視聴済み。
ヒルズ・ハブ・アイズのローカル版(暗い森の中)といった感じで、
奇形の人食い一家が森に足を踏み入れた人間を狩りして食べてしまう、
人気のシリーズ第3弾。

内容は囚人護送中の事故から看守らを人質に森の中を逃走する。
だがその森は人食いファミリーの隠れ棲む場所だった・・・。
設定は前作の奇形ファミリー生き残りが登場する。
しかし残念ながら実質一人の人食い奇形では物足りない。
また襲われる側がゴロツキの囚人達で銃も携帯しているとあっては、
役不足もいいとこ、襲われる・狩られる恐怖感は薄すぎる。
結果、囚人達がおしゃべりしながら仲間割れしたり、
たまに死んだりしながら、だだっ広い暗い森の中を歩き回るだけ。
クライモリで一番の恐怖であった、奴らの隠れ家にあえて息を潜めるという、
どうしようもないアウェー舞台も
捜索隊で溢れるこの森では、どちらがアウェーか分からない。
クライモリ デッド・リターン

また冒頭からクライモリお決まりのグロシーンから始まるも、
低予算が如実に影響しているのか、非常にショボくてゲンナリ。
以降、全身真っ二つや脳ミソぺロリなど、グロいシーンも似たり寄ったりの出来。

画質はそれなりに良好。
とりわけ綺麗と言うわけでもないが、
解像度感などHVらしさは十分あり、
中盤以降ほぼ真っ暗な森の中でも観辛さを感じる事はない。
クライモリ デッド・リターン

音質もそれなり。
さすがに5.1chだけあって、低予算ホラーにありがちな篭った音響とは無縁。
セリフも聞き取り易く、低音もそこそこ入っていたりと、
音響に対する不満は殆どないだろう。
サラウンド感はやや物足りない。
移動音や効果音などリアスピーカーからもそこそこ音が鳴ってくれるも、
後方からの音を意識したサウンドメイクになっている訳ではなく、
残念ながら恐怖演出と直結していない。
また常に森の中と言う事もあり、
なんだか似たようなサラウンドばかりで、面白味も薄い。

食人奇形ファミリーのスプラッター・ホラー正統派続編、第3弾。
前作までの流れを組みつつも、殆ど死んでしまった食人一家。
これにより勢いの失速感は否めず、
また襲う相手(ゴロツキの囚人集団)を間違え返り討ち状態。
やはりクライモリシリーズのピークは前作までで、
今作の迷走っぷりにガックリ。

    

>>ホラー映画のすゝめ



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2011.09.03 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 か

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