今日のレンタルDVDは 「サヴァイヴ 殺戮の森 」(初見) 2006年 1:35 4.76Mb/s 192kbps(DD 2.0ch) ※地震が起こる以前に観たレビューです あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! 「レイジ 34 フン の監督の作品で、 戦慄の殺戮ゴアスリラーを見ていると思ったら、Vシネアクション映画を見ていた」 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが おれも何をされたのかわからなかった 頭がどうにかなりそうだった… ブラックジョークだとかブラックコメディだとか そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ… 内容は研修旅行にやって来た武器会社の社員達が、 森の中で謎の暗殺集団に襲われるというもの。 冒頭から殺人鬼から逃げ惑う緊張シーンで始まり、 こりゃ気構えておくか!と思っていたら、 前半はシュールで毒っ気のある、ゆる~い展開 が続き拍子抜け。 ドラッグで幻覚を見てしまう社員と妄想話(映像付き)で盛り上がったり、 どう見ても地図に無いハズのコテージを宿泊施設だと断言してしまう上司や、 無人のコテージに置いてあったパイを普通に夕食で食べちゃうとか、 いくらお馬鹿要員といっても、 ここまで人間的にお馬鹿・・・と言うか異常っぷりは久しぶりw そのお陰?もあり、ホラー映画にしては珍しく個々のキャラが立っており 、 後半殺されてゆく過程に説得力が生まれている。 そして問題のホラー展開だが、 やっている事は他のゴアスリラー(ホステルとかクライモリ)と変わらんのに、 どうもシュール過ぎて怖さがまるで無い。 例えばトラバサミを外そうと何度も手を滑らせたせいで結局は足が切断とか、 サバイバルナイフが尻に刺さったまま尻餅をついてしまうとか、客観的に見れば痛すぎるシーンだが、受ける印象はコントそのものw 後半に至ってはロケットランチャーで航空機を誤って打ち落としちゃうとか、 裸の女性がマシンガンをぶっ放すとか、もう訳のワカラン状態に・・・。 冒頭の殺伐とした雰囲気からは想像も付かない壊れっぷり。 画質はまぁこんなもんだろう。 薄黒くくすんだ発色や黒浮きしまくった暗部など、 この手のホラー特有の画質。 全体的に薄暗い映像のせいもあり、ペグノイズは思ったほど目立たず、 視聴の妨げになるような事も少ないだろう。 音質もこんなもの。 ドルデジ2chの閉鎖的で篭った音質なのはしょうがない。 音響的にどうこうって内容でもないので、 あまり気にする必要も無いが、せめて5.1ch収録して欲しかった。 ジャケット絵から想像する真面目なゴアスリラーではなく、 ブラックコメディホラー。 それを知った上で観れば、出来としては割りと上々。 ただし前者を期待してしまうと「何だコレ?」状態だろう。 特に冒頭の殺伐シーンとの落差はある種、騙しだろうw VIDEO >>ホラー映画のすゝめ
テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画
2011.03.14
| Comments(0) | Trackback(0) | 映画 さ
今日のレンタルDVDは 「NAKED マン・ハンティング 」(初見) 2007年 1:25 5.44Mb/s 192kbps(DD 2.0ch) ※地震が起こる以前に観たレビューです んだよ、これwwwやっぱシリーズものじゃないじゃん! 製作スペインだし、内容全然違うし、 ジャケット絵まったく関係ないし(ジャケ絵の女性はおろか、弓矢なんて一切出てきません) 完全に詐欺じゃんこれ。でも面白かったんですけどw 内容は行きずりの女性に財布を盗まれ、車で追っていたら突然銃撃されてしまう。 訳も分からず、姿見えぬ相手からの狙撃に脅え逃げ惑うと言うもの。 明らかに他のNAKED シリーズとは毛色が違う。フレンチホラーに近い 、どす黒い雰囲気と冷たい空気感が漂っている。 秋の紅葉シーズンの山奥という絶好のロケーションの中、 過度な演出は一切控え、極力音楽は止め、 手持ちカメラによる息遣いと足音、そして銃声。ただ見えない狙撃から逃げ惑うだけなのに、 こんなにも緊張感とリアル感 がある作品は久しぶり。 NAKEDシリーズとは完全に別物と割り切る必要があり、 またホラーというよりスリラー なので、苦手な人も平気だろうし、 むしろ普段、ホラー系を観ない人にお勧め したい。 ストーリーというストーリーは一切無く、 狙撃から逃げ回るだけのワンシチュエーションものなので、物語性や理由を求めたがる人には向かない だろう。恐怖感よりも緊張感 だけなので、ホラー要素だけを求める人にも合わないと思う。 またヨーロッパのホラー特有のシュールさと、 最後に残るのは虚無感だけなので、何かを期待せずに観て欲しいかも。 画質は良くも悪くも。 紅葉シーズンの山奥という抜群のロケーションは見栄え良いものの、 レート不足によるペグノイズが酷い。 手持ちカメラによる画面ブレも多いので尚更。 色合いは原色に近いナチュラルでコントラストも高め。 全体的にややソフトフォーカスな画調。 遠景ショットの解像度感は厳しいものの、 人物アップではなかなか良好。 ただやはりペグノイズの多さが残念で仕方ない。 音質も良くも悪くも。 こちらもビットレートが低いものの、 もともと音数が少なく、静かなシーンが多いので音質の悪さは感じ難い。 ただ逆に、この物静かさの中に轟く銃声のS/N比を活かしきれていない気もする。 同様にステレオ音声なのも残念だ。 疑似サラウンドしてみて分かるが、 どこから飛んでくるか分からない銃声の方向感を上手くサラウンドで表現できたら、 3倍は面白く感じるのではなかろうか。 素材は良いが、それを再現出来ていないもどかしさ、憤りを感じてしまう。 ロスレスなんて贅沢は言わないが、 せめてもう少し高いレートの5.1chサラウンド収録だったら・・・。NAKEDシリーズと題うっているも完全な別物。 狙撃からひたすら逃げ惑う、シチュエーションスリラー。 ヨーロッパ独特のシュールさの中で、 緊張感とリアル感のみで最後まで突っ走る。 物語性は一切無く、理不尽な逃走を唐突に強いられるだけなので、 向き不向きは大いにあるが、 普段ホラーを観ない人にもお勧めしたい、個人的イチオシの一本。 っとは言ってもなかなか選び難いかと思いますので、 ネタバレギリギリのヒントを出すならば、 ”犯人は殺人鬼ではなく、プレイヤー(ハンター) ”と言えば、 この作品がどういったベクトルなのか想像付くのではないでしょうか。 VIDEO >>ホラー映画のすゝめ
テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画
2011.03.13
| Comments(2) | Trackback(0) | 映画 な
FB1の足元(スパイク受け)を10円玉からキチンとしたものに変えてみた。 まずIMAGE44に使っていたアコースティックリバイブの真鍮製スパイク受けSPU-8。 中~低音がグッと引き締まり、 結果的に高音域の明瞭度が上がり、やや煌びやかな明るい音になった。 ただ低音の量感はその分減ってしまう。タイトに引き締まった音 を求めるには丁度良く、 IMAGE44との相性も良いが、FB1の良さをスポイルしてしまう気もする。 また経年とともに色がくすみ、良く見ると指紋の後が残っていたり・・・(苦笑) そこでAIRBOWのMETAL-BASE を購入。 こちらはエコブラス という素材を使っており、非常に硬く錆びにくいのが特徴。 一聴して音の違いを実感。 明らかに低音の量感が増し、音の密度感が一気に高まった印象。 それでいてブーミーになったり、ダブ付いたりせず、 音の輪郭がハッキリとした音質に。 高音のキツさもなく、若干艶っぽさも感じられる。 スケール感や空気感を出しつつ、音像の滲みを減らしたシャープな音質だろうか。 大袈裟に言ってしまうと、スピーカーのグレードを1ランク上げたような感覚に近いかも。 っというか、ますますFB1の純度や解像度が増し、音の実在感とか密度感に揺ぎ無い物 が生まれたかもしんない・・・。 ぶっちゃけて言うと、 もはやIMAGE44には戻れないし、後ろ髪惹かれてた魅力も気にならなくなった。 要はそれだけFB1の魅力や存在感が勝ったという事。 もうね、モニター調うんぬんというより、もはやスタジオ級の音だわwww ちなみに10円玉。 こうして他のスパイク受けに変えて初めてその効果を知ったかも。 まず低音がSPU-8以上に結構しっかり出る。 ただ量感は多くなるが、ブーミーになるのは間違いないだろう。 (SPU-8、METAL-BASEとかなり音が引き締まったし) 高音域は割りとナチュラルかも。 変な癖も感じなかったし、出ていない・出すぎって事もなかった。 ただ間に合わせor何も無いよりはマシ程度だろう。 SPU-8やMETAL-BASEを使って実感したが、 キチンとした物に変えると音質うんぬんもそうだけど、 音楽として良く鳴るように感じる。 ボーカルや楽器一つ一つがしっかりすると同時に、 全体的にもまとまりが出て、聞いていて楽しい。
テーマ:ホームシアター&AV機器 - ジャンル:映画
2011.03.13
| Comments(2) | Trackback(0) | AV機器関連 検証
昨日の地震後にコメント欄にて無事と近況報告をしましたが、 こちらは震度6強の揺れだったようで、 地面が波打っているような恐ろしい揺れを体験しました。 正直な話、 鞭を打ったように跳ねる電線や、 嫌な軋み音を立てて上下に揺れている車、 水飛沫をジャブジャブあげている水辺、 そしてギャンギャン泣き叫ぶ犬などを傍目にし、 自分の生死はもちろん、家族や知人の安否うんぬんよりも、「あぁ、こうして自分の知っている世界(住み慣れた風景)が崩れ去ってゆくのか・・・」 っと本気で頭に浮かび、心底恐怖しました。 幸いにも実際の被害はそれほど大した事も無く、 家族や知人などにも怪我無く、ひとまず一安心です。 ただ自室の状況はセンターSPを除いた全てのSPが、 横倒れ・宙吊り(サラウンドSP)状態で呆然としました・・・。 それに伴う傷やへこみ、クラックを確認。 ただサランネットをしていたお陰?か、 ツィーター・ウーファー部は無事だったので、 今現在は音を鳴らしていますが、多分大丈夫そう? 他はプロジェクターは固定していなかったのですが、 10cm程度ズレていたくらい。 驚きだったのが、SPは総倒れ状態だったのに、 DVD/BDラックのソフト類は一切こぼれ落ちていなかった事。 とりあえず電気も復旧し、 片付けやスピーカーセッティングも一段落し終えました。 まだ余震はちょくちょくありますが、 どうにか普段どおりの生活がおくれそうです。 ただ他の地域ではかなりの被害が発生しているようで、一刻も早い救援と復興を心からお祈り申し上げます。
2011.03.12
| Comments(0) | Trackback(0) | 未分類
今日のレンタルDVDは 「NAKED サバイバル・ゲーム 」(初見) 2008年 1:25 5.15Mb/s 192kbps(DD 2.0ch) 分かっていても続編があるとつい借りて見てしまう、この衝動。 そもそもこれってホントに続編なのか? ただ単に販売元が勝手にシリーズにしたてあげてるだけじゃね? どっちも原題だと繋がり無いし。 内容はもちろん別物。 残念ながら前作? NAKEDのような裸の女性も出て来ません。 内容は国立公園の立ち入り区域でサバイバルゲームを楽しむ男女8人。 しかしそこにはキチガイ集団が住んでた・・・。 途中で立ち寄るガソリンスタンドの店員が不気味だとか、 立ち入り禁止に勝手に入るとか、 外界を遮断した内系交配キチガイ一族とか、 明らかに何年も放置された家屋なのに人or電話を探して侵入するとか、 もうこの手のジャンルのテンプレ。 (クライモリ とかヒルズ・ハブ・アイズ あたり) 中盤あたりから拷問監禁→脱出逃走劇と定番の流れ。 死亡フラグや生還フラグも分かり易い。 なのでこれと言った真新しい要素は無い物の、 逆に大きく外さない無難さも。 画質は程ほど。 DVDとしてはやや低めのビットレートですが、 思ったほど画質は悪くは無い。 ペグノイズは散見出来るものの、そこまで酷くは無い。 屋外シーンは青緑に支配された高めの色温度で、 逆に屋内シーンでは色温度が低く薄暗い。 音質は悪いなりに。 ドルデジ192kbpsの2.0chと極悪仕様ながら、 想像ほど悪くは無く、篭り感も最小限。 ただやはり全体的に音が軽く、抜けも良くは無い。 ただ視聴の妨げになるほどでもなく、 まぁこんなもんだろ、程度。 疑似サラウンドさせると、ちょっとした環境音などサラウンドしてくれる。 NAKEDシリーズと題うっているものの、続編ものではなく、 猟奇・監禁といったクライモリ やヒルズ・ハブ・アイズ に良く似た内容。 定番の流れを踏襲しつつ、無難に展開するので、 この手のホラーが好きならば。 ただしこれといった真新しさやインパクトは無く、 期待する何かは無いだろう。 ストーリー部やオチの中途半端感は否めないだろう。 VIDEO >>ホラー映画のすゝめ
テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画
2011.03.10
| Comments(2) | Trackback(0) | 映画 な
今日のレンタルDVDは着ぐるみビックフッド 「ケイヴ・フィアー 」(初見) 2006年 1:34 4.98Mb/s 192kbps(DD 2.0ch) コテコテのスラッシャーやスリラー系だけでは身が持たなそうだから、 ひとつモンスターパニック系を挟もうと、 ケイヴ(洞窟)とあり、ジャケット絵から察するに「ディセント」系かな?と。 いや~ビックリ。 洞窟カンケー無いやんw 正確に言えば「フォレスト(森)・フィアー」だろw ちなみに原題は「ABOMINABLE」意:ひどくいやな、憎らしい ABOMINABLE SNOWMANで雪男と言う意味になるそうな。テキトー過ぎる邦題に騙された典型パターンでした・・・・。 内容は別荘に療養に来ていた足の不自由なおっさん。 隣のロッジに女性5人が泊まりきていたので双眼鏡でストーキングしていたら、 森に何かの気配を感じ、目を離した瞬間に一人の女性を見失ってしまった。 さぁ、大変!森に怪物が居るよ!警察に知らせなきゃ! っと一人勝手に右往左往しているお話。 もちろん車椅子なので殆ど何も出来ず、ただ双眼鏡で覗き見しているだけ。 もう冒頭から80年代の映画を思わせるような時代背景や登場人物、 映像、効果音、BGMと、色々ガッカリの出足(もちろん製作は2006年) 登場人物の大袈裟な立ち回りや、ワザとらしいBGM、 無意味な顔のアップなど、低予算B級映画というよりインディーズ作品を観ている様。 脚本も穴だらけで、どうみても撮影の都合の良いように展開するストーリーが鼻に付く。 設定もいい加減で、メール受信出来るのに通話不能の携帯電話や、 電話線が切られているのにネット回線は生きているとか、 怪物退治にキャンプ張っていて、物音したから確認してみたら、 そこは怪物の巣穴でしたとか、もう色々と残念過ぎて泣けてきますw 極めつけは主人公と思しき車椅子の人物。 双眼鏡で覗いているだけだと思ったら、ついさっき会ったばかりの見知らぬ人に (数分前に助けを求めてきた女性)過去の身の上話を (車椅子生活になった理由や、療養にきている本当の理由)突然告白し出し、挙句、生きよう!と勝手に盛り上がる始末。 もうダメだこりゃ。 肝心?のビッグフッドですが、着ぐるみ丸出し。 動きもやたらモサモサしてるし、 厳しくなりそうと思ったら直ぐにアップシーンに切り替わるし、 頑張っているけど、それが全部裏目に出てしまっている。 また内蔵や顔面を噛み砕くなど、グロシーンも頑張ってます。 画質は悪過ぎ。 80年代のような粗い映像に拍車をかけるようなレート不足によるペグノイズ。 ザラついた画がスライドする度に盛大にノイズがあふれ出し、 目が悪くなってしまいそうな勢い。 音質も悪過ぎ。 ナローレンジでモノラル調の古臭い音響。 それでいてやたら効果音やBGMを強調するもんだから、始末が悪い。 疑似サラウンドはさせない方が良い。 元々の音響の悪さと、圧縮による音質の低さが相成って、 疑似サラウンドさせると位相が乱れまくり。「ケイヴ・フィアー」といっても洞窟探検ではありません。 雪男と若い女性をストーキングし、 ひとり右往左往する変態おやじの物語。 低予算B級映画と呼ぶにもあまりにお粗末な出来。ジャケットやタイトルに騙されないよう注意しましょう! VIDEO >>ホラー映画のすゝめ
テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画
2011.03.05
| Comments(0) | Trackback(0) | 映画 か
今日のレンタルDVDはシリアルキラーx心霊現象 混ぜるな危険 「ハロウィン II 」(初見) 2009年 1:46 7.13Mb/s 448kbps(DD 5.1ch)リメイク版 の続編。 前作のラスト直後から始まり、 テンションそのままの冒頭シークエンス約20分はなかなかキレのある恐怖感 が味わえる。 しかし残念ながらそれ以降は惰性や蛇足描写で失速。 典型的なダメダメ続編の出来上がり。 内容は前作のラスト直後から始まり、その1年後再びブギーマンの恐怖が訪れると言うもの。 冒頭の病院シークエンスは前作のテンションがそのまま維持されており、 のっけから恐怖感が味わえるのだが、 その後ワンクッション置かれる形で勢いは続かない。 そして問題はそのワンクッション。 前作でブギーマン(マイケル・マイヤーズ)の生い立ちや背景を描ききっているにも関わらず、 再度別の解釈で掘り下げる物だからグダグダ感たっぷりだ。 具体的には非現実的なオカルト描写 を取り入れてしまって、 完全に方向性を見誤った形。 そのせいで単純だった恐怖感も地に足が付いていない(文字通り?w)ような、 目先だけの恐怖で、心理的な恐怖は薄れてしまった。 これでは狂気や残忍さがウリだったブギーマンも、単なるモンスターに成り下がり。 どことなくレザーフェイスとダブって見える場面も。 殺戮シーンは前作以上に過激でグロシーンも多くなったものの、 不要なまでに壁に叩きつけたり、洋包丁をメッタ刺しにするばかりで、 バリエーションがワンパターン過ぎて飽きてくるかも。 恐怖の対象も目の前の殺人鬼に恐怖すればよいのか 、 それともその後ろに立っている幽霊に恐怖すればよいのか 良くワカラン状態w 画質はそれなり。 前作よりも色温度が高めに設定されているようで、 全体的に青緑色が強く出た、薄ら寒い画調。 解像度感も前作より低めで、暗部のザワツキが少し気になるかも。 他にシネスコから、何故か今作ではビスタサイズだったり、 やたら逆光のカットが多かったり。 構図やアングルに拘りを感じるも、ホラーにそこまで求めていないだろうw 音質もやや後退。 上下共に伸びが足らず、イマイチ抜けきらない。 全体的な派手さはあるものの、レンジ幅やダイナミックさには繋がらず、 少々喧しい音響かも。 包丁メッタ刺しなど嫌らしい音が耳に付くが、 音の情報量は無く、そこにリアルさを感じ難い。 ぶっちゃけてしまうと、ただ鳴っているだけ。 ただBGMだけはやたら強調されており、音量調整に戸惑う。 サラウンド感もほどほど。 前作よりは若干包囲感が増しているように感じるが、 音像そのものは散漫気味で、定位感あまり感じさせない。 広さややや狭いが、前後のバランスは取れているので聞き易いかも。 リメイク版の続編と言う事で、 のっけから恐怖のハイテンションが続くが、 それも開始20分止まり。 その後は非現実的なオカルト要素を入れてしまったお陰で、 本来の恐怖感は完全に薄れ、グデグデの展開が残るのみ。 どこか客観的な残虐シーンばかり見せつけられるだけで、 それ以外は何も無い。 VIDEO >>ホラー映画のすゝめ
テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画
2011.03.04
| Comments(0) | Trackback(0) | 映画 は
前回 の疑似ツィーターは結果的に失敗に終わり、 元の状態に戻し、改めて聞いてみた。そして驚いた! その圧倒的な解像度の高さに。 音の情報量・密度が違う。 これを聞いてしまうと、やはり他のスピーカー(IMAGE11/KAIやIMAGE44)に浮気は出来ないw ここで一つ、今の接続状態を整理しておこう。 まずAVアンプからFRONT A Bの二つの出力にSPケーブルが接続してあり、 FORNT AにはHCR-ACR/EVO/EZにSIN-ACを継ぎ足ししたSPケーブル+AET UFPHSR (Yラグ) (以下SIN+HCR-ACF ) FRONT Bには6N14G+AIRBOW F5.5/8CR (Yラグ) (以下6N14G ) 現在はFRONT Aのみ接続し、先日 購入したSCR-AC/SP/EVD とAIRBOW I5.5/R/CR2 でジャンパー線 を作り、たすき掛け をしている状態。 FRONT Bは余している状態。 (後々バイワイヤーにしようか、それともIMAGE44もフロントに持って来て、 FB1と同居させようか考え中w) これを踏まえた上で、 友人Bさんも同席しているので、試しに色々な接続方法を試してみました。 まずはFRONT A、Bを使い、SIN+HCR-ACFを低域、6N14Gを高域に繋ぎバイワイヤー接続。 肝心の音はというと、ハードドーム特有のメタル臭さ?が無くなり、 まるでソフトドームツィーターが鳴っているよう。 バランスはやや中音域の密度が薄く、スッキリした印象。 悪くは無いが、FB1らしさが無くなってしまったように感じる。 次にシングルワイヤー(SIN+HCR-ACF)で高域にプラス/マイナスを接続してみた。 全体的にやや高域側にシフトバランスしているが、メタル臭さは強調されてしまう。 弦楽器などがガチッと硬い何かで弾いているような感じ。 嫌いじゃないけど、何か違う気がする。 では低域にプラス/マイナス接続 してみる事に。 結果はゴリゴリした低音、メタル臭さはそのまま。 ピアノはハンマーで叩いているように強く硬い。 高域はやや落ち込み、どこと無く閉鎖的なHighlandに似た鳴り方。 また音の距離感が近く、音場もやや狭め。 物は試しにと、逆たすき掛け(低域プラス/高域マイナス) にしてみる。 あれ?何か聞き易いぞ? メタル臭さはそこまでではないし(順たすき掛けと同じくらい) 低音も高音も良く出ている。 っと思ったが、よくよく聞いてみるとドンシャリだw どうりで聞こえが良い訳だw 今度はSIN+HCR-ACFを高域に、6N14Gを低域に繋ぎバイワイヤー接続 を試してみる。 ん?何だがこれと言って特徴の無い鳴り方。 良くも悪くも無い。 あえて言うなら音楽的な楽しさを感じられない。 個人的に一番無い組み合わせ。 最後にSIN+HCR-ACFを6N14Gに替えてそれぞれの接続を試そうと思ったのですが、 FB1のターミナルの構造上、上手く固定出来ないので諦めました。 もうひとつ7.1chのサラウンドバックを使ったバイアンプ接続も可能なのだけど、 この場合、サラウンドバックとして使用不可能になってしまうので、 せっかくの7.1chマルチチャンネルが出来なくなってしまう。 まぁいつか興味が沸いたら試してみても良いかも。 なるほど、たかだがケーブルの繋ぎ方一つでこれだけ違いがあるのか。 で、結局は元通りの接続方法に落ち着いた(SIN+HCR-ACFのたすき掛け ) ピラミッドバランスのままだし、メタル臭さも残ったままだけど、 一番解像度感が高く、中音域の密度感があり、 この音を知っていると他の接続では物足りなさを感じてしまいそう。 もしスピーカー側がバイアンプ対応ならば、 是非一度接続の仕方を変えてみては如何でしょう。 もちろんお金はかかりませんしw手軽に試せます。 案外、好みの音に変化するかもしれませんよ?
テーマ:ホームシアター&AV機器 - ジャンル:映画
2011.03.03
| Comments(0) | Trackback(0) | AV機器関連 検証
先日スピーカーのグレードアップをはかり、PMCのFB1 を導入しました。 単独での能力は非常に高く、解像度や密度感(空気感)、低域再生など、 今までとは比べ物にならない音を出してくれています。が、 どうしても「これで満足だ!」という音ではありませんでした。 何と言うかIMAGE44を聞き慣れ親しんでいたせいもあるのですが、 高音の明るさや繊細さ、広がりの良さなどが後退してしまっている感があり、FB1を聞くたびにIMAGE44の音と無意識的に比較してしまう 自分が居る。 要はIMAGE44の音が凄く自分好みの音だと再認識させられた。 かと言って今更IMAGE44に戻すと言っても、 本来、グレードアップを望んだ目的は中音域の密度感や解像度感 だった訳で、 その点ではFB1はまさに望んだ音そのもの。 多分今更IMAGE44をフロントに持って来ようものなら、 中音域がスカスカに聞こえてしまうんじゃないかと。 本末転倒も良いトコ。 では現状の問題は何なのか?ピラミッド型のバランスで、 ツィーター(ハードドーム)のクセがある事。 これを何とかしたかった。 そしてこの解決方法に逸品館では波動ツィーター の組み合わせを提案しています。 ただ流石にスピーカーやケーブル類を導入したばかりで、 金銭面で苦しい事もあり当分は見送るつもり。 そういった諸々の相談を友人Bさんにしていたところ、 思わぬ提案?をされました。「IMAGE11/KAIをツィーターにしてみたら?」 ?!! これは思いもよらぬ発想でした。 確かにIMAGE11/KAIは恐ろしいほど高音がキレる。 それこそスーパーツィーターでも搭載しているんじゃないのか?と思うほどw またこの流れになる前に、 IMAGE11/KAIの残留ノイズ?ノイズフロア?が非常に少ないと言う話をしていたばかり。 (アンプのボリュームを0dbにした際の無音時のノイズ量が明らかにFB1やIMAGE44、IMAGE12の半分以下) それくらいクリアで歪み感の無い高音が再生される。 ならIMAGE11/KAIを使って擬似的なツィーター にしてみよう!と。 ちなみに縦置きと横置き、そして逆さ置きを試してみましたが、 やはり縦置きが一番シックリくる音でした(オンマウスで横置き) 横置きにすると、丁度FB1の天板の幅とピッタリ合うのですけど・・・w 接続はAVアンプのFRONT A、Bそれぞれから出力させたバイワイヤー状態で、 FRONT A(SIN-AC+HCR-ACF )をFB1の低域に、 FRONT B(6N14G )をIMAGE11/KAIに接続して再生させました。 結果から言うと高音域が強過ぎて、IMAGE11/KAIの音を聞いているような感じに。 多分それぞれの能率や抵抗が違うだろうし、 FRONT A、Bそれぞれボリューム調整出来ればもしかすると良くなったのかもしれませんが、 そこまでの機能は付いていませんでした。 では試しにと、 そのままFRONT Bだけを鳴らし、SWを追加してみる。 うむ、スッキリと広がり・見通しの良い音 が出る。 深い低音はFB1よりもSW有りの方が出るし、高音のキレも先程よりも良く聞こえる。 あぁ~、確かにIMAGE11/KAIを7本揃えてSWを加えれば最高のサラウンドが構築出来そうだw 音のバランス?繋がり?そんなものどうでも良くなるだろうw つか、FB1の資金でIMAGE11/KAIx7本揃えられたな~www ただし中音域はスパッと抜け落ちている。 FB1+IMAGE11/KAIとIMAGE11/KAI+SWを交互に切り替えて聞き比べると、中~高音域の厚みなどがFB1+IMAGE11/KAIの方が良く聞こえる。 ただどこと無く違和感を感じる。それに比べIMAGE11/KAI+SWは音がスムーズで聞きやすい。 当たり前と言えば当たり前の結果だろう。 試しにFB1+IMAGE11/KAI+SWでも聞いてみたが、やはり低音が被り過ぎ。 SWのレベルをぐっと下げれば良くなるが、繋がりと言う意味ではSW無しの方が良いだろう。 結果は、IMAGE11/KAIは良く出来た”スピーカー”であって、”ツィーター”ではない。 いくら低音が全然出ないと言っても、11.4cm径ウーファーが付いている。 またメーカーの音の違いやグレードの違いなど、これで合ってしまう方がオカシイだろうw 聞いていて”面白い”音だが、一時の遊び心程度だろう。 長くなりそうなので、次回へ続く。
テーマ:ホームシアター&AV機器 - ジャンル:映画
2011.03.02
| Comments(2) | Trackback(0) | AV機器関連 検証