(BD)DRAGONBALL EVOLUTION

本日のBlu-rayは世紀の駄作だろ、と分っていても・・・
DRAGONBALL EVOLUTION」 (初見)
2009年 1:26 30~40Mb/s(AVC) DTS-HD
サラウンド感:★★★★ 音質:★★★★(DTS-HD 2.80~4.80Mbps) 画質:5

原作とは別物。これはこれとして割り切る。
原作とは別物。これはこれとして割り切る。
原作とは別物。これはこれとして割り切る。
・・・・・x10、自分自身に言い聞かせる。

うわっ、これは酷いwww

例え原作を知らなくとも、
これをドラゴンボールとは別物の作品として観たとしても、
酷い有様に変わりは無いだろう。
むしろ中途半端に原作を意識し過ぎているので、
原作を知っていれば知っている人ほど、この酷さは耐え難い。

格闘シーンは平凡で、これと言った見応えのあるものではない。
超スローモーションを多用するも、別段目新しい表現方法ではない。
これならばマトリックスの方が数十倍スゴイと思えるだろうか。
”気”を表現するCGも非常にチープで、
威力や迫力と言ったものを全く感じる事が出来ない。
CGのクオリティも昨今にしてはかなり低く、
実写とCGのコンポジットが下手糞。
またそれに合わせた白ボケのソフトな映像なので、
SFアクション映画として見ても、圧倒するような映像美など皆無だ。
また物語は言うなればSFアドベンチャーになるのだろうが、
漫画が原作とあって、突飛な設定や展開を負かり通してしまう。
そのせいで至るところでB級臭さを感じてしまう。
そもそも時代背景がいい加減過ぎて、序盤と終盤では別の世界感になっている。
真面目に観ても馬鹿馬鹿しいだけだし、
心をカラッポにしてみても面白味に欠ける。

原作を知っている人から見れば、とにかくツッコミ所のオンパレード。
超人格闘漫画の金字塔とまでうたわれるドラゴンボールなのに、
5メートル程度の縦穴に落ちただけで脱出出来ないとか、
かめはめ波でロウソクに火を点けるなんてガッカリだ。
ピッコロもただの顔色の悪いオッサンだし、シェンロンや大猿も拍子抜けするほど小さい。
実写でドラゴンボール風味なアクション映画を見たいのではなく、
あのドラゴンボールの魅力を実写で見てみたかったのだ。
実写に合わせて規模を小さくしてしまうくらいならば、
むしろ破綻しようと何だろうと、あのぶっ飛んだ格闘だけでも実写で見てみたかった。
大抵の原作ファンはそう思っていただろう。
コスプレした外人に「GOKU-」だの「MAHU-BA」だの言われても、
腹立たしさ以外の何者でもない。
原作であれほど個性的だったキャラクターだが、
名前だけ借りた、良くあるハリウッド映画の人物像に成り下がってしまってる。
もう少し原作のキャラに歩み寄ってほしいよ。。。

画質について。
ドラゴンボールの実写映画なのでCGを多用されているだろうし、
クッキリ・ハッキリとしたシャープな映像を楽しめるものだと思っていた。
しかし実際にはCGと実写を誤魔化す為?
全体的に白ボケしたソフトフォーカスな映像になってしまっている。
締りの無い画で非常に眠くなりそうな映像だ。
フィルムグレインはうっすらとある程度で邪魔には感じない。
色合いは無理矢理加工して作られたような、彩度が低くこってりとした色味。
輪郭は日常風景ならばかなりシャープさを感じるのだが、
CGが入った途端に甘々になってしまう。
せっかくの解像度も活かせるような状況ではなく、DVDでも十分では?と思えてしまう。

音質は良い。
高音はやや押さえ気味に感じるが、不満と言うレベルでもなく。
中~低音域の押し出し感が多く感じられ、
それに比べると相対的に高音が控えめに感じる程度。
ショボイCGのお陰で正直、映像に対して迫力は感じ難いのだが、
音響による厚みや迫力があるので、そこそこ楽しめる。
サラウンド感も良好。
アクションに応じた少し派手目のサウンドメイク。
リアスピーカーへ積極的に移動音や効果音と言った音を振り分けられた、包囲感重視。
広がりなどはあまり感じられず、後方から出る音も近い。

「原作とは別物。これはこれとして割り切る。」
これがまず大前提。
しかし原作を知っている人ほど、
興味本位で観ると痛い目に合う。
ターゲット的にはドラゴンボールを何となくしか知らない程度、
もしくは全く知らない人向け。
それでもこれと言った凄い映像やアクションが待っているワケでも、
ワクワクするような面白展開があるワケでもない。
見所の一つでもあるCGを駆使したアクションも、
昨今の映画としては凡作。
ドラゴンボールの実写映画としてはもちろん、
一つの作品として観ても駄作としか言いようが無い。

追伸:
何故かBlu-ray版にDVD(本編入り)が同封されている。
今どきハイブリットディスクもあるのに、意味不明だ。
また一部で話題になっていた日本語吹き替えの声優が平野綾(ブルマ役)
ファンなら必聴か・・・・w
個人的には吹き替え声優をオリジナルキャストで揃えてみたら面白かったと思うのだがw
それと音声解説特典の井上聡(次長課長)
いやぁ~コメンタリやる気の無さ過ぎ。
「原作では~」「これはこれで~」っと素人一般人レベル。
関めぐみに「誰だこれ!誰だ?」っと連発するなど、ドン引きしてしまう。

    


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2009.07.28 | Comments(2) | Trackback(1) | 映画 た

(BD)銀色の髪のアギト

本日のBlu-rayはGONZOが手掛ける
銀色の髪のアギト
2006年 1:35 15~25Mb/s(AVC) TrueHD
サラウンド感:★★★★ 音質:★★★★(TrueHD 1.85~3.10Mbps) 画質:-

知名度、人気ともに低迷な作品ですが、
個人的にKOKIAが好きなので、ロスレスの5.1chサラウンドでKOKIAを・・・・
日本盤はドルデジのみ収録?なもので、
TrueHDのUS盤をチョイス。
もちろん日本アニメ作品なので日本語です。

さて内容の方ですが、
テーマと言うか設定や世界観は非常に興味をそそられるのだが、
肝心の中身は意外とこじんまり。
話の規模は雄大なのだが、展開が広がらず物語が底浅に感じてしまう。
地球とか月とか数百年後とか言っているが、距離にして二駅分くらいの話だ。
押井守作品のような然も意味ありげながら良く分らないストーリーではないしw
単純明快で万人向けの分り易さがあるのは良い事なのだが、
先の展開が気になるような面白さを感じられないのは痛い。
そして何より「風の谷のナウシカ」がチラチラと頭をよぎるww
決してパクリではないのだろうけど、インスパイヤ?w
似せてはいなかろうと、どうしても頭の片隅で意識してしまう。
また登場人物の言動も幼く子供じみているので、
少々大人が観るには厳しいか。
声優陣もそれなりの俳優(宮崎あおい、勝地涼、遠藤憲一、大杉蓮など)なのだが、
何とも気の抜けた声で力が入らない。
映像は美しいし、動きやCGも上々。
音楽もそれなりに気合が入っているし、主題歌のKOKIAはマッチし過ぎなくらいだ。
素材は揃っているのに十分に料理しきれていない。
遺伝子操作で植物(森)が暴走~~とか設定も良いだけに、
非常に勿体無い。

画質は大変綺麗。
アニメ作品なのでグレインは皆無のツルっとしたクリアな映像。
描線輪郭も滑らかで、発色も鮮やかで混ざりっけの無い抜けるような色。
この作品は背景が一枚絵のような色彩溢れ、それだけで様になる。
その手描き風背景に、デジタルペイントらしいキャラ、そしてメカニックのCG。
それらが混在しつつも、決して混ざり合わない。
立体感、、、と言うか何だか不思議な感覚に陥る。
そう、例えるなら立体絵のような。
また異様なほどにハイコントラストな画調なのだが、それがまた画に力強さを与えている。
特にハイライト部は強烈で鮮明過ぎて、一部で飛んでしまっているくらいだ。
もちろん暗部も色が沈まず情報量も豊富で、見通しの良い映像になっているから驚きだ。
少し前にエヴァ:序のヤシマ作戦を見て感激したが、それに匹敵する出来栄えではなかろうか。
ただ贅沢を言わせてもらえば、
一部、若干のジャギーが見受けられるのと、
カラーバンディング(マッハバンド)も確認できました。
が、良く見ると確認出来る程度なので、普通に視聴している分には気付かないだろう。
ちなみにビットレートの推移は激しく、
一桁や十数代に落ちることもザラだが、40Mに達する事もちょくちょくあったり。
それとDVD(9.00Mb/s)との差についてだが、
そう極端な(それこそ次元の違う)差は無いと思う。
が、このクリアさ、発色の鮮やかさ、強烈なコントラスト感などは、
Blu-rayでしか決して味わえないと思う。
それなにり描き込みの多い映像なので、
シーンによっては解像度の違いによる恩恵も十二分にあるだろう。

音質も上々。
何故か日本語だと異常なほどに音圧が低く、-4dbくらいまでボリュームを上げて視聴した。
ただそれでも幾分か物足りなさを感じるが、
アクションシーンはド派手な音が入っているので、流石にこれ以上は無謀かと。
英語だと-15dbくらいで丁度良いなのだが。。。
低音は非常にふくよかで、アニメにしては豊富過ぎるLFEの量だ。
中音域もセリフは声優のせい?でやや聞き取り難いが、、、
その他の音は申し分なく、豊富な低音のお陰で厚みも十分感じられる。
高音も耳に突くような音は入っていないが、伸びやキレはそこそこ。
とにかく中~低音域にかけての厚みはハンパなく、迫力ある音響が楽しめる。
これはDVD(ドルデジ448kbpsDD)の時には決して感じられなかったもので、
アクションシーンはこのお陰で随分心地良く感じられるようになった。
サラウンド感も十二分。
効果音や移動音など、随所で派手めのサラウンドがされているし、
残響音やBGMなどの広がりにもリアスピーカーが貢献している。
アニメ作品だから必要限の要所だけかと高を括っていたが、
思った以上に包囲感が感じられる。
ちなみに日本語TrueHDは16bitだったが、英語は24bit(多分)仕様。
よって音声レートが2倍近く差があった。
音圧の差が極端だし、
また発音が違うので音声のバランスも一致せず、単純な音質比較は難しい。
OPとEDのKOKIAの曲だけを聴き比べる限り、違いは分らなかった。
が、気分的に(数値的にも)日本語も24bitにして欲しかった。。。。。

一言で”なりそこね”
「面白そう」、だけど実際はかなり微妙。
それを割り切ってしまえれば、
色彩豊かな映像美、全編オーケストラのBGM、
そして何より作品自体を食ってしまっているのでは無かろうか、主題歌を歌うKOKIA。
ひとつのアニメ映画としてではなく、
映像アニメ作品として観ればそれなりの価値は感じられるかも。
特にオープニングの映像とKOKIAの融合は鳥肌物。

追伸:
日本盤のBlu-rayは非常に高価で、また音声がドルデジのみ(多分)
もともと日本アニメなのでUS盤でも日本語があり、しかもTrueHD。
(日本語字幕は無し)
一部冒頭で世界観を表す文章が英語表示になってしまっているが、
大した内容では無いので問題なかろう。
また映像特典についても、
多分日本盤と同じメイキングが1時間近く入っているが、もちろん日本語だ。
そして何より価格が日本の4分の1程度www
ただ未確認情報だが、US盤は1層で日本盤は2層らしい。
Origin: Spirits of the Past [US盤]

    


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2009.07.25 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 他

RCAケーブルで音が変わる?:その1

先日、RCAケーブルをオーディオクエストのALFA-SNAKEに変えましたが、
それなりに納得のゆく結果だったのですが、
やはり不満が無かったワケでもありませんでした。
せっかくのロスレス環境を本来の形で楽しめているのだろうか。
少しでも気になる部分があると、どうしても追求せずにはいられない性質でして、

はい、実際にケーブルの聞き比べをしてみましたw

LX71(2chアウト)→MSU-095WEPS7400/SP(CDイン)
LX71(7.1chアウト/フロントch)→ALFA-SNAKEPS7400/SP(7.1chダイレクトイン)

上記の2種類を同時にアンプ側にK701を直挿しにて、交互に切り替えながら聞き比べ。
ちなみにLX71側ではアナログマルチ出力よりも、
2chステレオ出力の方が別回路なので音が良いとされています。
PS7400/SP側ではCDインよりも、
ダイレクトインの方が不要な回路を通さないので、音が良いとされています。
なので条件は一致していないので、正確性には欠ける可能性があります。


まず興味本位程度に、
sin波を収録したCDを使い、それぞれの周波数により音が変わるのか(聞え方に違いがあるか)
聞き比べてみましたが、案の定違いは分らず。
むしろこれで違いがある方が問題ですけどねw
ケーブルの違いで周波数帯域特性が変わるなんてあってはならない事でしょうしw

では改めて。
いつも聞き比べ用にまとめたCDがあるのですが、
それを使い、繰り返し繰り返し聞き比べをしました。
最初は全くと言って良いほど違いが分りませんでした。
もっとバランス(高音が出る・出ない、低音が出る・出ない)の差が感じられるかと思ったのですが、
実際には違いと言う違いは感じられませんでした。
正直、聴き比べをし、その差異を見つけ出すには自信があったのですが、
これは非常に厳しい結果になりそうだ。。。
そう思い、とりあえず1曲づつ丁寧に何度も何度も聞き込みながら比べました。
結果、ようやく違いらしきものを感じられるように。
楽曲によっては差を感じ易いものと、そうでないものがありましたが、
(わかり易いようにALFA-SNAKE→MSU-095WEの差を表現しますが、
 ALFA-SNAKEが劣るだけなのか、MSU-095WEが優れるだけなのかは分りません)
まずピアノ。
MSU-095WEの方が音の立ち上がりが素早く、音にキレがある。
また余計な付加音がなく、音の輪郭や余韻が感じ易く、これが響きに繋がっている。
ブラス。
これが一番違いらしきものがわかり易かった。
明らかにMSU-095WEの音が鮮やかで明るい。テンションが高い。
決してALFA-SNAKEが暗いと言うイメージではないのですが、
比べるとそう感じるので、どうもMSU-095WEの色付けのようだ。
ただどちらが高音が出ているとか、全く差が感じられないのだが、
このテンションの高さ、明るさのお陰で高音域が出ているように感じる気がする。
ストリングス。
これは正直違いが分らなかった。
何となく違いがあるような気もするが、言葉に出来るほどの差は見つけられなかった。
オーケストラ(ティンパニやシンバル等)
これも微妙。
あえて表現すれば緊張感?みたいなものが違うような。
また全体に抑揚感があり、一体感みたいなものも違うよな。
音の立ち上がりが良いからそう感じるのか、正直良くわらか無いが。
ギター。
これは全く持って分らない。
ドラムス。
ハイハットなどの金物は違いが分らず。
ただバスドラに若干の違いが。
MSU-095WEの方が音が軽いが、深さを感じる。
逆にALFA-SNAKEの方が量感を感じるものの、やや沈み込みが浅い。
オーディオ的な表現を使うとすれば、
MSU-095WEはタイトに引き締った低音で、
ALFA-SNAKEはやや低音がふくらみ気味。
打ち込み音。
意外にも打ち込み音の方が違いが分り易いのかも。
やはり音の明るさと言うか、テンションの高さが感じられる。
若干だがMSU-095WEは全体的に音が細く感じる傾向にあるが、
かえってそれが個々の音を分離させて一つ一つの音が聞こえ易い。
音と音に隙間が広く感じられるのだが、その隙間に上手い具合に響きが加味されており、
決して音がスカスカになったり、散漫気味になったりしていない。
ボーカル(主にしばじゅんw)
これもやはり音の明るさのお陰で、声のキャラクターが若干違う。
MSU-095WEの方が若くてエロい。
ALFA-SNAKEは落ち着き気味でしっとりしとしいる。
6N14GとHCR-ACFの差に近い感覚はあるが、そこまで極端な差は感じられない。
ほんのちょっとした味付けの雰囲気程度。

ただ、やはり違いと言う違いはとにかく微少なもので、
もしブラインドテストをやれば、正直、当てる自信が全くありません。
無理矢理違いを見出そうと聞いているし、どれもそう感じる~程度の違いでしかない。
プラセボと言われたらそれまで。
それくら非常に違いが分り難かった。


さて、ここでもうひとつ。
別の方法でも聴き比べをしてみました。
実はPS7400/SPへヘッドフォン直挿しの場合、
入力ファンクションにてラインを切り替えていた訳ですが、
その時に必ず一瞬音が途切れます。
内部の回路で切り替えをおこなっている訳ですから、当たり前と言えば当たり前でしょうか。
そこでヘッドフォンアンプを使って聴き比べをしてみました。
使用したヘッドフォンアンプはHD53ver.8で、
PS7400/SPを経由して繋がれています。
しかし入力は2系統でもライン出力は1箇所だけなので、
ラインのファンクションを切り替えをおこなっても音が全く途切れません。
要は曲を流しながら切り替えても途切れない、切り替えが気付かないのです。
一瞬でも音が途切れるような事がない、脳による記憶補完が全くない、
その状態でもう一度聴き比べをしてみました。
結果はビックリ。
全く持って違いが分らない。
曲を聴きながら何度も切り替えてみたのですが、
音が変わるどころか、切り替わった事すら気付かない。
いくら聴いても差や違いが全く分らない。
正直、これには驚きました。


結論:RCAケーブルによる音質の違いはナシ。

言い訳をさせてもらえば、
最初に説明したように条件下が違いますので、正確性に欠けるし、
ヘッドフォンアンプを経由するなど、果たしてそれが正しく聞き比べ出来るのか分らない。
また今回はK701と言うヘッドフォンを使いましたが、
このヘッドフォン、確かに解像度はそれなりい高いですし、色付けも少ない。
しかしモニターとしては役不足(リスニング用途にチューンされてますし)
ましてやオープン型。
そんな諸々の違いがありますので、決して正しい聞き比べだったとは言えません。
が、しかし、問題はそこではなく、
ちょっとした入力ラインの違い程度で音質の差が分らなくなってしまう程度の差でしかない。
っということです。
1m2千円のRCAケーブルと1万円のケーブル。
世の中には1m5万円とか10万円もするRCAケーブルだって存在します。
果たしてそれだけの効果が期待できるのだろうか。
もしかしたら差や違いはあるのかもしれないが、
それよりも千円のスピーカーケーブルを2千円のケーブルに変えた方が遥かに効果は大きい。
もっと言ってしまえば、
スピーカーのセッティングひとつで、その差以上の音の変化を感じるとる事が出来る。
遥かに他の影響の方が大きく、
RCAケーブルによる音質変化はそれほど神経質になるようなものではないのではなかろうか。
以前やったスピーカーケーブルの聞き比べはもっと分り易い違いが感じられたが、
今回のRCAケーブルはそれこそプラセボ効果を否定できない。
もしかしたら先日のアナログマルチにてケーブル交換の印象も、
意外とプラセボ効果があったのかもしれませんね。。。

同一条件下による正確な聞き比べをすれば、
もっと違いを見出せたのかもしれませんが、思ったほどの差はないのかも。
もちろん良質なRCAケーブルを使うに越した事は無いだろうし、
それによる音質向上も、全体的に他も良ければ底上げにもなるだろう。
ただ気に留める割合と言うか、
金額的にはそれほど効果が期待出来るものでもないのかもしれない。

っということを踏まえつつ、今度はスピーカーを通して再度聞き比べをしようと思いますw
結果はもしかしたら変わらないのかもしれないが、
やはり自分に納得させる上でも、スピーカーでジックリ聞き比べしようと思います。

 ※現在ALFA-SNAKEは使用しておらず、余らせています。
   どなたかにお譲りしたいと思いますので、もしご希望があればご一報下さい。


     



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2009.07.20 | Comments(0) | Trackback(0) | AV機器関連 検証

SHAZNA 「完結。-LAST LIVE-」

今日のDVDは話題作
SHAZNA 「完結。-LAST LIVE-」 」  
2008年 4:26(内ライブ2:14) 8.95Mb/s・5.89Mb/s リニアPCM
サラウンド感:- 音質:★★★

ついに出ましたSHAZNA完結ラストライブ。
もともと音楽系DVDは好んで良く買ってましたが、
さすがに好きだったアーティスト、しかもラストライブ、そして自らも行ったライブなので、
ちょっとお高い値段でしたが即買いですよw
あの時は大分記憶が飛んでいたけど、改めて見るとその時の感動が蘇ってきました。
そして改めて、これが最後だったんだ・・・と実感しました。
名残惜しい気持や感慨深いものはありますが、いつでもDVDで見る事が出来るのは嬉しいもんです。

さて、SHAZNAのライトライブですが、
まぁファンの為のライブって感じでしょうか。
そもそもファン投票で選ばれたセットリストなので、
そりゃぁファンにとってみれば名曲ばかりの演奏。
何も言うことはないでしょう。
ライブでやった22曲全て収録されていますが、
MCがカットされているのは非常に残念でした。。。
ライブへ直接行った人との差別化ってのも分る気もするけど、
出来ればラストライブくらいMCを全て入れて欲しかった。
メイキングなんていらんからw
ディスク3枚組みなんだから、せめてメイキングを3枚目にして、
本編を2枚に目一杯に詰め込めよ、と言いたい。
何で1枚目は2層で(1:32)、2枚目がライブ後半とメイキングが(1:36)入って1層なんだ?
ライブの前半と後半でレートの落差があって極端に画質が悪くなってるじゃないか。
もうワケワカランw

カメラワークがワンパターンで、同じような構図映像ばかりなのが気になるし、
2度目のマイク無しMelty Loveも、微妙にマイクから音が聞こえちゃってる。
あの場では直に声が届いていたからじ~んときたけど、
このDVDでは明らかにマイクから音を拾ってます、ってまるわかり。
いや、録音するんだからマイクで音を拾うのは当たり前なんですが、
それがあからさまにわかるように感じられちゃうのはちょっと痛い。
まぁ不満を挙げたらキリがないですが、
内容の方は満足です。

それと全然関係ないが、このライブに自分も行ったワケですわ。
しかも結構前の方の位置に。
いやぁ~、もしかしたら・・・とか思っていたが、
バリバリ自分映っちゃってますwww
時代はBlu-rayのハイデフ高画質ですが、
いやいやSD画素数でもシッカリ自分の顔だって確認できましたww
しかもね、1度や2度じゃないのww
ウォーリーを探せ!じゃないけど、
特にスロー再生や静止させたりしなくとも、普通に動画中でモロ判りw
初見でライブ集中で観ているつもりでも10回以上自分が確認出来ましたw
多分ウォーリー探しすればこの倍くらい映ってるんじゃないかな?w
うわぁ~、Blu-rayじゃなくって良かったww

画質について。
流石に厳しい。
ライブと言うことでライトの色被れやハイライトが飛んでしまったりと、
かなり劣悪な環境です。
また解像度感もDVDにしては厳しい方かと。
ディスク1枚目は一部ペグ泣かせのシーンもあるものの、
それほど目立つノイズは少なかったが、
1層の低レートディスク2枚目の方は明らかにノイズが多めに。
同じライブ映像で、レートが違うだけでこれほど画質差が現れるのかと、面白い素材だw
ノイズが多くなった事による、精細感の欠如や映像のザワツキなど、
続け様に見ると意外なほどに画質差が分る。

音質は予想よりも良かった。
とにかくライブ会場では音が酷い事になっていたのだが、
このDVDではまともにミキシングされている。
あれだけ音が割れていたドラムも、破綻無くハイハットやバスドラがキチンと分かれて聞える。
またベースやギター、コーラス、どれもハッキリ聞き易くなっている。
そして何よりボーカルがちゃんと前に出てくる。
あんな小さなライブハウスのラウドネス音響をよくここまでまとめ上げたものだw
おそらく個々のマイクから、もしくはラインから直接録音してミキシングしたのだろう。
その弊害かややライブ感は薄くなってしまっているが、しょうがない。
また音自体にも厚みが不足し勝ちで迫力や音圧と言ったものに不満を感じる。
この辺りは擬似サラウンドさせると共に、
EQなどで低音・高音共にブーストさせる事をお勧めする。
ただしラストの1曲のみビックリするくらい深い低音が入っているので、
SWの上げ過ぎは注意が必要か。

SHAZNA、16年の集大成と言っても良いだろうラストライブ。
演奏曲は何と22曲。
しかもその全てがファン投票によるものだから、
捨て曲なんてものは存在しない。
ファンならば涙物の内容。
せっかくの最後のMCがほぼ全てカットされてしまっているのは非常に痛いが、
それでもやっぱり最後はじ~んとくること請け合い。
またファンで無い人、、、にも一応お勧めしたい。
ビジュアルが先行して一時のブームにもなっていた事もあったが、
何だかんだ言っても、SHAZNAはロックバンド。
楽曲の中にはヘッドバンキングされるような激しい曲もあったりします。
甘いメロディと激しい曲調のギャップが魅力の一つ。

    


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テーマ:音楽・映画・DVD - ジャンル:趣味・実用

2009.07.17 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 他

我が家の環境:その壱

特に深い意味はありませんw
ただ何となくの気まぐれですw
決してブログネタに困った訳ではありません(><;)

0052.jpg 0054.jpg
 通常                             スクリーンあり

スピーカー後ろの壁にあるテープマーキングはPJ投射の中心位置の目印です。
ツィーターの関係上、センターSPは若干中心より右に寄っています。
黒壁+ピアノブラックSPなのでデジカメ撮影しても光の量が足りてませんw
センターSPのスタンドはKRYNA-PRO MGT-50S
スパイク受けがKRYNA-PRO M1
その下にAIRBOWの人口大理石ボード
ちなみにMGT-50Sは通常ペア販売しているのですが、
逸品館さまに無理言ってバラ売りして頂きましたw
スタンドの天板とIMAGE11/KAIを横置きしたサイズがほぼピッタリでかなり気に入ってますw
また音も透明度がぐっと増し、
小型ブックシェルフ型ながら予想以上の低音のスケール感が増す印象で、
個人的に最強スタンドの一つだと思ってますw
縦置きと横置きの違いですが、
縦置きの方がスピーカー本来の切れ味があり、響き・広がりに優れます。
横置きの場合、天板との設置面積が多くなるからなのか、
響きが抑えられ中~低音の明瞭度が増し、密度感も感じられるように。
ただそう極端な違いがある訳でも無いので、映画を観るなら後者の方が向いているのかな。
センターのみサランネット着用しているのは、フロントと高さが違うので指向性を緩める為です。
フロントSPのスパイク受けはACOUSTIC-REVIVE SPU-8
低音の重みが増し、音が引き締りクリアに。
なおかつシッカリと響きも残す、お気に入りのアクセの一つです。
スパイク受けの下のボードはやはり人口大理石ボード。
SWもボードは一緒ですが、その更に下にハネナイトシートを敷いています。

0053.jpg 0055.jpg
今度は角度を付けて撮影

こうして見ると、フロントSPがかなり内振りになっているのが良く分る。
同心円状に・・・・なるべく近付いているような、いないようなw
極端な内振りにする事により、音の密度感や存在感、定位感が増します。
また微調整をする事により奥行き感も出てくるようになりますし、
左右への広がりも問題ありません。
短所としてはツィーターで結ぶ対角線が視聴位置の直ぐ前になる為、
音の指向性がやや緩くなり、ステレオ感が薄れる事でしょうか。
話は逸れますが、スクリーンありなし画像でフロントSPのケーブルが変わってますw
赤いケーブルは6N14Gで、黒いケーブルがHCR-ACF/EVOです。
ジョイント部のSINはスピーカーの陰に隠れて見えてません。
両者のケーブルはそれぞれ特徴的なので、
気分や聴く音楽によってその都度変えて遊んでます。

0056.jpg 0057.jpg
照明点き                           照明消し

流石にシアターモデルのプロジェクターなので、照明が点いた状態では厳しいです。
ネットサーフィン程度でしたら十分問題ないですが。
照明消し後は流石に黒壁なだけあって、迷光もほぼ抑えられて画面の没入感は最高ですw
が、スクリーンの直前にあるセンターSPの天板が若干光を反射してしまう。
天板には一応薄くて真っ黒な不織布を被せて(乗せて?)緩和させています。

0058.jpg 0059.jpg
トランスフォーマー/リベンジ!!  ・・・・を早く自室で観たい!ww

シネスコサイズの映像もPJの映像ポジション機能により最適な視聴を可能に!ww
これで上下黒帯が気にならない。何気にこの機能は重宝してます。


今回はこのくらいで勘弁w
基本的にフロント側は音の濁りや反射を出さない為にサッパリさせてます。
機器類は視聴位置の右手にあります。
その為、ケーブルの必要尺が長くなる欠点も・・・・
(本当ならSINのみ1.5mづつとかやりたいけど、左右合わせて10m必要になりますからね)
次回がもしあるならば(多分ありそうな、なさそうな・・・w)
機器類側とか背面側のPJ、リアSPとか、左側面のDVDラックとか、
大したものではありませんが、お見せ出来ればと思います。


      



テーマ:ホームシアター - ジャンル:映画

2009.07.14 | Comments(0) | Trackback(0) | AV機器関連 検証

「高音質」をあえて追求しない「勇気」

オーディオやホームシアターを追求し続けると、幾度と無く壁にぶち当たります。
何かを変えたり追加する事で、その時々では満足ゆくものであったとしても、
暫くすると不満や物足りなさを感じ出す。
まぁ「もっと良い音を・・・」と誰しも思うだろう、向上心やら欲求やらなのですが、
それを追求し続ける事が良く言われる「オーディオの泥沼」に足を踏み入れてしまう原因です。
決して悪い事ではないけど、ハマればハマる程に周りが見えなくなってしまう、
妄信的になってしまう事もしばしば。
数値が高い、素材が良い、値段が高いと言う理由だけで=高音質と勘違いしてしまったり、
細かい音が聞えるようになったり、
低音が出るようになったりするだけで=音が良くなったと勘違いしてしまったり。

まぁ、ぶっちゃけ、私自身の事なのですがww

そんなワケで、最近Blu-rayへシフトし、
先日BDP-LX71のファームアップ出来、ロスレス環境も整いつつあり、
今までアナログマルチ接続に使っていたケーブルはあり合せだったので、
これを機に新調し、統一を図ろうと思い立ちました。
ただケーブルと言っても何が良いのか分りませんし、
ましてやアナログマルチ接続となると最低3対のRCAケーブルが必要になる。
今までフロント1対にMSU-095WEと言うAIRBOWのケーブルを使っていたので、
(他はオーテク製)
それに統一しようかどうか考えつつ、当の逸品館に相談しました。

そこで返ってきた答えにビックリ。
高音質ケーブルを使うとかえって高音がでしゃばりやすくなってしまう。
 オーディオクエストのALFA-SNAKEなど、
 高音の硬さや強調感を緩和してくれるケーブルをお勧めする。


!?
まさか、そんな答えが返ってくるとは思いもよりませんでした。
どう考えてもMSU-095WEからみればグレードダウン。
正直悩みました。
せっかくのロスレス音質を発揮できないのではなかろうか。
確かに今現状でも満足のいく音では決してないけど、
果たしてALFA-SNAKE程度のグレードで大丈夫なのか。
MSU-095WEで統一した方が間違いは無いんじゃないのか。
それとも逸品館の言うことを信じてみるか。

散々悩んだあげく、
これまで色々とお世話になっている逸品館。
今回も信じてみよう!
っと言うことでALFA-SNAKE買ってみましたw
ALPHA-SNAKE
流石にアナログケーブルですので、
それなりにノイズの影響とか受けやすそうだと思い、必要最短の50cm。
(1mと同じ金額だったのですが)
 ※現在ALFA-SNAKEは使用しておらず、余らせています。
   もしご希望があれば、どなたかにお譲りしたいと思いますので、ご一報下さい。


結果はエージングもままならない状態ながらも、
概ね良好。
一聴して直ぐに気付いたのが高音域。
明らかに今までよりも高音が出ていないのが分る。
音の立ち上がりがややゆったりとして明瞭不足。
最初はどうしても物足りなさを感じてしまったが、
色々なソフトを視聴していくうちに別の印象も出てきた。
今までロスレス音声になるとどうも音がキレ過ぎている感がありました。
それが大分薄らいだ印象に。
まだ幾分キツさは残っていますが、もしかするとエージング次第で変わりそうな予感。
でもってそれに伴い、中音域が出てくるように。
今まではどうしても高音が先に耳についていたのですが、
それが落ち着いた事により、中音域が前に出るようになりバランスも良く感じる。
音の細かさは若干減ったように感じるが、
逆に中音域の音は増えたように感じ、音の位置関係も把握し易い印象。
また硬さを感じていた部分も質感を取り戻したように思える。
何より聴き易い音になり、
そして今までロスレスの音に対して不満を感じていた
雰囲気・迫力と言った部分が幾分か感じられるようになった。
低音域は若干モッサリと感じられるものの、そう大きな変化は感じられない。
エージングでもう少し引き締ってくれれば御の字だが。。。
ただ、これらの変化はケーブルを統一した事によるものも含まれるだろうから、
一概にMSU-095WE→ALFA-SNAKEの変化とは言い難い。
それでも全体的に高音-中音-低音と言ったバランスが良くなったように思う。
まとまりのある、聴き易い音に。

今回、思い切って(っと言っても大したものではないがw)ケーブルを変えてみたが、
結果は概ね良好だった。
確かに高音が減り、明瞭度も若干落ち、ナロー気味とも思えるが、
全体のバランスが整った事による、聴き易さ・音の一体感が生まれた。
ALFA-SNAKEと言うエントリーモデルなので、
不安を感じていたが、思いの他そう悪いものでもなかった。
カリカリのHi-Fi調とは全く別方向の音質だが、
これはこれで”映画を楽しむ”目的に置いては良い方向に向いた気がする。
高音質ばかりを追求してしまうと、どうも落ち着かない音に感じてしまう。
一つ一つの細かい音ばかりに目を向けず、
音楽(映画)の全体像を見る事も必要なのですね。
う~ん、良い勉強になりました。>逸品館さま

ちなみに今回の元ネタwは
音の細やかさと鮮やかさ」を参考にさせて頂きましたw


[追伸]
湿気の多い時期になると音が悪くなるように感じるのは気のせいでしょうか・・・

     



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2009.07.13 | Comments(0) | Trackback(0) | AV機器関連 検証

崖の上のポニョ

今日のDVDは話題作
崖の上のポニョ」  
2008年 1:41 8.95Mb/s 754kbps(DTS-ES)
サラウンド感:★★★★ 音質:★★★★

言わずと知れた宮崎駿の最新作、全編手描きによる温かみのある映像。
お話も純粋で、心癒されるポニョなど、童話のようなファンタジー世界。

ジブリの黒歴史とも言われるゲド戦記から一転、
原作・脚本・監督が宮崎駿の純正ジブリ作品。
これは期待せずにいられなかったが、
蓋を開けてみると意外にあっさりとした内容だった。。。
101分とジブリ作品でも比較的短い事もあるのだが、
それにしてもストーリー展開の起伏が浅く、
気付いたらポニョが人間になっていたw
とにかく単純極まりないお話でビックリした。
正直、これは大人が観る作品ではない。
完全に子供の為に作られた絵本や童話のようなお話。
心をカラッポにして観ろと言われても無理無理w
疲れきった時代に心癒される作品なのかもしれないが、
私は連日連夜のホラー三昧の方がよっぽどストレス発散出来てしまう性質なのでw
一切の刺激を排除した、純粋さ、素直さの詰まった童心にだけ響く作品。
ハッキリ言って過去のジブリ作品とは決別した、宮崎駿の新境地ではないでしょうか。
映像も手描きによる懐かしさを感じる動きと、
それに合わせたパステル調の色彩など過去のジブリ作品と一線を画す。
また相変わらずの素人声優は物語同様、起伏の欠片すらありませんでしたw

画質について。
DVDにしては上々ではないでしょうか。
動きのあるシーンでもそこそこ見られる程度のペグノイズなので、
大きく物語を邪魔するようなものは感じられない。
精細感度もDVDにしては問題ないレベルだし、
手描きならではの良さは十二分に感じられる。
また昨今のデジタルアニメのようなRGB色のキツイ色彩ではなく、
パステル調の色彩なので色ノイズも目立ち難く、鮮やかと言うより綺麗系。
それでもBD化になれば豹変しそうなシーンも多くあり、
DVDでの不満はPHLによるBlu-rayで解消出来るだろう。

音質は良好。
DTSらしいクリアで見通しの良い音場が広がる。
高音から低音までワイドレンジ。
特に低音の量感はたっぷりあり、そこそこ沈み込む低音が楽しめる。
それなりに迫力のある音響で、音に関しては聞き応えある。
また何でこんなに音楽ばっかり流してるんだ?って思うくらい、
BGMがとにかく目立つ。
それをどうこう言うつもりは無いが、
個人的にはBGMが大げさで自己主張し過ぎのように感じた。
サラウンド感もそこそこ。
効果音や移動音などハッキリと後方からの音が分る。
また壮大なBGMも広がり感のある音場へ。
物語を邪魔しない程度ながらも、しっかりとサラウンドも感じさせてくれる。

毎度期待されている宮崎駿アニメだが、
この作品は全てにおいて過去のどれとも似付かない。
なのでそう言った物を期待していると肩透かし。
単純極まりないお話なので子供向け。
大人は如何に心をカラッポに出来るかどうか。
見たままに感じ、見たままに思う。
純真無垢な心を持ってしないと太刀打ち出来まい。
極論を言ってしまえば、
あの有名な主題歌「ぽ~にょ、ぽにょぽにょ~♪」を自然と口ずさめるかどうか。
これが出来るのならば、
大人だろうが子供だろうが関係なく楽しめる。

    


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2009.07.12 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 他

(BD)久石譲 in 武道館 ~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~

本日のBlu-rayは
久石譲 in 武道館 ~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~」(初見)
2008年 1:55 25~35Mb/s(AVC 1080i) リニアPCM 5.1ch 24bit?
サラウンド感:★★★★ 音質:★★★★(リニアPCM 6.91Mbps)  画質:5

総勢1300人による大オーケストラ。
武道館の1階席の約半分をコーラス隊が占めていると言うw
誰もが知っているであろう、ジブリの名曲の数々。
演奏を聴いているだけで各場面が脳裏に浮かんできます。
っというか、先日ナウシカ見たばかりだったんでw
頭っからナウシカ演奏で、ちょっとゾクってきちゃいましたよw

またメイキングで久石譲本人が語っていたように、
”25年間を懐かしむノスタルジックなコンサートではなく、
 新たな挑戦にしたい。”
まさにその通りで、オーケストラ演奏はもちろん、
1000人を超すコーラス隊、中高生によるマーチングバンド、平原綾香、大橋のぞみ、等々
とにかく見て(聴いて)楽しい音楽がそこにあります。
オーケストラと聞くと、ちょっとかしこまった印象を受けがちですが、
このコンサートはまるでそんな事無くって、
色んな角度からジブリの名曲をアプローチしてくるので、
オケに馴染みのない人でも飽きることはないでしょうね。
とは言っても、それをキチンとした形にしてしまう久石譲。
そして何よりどんな形であろうと、名曲に変わりが無い楽曲。
いやぁ~素晴らしい。
そもそも1300人をバック携え、そして9500人の観客を目の前にし、
どうどうと歌い切る大橋のぞみの器のデカさに、ただただ感嘆・・・ww

画質について。
正直微妙かも。
レートは25~35Mb/sと高い位置で推移しているが、
とにかく画質(撮影カメラ?)のバラつきが非常に激しく、
HD画質らしい高精細な映像かと思いきや、突然SDなみのボケボケ画質になったり。
またそれに伴いゲインノイズが盛大に出ていたり。
引きのショットも思ったほどの解像度感が得られていないのも非常に残念。
あまり良いカメラを使用していないのではなかろうか。
シャープさはあまり感じられないが、
コントラストは比較的高めで黒に引き締りがあるので観やすい。
それと動画解像度が低い気がする。
インターレース収録なのか関係しているのか?
画面がパンした途端に映像がボケボケになってしまうのが見ていて辛い。
それでもやはりDVDとは別格の高画質が楽しめる。
音楽ライブDVDは幾つか所持しているが、映画以上の画質差を感じるのは間違いない。

肝心要の音質だ。
リニアPCM 5.1chのビットレートが6.91Mbpsと表示されているので、
24bit収録なのではと思う。
同じくリニアPCM2chも24bitだろう。
ちなみにドルデジ5.1chは640kbpsだった。
さて、肝心のリニアPCM5.1chだが、???だ。
決して音質自体は悪くないのがだ、何かが違う。
その前にまず音圧が非常に低く、いつぞやの0db再生が普通に出来てしまうw
まぁ楽曲によっては流石にキツイ瞬間もあるので、大体-6dbくらいがベストだった。
でもって音質だが、まず高音域への伸びが足らない。
歪み感は決してなく、ボリュームを上げ続けられるのだが、
高音の伸びやかさ、鮮やかさと言ったものが足りておず、
やや狭苦しい、息苦しい。
空気感、透明感と言ったものが非常に薄いのだ。
低音域はそこそこスケール感や響きがあり、沈み込みも程々にある。
少なくとも高音に比べれば不満は無い。
中音域はやや肉薄で艶や音の質感が薄い。
低音ほどの響きが無いので、どうも軽薄な音に聞こえがち。
どうも一つ一つの音質自体は悪くないのだが、
全体のバランスが非常に悪いのが問題なのだろう。
音が平面的でエネルギー感や躍動感が感じられず、一体感に欠ける。
その他、音響的な音の広がりはあるものの、響きや奥行き感と言ったものはあまり感じられない。
逆に武道館という会場柄もあるのか、リバーブ感は多め。
その事で音の広がりと残響音の量のバランスが一致していない。
全体の音として捉えると散漫気味に聞える=一体感が無い。
サラウンド感は上々。
武道館のホール感をふんだんにリアスピーカーを活用して表現。
また拍手なども包み込まれるように部屋中に広がる。
やはり擬似サラウンドさせただけではここまでの包囲感は得られない。
散々不満を言ってしまったが、期待していた分、余計に辛口になってしまっただけで、
そこそこ満足出来る音質になっていると思う。
音質だけをみればやや不満は残るものの、
だからと言って演奏(音楽)が悪い訳では決してありません。
「細かい音が・・」「高い音が・・・」「低い音が・・・」「定位が・・・」なんて
音楽そのものの評価とは関係の無い事。
演奏自体は大変素晴らしいものであり、
ジブリ作品を知っている人なら感動出来る内容になっていると思います。

特典映像。
約17分のジブリ作品がHD画質で楽しめる。
フィルム映像をそのまま手を加えず収録したらしいが、
なかなか見応えのある映像になっている。
ナウシカ:
時代が時代なのか、グレインが強めで傷や汚れも目立つ。
また書き込みも年代相応なので精細感度はあまり感じられない。
先日DVDで見たナウシカと色バランスが違っており、こちらの方が青みが強い。
流石にノイズこそないものの、正直この程度ならBD化しても欲しいとは思えない。
魔女宅:
全体的に明るい映像になって、色純度も高め。
通常のシーンではそれほど高精細には感じないが、
ラストの街中の群集シーンは圧巻。
DVDのペグノイズから開放された、高解像度な映像が楽しめる。
明らかにBD化への恩恵は一部感じられるものの、全体を通すと微妙かも。
紅の豚:
こちらも明るい映像になっており、魔女宅以上に色純度が高い。
特に青空の抜けるような青色が再現されており、
空中艇の飛行シーンは見応えがある。
しかしやはり書き込みはそれほど細かくないので、
BD化はこの作品が好きじゃなかったら微妙。
もののけ:
流石にデジタル時代の作品なので、昨今のアニメ作品とひけをとらない映像。
もともとDVDでも出来が非常に高い作品なので、
正直、それほど感動する程でもなかったが、
それでも書き込みの多さ、動きの細やかさはBD化でも期待出来そう。
ハウル:
他の映像とは別格。
映像はクリアそのもので、まるでセル画そのものを見ているよう。
昨今のアニメと比べても遜色ないクオリティの高さ。
DVDではややもっさりした映像だったので、これはBD化が最も期待出来る。


[追記]
どうも音質に納得できず、色々試してみた。
スピーカーケーブルをHCR-ACF/EVO/EZ+SINのいつものケーブルから
6N14Gに変えてみた。
するとビックリ。
今まで不満に感じていた事が全部ぶっとんだww
6N14Gのキャラクターである高音の伸び・艶、奥行き感。
一言で煌びやかな高音域。
それがピッタリとハマり、バランス良く鳴ってくれた。
スケール感はあるが、やや響きすぎな低音も程好く引き締り、こちらも好印象へ。
中音域はもともと肉薄だったので、
高音域が伸びるようになり中~高音の繋がりがぐっと良くなった。
またそれに伴い、艶っぽさも出てきた。
音の広がりも左右前後へと出るようになり、
多めだった残響音と上手く混ざり合うように。
全体的にまとまりが良くなり一体感が大幅に増した。
これは嬉しい限りw
ただやはりエネルギー感や躍動感はいま一歩と言う印象。

    














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2009.07.11 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 他

闇の子供たち

今日のレンタルDVDは痛烈な社会派ドラマ
闇の子供たち」(初見)
2008年 2:17 6.62Mb/s 448kbps(DD)
サラウンド感:★★ 音質:★★★

子供達の臓器売買や買春、エイズ、人身売買など、とにかく重く痛い内容ばかりだ。
日本でも時事的に臓器移植法の改正が行われているが、
なかなか難しい問題だ。
外国から見た日本人像は日本の国に住んでいるとなかなか分かり難い。
現在日本では15歳未満の臓器提供が行われず、
子供の臓器移植をするには外国へ頼らなければならない。
しかしこの行為は外国から見ると、日本人は外国から臓器を買っていると思われている。
まるで石油を買っているように。
どちらも日本には無いから仕方が無い。
それを改正するための臓器移植法案なのだが、
人権・人格といった倫理面でも色々と問題の山積。
実際にその現場や状況を目の当たりにしていない自分にとっては、
何か正解で、どれが正しいのか分らない。
そんな社会的な問題を真正面から痛烈に批判した社会派映画。

内容はとにかく重い。
出来れば避けて通りたい、見て見ぬふりをしたくなってしまうものばかり。
観ていてどんどん気分が沈んでくる。
もちろん作品はフィクションだが、あまりにもリアリティのある問題ばかり。
色々と考えさせられるけど、頭の整理が追いつかず、
出口の無い迷路に迷い込んだ気分になる。
ラストに至っては完全に消化不良を起こしてしまう。
序盤はややドキュメント風に感じられたが、
登場人物が動き出す事でそれぞれの立場による葛藤が描かれている。
また俳優人の役作りっぷりも凄く、ただならぬ雰囲気を感じます。

画質は良い。
特に目立つノイズは無く、映像も引き締っている。
コントラスト感や発色も落ち着いた印象で、問題なく視聴出来る。
DVDにしては総じて綺麗な画質だろう。

音質はそこそこ。
ドルデジ特有の閉鎖感も無く綺麗に広がる。
高音域は大人しいが、物足りない程もなく。
低音はそこそこあり、LFEも充実している。
若干沈み込みが浅く低音が浮いて聞えるが、大きな問題ではないだろう。
サラウンド感は必要最小限。
基本的に人間ドラマなのでセリフ中心。
要所で街中の雑踏や子供達のはしゃぎ声がサラウンドされているが、
あくまで内容を邪魔しない味付け程度。
ただ後半にちょっとしたサラウンドの見せ場がある。
そのシーンのみ縦横無尽に音が飛び交う。
包囲感はあまり感じられず。

深刻な問題を真正面から取り上げた社会派ドラマ。
重苦しく、出来れば避けて通りたい内容なので、
視聴するにはそれなりの覚悟が必要になるだろう。
あくまでフィクション映画だが、
現実とは何かを考えさせられる作品。
ラストの展開など、かなり消化不良に陥る部分も多いが、
そう言った意味でも気軽に、簡単に観られるものではないのだろう。
いずれにしても痛烈なメッセージ性の強い作品になっている。

    


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2009.07.10 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 や

運命じゃない人

今日のレンタルDVDは油断していると騙される?
運命じゃない人」(初見)
2004年 1:38 5.43Mb/s 192kbps(DD・ST)
サラウンド感:★    音質:★

どっかで似たような映画を観たなぁと思ったら、
以前見た「アフタースクール」と同じ監督さんでしたw
年代的にはこっちが先だったのね。
つか、この作品で映画デビューだったみたい。
低予算でも良い映画を作れる!
その典型的な例でしょう。

とにかく脚本命といった感じで、
複数のストーリー視点を平行して流し、それが複雑に絡み合い、
一つ一つのパーツを組み合わせてゆく話。
複線の張り方や、時系列の整合性などがシッカリしており、
結構面白く楽しめる。
決して奇をてらった意外性やインパクトがあるわけではなく、
それぞれの人物のキャラ(人生?)に合わせた、
あくまで”偶然”の産物ってのが好印象。
特典映像の舞台挨拶で板谷由夏が言った通りの
”必然性のある偶然”
この手の時間軸弄りや騙し系の話は良くあったりするが、
変に凝り過ぎず、的を絞って描ききっているので分り易く面白い。
また後味もスッキリしつつも、ちょっぴり余韻にも浸れる。
個人的に先にみたアフタースクールよりもこっちの方が好きかも知れない。
あっちは騙されてナンボな所があり、
狙いがミエミエなのが鼻に付く(それでも騙されるがw)
こっちはもっとシンプル。

画質はメチャクソ悪い。
ハイライトは飛び”気味”ではなく、飛んでしまい、
黒は潰れ”気味”ではなく、潰れてしまっている。
またフィルムグレインがかなりノイジーにのっており、
物や人物のディティールを潰してしまっている。
発色も沈んでしまい、人物の肌が茶褐色だ。
正直ここまで酷い画質は見たことが無いw
っとは言っても低予算映画だから仕方が無いのだろう。
特典映像にて、制作費と同額くらいのカメラを危うく壊しそうになったそうだw

音質も悪い。
っと言うよりドルデジの2chってだけだ。
擬似サラウンドさせればそれなりに鳴ってくれるが、気休め程度だろう。
とにかく全ての音が重なり合ってしまい、
一部セリフの聞き取り難さもありつつも、我慢の一言。

至る所で低予算の影響が見られ、
そこらへんの連ドラよりも作りは貧相。
しかしながら脚本は秀逸で、連ドラなんかよりよっぽど面白い。
シンプルだけど絶妙に絡み合うストーリーは気持ちが良く、
後味もスッキリ、だけどほんのちょっぴり余韻にも浸れる。
何かを期待せずに、数本レンタルした内の1本に入れてみては如何でしょうか。
また婚活時代に生き抜く30代の男性・女性問わず、一度見てみては?w

    


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2009.07.09 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ

あなたがBD化して欲しいタイトルはなに?

あなたが欲しい!BD化して欲しいタイトルはこれだ!

面白い企画がありますね~
得票数の多いタイトルはBD化を直談判するそうですw
すげー。

個人的にBD化して欲しいタイトル。
いっぱい在り過ぎですね。
ロード・オブ・ザ・リング シリーズジュラシック・パーク シリーズ
アルマゲドン、ディープインパクト、タイタニックマイ・ボディガード
ヒート、レオンHEROLOVERSプライベート・ライアン・・・etc.
日本版での発売を期待したいのが
ワイルド・スピードブラックホーク・ダウンセブン、ディセント、ハイテンションあたり。
アニメでいうと、
ジブリ作品、KanonCLANNADを切実にBD化を望みます!ww



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2009.07.08 | Comments(2) | Trackback(0) | 未分類

デトロイト・メタル・シティ

今日のレンタルDVDは最高に笑え、最高に面白い
デトロイト・メタル・シティ」(初見)
2008年 1:43 8.17Mb/s 448kbps(DD)
サラウンド感:★★★★ 音質:★★★★

音楽がテーマの映画にハズレ無し。
それがギャグコメディであろうと例外ではない。
ここんとこずっとホラーばかり見ていた反動なのか、
いやぁ~大爆笑させてもらったw
これはとてつもなく面白い映画だ。
沢山笑わせてもらったが、途中幾度か本気で噴出してしまったw

昨今の漫画原作の映画化は良く目にするが、
これほど上手く作り上げた作品は他にないだろう。
もちろん原作漫画は読んでいませんw
むしろこの映画を観た事により原作漫画を読みたくなってしまう、
まさに映画化としては理想の形なのではなかろうか。
コメディ作品は人によってツボが異なり、合う合わないはあるだろう。
しかしこのDMCは馬鹿馬鹿しさも感じつつ、
シュールで勢いに乗った笑いはまさに万人受けするだろう。
何かと話題の松山ケンイチが扮する真逆な二役の変わりっぷりはもちろん、
松雪泰子の異常な壊れっぷりは最高でした。
もうパンツ見えてますしw
また肝心のデスメタルと言う音楽も、
私個人、昔ジャーマンメタルとかスラッシュメタル系を聴いていた事もあり、
かなり迫力ある演奏で、カッコ良く感じた。
まぁ苦手な人でもデーモン小暮くらい知っているだろうから、
そんな感じの人だと思って貰えれば問題ないだろうw

画質はいつもの邦画画質。
白ボケしたソフトフォーカス。
間違いなく意図的で、同ソフト内に収録されていた宣伝CMの方が綺麗だったくらいだw
確かにキチっとした画質の方が見易いだろうとは思うが、
これはこれで漫画のノリ(世界)とも思えるので、嫌な印象ではないかも。
とにかく画質はすこぶる悪く、ディティールのディの字も感じられないw
出来ればBD化した際にはキリっとした画質に直して欲しい。

音質はかなり良好。
元々の音の良さが現れており、特にライブの音響はかなりの迫力が感じられる。
高音域はややフン詰まり感があるが、
LFEはしっかりあるので、ライブハウス独特のゴリゴリとした潰れた低音は楽しめる。
またそれに伴う残響音やライブ感も広がりあり、劇中を大いに盛り上げてくれる。
逆に甘いポップな歌の方は、モノラルチックな音作りになっており、
そのギャップの差も十分堪能出来る。
ただセリフはやはり邦画特有の聞き取り難さがかなりある。
特にライブ中のセリフなどは、周りの音とごっちゃになり非常に分かり難い。
せっかくのキレと勢いのあるギャグの連発なので、
もう少しセリフに対する明瞭度が欲しかった。
BD化するならロスレス音源が非常に楽しみになりそう。
サラウンド感も上々。
日常のシーンではあまりサラウンドされていないが、
ライブシーンになった途端に包み込まれるような、
いや、会場に飲み込まれるような音場が広がる。
本家(?)の音楽DVDとはまた違った、
映画らしい誇張気味だがしっかり包囲感を感じさせるサウンドメイクだ。

この笑いに対し、合う合わないはもちろんあると思うが、
8割くらいの人はこれを面白いと感じ、十分笑いが吹き出るだろうと思う。
とにかく頭ん中カラッポにして、楽しむべし。
勢いあり、青春ドラマあり、お馬鹿あり。
本気で馬鹿をやっているからこそ、面白い。

    


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2009.07.08 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 た

輪廻

今日のレンタルDVDは非常にまとまりの良いジャパニーズホラー
輪廻」(初見)
2005年 1:35 7.38Mb/s 1509kbps(DTS)
サラウンド感:★★★★ 音質:★★★★

[前置]
連日連夜のホラー三昧。
精神が耐えられるのかどうかが心配だったがw
案外いけるもんですねw
そして最後にもってきたのは苦手意識のあるジャパニーズホラー(以降Jホラー)
苦手ならば克服してしまえと、
昨今の数あるJホラーの中でもトップクラスに怖いとされている「輪廻」
どんなもんかとワクワク半分、ドキドキ半分で挑みましたw

さて本題の輪廻。
呪怨と同じ監督と言う事もあり、ジクジクした似たようなものを想像していたが、
意外にもストーリーのしっかりした本格ミステリーホラー。
正直、怖さはあまり感じられず、
むしろ捻りの効いたストーリー展開にシテヤラレタ感がたっぷり。
どちらかと言うと呪怨のような陰湿なものではなく、
M・ナイト・シャマランが得意としそうなノリ。
もちろん節々にある不気味漂う雰囲気とか異様な緊張感溢れる音楽とか、
ビクッ!とさせるコケオドシ音など、恐怖心を煽る演出はキッチリ抑えている。
ただその場しのぎの怖さではなく、ジワジワと後からくるような怖さであって、
背筋がゾッとするような、体温を奪われる様な感じだろうか。
とにかく脚本が秀逸で、
呪怨のようなものを想像していた分、まさかそんな仕掛けがあったのかと驚かされた。
また観る者を引き込む興味深い設定や謎、そこへ至る複線の張り方、演出上の工夫など、
なかなかどうして、かなり質の高いものになっている。
何よりそれをホラーとしてまとめ上げた巧さ。
恐怖心を煽りつつも、惹き込み、驚かせてくれ、爽快感すら感じさせてくれる映画だ。

画質は非常に悪い。
まさに邦画画質の特徴そのまま。
ハイライトは飛び、黒は浮き、色彩はくすむ。
またペグノイズも酷く、多くのシーンでそれが目立つ。
フィルムグレインも強めにかかっており、時折傷やゴミ、ヨレ等も目に付く。
特に暗部に対してのザワツキは非常に汚らしいものになってしまっている。
回想(?)シーンと現在とで画調を変えているが、
全体を通して古臭いフィルムの質感が良い味だしいるのが唯一の救いか。

音質はすこぶる良好。
DTSのフルレートさまさまと言った所で、
低音から高音まで抜けの良い音場が広がる。
特に低音域の沈み込みはDTSならではの良さを感じさせてくれる。
LFEもかなり豊富で、ズッシリと響く低音が心地良く場を盛り上げてくれる。
また細かい音が意外と沢山入っているのだが、
セリフの音量バランスとの関係で非常に聞き取りにくくなってしまっているのが勿体無い。
この辺りが上手く両立されていたら、さらに怖さを増していた事だろう。
サラウンド感もさすが。
演出上の効果音など、要所で活躍を見せてくれる。
また油断していると真後ろからの突然の音に肝を冷やされるといったシーンもあり、
サラウンドはホラー映画として非常に重要な役割を果たしてくれている。

呪怨のようなジクジクした怖さ、ショックシーンを期待すると肩透かし。
むしろ秀逸なストーリー展開の元、
じんわりと体温を奪われる恐ろしさ、
思いの他、好演技をする優香など見所・面白さは十二分。
怖さは差ほどでも無く、
視聴後の後味の良さもあるので、Jホラー初心者にもお勧め出来る。
またシャマラン作品や洋画のサスペンスホラー好きな人にも
十分楽しめ、Jホラーらしさも感じさせてくれる。

    

>>ホラー映画のすゝめ


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2009.07.07 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 ら

呪怨 パンデミックディレクターズカット

今日のレンタルDVDは恐怖の感染爆発
呪怨 パンデミック ディレクターズカット」(初見)
2006年 1:47 6.20Mb/s 754kbps(DTS)
サラウンド感:★★★★ 音質:★★★★

呪怨シリーズのハリウッドリメイク版第2作目。
正直、これが2作目だとすら知らずに借りてしまったw
そもそも陰湿な邦画ホラーはあまり好きではなく、殆ど見たことが無い。
有名どころである「リング」「着信あり」あたりしか観ていない。
この呪怨も話題になっていたのは知っていたが今までスルーしてきた。
陰湿なホラー自体が生理的に苦手なのと、
映画やTVドラマなど過大広告で商業的に作られてしまう日本の風潮がそもそも嫌い。
一つヒットするとそれに右へ倣えとばかりにワンパターン化。
それに嫌気が指しているので邦画ホラーは殆ど観ない。
このパンデミックは”ハリウッドリメイク版”という部分だけで食いついてみたw
また監督がそのまま日本人で舞台も日本と言う点も面白そうだと。
監督は違えど似たように作られた「シャッター」が意外と面白かったと言う前例もあったし。

いくらハリウッドリメイク版だとしても、舞台や監督は日本人。
ホラー好きの私ですが、ジャパニーズホラーに対し免疫が殆ど無いので大丈夫なのか?
序盤の陰湿な雰囲気はやはり怖さを感じたものの、
思いの他最後までスンナリいけました。
何だろ、やはり不気味なお化け?が白目を向きながら迫りくる様には恐怖心を煽られますが、
ぶっちゃけ、それだけ。
後はそれを何度も繰り返す。
繰り返されれば自然とそれすら慣れてしまう自分が居る訳で。
それに伴う音の盛り上げ方など演出的にも怖さを感じつつも、
心理的に追い詰められている感が薄い。
ホラーやサスペンスで逃げ道を塞ぐのは定石ですが、
この呪怨には逃げ道が元々存在していないと言う、
あまりにも不条理過ぎて逆に怖さを感じ難い。
やはり逃げ道が無いなりに、必死に逃げ惑う様が楽しいのであって、
ロックオンされたら後はいつ死ぬのかを待つのみ。
むしろいつ登場するのかワクワクすらするのもどうかと思うw
っとは言ったものの、やはり独特の不気味さや陰湿さは十分恐怖に値する。
”怖い”と言うより”嫌だな~”と言った感じ方だろうか。
ハリウッドリメイク版、しかも続編らしいですが、
前作はおろか、オリジナルシリーズも観た事がないので比べる事は出来ませんが、
良くあるハリウッドリメイク版のような荒さや勘違いは見受けられない。
邦画を観ているような気分(雰囲気)な点からも、そう大きく外しているようには思えない。
また大げさなコケオドシ音に頼っていない部分も好印象。

画質は悪いが、許容範囲内。
見慣れた日本の風景が続く中、SD画質ならではの解像度感が不足し勝ち。
遠景ショットはもちろん、バストアップくらいのアップシーンでも気になる事も。
ノイズ感も気になり、やや汚らしい画に感じる。
ただ殆どが暗いシーンなので基本的に視聴の妨げになるような事もない。
また肝心の暗いシーンなのだが、高感度な暗視カメラのような映像で、
色合いが極端に緑へシフトしている映像になっており、
人肌が大変な事になってしまっているw
ただしそのお陰なのか?暗いシーンでも見通しは良く、黒も完全に浮いてしまっているので、
暗くて何が何だか分らないよりは、よっぽどこちらの方が分り易い。
良く見れば暗部の諧調性は悪くディティールが潰れ気味なのだが、
ここまで見えていれば十分だろう。
低コントラストや低彩度など、ホラーならではの画作り。
とにかく色バランスが極端に緑へシフトしてしまっているので、
色温度調整で緑をかなり落としてあげると意外としっかりした色合いになってくれる。

音質はなかなか。
独特の擬音や効果音、そして場を盛り上げる音楽など申し分無い。
LFEも意外と豊富で音響に対しての物足りなさ感じず。
またDTSならではの音の強弱・ダイナミックレンジのキレが良く、
小さい音から突然大きい音へ、大きな音から小さな音への緩急が激しい。
これにより、いつが安心で、いつが怪しいのか良く分るw
セリフなどの音が妙に近い印象を受けたが、
それ以外のサラウンドを使う音には逆に広がりを感じさせるくらいで、
妙な話、場に立体感を生んでくれている。
サラウンド感はさすがに上々。
とにかく擬音や物音と言った最重要要素が遺憾無くサラウンドされており、
いつどこから音が聞こえてくるのか不安にすらさせてくれる。
また音がぐるぐる回ったりっと、
最近のホラーで良く見受けられるサウンドメイクもバッチリ押えてある。
人物の会話が妙に近い目の前の位置で、
徐々に不安を掻き立てるBGMで前方・左右へ音が広がり、
そして後方から効果音攻撃。
っといった面白い包囲感?になっているw

ハリウッドリメイク版と言うことだが、
ジメジメとした陰湿ジャパニーズホラーの作りは健在。
不条理な物語展開など、ストーリー的に面白味は欠けるが、
不気味なキャラが迫りくる様には、やはり恐怖心を煽られる。
ただ一つ一つが単発止まりで、
常に緊張の糸が続く訳でもないので、
見終えても意外と疲労感が少ないのはハリウッド版だからだろうか?
また特段目を見張るような恐怖演出があったりする訳でもなく、
慣れてしまえば怖さも薄れる。
なのでオリジナルの呪怨シリーズなどを見ている免疫のある人にとっては
多分物足りないだろう。

    
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2009.07.06 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 さ

(BD)1408号室

今日のレンタルDVD/BDはハイブリットな
1408号室」(初見)
2007年 1:44 20~30Mb/s(AVC) 640kbps(DD)
サラウンド感:★★★★  音質:★★★★(DD 640kbps)  画質:6

DVDプレイヤーならDVDとして認識し、BDプレイヤーならBDとして(設定で変えられる)
何とも珍しいBD/DVDのハイブリットディスク。
レンタルはDVD料金でしたw

スティーヴン・キング原作のミステリーホラー。
超常現象や邪悪(悪魔)な存在など、アメリカンホラーの典型例。
スティーヴン・キングの原作は読んだ事が無いが、
良い意味でスティーヴン・キングらしさを表現出来てるような気がします。
単なるホラー映画としてだけではなく、心理的・思考的な面も併せ持つ、
見終えた後の複雑な心境、後味の悪さなどならではでしょうか。
ジョン・キューザックの演技の上手さもあり、中盤までは恐怖感も十分味わえる。
ただ中盤以降のトンデモ展開が待っており、色んな意味で作風がガラリと変わってしまう。
多分ここで投げ出す人が多そうだが、
個人的にはそれも含めてスティーヴン・キングらしいと感じた。
ホラーでありながら思考回路をかき乱す映画。

画質は良好。
さすがにBDだと映像が引き締っており、何ら不満を感じず安心して観ていられる。
ホテル内とそれ以外のシーンで画調を変えているが、
ホテル内では程好いフィルムグレインが乗っており、
若干青みの強く、色彩も抑えられたフィルムライクな映像になっている。
それでも色が沈まず諧調を保っているあたりがBDならでは。
派手さは無いが、しっかりコントラスト感を感じられ見通しの良い映像。
ただ他の新作BDと比べるとやはり画質は見劣りする。
フォーカス感も若干甘めで、映像のシャープさは感じられない。
解像度感は不満は感じないが、これと言った高精細な映像でもない。
ちなみにDVDレイヤー部と見比べてみたが(平均ビットレート6.30Mb/s)
明らかに精細感が足らず、ボケボケした汚らしい映像に見えた。
DVD、BD両方所有で両画質を良く見比べたりしていたが、
ここまで極端な差も珍しいくらいだw

音質はそれなり。
高音質って程でもないが、元々の音の良さが十分感じられる。
効果音が非常に豊富で、音の存在感があり切れの良さも十分。
また音楽と効果音のバランスが絶妙で、どちらも高いレベルで主張し合っている。
LFEは少なめだが、決して低音が痩せ細っている訳ではなく、
むしろ厚みも感じられるくらいだ。
若干高音域への伸びが不足気味でモッサリした印象を受けるが、
中~低音はそれを補って余る良さがある。
サラウンド感も申し分なくあり、
特に効果音の使い方は素晴らしい。
決して派手な音ではないのだが、要所での効果的な使い方が成されているタイプ。
後方からの音や声など、何かしらの音がリアスピーカーから鳴っている。
なので包囲感はもちろん、臨場感や空気感といった物も感じられるだろう。

超常現象や邪悪(悪魔)といった、アメリカンホラー系。
序盤から続く雰囲気の良さや、
ジョン・キューザックの演技でビクビクしつつ、
たまにコケオドシ音でビックリさせてくれる。
中盤以降の展開についていけるかどうかが別れ道。
単純な心霊系ホラーを期待すると後半は意味不明で終わってしまうだろう。
むしろ恐怖心だけでなく、思考回路にすら影響してくれる中~上級者向け。
極論を言ってしまえば限りなくシャイニングに近い。

    

>>ホラー映画のすゝめ



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2009.07.05 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 0-9

アイズ

今日のレンタルDVDはタイ発(香港)の「the EYE 【アイ】」ハリウッドリメイク版
アイズ」(初見)
2008年 1:36 8.70Mb/s 448kbps(DD)
サラウンド感:★★★  音質:★★★

リメイク版と言うより、焼きまわし版。
ハリウッドなりの解釈で同じものを作り直しただけ。
タイ版を見てしまうと怖さと言う意味では完全に落第点だろう。

これはこれでハリウッド版としての一つの映画なので、
あまりオリジナルと比較する気もないのだが、分り易く伝えるには近道。
なのでオリジナル版と同じ部分と違う部分を少し。
まず邦画ホラーのようなジメジメ感、そして時折ドキッ!っといった物はない。
かといってカラッとした怖さでもない。
むしろ怖さや恐怖心よりも、角膜移植にまつわるドラマ的な展開が多く、
タイ版でもそう言った部分もあったが、ハリウッド版では比重がより大きくなっている。
見てはいけない物(幽霊)の怖さ云々よりも、
「不安や記憶の混乱だよ」「信じて!ホントに見えてるの!」「いい加減にしろっ!」
っといったいかにもハリウッドらしいやり取りがメインとなっているw
そもそも盲目から見えるようなった事による精神的な治療をする医者が、
患者を信じず突き放し、挙句にいい加減しろとはどういう了見かwww
そう言った作りの荒さもある意味ハリウッドらしい。
タイ版と同じ幽霊エピソードも幾つか用意されているも、どれもさらっとなぞる程度。
後はジェシカ・アルバによる苦悩と葛藤の人間ドラマを永延みせられるだけw
何より一番痛いのは
アンジェリカ・リー>ジェシカ・アルバ な事だw

画質は普通。
ホラーらしい低コントラスト、低彩度。
全体的に暗く沈みこんだ画になっている。
肝心の暗部についてはザワツキ等も少ないが、潰れ気味。
また遠景ショットなどは完全に解像度感不足。
輪郭のシャープさも少なく、ディティールが潰れがち。
ただ観辛いと言うほどでもなく、ただ視聴する分に不満は感じない。

音質も普通。
レンジはやや狭苦しさを感じるものの、
程々の厚みのある中~低音が響く。
強烈な音も殆ど入っていないが、大人しい訳でもない。
どちらかと言うと効果音よりもBGMで盛り上げてくれるタイプ。
また音の定位が非常に高い位置あるのが特徴的で、
音域の狭さを音の広がりでカバーしている感がある。
サラウンド感は程々。
グルグルと音が回るシーンなどもあったりするが、
逆にそう言った使われ方しかしていない。
効果音や環境音もリアスピーカーを使っているが、
臨場感を感じるような包囲感は意外と薄い。

ジャパニーズホラーのような陰湿でジメジメした感は全く無く、
幽霊やオバケと言った要素は付加価値的な存在。
角膜移植にまつわるドラマ的なノリなので、
ホラー映画と言うより、ミステリー映画に近い。
なので幽霊苦手な人でも十分見られる易しさ。
逆にその手を期待すると外すし、タイ版を見た事のある人はまずお勧め出来ない。
ジェシカ・アルバの一人舞台なので、ジェシカファン向け。
個人的にはタイ版のアンジェリカ・リーの方が圧倒的に綺麗だと思うがw

    
>>ホラー映画のすゝめ


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2009.07.04 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 あ

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