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渇き。

「渇き。」2014年/日本

「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、
告白」の中島哲也監督が映画化。

う、うーん?
強烈な暴力描写ポップでスタイリッシュな演出の掛け合わせ。
どちらも中島哲也監督が得意としている部分だが、
完全に食あたりを起こしてしまっている。

肝心のミステリー真相究明も、
時系列をバラして断片的に見せる手法は良くあるが、
ただ並べ立てただけで(あえて?)起承転結しておらず、
ものすごくモヤモヤ感が残る。
せっかくの役所広司と小松菜奈の文字通りの怪演も、
そればかりに目がいきがちで少々クドさを感じてしまう始末。

そう、何もかもがクドい。
色んな要素を詰込んでバラして並べ替えて、
強烈な映像とポップなアクセント散らして…
情報量は多いのにまとめ切れていない、
むしろそこがカッコいいだろ!的なニュアンスすら匂わせる感じ。
ハマる人にはハマるだろうけど、
苦手な人にはトコトン苦手なパターン。
まさに中島哲也監督作品ならでは。

一番のダメポイントは、
暴力だのドラッグだのイジメだの社会悪を、
それっぽいミステリー仕立てで、
さもリアルに描いているのに、
オダギリの殺し屋なんてナンセンスなキャラが世界観ぶち壊し。
真面目に観たらバカを見る。

【DTS-HD MA 5.1ch】
 ケレンミたっぷりの効果音と劇伴。
 それでいて地に足の着いた音場定位。
 後方サラウンドの情報量は少ないものの、
 邦画にしては割りと立体的な音響だったような。



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

2020.08.15 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ

エイリアン ディレクターズ・カット / エイリアン2 完全版

エイリアン ディレクターズ・カット1979年/アメリカ

リドリー・スコット監督による傑作SFホラー。
プロメテウス」「コヴェナント」以降、観るのは初めて。
いやもう何時観たか記憶に無いくらい大分久しぶり。

内容は大方覚えているもので、
巨大宇宙船の残骸やエンジニアの死体といった、
プロメテウスお馴染みのシーンが流れてワクワクしたが、
1作目はエイリアンの出番は限定的。
よだれを垂れ流して顔を近付けるエイリアンと、
ラストのフラッシュ明滅コマ撮りシーンは今でも感嘆する。

やたらピコピコ音立て明滅する電子機器や、
特撮合成シーンも丸分り、妙に間延びしたカットなど、
もの凄く時代を感じさせる。

エイリアン

画質は年代を考えるとかなり綺麗な方。
黒の沈み込みが良いが、暗部の引込みも早い。
色合いはニュートラル。
音響はDTS-HD 5.1ch。
オリジナル音声がドルビーステレオなので、
ほぼフロント側だけの限定的サラウンド。
効果音や音声もチープででショボイ。

[劇場公開版:117分]
 ・リプリーがダラスにアッシュの素性を尋ねる
 ・ダラスがマザーからエイリアン情報を入手しようと試みる
[ディレクターズカット版:116分]
 ・船内で謎の信号を聞く
 ・ランバートがリプリーに平手打ち
 ・ブレッドの血を浴びるパーカー
 ・繭に捕らわれダラス船長「kill me...」




エイリアン2 完全版1986年/アメリカ

ジェームズ・キャメロン監督による傑作SFアクション。
1作目とは作風が変わり、
軍隊によるエイリアン殲滅作戦アクション映画。
正直、1作目よりもこちらの方が好み。

こちらも多少時代の古臭さは見て取れるものの、
1作目ほどのカルチャーショックは無い。
分かり易いキャラ付けとイキった死亡フラグなど、
お約束の王道展開。
動体探知機音の緊張感と、母親vsクイーン戦が見所。

エイリアン2

画質はフィルムグレインごりごりのノイジーな画。
シリーズ唯一のビスタサイズ。
画質のバラつきが激しく、1作目よりも甘いシーンが目立つ事も。
ただ輪郭はシャープで暗部の情報量も豊富。
色合いは寒色系で支配されている。
音響はDTS-HD 5.1ch。
画に描いたような昔ながらのアクション映画ドンシャリ。
しっかりマルチサラウンドされており、音数も多め。

[劇場公開版:137分]
[完全版:154分]
 ・リプリーがバークから娘の消息を問われる
 ・ニュートの父親が調査中に寄生される
 ・スラコ号の全容およびコールドスリープ中の様子
 ・セントリーガンに関する描写
 ・リプリーとヒックスのファーストネーム




エイリアン3 完全版1992年/アメリカ

デヴィッド・フィンチャー監督によるSFサバイバル。
企画段階からトラブルが絶えず、紆余曲折しまくった挙句、
公開後の批評の嵐に暫く雲隠れしたフィンチャー監督。

前作の生き残りを抹殺したり、続く4作目との整合性で揉めたり、
ちゃぶ台返しな3作目。
前作の大量エイリアンだったのに、今作はたった1匹。
いちおう新種扱いではあるが、明らかにパワーダウンは否めない。
対する側も丸腰の囚人ばかりで、変な宗教色も強く、異色感あり。

新種のドッグ(バンビ)・エイリアンと、
坊主頭のシガニーウィーバーが印象的。
犬に寄生の方が記憶にあった。
映像合成シーンがショボく、
内容も相まって今時のC級映画を思わせる。

エイリアン3

画質はソフトフォーカスで甘い。
フィルムグレインは綺麗に処理されており、
そのぶん全体的にぬるっとした昔のVC-1っぽい画調。
色合いは茶や橙系の中間色が強めにでた色彩。
音響はDTS-HD 5.1ch。
前2作とは明らかにクオリティが違う、現代的なサラウンド。
主に空間表現と広がり。
バランスがやや腰高かも。

[劇場公開版:114分]
 ・脱出ポッドでリプリー救出
 ・犬に寄生
 ・リプリーが溶鉱炉にそのまま落ちる
[完全版:145分]
 ・オープニングの墜落状況
 ・浜辺でリプリー救出
 ・牛に寄生
 ・各登場人物のやり取りが増えた
 ・宗教的要素がより強く出ている
 ・ゴリック脱走、見張り殺害、倉庫の扉を開けエイリアンに襲われる
 ・リプリーが溶鉱炉に飛び込むラストでクイーンがチェストバスター




エイリアン4 完全版1998年/アメリカ

ジャン=ピエール・ジュネ監督によるSFゴアホラー。
クローンリプリー、ウィノナ・ライダーのダブルヒロイン。
今作からフルCGエイリアンが登場。

クローン化超人リプリーやら、
人間とエイリアンのハイブリット・ニューボーンだの、
諸々過去シリーズの設定を吹き飛ばしちゃってる感。
ターミネーター4みたいなパラレル世界?
対する側も宇宙海賊と、何とも安易な世界観。

年代が上がり、フルCGのエイリアンのクオリティもあって、
今見ても十分耐え得る映像栄え。
共食いで脱走を図るエイリアンと、
何とも愛くるしい表情を魅せるニューボーンエイリアンが印象的。

エイリアン4

画質はベタ潰れで、シリーズで最も悪い。
フィルムグレインも強く、
細部が完全に潰れてしまい精細感とは程遠い。
また暗部もダダ潰れでとにかく平面的な画。
色合いは黄味色がかった色濃い画調。
音響はDTS-HD 5.1ch。
3作目同様の現代的なサラウンド。
こちらの方が良く低音が出ており、バランスは一番かも。

[劇場公開版(ディレクターズカット):107分]
 ・オープニングがクローンの失敗作
 ・地球を見降ろしながら「これからどうするの?」
[完全版:109分]
 ・エイリアンと見まがう昆虫の顔のアップからワンカットシーン
 ・地球に降り立ち荒れ果て地を見ながら「これからどうするの?」




【時系列】
2004年「エイリアンVSプレデター」
2089年「プロメテウス」
2104年「コヴェナント」
2122年「エイリアン」
2179年「エイリアン2」
2270年「エイリアン3」
2470年「エイリアン4」
【画質】
 2≧1>>3>4
【音質】
 4≧3>2>>>1


【“エイリアン ディレクターズ・カット / エイリアン2 完全版”の続きを読む】



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2020.07.11 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 あ

オーヴァーロード

オーヴァーロード2018年/アメリカ

J・J・エイブラムスが製作を務め、
ノルマンディー上陸作戦中に、
ナチス実験施設でゾンビ兵士と遭遇する、最凶サバイバルアクション。

設定や内容はまんまB級映画、
だけど予算はちょっぴり多め。


そこから想像する範囲内での最大値で作られた映画。
よって、超える事なければ足らない事も無い。
B級映画でご都合主義だけど、
映像や内容で粗が邪魔する事も無く、
かと言って強めのスパイスがある訳でもない。

いや悪くは無いんだと思うんだけど、
戦争モノとしても、ゾンビホラーとしても見せ場薄い。
組み合わせは悪くないけど、
一体何をしたかったのか?よくわからん。
ならば、
最初からゾンビ感染が広がってる中、上陸~とか、
ゾンビソルジャーも銃火器使ってくるとか。
こういうカオスというか勢いが欲しかったかも。
もともとリアリティ無い設定なんだし。

子供のやり取りは定番だけど良かった。
ヒロインの扱いは丁寧だけど手垢過ぎて逆に飽きる。
主人公の無駄な正義感にはイライラ。

【DTS-HD MA 5.1ch】
 これ完全に音響に対して映像負けしてるでしょ。
 音響だけはA級超大作並みの派手さ。
 もう冒頭の降下作戦から地鳴りの様な低音と、
 つんざく銃声、背後へと回り込む爆発音。
 いきなりド派手な音響に焦った。



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2020.05.30 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ

イコライザー / イコライザー2

イコライザー2014年/アメリカ

凄腕の元CIA工作員が、
娼婦と出会った事をきっかけに、
たった独りでロシアンマフィア組織に立ち向かう、
不正を正す仕事請負人、勧善懲悪劇。

はい、このあらすじを聞いてピンときた方。
正解です。
大よそのストーリー展開や、
あらすじから感じるツッコミ所など、
ジョン・ウィック(2014年)とほぼ同じプロット。
キアヌ・リーブス、
リーアム・ニーソンよろしく勧善懲悪リベンジムービー。

元々は米の連続テレビドラマ。
日本で言う所の”必殺仕事人 by CIA”って感じでしょうか。

法で裁けぬ悪の不正を正す!みたいなの。
小さな街中で、一人二人救った所でどうなるものでもなく。
世界中にはもっと多くの救いを求める声があるわけで、
それら無視して目先の悪退治ってのがTVドラマ的でチープ。
そもそもただのお節介、余計なお世話って話も。

劇場内でもそれが気になって、
主人公の苦悩もよくわからんし、
正義の動機や信念みたいなのがブレブレに。
道を正すチャンスを~と言いつつ、
独断と偏見で一気に始末しちゃうパターンもあるし。

見所となる日用品を使ったクールなアクションだが、
もう散々手垢の付いたもの。
なぜか銃をほとんど使いたがらないのが最大の謎。

脚本・アクションどちらも「ジョン・ウィック」の方が上手。

【DTS-HD MA 5.1ch】
 ソニピク特有のピーク感。
 あまり音量を上げ過ぎると煩く感じるタイプ。
 サラウンドも5.1ch止まりなのでほどほど。




イコライザー22018年/アメリカ

表向きはタクシー運転手として働きつつ、
乗客の会話を盗み聞きで仕事請負人。
そんな中、都合よく扱き使っていた友人が殺され、
さも当然の如く独自捜査始めるのだった・・・。

ワールドワイドな仕事請負を始めたのかと思いきや、
やっぱり自分の住む街中どまり。
親友の死の真相も元同僚というお決まりパターン。
なんらひねりなく我が物顔で突き進む。
王道、と言えば聞こえは良いが、
やってる事は割りと自分勝手で無茶苦茶。

クライマックス決戦の舞台。
避難勧告の出たハリケーン只中。
もうそういうのがやりたいが為なんでしょうな。
相変わらず銃を使いたがらないのは何故なんだぜ?

【DTS-HD MA 7.1ch】
 こちらは定番の7.1ch。
 連続視聴したのですが、
 明らかに音場がふた周りくらい広い。
 5.1chと7.1chの違いなのか、
 ただ単に公開年月による音響設備の差なのか。
 それでもこんなに違う音響を目の当たりに、
 やっぱ映画って音響あってのものだよね!と再認識。
 サラウンド感もたっぷり後方回り込み。



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2020.02.08 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ

オンリー・ザ・ブレイブ

「オンリー・ザ・ブレイブ」2017/アメリカ

消防士映画にハズレなし?
「バックドラフト」や「炎のメモリアル」など、
仲間・家族愛、そして炎に飛び込む勇気。
直球ストレートのテーマなので割りと受けやすいように思う。

大規模な山火事に立ち向かった森林消防隊の決死の活動を映す、
実話をベースにしたドラマ。
全く前知識無くも、
冒頭実話ベースの字幕を見て、
あぁそういやアマゾンで大規模山火事があったな~とか、
アメリカの山火事ってシャレにならない規模で凄いんだって~とか、
火には火を以って鎮火させるくらいの知識を持ちつつ鑑賞。

実話ベースとは言いつつも、
消防士たちのアメリカンなサクセスヒーロー家族ドラマに、
いつの間にかすっかりハマってしまい、
そしてラストで衝撃を受け、実話の重みを改めて痛感させられた。
ネタバレ言う事が既にネタバレなんだろうけど、
あまり知らずに観た方が感動と衝撃は大きくなる系。
とだけ言っておこう。

山火事シーンも迫力あり(やや短く細切れなのが残念)
湿度3%とか、カラッカラの草木大地のロケーションなど、
そりゃあっちゅー間に燃え広がるのも納得だわな。

そう言えばアメリカって実話を何でもすぐ映画化するよな~。
自然災害に限らず、戦争・テロや911、
列車脱線事故や旅客機墜落事故、
銃乱射事件や連続猟奇殺人事件、、、等々。
当事者感情やモラル的にも日本じゃNG案件でも平気で実写映画化。
最近では映画化されて事件を初めて知る...なんて事も。
日本じゃこうはいかないのは何でだろう。
3億円犯人とか仇討ばかり蒸し返してるだけ。
あとは山荘に篭ったり、タイヤが飛んだり、文書改竄横領したりくらいか。
あまり凄惨な事件事故・災害等はあまり扱われない印象。
逆にローカルな話ならば、
ギャル受験や死に際花嫁とか家なし文無しとか、
痴漢冤罪とか、障害サーファーとか、犬が待ってたりとか。
あとはどこぞの家族ものが大半。
世界的に見ても日本は平和だから~なんて過去の話。
凄惨な事件事故も割りと日本でも起こっている気がするんだよな。
それを映画の題材にする事に賛否はあれど・・・。



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2019.10.22 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ

(BD)アイアムアヒーロー

本日のレンタルBlu-rayは
アイアムアヒーロー
2015年 2:07 (AVC) (DTS-HD Master Audio 5.1)

「ボーイズ・オン・ザ・ラン」の花沢健吾の人気コミックを実写化したパニックホラー。
あぁいつもの漫画・アニメ原作のクソ実写化・・・と思っていたが、
評判の良い声が多数聞こえてきた本作。


内容は突如として広まった原因不明の感染によって、
大パニックが引き起こされる決死のサバイバル劇。
私の大好物である”ゾンビ映画”だ。

はぁま~たゾンビ映画ですか、しかも邦画でぇ?
っと少しでも思ってしまった事を改めねばならい。
和製ゾンビ映画として、
ようやくハリウッドのそれと肩を並べる時が来たのかと。


ゾンビ映画としてのツボはキッチリ抑えており、
前半の感染パニック、中盤のショッピングモール篭城、
ラストの脱出劇と、王道だからこその楽しさがある。
また感染パニックものだが、
漫画原作とあって割りとこじんまりとした群像劇に収まっているあたり、
邦画との相性良くまとまっている。
特にクライマックスでの地下シークエンスは、
まさに今時の俺TUEEEEE展開を見ているようで最高に気持ち良い。

あまり期待していなかった映像面も頑張っており、
グロシーンやアクションシーンなど、
多少の粗っぽさはあるものの、ケレンミとして十分通用するレベル。
邦画で有り勝ちな、
違和感バリバリのCG多用で興醒め・・・と言う事は無い。


どうでもいいが、
ナチュラル美人だった長澤まさみもすっかり劣化
旬な華を感じさせる有村架純が完全に食ってしまっている。
あぁ時の流れというのは斯くも恐ろしい・・・

画質は良好。
色温度の高めなTVライクな画調ながら、
解像度感やコントラスト感は十分高い。
やや彩度が低い事や黒の引き込みが早いので、
多少の観難さはあるかも。

音質も良好。
こじんまりし勝ちな邦画サラウンドだが、
空間を広くとってあり、移動音などはスムーズ。
ただ低音に厚みが無く腰高な印象かも。
ショットガンの音にもう少し迫力が欲しかった。

人気コミックの実写化だが出来は上々。
和製ゾンビ映画としても十分通用するクオリティがあり、
期待以上の満足度はあるだろう。
漫画テイストやオーバーアクションな点が気になる所ではあるが、
それも含めて邦画の面白さと捉える事が出来れば。


血液感染なら「28日後…」のように口や目を塞ぐ注意が必要。
あれだけ血を飛び散らせて・・・。
また感染のスピードがマチマチ(ご都合主義)だし、
過去の記憶があるから何なの?なぜ襲ってくるの?
噛み付くことに意味があるの?
人を襲う≠噛み付き≠食事
そもそも感染者と非感染者の区別をどうやって・・・?
共食いとかせーへんの?
なんて、ゾンビ映画好きな独り言。


   



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2017.04.01 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ

(BD)ヴィジット

本日のレンタルBlu-rayは
ヴィジット
2015年 1:34 (AVC) (DTS-HD Master Audio 5.1)

どうしても”M・ナイト・シャマラン監督”と聞くと気になってしまう。
シックス・センス」の衝撃が忘れられず、
続く「アンブレイカブル」、「サイン」、「ヴィレッジ」ですっかり彼の虜に。
その後、
「レディ・イン・ザ・ウォーター」が微妙に終わり、
ハプニング」がクソ・オブ・ザ・クソ!
で、突如メジャー大作路線変更するも大コケした「エアベンダー」。
更には「アフター・アース」でSF大作モドキで完全に崩壊。
もはや彼らしさって何だろうと思っていた矢先、
本作で原点回帰したとかなんとかで、一部高評価を得ていた。
結局、何だかんだ言いつつ、
シャマラン監督の作品ぜんぶ観てるやん(笑)


内容は休暇を過ごすため田舎にある祖父母の家を訪れた姉弟。
温かく迎えられたふたりだったが、
夜な夜な部屋の外から異様な物音が聞こえ…。

もうはっきりしました。
シャマラン監督は、
「シックス・センス」の一発屋!!


続く3作まではまだ引き出しが残っていたけど、
それ以降、どんどん落ちぶれて、アイディアも枯渇しきってしまった。

本作も確かに以前のシャマラン監督らしいテイストだけど、
だからと言って面白い訳ではない。
むしろクソつまらん。
騙され系どんでん返しでもあるのか期待したけど何も無く、
今更ブームの去ったP.O.V.撮影で猿真似くらいしか出来ず、
もはや伏線すらまともに張れなくなっていた。
残るは雰囲気だけ。
これについては概ね好印象だった。

その他いくつか気になった点。
まず今更のP.O.V.撮影。
慣れ親しんでしまっているからか、
理由付けも含めて割りと違和感無く観る事が出来た。
ただ演出的には「パラノーマル~」を意識し過ぎというかパクリすぎ。
以前、「クレイジーズ」で精神障害による狂気と、
感染による狂気の違いって何だろうか?と考えていたけど、
本作みたいな”痴呆症”(←ネタバレ注意)と、
カルト的な取り憑き変貌の違い。
まぁ目の付け所としては悪くは無かったんだけど、
これじゃ完全に偏見入ってるよね?(^^;


画質は良好。
P.O.V.撮影風のビデオライクな明るい映像。
ブレもそれほど酷くなく、
なにより暗部のISOノイズも無くスッキリとした画質。

音質はほどほど。
こちらもP.O.V.撮影風という事で、
カメラを中心とした音像配置なのでほぼフロント側に集中している。
一部カメラを振り回したりと後方にも音が回るが、
サラウンド的にはかなり物足りなさを感じてしまう。

M・ナイト・シャマランが8年ぶりにスリラー映画へと原点回帰。
ただし以前の才能は枯渇し、
”予測不能なストーリー”と”驚愕のクライマックス”は全く無く、
今更P.O.V.撮影に走る落ちぶれっぷりは目も当てられず。
期待出来るだけのモノは何も無かった…
いや、それでもシャマランらしい雰囲気は存分に楽しめるかもしれない。
最後に。
”三つの奇妙な約束事~”
これに騙されないで。
日本の配給会社が勝手に考えた苦し紛れの煽り文句なだけで、
本編とは全く関係なかった。

    



テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

2017.03.23 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ

(BD)インデペンデンス・デイ:リサージェンス

本日のレンタルBlu-rayは
インデペンデンス・デイ:リサージェンス
2016年 2:00 (AVC) (DTS-HD Master Audio 7.1)

個人的な話だけど、
映画好きになったキッカケの一つが「インデペンデンス・デイ」だったりする。
それ以前から映画は良く観ていたけど、
”好きな映画”を意識し始めたのはコレが最初だった気がする。
初めて買ったDVDもこれだったような。
そんな思い入れの深~い作品の20年ぶりの続編とあって、
とても期待していた半面、もの凄く不安であった。
だって今更続編作られてクソだったらどうしよう・・・。
そんな不安を後押しするかのような不評の声。
恐る恐る視聴してみることに・・・。


内容は前作での闘いから20年後を舞台に、
地球防衛システムを完備した人類が再び侵略者と対峙する。

もう開始数分で決定的なクソ烙印が。
前作のエイリアンのテクノロジー、
反重力
 ビーム
  シールド

これらを手に入れた20年後の近未来SF、
サイエンスファンタジー、もしくはスペースファンタジー作品に成り下ってしまったからだ。

バトルシップ」、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」、「スカイライン-征服-」等、
ID4以降に作られた侵略系SFムービー。
醍醐味はやっぱりエイリアンのハイテクに人類の知恵とローテクで健闘する部分だろう。
それなのに敵の(架空の)ハイテクを駆使し、
同じ(架空の)ハイテク舞台で闘うって、もうただのスペースファンタジーですやん。
もはやそこに共感を挟む余地すら無い。
「人類は再び立ち上がる~」なんて演説されても絵空事にしか見えず。
そもそもハイテクに対抗する為に、敵のハイテクを拝借する思考が、
本作で大プッシュされている中国のパクリ精神そのままって自虐ネタなのか?


画質は良好。
この手の最新のSci-Fi映画なら、
さぞ高画質だろうと思って観たがそうでもなかった。
解像度感はそれなりに感じられるも、
全体的にソフトな画調で、作風とマッチしていない。
もっとシャープな画調の方が映像栄えしそうなんだけど。

音質はすこぶる良好。
元はドルビーアトモス上映だったらしいが、
BD音声ではDTS-HD MA 7.1chで収録。
前後左右の明瞭な音像移動や広い音場空間など、
DTSらしいダイナミックな音響。
特に重低音は盛大でかなり部屋を揺らす。
ただ音量を上げ過ぎると音のピーク感の様なものが感じられた。

ローランド・エメリッヒ監督のID4が20年ぶりにリサージェンス。
エイリアンの侵略系でも、
敵と同じ舞台に上がると途端に疎外感を覚える。
安っぽい人物ドラマにしろ、
敵エイリアンの小者感にしろ、
優勢なのか劣勢なのか分らない戦況にしろ、
前作の魅力的要素がただただ劣化でしかない。
ハッタリ好きのエメリッヒ監督だが、
まさに本作そのものがハッタリでしかない。
不幸にも更に続編製作が決定しているのだとか・・・


    



テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

2017.03.18 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ

(BD)アントマン


[前置き]
真冬のファンタジー企画でもう1本くらい見ておきたいと思いレンタルBD。
最初はディズニー定番の往年おとぎ話の実写映画なら間違いないだろうと、
イントゥ・ザ・ウッズ」を借りて観ていた。
「赤ずきん」「シンデレラ」「ラプンツェル」「ジャックと豆の木」
まぁ知らない物は無いし、
ジャケ裏の”ミュージカル”の文字が気になったが、
物語のキャラ紹介とかクライマックスで流れる程度なら許容範囲内と決め付けていた。
いざ視聴しはじめ冒頭からミュージカルで人物紹介。
ディズニーらしい演出・・・10分・・・・20分・・・と一向に音楽が鳴り止む気配が無い。
ん!?
もしかして!?
20分も続くミュージカルに集中力も途切れ、
適当にチャプター飛ばししてみたら、
ミュージカル
ミュージカル、
ミュージカル。

全編ミュージカルじゃねーかっ!!!!

無理です。ごめんなさい。

ってことで、取り急ぎ別の作品を見繕い。
マーベルコミックならファンタジーっしょ!




本日のレンタルBlu-rayは
アントマン
2015年 1:57 26~31Mb/s(AVC) 4.3~6.7Mbps(DTS-HD MasterAudio 7.1ch)

マーベルコミックスの人気キャラクターを主人公にしたアクション。
体長1.5センチになれる特殊スーツを着用した男が、
正義の味方アントマンとなって悪に挑む。


知らなかったのだが、
アベンジャーズ。
ハルク、アイアンマン、ソー、キャプテンアメリカの大集結でアベンジャーズ。
その続編のためにもう一巡、各タイトル続編やって、
アベンジャーズ2で終わりだと思い込んでいたけど、
マーベル・シネマティック・ユニバースなる
完全なクロスオーバー作品群になっていたのね。

このアントマンは、
「マーベル・コミック」の同一の世界観のクロスオーバー作品として、
”マーベル・シネマティック・ユニバース”シリーズ第12作品目で、
フェイズ2(第2シーズン)」の最後を飾る作品。
他にも、
現在公開中の「ドクター・ストレンジ」や、
「スパイダーマン」等もクロスオーバーしていくらしい。
最初はハリウッドらしいもの凄いお祭企画だと思ったけど、
なんだかリスク分散型の分割商法に成り下った気が…。

でもまぁ好きなんで、
いつかはシリーズ全部観ておきたいと思ってるけど、
どうも派手な映像ばかりで、
内容の口当たりが同じ作品だと腰が重くなって仕舞い勝ち。
しかも完結していないとなると尚更…。


閑話休題。
ミクロのヒーローが活躍するアントマン。
元犯罪者の庶民パパがヒーローになる形は、
他のアベンジャーズヒーローからすると、いまいちヒーローっぽくない。
派手なドンパチさではなく、
スケールが縮むがゆえの戦い方で他のヒーローと差別化を計っている。
この辺が好みで分かれそう。
壮大なスケール感やド派手なアクションのコッテリ作品か、
等身大(と言ってもミクロだけど)スケールで、
スリリングなアクションのサッパリ作品か。

スケール感や派手さがインフレ気味だったんで、
いったんリセット、
いやミクロまで縮小して仕切りなおそうか。

そんな気がしてなりませんw

画質は良好。
いまどきのクッキリ・ハッキリ系の高精細な画質。
発色は自然ながら色数は多く、
暗部の諧調も滑らかで黒の沈み込みも十分。
この手の作品は安心して見ていられる。


音響も良好。
未だ本来の環境は戻っていませんが、一応5.1.2chで調整済み。
後方からの音圧は足りてませんが、
包囲感や後方定位や移動感は割りとスムーズなのは、
やはりヤマハのシネマDSPの威力でしょうか。
若干、遠慮しがちの視聴でしたがサラウンド感は良好。
スケールが縮む事で環境音も変化するのが面白く、
あたかもスピーカーが大きくなったのかと思ってしまうw
飛んだり跳ねたり、大きくなったり小さくなったりで、
映像以上に音響効果の方が楽しめた。

マーベル・シネマティック・ユニバースシリーズ第12作品目。
元犯罪者の庶民パパがヒーローとあって、
他の超ド級ヒーローたちよりも親しみやすいヒーロー像になっている。
またスケール感も縮まる事で、インフレを解消し、
目にも予算にも優しいものに。
いちおうクロスオーバー作品となっていますが、
これ単体でも普通に楽しむ事が出来るし、
また続編ごとにシリアスに陥っていた他シリーズに比べ、
コメディ要素が全面に出ており、敷居はかなり低め


    



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2017.02.10 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ

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Author:nor
-試聴環境-
LVP-HC3800
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OS ピュアマット 80inch
CD6002/Applause
PM8004/Studio
BDP-LX71
DMR-BWT660
RX-A2040
-5.1.4ch構成-
B&W CM8 + B&W CMC
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