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(BD)ライト/オフ

本日のレンタルBlu-rayは
ライト/オフ
2016年 1:21 (AVC) (DTS-HD Master Audio 5.1)

動画サイトで公開され驚異的な再生数を誇った映像を、
『ソウ』『死霊館』シリーズなどのジェームズ・ワンが製作を務め映画化。
っと言うわけで、
まずはその動画をライトを消してご覧下さい。


この手の動画は都市伝説やフェイク動画などで昔から散見出来たけど、
スマホの普及で更に増えた気がする。
中でも先の動画の以前の作品が秀逸すぎて感心した記憶があった。
この誰しも一度は想像した事がありそうな日常を、
実際にこうして映像にしてみると、
なるほど、シンプルながらも巧い恐怖演出になるんだなぁ。
ホラー映画好きにはたまらん(笑)


さて、
内容は電気を消すと現れる謎の存在に迫られる姉弟が体験する恐怖を描く。
2分半のショートフィルムのアイディアそのままに、
映画なりの80分の物語(ドラマ)を描かなければならない。
登場人物の背景や人間ドラマ、
または心霊現象?の理由付け真相究明等、
いちおうそれなりに無難にまとめ上げている。
そこに興味が沸くかと言われたら少々疑問だが、
恐怖演出を邪魔しない程度の物語としては十分だろう。

ただどうしても作風柄?貞子や伽椰子を意識させる方向性へ。
それが本作の善し悪しそのままの印象かも。
ビデオやケータイ、天井のシミを、ライトに置き換えた迫り来る恐怖。
心霊系が好みならば十分アリだろう。
個人的には意思のある恐怖よりも、
UMAや悪魔系の意思の無い無差別恐怖の方が怖かった気がする。


画質は良好。
ライト/オフという事で、明暗のハッキリとした画質。
暗部の情報量はそれほど多くはないが、
むしろスパッと切り落すことによる黒さ。
シルエットや照明による陰影がより際立って雰囲気作りに一役買っている。

音質も良好。
暗闇から迫り来る恐怖らしい、サラウンドで位置が分る音響。
後方サラウンドもハッキリとした定位感があり、
近付いてくる様子が手に取るよう。
また派手なビックリドッキリ音も含めて、
全体的に誇張感はあるが、
ホラー音響として楽しめるんじゃなかろうか。

電気を消すと現れる恐怖。
このシンプルなアイディアをそのままに、
ストーリー性を加えた長編作品へ。
物語自体は至ってごく普通の出来なので、
特に捻りや新たなアイディアが加えられている訳ではなく、
過度な期待は禁物。
割りと直球勝負の初心者向けホラーかもしれない。

     



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テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

2017.03.26 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 ら

(BD)LUCY/ルーシー

本日のレンタルBlu-rayは
LUCY/ルーシー
2014年 1:29 23~30Mb/s(AVC) 3.5~5.3Mbps(DTS-HD MasterAudio 5.1ch)

人類の脳は10%しか機能していない。
もし100%使えるようになったら、何が起こるのか。
脳科学サイエンス・フィクション。
リュック・ベッソン監督がスカーレット・ヨハンソン主演で描くSFアクション。

この手の話は小説・漫画・映画などで散々掘り尽くした感があり、
飛躍的な身体能力の向上だの、超能力やシックスセンスと呼ばれるオカルト覚醒、
脳細胞の高速化に伴う電脳世界の扉を開く・・・などなど。
現実には既に100%使っているとも、残り90%はただの記憶領域だの、
色々考察されていますが、誰も科学的に証明出来ていない。
だからこそサイエンス・フィクションとしてのロマンがある。
リュック・ベッソン監督が想い描いた100%脳とは・・・


うん、バイオハザードのアリスでしたw
誰がなんと言おうと意識してるし、影響されてるの丸分り。
そう思っちゃうと、
スカーレット・ヨハンソン
劣化版ミラ・ジョヴォヴィッチにしか見えない訳で。
ミラほどのアクションシーンがある訳でも無く、
半開きになった口と明後日の方ばかり見ているアホ面は、
冷徹、強靭でかっこいいクールビューティーとは程遠い。

スタイリッシュな映像やアクションは既視感が強くあまり期待出来ないものの、
思わぬ見つけものがチェ・ミンシクの存在感。
リュック・ベッソン監督も「レオン」のゲイリー・オールドマンの再来と言わしめた?
チェ・ミンシクの悪役っぷり。
あえて韓国語しか話させず、字幕すら付けない事で不気味さを助長。
良い味出していました。


画質はすこぶる良好。
今時の高精細・高解像のデジタルHD画質。
モーガン・フリーマンの顔のシミ、ひとつひとつが気持ち悪い程にハッキリと。
VFXシーンがやや甘く見えちゃう程に通常のシーンはクッキリ・ハッキリ。
コントラスト感も高く、明るく観やすい、一見して高画質映像。


音質も良好。
低音を効かせたメリハリのある派手めな音響バランス。
移動音はやや散漫気味だが、
後方からの音圧も高く包囲感の満足度は高めかも。

人類の脳は10%しか機能していない。
もしも脳が100%へ覚醒したら?
結果、バイオハザードのアリスよろしく、
超人的な身体能力や他者を意のままに操り、
果ては不死や電脳にまで。
100%脳の到達点もAKIRAやマトリックス的なオチ。
リュック・ベッソン監督だから
もっと誰もが想像だにしないようなオチを期待していたのだけど・・・。
内容はもとより、
スタイリッシュな映像・アクションなども期待ほどではなく、
唯一、89分という短さが手軽に観れるプラス要素。


      



テーマ:SF映画 - ジャンル:映画

2015.12.14 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 ら

(BD)ラッシュ/プライドと友情

本日のレンタルBlu-rayは
ラッシュ/プライドと友情」(初見)
2013年 2:04 30~34Mb/s(AVC)3.3~4.4Mbps(ドルビーTrueHD 96kHz/16bit 5.1ch)

いつぞやレーザーさん来訪時に音響が凄いとチラ見させてもらった作品。
ようやく観る事が出来たw

劇中、F1の1レースで事故死する確率は20%と語られている。
 (現在は基準が厳しくなり事故死率は大幅に減少している)
ふと疑問に思ったのだが、じゃぁ5レース走れば100%になるん??
いやいや、1レースに5台以上走れば必ず1台は事故起こすん??
それとも何台が何度走ろうと事故死率は20%と変わらない?
まぁ危険を伴う死と隣り合わせの職業がF1レーサー。
ちなみに一般的に危険を伴う職種は漁業・建設業・林業が上位を占めているそうな。
 (保険の加入制限がある)
変わった所では格闘家や騎手、登山家、
ダイビングなどのインストラクターなども危険を伴う職種に分類されているようです。


内容は1976年。性格もレーススタイルも相反するF1レーサー、
ニキ・ラウダとジェームス・ハントが壮絶なタイトル争いを繰り広げた人間ドラマ。
ストイックで合理主義なニキと、派手好きで破天荒なハント。
頂点を目指し、お互いのプライドと文字通りの命を賭した争い。
ライバルの存在が居るからこそ闘える。
そんな熱き男のプライドと友情の物語。


迫力あるレースシーンも然ることながら、
二人の人間味もとても魅力的で、
レースの勝敗だけではない、
人生観そのものを考えさせられる深みのある、これぞ映画。

画質はすこぶる良好。
グレインの無いスッキリとした解像度感のある画質。
70年代を意識したややハイキー気味な画調だが、
全体を通して力強い色合いが特徴的。


音質もすこぶる良好。
ドルビーTrueHD アドバンスド96k アップサンプリングだが、
どうやら24bitではなく16bitっぽい。
濃密かつ歯切れの良いサウンドが印象的で、一言で鮮烈。
イグゾースト音など身体に空気の震えが伝わる。
特に重低音は盛大で深く腹に響く。
文句無く高音質なのは間違いないのだが、
16bitと言うところが若干気になった。
これはハイレゾ音楽にも共通して言える事なのだが、
今の音響制作環境は48khz/24bitが主流。
96kへアップサンプリングする事への恩恵よりも、
16bitダウンビットしてしまう弊害の方が大きい。
サンプリングは音の解像度感や滑らかさ、しいてはリアルさに影響するが、
ビット数はS・N比、ダイナミックレンジ、微細な音と過大な音の情報量に関係してくる。
では、このラッシュで感じた唯一の不満?はというと、
大音量時の頭打ち感・ピーク感だ。
私が”劇場型の音響”と表する音響には達していない気がする。
単純にウチの環境のキャパをオーバーしているか、していないかの差なのだけれど。
このスピーカーが吹っ飛ぶか、鼓膜が吹っ飛ぶか、
どっちが先かの音響は大抵が24bitである事が多い。
鮮烈さなら間違いなくアドバンスド96kに分があるのだが。
ま、以前聴いた記憶に補正がかかり、過度の期待していただけなのかもしれないがw

合理主義なニキ・ラウダと、破天荒なジェームズ・ハント。
お互いのプライドと文字通りの命を賭して争いを繰り広げた人間ドラマ。
レースの勝敗だけじゃない、
互いの存在、価値観や生き様、虚勢とプライド。
ドラマティックな物語でありながら、
これが実話であるから更に感動も深まる。
男なら一度は見ておきたい作品。


     



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2015.08.21 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 ら

(BD)REC/レック4 ワールドエンド

本日のレンタルBlu-rayはシリーズついに完結!?
REC/レック4 ワールドエンド」(初見)
2014年 1:35 31~36Mb/s(AVC) 3.8~5.2Mbps(ドルビー TrueHD 5.1ch)

世界中を震え上がらせたスペイン発人気パニックホラー『REC/レック』シリーズ第4弾。
リメイクなどもあり、ややこしいので整理してみよう。
REC/レック」(2007)
 スペイン発のPOV(主観撮影)パニックホラー本家。
 閉鎖されたアパートに美人レポーターが突入する話。
REC:レック/ザ・クアランティン(2008)
 オリジナルそっくりにハリウッドリメイク。
 完コピだが、予算のお陰か、本家より若干見易くなってる。
REC/レック2」(2009)
 本家の監督&脚本そのままに、前作の直後から始まる続編。
 感染封鎖されたアパートへSWATが再突入する話。
REC:レック/ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇」(2011)
 ハリウッドリメイク版の続編だが、繋がりは無く監督・脚本も別。
 前作の感染が始まる直前、そのアパート住人が乗った飛行機内で感染する話。
 POV撮影をやめた普通のゾンビ映画。
REC/レック3 ジェネシス」(2012)
 本家シリーズで共同監督・脚本だった片方が単独で監督・脚本。
 こちらもアパート関係者が呼ばれた結婚式場で感染阿鼻叫喚する話。
 冒頭約20分がホームビデオ風POV撮影、残りは普通の撮影。
 ヨタヨタ歩きのゾンビのB級スプラッター映画。
REC/レック4 ワールドエンド」(2014)
 共同監督・脚本の残ったもう一方が単独で監督・脚本。
 1~2作目の生き残りと、3作目の生き残り、そして本作冒頭で救出に向かった隊員が、
 洋上の巨大貨物船に隔離され、感染ウィルスの根源の追及とワクチンの生成を狙うも・・・
 全編通してPOV撮影を辞めて、普通の第三者視点での撮影。


さて、最終章となる本作。
1作目のヒロイン、アンヘラちゃん(マヌエラ・ベラスコ)が復活。
洋上に孤立した狭苦しい船舶内が舞台と1作目を髣髴とさせる。
が、POV撮影は本作でも発揮されず、普通のスプラッターホラー映画に。
と言うか、大分ハリウッドナイズされていますね!
もうぶっちゃけると、
”エイリアン + バイオハザード (+遊星からの物体X)
アンヘラちゃんが”戦う女”になってしまい、いかにも感がw

雰囲気こそ1作目・2作目に近い物を感じさせるし、
普通のパニック・スプラッター映画としては成立しているものの、
POV撮影ではないRECに意味を見出せるかどうか。
また2作目で提示された感染ゾンビ物の正体が悪魔憑き”(オカルト)だったが、
本作では更に掘り下げ寄生体”(SF)にまでぶっ飛んでしまったw
ここまで来ると流石にゾンビ物とは呼べないだろう・・・(苦笑)


画質はすこぶる良好。
非常にクリアで高精細・高解像度な画質。
高コントラストでメリハリがあり、狭い通路に奥行きを感じさせる。
色合いは彩度を押さえ、ややセピアかかったバランス。
船舶内の間接照明の薄暗さなど雰囲気は出ており、
暗部の諧調も良好なので見辛さは一切感じさせない。


音質も良好。
シリーズ通してドルビーTrueHDフォーマットとはこれまた珍しい。
冒頭から盛大な重低音な鳴り渡り、
その低音を活かした壁の向こう、天井や床の向こう側の空間アプローチ。
やはりドルビーはこの手の空間表現に秀でているなぁと改めて実感。
逆に高域はドルビーらしからぬピーキーさをかなり感じる。
耳をつんざく様な刺激的な音が数多く入っており、音場・心拍ともに乱すw

『REC/レック』シリーズ最終章。
洋上の孤立船舶、1作目ヒロイン再登場など、
雰囲気は1・2作目を彷彿とさせるも、
POV撮影ではないRECに果たして意味があるのか・・・
パニック・スプラッター映画としては演出・撮影などパワーアップしているが、
肝心の内容が既視感たっぷりB級展開でパッとしない。
感染ゾンビの正体も2作目・3作目以上に突飛なオチになり、
もはやゾンビ物とは呼べない代物。
いちおう最終章と銘打っているが、いくらでも続編は作れそうな・・・
リメイク版も含めシリーズ通して観てきたが、
やっぱり1作目が一番怖かったし、出来も良かった気がする。
むしろ終わりから遡って観ていった方が楽しめたんじゃなかろうかw


     



テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

2015.07.08 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 ら

(BD)リベリオン

本日のレンタルBlu-rayは
リベリオン
2002年 1:46 30~35Mb/s(AVC) 2.2~3.6Mbps(ドルビーTrueHD 5.1ch)

ブログ DE ロードショー」にお誘い頂いた作品になります。

内容は第三次世界大戦後、
個人の感情を強制的に抑止させ管理する警察国家を舞台に、
抑制の解けた男が国家へ戦いを挑む姿を描く近未来SFアクション。
銃と武術を融合した本作オリジナルの格闘術“ガン=カタ”
そのスタイリッシュなアクションシーンは他の作品への影響も大きかったとかなんとか。


私的な映画の厨二・オブ・厨二映画として思い入れのある作品がリベリオン。
当時、ジョン・ウー監督の「フェイス/オフ」の水平に構えた二丁拳銃から始まり、
キアヌ・リーブスの「マトリックス」のスローモーションによる軌跡を描く銃弾を避ける等、
スタイリッシュなガンアクションがブームになり、
梅津泰臣監督の「A KITE」や北村龍平監督の「ヴァーサス」など、
一部でカルト的人気を博したB級映画を経て、このリベリオンに巡り合いました。
その後はミラ・ジョボヴィッチの「ウルトラヴァイオレット」や
クライヴ・オーウェンの「シューテム・アップ」を観た後、
アンジェリーナ・ジョリーの「ウォンテッド」で銃弾を曲げるという最終進化形態に辿り着いたw

重力や慣性など物理法則の一切無視した、
アクロバティックスタイリッシュガンアクション
カッコ良ければ良いんです!
カッコいいは正義!



世界観は有り勝ちな抑圧・管理・統制された独裁国家の近未来SF。
今でこそ随所にチープさを感じてしまうものの、
低予算ながらそれなりの世界観や雰囲気は十分感じ取れる。
また一人の男(クリスチャン・ベール)が、
初めて触れる何でもない日常的な事に心を揺さぶられ、
感情を取り戻していく姿に終始フォーカスされているので、
余計な事を考えずに”ガン=カタ”だけ楽しめる作り。

画質はほどほど。
年代や予算を考えるとこれが限界だろうか。
グレインはザラ付きが大きく、チラチラとスクラッチやゴミが散見出来てしまう。
解像度感もあまり良くなく、細部は潰れがち。
色数を減らした白や黒、青を基調とした彩度の低い画調は作風とマッチしているも、
白飛びや黒潰れは多め。
せっかくの久しぶりの再見だったので少しでも高画質のBlu-rayで見たかった。
が、正直、DVDとあまり大きな差はないかもしれない。


音質もほどほど。
ロスレスのドルビーTrueHD収録だが、音場は非常に狭い。
四方から囲まれ、縦横無尽に打ち尽くす銃撃シーンなど、
サラウンドが活躍する事も多いものの、
全体的にドンシャリ傾向で詰まったような音響。
派手さは感じるも音数や広がりは少ないかも。

ガン=カタ最強!
感情を抑圧されたディストピア社会を舞台に、
アクロバティックでスタイリッシュなガンアクションムービー。
多くの作品へ影響を及ぼしたガン=カタ。
銃撃戦の常識を覆し、大胆かつ優雅に引き金を弾く!
ガンアクションにおける様式美ともとれる映像美。
今なお見ても色褪せないカッコ良さがココにありました。


    



テーマ:この映画がすごい!! - ジャンル:映画

2015.06.02 | Comments(4) | Trackback(0) | 映画 ら

(BD)ローン・サバイバー

本日のレンタルBlu-rayは
ローン・サバイバー」(初見)
2013年 2:01 25~36Mb/s(AVC)4.7~6.3Mbps(ドルビーTrueHD 96kHz/24bit 5.1ch)

内容は2005年6月、
アフガニスタン山岳地帯で特殊任務中だった4人のネイビーシールズは、
200人を超えるタリバン兵の待ち伏せに遭い、猛攻撃を浴びてしまう。
アメリカ海軍の特殊部隊ネイビーシールズ史上最悪の惨事と呼ばれる、
”レッドウィング作戦”の全貌(実話)を映画化した戦場アクション。


最近の戦争映画は大規模戦闘はなくなり、少数部隊の対テロ戦闘モノばかり。
緊張感はあれど淡白な印象を拭えなかった。
本作も少数精鋭の部隊が待ち伏せに合うという小規模戦闘なのだが、
絶望的な状況化でひたすら戦闘シーンが続く戦場はスリル満点

とにかくハードなリアリティを突きつめた戦場描写は、
「ブラックホーク・ダウン」を彷彿とさせるし、
極限状態の疑似体験は「ゼロ・グラビティ」に近いものを感じる。
生々しく何発も被弾し、痛々しく岩肌を転げ落ち、
文字通り満身創痍でなお、敵が迫ってくる恐怖感
ある意味、戦争シチュエーション・スリラーなので、
ホラー好きの私はこう言うの大好きw


ドラマ部は実話が基になっているとはいえ、アメリカ戦争映画ですので、
客観的に観れば不満も出てきそうな気もするけど、
息つく間もなく戦闘シーンが続くので見ている間は考えもしないだろう。
また冒頭で描かれるネイビーシールズの過酷な訓練シーン。
それを乗り越えてきたからこその肉体的・精神的な強さ、
なにより仲間との信頼関係なのだが、
それすら戦場の過酷さを思い知らしめる為の伏線だと実感。
もう想像を絶する戦闘シーンは圧巻の一言。

画質はすこぶる良好。
いまどきの4Kカメラでの撮影なのだろうか、極めて解像度感は高い。
岩肌の質感や石粒一つ一つ、
木々の幹のシワなど細部までくっきり描かれており、
鮮明かつ最高解像度を味わえる。


音質もすこぶる良好。
久しぶりに見た気がする「ドルビーTrueHD・アドバンスド96kアップサンプリング
DTS-HDとはまた違った濃密な立体音響。
クリアさではDTSに一歩譲るも、
音像のリアリティや定位感はこちらに部がある気がする。
また音圧は低めだが、音潰れや音痩せは一切無く、
このS/N感を大音量で鳴らすと相当にヤヴァいですw

実話を基にネイビーシールズ史上最大最悪の惨事の全貌を映画化。
200人を超えるタリバン兵囲まれた、
極限状況下の戦場の真実をリアルに描く、戦場疑似体験ムービー
身体中に被弾し、険しい岩肌を転げ落ちながらも
急峻な崖から転げ落ちて、身体中に被弾しながらも戦い抜くシールズ兵。
人間の限界を超え、想像を絶する極限状態を描いた今時の戦争映画。
またBDソフトとしても優秀な画質・音質なので、
より臨場感や緊迫感、スリル感が味わえる一本。
レンタルで味見してみて、好みに合えば廉価版を買うのもありかもしれない。


      



テーマ:戦争映画 - ジャンル:映画

2015.03.06 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 ら

リトル・ランナー

今日のレンタルDVDは
リトル・ランナー」(初見)
2004年 1:38 5.13Mb/s 384Kbps(ドルビーデジタル 5.1ch)

ブログ DE ロードショー」にお誘い頂いた作品になります。

内容はカソリックスクールに通う問題児のラルフ。
ある日、彼の母親が入院中に昏睡状態に陥る。
「奇跡でも起きない限り目覚めない」と医者に宣告されたラルフは奇跡を実現させるため、
ボストンマラソン優勝に挑む性・俊(青春)物語


前半は思春期真っ只中の少年をコミカルに描き、
後半はマラソンに挑むスポ根風。
舞台がカトリックスクールということもあり、
「信仰」「祈り」「奇跡」が鍵になっているので、キリスト教に疎いと今ひとつピンとこない。
それでも母親の為に奇跡を信じ、
ひたむきに走る姿に周囲も突き動かされていく感動ドラマとして十分成り立っており、
やはり宗教色は野暮ったく感じるかも。


そもそも努力で勝ち取る勝利に奇跡は無く、
結果如何に関わらず母親が目覚めるのは奇跡。
相容れない要素をわざわざ組み合わせる必要があったのだろうか。
母親が目覚める=奇跡=マラソン優勝→その為に走る、
という構図が少々ややこしくもあり、母親への思いとマラソンの意義が直結し難い。
シンプルに、目覚めた時に成長した姿を見せたいとか、
母親を支えていける強さが欲しいとか、そういった思いでも十分良かった気がする。

画質はまずまず。
年代相応のDVD画質といった所だろうか。
解像度はあまり高くなく、かなり甘さの残る画質なのだが、
それがかえってペグノイズ等も見え難くしている。
また全体的に発色も沈み気味で薄暗い。
山間を走るシーンは綺麗だった。


音質はそれなり。
セリフ中心の5.1chサラウンド。
リアサラウンドからは殆ど音は出ておらず、音場はかなり狭め。
屋内シーン・屋外シーンの違いもあまり効果的とは言えず、
全編を通して抑揚が薄く平面的な印象。
劇伴はちょっと狙い過ぎな気もしないでもないかも。

奇跡を起こすために走り続ける少年の青春物語。
母親を思い、奇跡を信じ、
ひたむきに走る姿に周囲も突き動かされていくスポ根ドラマとしても見ても問題ないが、
「信仰」「祈り」「奇跡」といったキリスト教(カトリック)の思想や価値観など、
やや宗教色もあるので今ひとつピンとこない部分も。
その辺が上手く理解出来れば深みが増したのかもしれないけど、
割りと有り勝ちな展開やご都合主義にも感じられてしまうかも。


     



テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

2015.03.03 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 ら

(BD)ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

本日のレンタルBlu-rayは
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」(初見)
2012年 2:07 16~32Mb/s(AVC) 4.2~6.2Mbps(DTS-HD Master Audio 7.1ch)

真冬のファンタジー企画2本目。
少年とトラが救難ボートで漂流した227日を描いた冒険サバイバルファンタジー。
なぜか勝手なイメージで「落下の王国」のような作品かと思い込んでスルーしていたけど、
映像美が凄いとの評価もあったし、この機会に観てみようと思うかなっと。

内容は動物園を経営する家族と航行中に嵐に遭い、
獰猛なベンガルトラと一緒に救命ボートで大海原を漂流する少年のサバイバル劇。

漂流モノは色々あるが、
まさかトラと一緒に漂流する突拍子も無い設定。
これがまた面白く、予想外の展開続きで惹きつけてゆく。
非常食はボートに積まれているが、その前にはトラが居て手が届かない。
それ以前にトラからしたら人間はエサでしかないのだから!
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

導入部の幼少時代はやや宗教色が強く、語りが独特なので取っ付き難いが、
好意的に取れば幼少時代のユーモアさがあったからこそ、
漂流生活での機転にも一応の納得が出来そうかもしれない。

そして漂流シークエンスですが、まずもって映像美に目を奪われる。
海と空が溶け合う幻想的なシーンなど、ただただ綺麗。
もちろんアートちっくな映像美だけではなく、
本編の8割以上がCGというトラを含めた動物達。
リアルなCGで描かれたトラと聞くと、
進歩した最新VFX技術に「あぁそうなんだ~」程度で終わってしまうかもしれないが、
なんと愚行にも本作では、
CGのトラ本物のトラを織り交ぜているのだ!
これがどういうことか。
同じ作品内で、下手すると1シーン内で、
本物のトラとCGのトラを見比べられてしまうのだ。
そして全く見分けが付かない!!
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

正直ね、
トランスフォーマーとかパシフィックリムとかね、
無機質な創造物だったら意外と人間の目は騙せるわけですよ。
でも生物ではなかなか難しいし、
猿の惑星のように見た目はリアルだけど劇中内での創造物に見えちゃったり。
でも本作では本物のトラそのもの。
 (それでも多少一部で違和感を感じるけど)
いやぁ~、VFXの限界って無いんでしょうかね。
もしかしたら本物のトラで撮影して、
(撮影中にトラに食われちゃって)少年の方がCGに...なんて事になってたりw


画質はすこぶる良好。
3D撮影された本作ですが、2DのBlu-rayで見ても十分綺麗。
グレインの介在しないデジタルライクな映像で、
あまりに綺麗過ぎてデジタル写真を見ているような気分になる事も。
それでもCGのトラはリアルそのものので、
誤魔化しの効かない陽の中を悠々闊歩する様に自分の目を疑う。
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

音質も良好。
冒頭は控えめな音響かと思ったものの、
遭難から一気にサラウンド空間が広がる。
後方からの音数も豊富で低音もしっかり聞こえてきます。
CGのリアルさも然ることながら、
トラの唸り声など背筋がゾクリとしそうになる。

トラと一緒に漂流劇。
突拍子も無く、そしてユニークな展開が続く非現実的な話だが、
不思議とこの非現実的な世界に惹き込まれてしまう。
幻想的でファンタジックな映像美もあるものの、
リアルなCGのトラとの漂流生活はなかなか楽しませてくれるだろう。
説教臭さ、宗教色がチラチラ見え隠れしているものの、
それらを抜きに見ても十分楽しめると思う。
にしてもバナナは浮かぶのだろうか...


     



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2014.02.19 | Comments(4) | Trackback(0) | 映画 ら

(BD)LOOPER/ルーパー

本日のレンタルBlu-rayはタイムトラベル+TK、混ぜるな危険。
LOOPER/ルーパー」(初見)
2012年 1:58 25~30Mb/s(AVC) 4.5~8.6Mbps(ドルビーTrueHD 96kHz/24bit 5.1ch)

普通なら邪魔者になる前の過去へ遡って基を断つのがタイムパラドックス定番だが、
本作では今の邪魔者を過去へ送って、過去の誰かに処分させれば完全犯罪成立。
過去の誰からすれば、まだ存在しない誰かを処分するのであって罪悪感も無いだろう。
なかなか面白い設定に惹かれて視聴。

内容は未来からタイムマシンで送られてきた標的を消す、“ルーパー”と呼ばれる殺し屋が、
次のターゲットとして送られてきたのは、何と30年後の自分だった・・・
さあ、どうする?!
未来の自分にはある目的があり、今の自分はそれを阻止し殺さなければならない。
二人の思惑がタイムパラドックス的に交錯しつつ、
組織からも追われる多重層的に物語が展開する。
LOOPER/ルーパー

一見すると荒唐無稽なSF設定だが、
ハイテクとローテクの混在する世界観が上手くそれを中和しており、
割りと地に足が付いた内容なので結構惹き込まれる。
タイムパラドックスのSF考察すればツッコミ所はあるものの、
ユニークな設定を活かすだけのそこそこのスリルと、
未来と今の自分の思いを含んだ人間関係が見所だろうか。
ただそれも中盤まで。
本来ならこの手のSFに不必要な設定を序盤に不自然に入れていたものが、
後半になって物語を大きくブチ壊してしまう。
ま、ぶっちゃけ、
人工の1割に発現するTK(テレキネシス念力)(←ネタバレ?注意)
トンデモ展開とまではいかないまでも、
”タイムトラベル”と”TK”は、どうみても水と油。
決して混ざり合わない。
LOOPER/ルーパー

画質はそこそこ。
しっとり残したフィルムグレインでややマイルドな画質。
発色はやや茶系の強いくすみ気味な色合い。
また黒の締りがイマイチで見辛さがあるかも。
LOOPER/ルーパー

音質はぶっ飛んだw
冒頭クレジットで見慣れないロゴマークが流れた瞬間、
もう音質の良さを実感。
音声データを確認するとドルビーTrueHD 96kHz/24bit。
ピーク値で9Mbpsを超える。
なるほど、なるほど。
トータル・リコール」で不満が出たけど、こちらは問題ナッシング。
豊富な低音のもと、圧倒的な音の密度感に包み込まれる。
空間表現はあまり広くは無いものの、
引き込まれ、そして一気に突き放すダイナミックレンジ幅が素晴らしい。
いやまぁ下手にボリュームを上げていると死にますよ?とw
ダイハード」が劇場音響をホームシアターで再現しているとすると、
こちらは最高峰のホームシアター音響を再現している感じだろうか。
自室内であたかも銃をぶっ放されたかと錯覚する。
それくらい強烈だった。
しかも面白い事に日本語音声はロスレスDTS-HD。
試しに聞き比べてみたが、TrueHDの後に聞くと妙に音が薄く聴こえた。
パッと聴きDTS-HDの方が低域~高域までバランス良く、
キレとまとまりもあって聴きやすいんだけど、
TrueHDのような恐怖感を感じる音響ではないんだよね。
最近はDTS-HD Master Audio 7.1ch音響がすこぶる素晴らしく、
Blu-rayソフトはこれ一択で良くね?とか思っていたが、
これを聴く限り、ドルビーTrueHDも捨てた物じゃないと感じた。

未来から送られてきた標的ズドンッの殺し屋ルーパー。
ある日送られてきたのは未来の自分・・・。
既存のタイムパラドックスモノにありそうでなかったユニークな設定が光る。
未来と今の自分の思惑が交錯しつつ、
先が気になる展開で惹き込まれるのも中盤まで。
せっかくの面白タイムパラドックスも、
ある設定に全て持ってかれて一気に魅力失速。
ちょっと大人な?SFで、それなりにスリルも感じられるものの、
アクションが残念仕様で物足りないかも。
そこそこ良く出来てはいるものの、
期待していた方向性とちょっと違うかなぁ?

   



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2013.07.17 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 ら

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