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コンジアム

コンジアム2018年/韓国

若者男女7人のYouTuberが有名心霊スポットである、
コンジアム廃病院に潜入ライブ配信。
まさに今時のPOVホラーだが、
何が一番怖いかって、
CNNが選出した世界7大心霊スポットにも数えられた、
実在の廃病院「コンジアム精神病院」をガチ舞台撮影している点。

よって伝わる雰囲気は本物!!
そん所そこらのロケ地やセット撮影とは訳が違う!

内容的にはまんま「グレイヴ・エンカウンターズ
なのだが、怖さ・巧さは段違い。
一時のPOVブームからネタ尽き下火になったものの、
だいぶ後発なだけあってPOVスタイルは洗礼されており、
過去POV累々の美味しいどこ取り。
無駄なく恐怖演出をPOV独特の臨場感に繋げてくる。

特に良かった点。
・画角の狭さ、画面の暗さを利用した見えない部分への恐怖扇動。
・顔面どアップのライブカメラで恐怖顔芸リアクション。
・綺麗所を揃えた韓国美女3人。

【リニアPCM 5.1ch】
 今時ほんと珍しいリニアPCM 5.1chサラウンド。
 なぜノン圧縮なのか分らないが、
 音質はかなり明瞭で、腰高バランスでやや硬めの音質。
 中盤まではステレオ音声か?と疑問に感じるくらいリアスピーカーは大人しい。
 が、終盤の畳みかけるような心霊現象で一気にサラウンドされる。
 面白いのが、中盤のやらせ心霊現象シーン。
 天井あちらこちらに張り巡らされた鈴の音が鳴り響くのだが、
 普通ならそこでサラウンドさせ後方からも鈴の音を出すはず。
 なににうんともすんとも鳴らない。
 なのに後半の霊が現れてからの何気ない物音一つに後方スピーカーが活用されてる。
 ようはフェイクはあくまでフェイクなのでステレオ。
 逆に実際の心霊現象はカメラ映像関係なく当たり一面サラウンド。
 なるほど~、こりゃサラウンドで観るかどうかで大分印象違ってくるな。



テーマ:韓国映画 - ジャンル:映画

2020.06.20 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 か

コンテイジョン

コンテイジョン2011年/アメリカ

東京五輪の延期を予言していた!?
と話題になった「AKIRA」に続いて、
新型コロナウイルスのパンデミックと、
あまりに酷似しているとSNS上でバズった本作。
前者はこうなってるかもしれないという”想像”で描かれた作品だが、
後者は綿密な調査の上でのこうなるかもしれない”可能性”を描いている。

内容は接触によって感染する
新種のウイルスが世界各地に拡大していく中で、
社会が混乱し人々が異常なパニックに陥っていく様子を映し出す。

WHO、発生源の調査、感染経路、コウモリ、
飛沫感染、接触感染、手洗い、ソーシャルディスタンス、
医療従事者、クラスター、ロックダウン、
隔離、経過観察、自宅待機、食料の買い占め、略奪、
マスク、ネット上に出回るデマ、ホメオパシー、ワクチン...etc.
今年に入って良く耳にしたワードばかり。

パニックパンデミックものとしての面白味よりも、
日を追うごとに感染状況悪化していく様を淡々と描き、
気付いた時には手遅れ・・・といった感じに、
現実で起こったらゾッとするだろうなぁと思わせる作り。
そして今現在でそれが起こった事に未来予見的な魅力を感じる。

ただ豪華なキャスト陣に対して地味な内容。
公開当時もそれほど話題に上らなかった記憶が。
もしも論だが、
本作の警鐘を受け対処や心構えを前もって知っていれば、
新型コロナの感染ももしかしたらここまで被害拡大しなかった...?
と思わずにはいられない。
タイムリーと言うか、
現実に起こった今だから再注目された作品って事が何だかもどかしい。

【DTS-HD 5.1ch】
 目に見えないウィルス相手に音響も繊細。
 咳き込む、荒い呼吸、触れる指先、擦れる衣服など、
 些細な音が目に見えない恐怖に繋がる。
 音数は少ないものの、劇伴だけはやたら耳に残る。



テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

2020.05.23 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 か

累 -かさね-

累 -かさね-2018年/日本

「キスをすると顔が入れ替わる」
松浦だるまの人気漫画を実写映画化。
朝ドラヒロイン土屋太鳳と芳根京子によるダブル主演。

入れ替わりモノとして有り勝ちな嫉妬と欲望を、
劇中劇によってクロストークさせる愛憎劇。
良くも悪くも過不足なく、
朝ドラならぬ昼ドラのそれっぽい感じ。
原作(未読)では、
もっとおどろおどろしい狂気染みた内容らしいが、
そこまでホラーサスペンスに徹しきれていない印象。

たぶんこれは土屋太鳳のスター性があるからに違いない。
どんなに醜く狂った役柄であっても、
突き抜けた明るさとどこまでも前向きさみたいなものが滲み出てしまっており、
どんなに迫力ある演技をしたとしても、
土屋太鳳土屋太鳳。

よって、
その土屋太鳳がクライマックスで披露するダンスに圧巻。
それだけでも観る価値あるかもしれなくもない。

【DTS-HD MA 5.1ch】
 やはり洋画のそれとは別物の音響。
 どうしてもステレオベースの音響であり、
 シーンによってサラウンドチャンネルを、
 後から付加させさような作りがどうしても気になる。
 サラウンドしているにもかかわらず、空間がすごく平面的。



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

2020.04.11 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 か

クワイエット・プレイス

クワイエット・プレイス2018年/アメリカ

音を立てたら、即死。※即死しません。
音を立てると“何か”に殺される世界で、
生き残った家族の姿を描くサバイバルホラー。

着想は完全に「ドント・ブリーズ」だろうけど、
こちらはワンシチュエーション特化型なので、
設定がかなりザル。
もちろん脚本になんら捻りも無い。
音を立ててはいけないシチュエーションは緊張感を煽る。

この手のご都合ホラーに突っ込みは野暮。
それでもやっぱりツッコミ所が勝る。
 ・音を立てたら即死の世界で妊娠はないだろう。
 ・あんな安易な撃退法で世界が滅びる訳なかろう。
 ・音を立てる→寄って来る→静かに待機→セーフ!の
  ワンパターンに辟易。
細かい所まで挙げたら文字通りキリが無いくらい。

そういうものと割り切って楽しむシチュエーションホラー。
前半はほとんどセリフ無くモンスターの登場も控えめで退屈。
こけおどし音と奴等のテーマ劇伴に頼り過ぎ。
もっとじっくり練り込めばかなり面白くなりそうなんだけど。

【ドルビーAtomos】
 ”音”がメインの映画なので、やはり音響が命。
 音を忍ばせたシーンでも常に5Mbpsを超す情報量。
 鳥・虫の鳴き声や木々の葉が擦れる音、
 砂を踏みしめる音、床にそっと足を着ける音など、
 とにかく些細な音すら敏感に感じ取れる。
 そこへビックリドッキリ音、
 モンスターが上下前後左右に闊歩する全方位サラウンド。
 静と動の落差、ダイナミックレンジの激しいサウンド。



テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

2020.02.15 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 か

グリーン・インフェルノ

今日のレンタルDVDは
グリーン・インフェルノ
2013年 1:41 8.30Mb/s 448kbps(DD)

ホステル』シリーズなどで知られる、
イーライ・ロス監督がメガホンを取って放つ衝撃の食人ホラー。
きもだめし大会、二本目。
この監督さんは、ホステルもそうですが、
人間の本質的な要素を上手くホラー設定に落とし込んでいるので、
猟奇グロ描写だけではなく、
サスペンス作品としても成立しているから高評価を得やすい。

なんたって本作品では、
やれ環境だ、やれ人権だと訴える”意識高い系”の学生たちが、
資本主義から守ったハズの原住民に逆に喰われちゃう皮肉さ。
そりゃSEALDsも真っ青になる”自己責任”だからしょうがないw


内容は不正なアマゾンの森林伐採の実態を世に訴えるため、
学生たちの活動家から成るグループは現地に赴くが、
その途中で搭乗機がエンジントラブルを起こしてしまう。
熱帯雨林に墜落した飛行機の生存者たちは救助を求めるが、
そこにいたヤハ族とは、人間を食べる習慣をもつ食人族だった…。

食人族だか人喰族のオマージュ的な作品らしいが、
果たして現代の今なお存在しているのだろうか?
人間を食う事はまだしも、犬や鯨は今でも食されている。
いや、牛や豚といった家畜も文化圏が違えば異質な目に留まるだろうし、
カニバリズムだから野蛮だと切り捨ててしまうのは一方的なエゴなのか。


それはさておき、如何せん前置きが長すぎる。
学生たちの抗議デモを、
序盤40分もかけてじっくり描いているのでテンポが悪い。
普通ならそこで感情移入し、中盤以降の阿鼻叫喚だし、
ホラー通ならば、意識高い系がしっぺ返しを喰う痛快展開なのだろうが、
もう少し簡潔にまとめられなかったのだろうか。
テーマとしては面白くても前半が足を引っ張り説教臭く感じてしまう。

グロ描写や生理的にイヤな部分など、
割りと容赦なく見せてくれるも、ややインパクトに欠ける印象。
また喰人族の背景などもボヤかされている点も含め、
展開としては強烈ではあるものの、
人間のドス黒い部分だとか、
恐怖心を煽るような物はホステルほどでもなかった。

画質は良好。
引きのショットや暗いシーンでは厳しいものの、
それ以外はSD画質とは思わない良好な映像。


音質も良好。
ドンシャリ傾向な音響バランス。
派手さは無いが低音も頻繁になる。
またジャングルが舞台とあって、
鳥や獣たちの鳴き声など、環境サラウンドが割りと充実している。
怖さに直結するようなサラウンドではないものの、
音響としては不満ない。
ちなみに、DTS HEADPHONE:Xを収録。
通常のヘッドフォン(イヤホン)にて視聴するだけでサラウンドして聴こえる優れもの。

ホステル」シリーズのイーライ・ロス監督が放つ食人ホラー。
社会問題を訴える意識高い系の学生が、
逆に原住民に食べられてしまうというお話。
巻き込まれ型の監禁・拷問(カンニバル)スプラッター系だが、
メッセージ性はもちろん、
伏線回収、裏切り展開など一貫性のあるサスペンスは安心感がある。
ただ前置きが長く、人喰族に襲われ&追走劇が割愛気味。
グロ描写等の見所はあるも、トラウマになる程でもないかも。
またラストのオチからの、エンドロールで続編を臭わす幕切れ。
たぶん監督の遊び心なのでしょう、続編は無いと思われ。


      



テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

2016.08.23 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 か

エターナル・サンシャイン

今日のレンタルDVDは
エターナル・サンシャイン(初見)
2004年 1:47 7.64Mb/s 768bps(DTS 5.1ch)

ブログ DE ロードショー」にお誘い頂いた作品になります。

内容は別れた恋人が自分との思い出を消すために記憶除去手術を受けたことを知り、
自分もその手術を受けて失恋の記憶を消そうとするも、
彼女との幸せだった日々を思い出し、心変わりをする。
しかし消去作業は止める事は出来ず、
記憶の中のまだ愛し合っていた頃の彼女と一緒に、
大切な思い出守ろうと奔走するスパイラル・ラブストーリー。

”もし失恋の記憶を消せるとしたら、あなたはどうしますか?”


そんなSF的な設定で、
思い出の記憶の中を飛び交い、交錯するパラノイアな展開なのだが、
ストーリーの流れとしては、
別れたところから、過去へと逆行して二人の馴れ初めが徐々に明かされ、
時間軸や空想と現実が交錯していくので、多少頭の整理が必要かも。
 (クレメンタインの髪の色がヒントになっているらしい)
物語構成としてはクリストファー・ ノーラン監督の「メメント」と似た物を感じる。

アイディアとしては面白いのだが、魅力的な恋愛要素が無い。
どうしても二人の恋に落ちる説得力に欠け、感情移入し辛い
記憶を無くしても再び二人は結ばれる運命・・・
みたいなロマンスにするなら、なおさら説得力が必要だ。


むしろ同じ過ちを再び繰り返そうとしている・・・
なんて成長しない二人なんだ!と思ってしまったw

これはつい先日観た「バタフライ・エフェクト」の結末が、
本作とは真逆だったので尚更そう感じてしまった。
だって何度でも同じ事を繰り返す無限ループ怖くね?
せめて不毛なループから抜け出す道標でも提示していれば、
あるいは多少なりとも納得出来たかもしれないけど。

画質は悪い。
本来ならBlu-rayで観たかった所だがレンタル扱い無し。
しょうがなくDVDでの視聴となったのだが、
マスターの状態が良くないのか画質のバラつきが若干あり、
一部のシーンで白飛びや黒潰れが引き起こって大変観難い事もしばしば。
FUJIフィルム撮影なのでX70Rのフィルムモード2を選択するも、
全体的に沈んだ映像に見えてしまうので、
JVCオリジナルのシネマモード1が相性良さそう。


音質は普通。
セリフ中心の作品なので、
あまり目立った音響ではなく空間も狭め。
劇伴や環境音などもフロントに偏りがちなので、
サラウンド感はあまり感じられなかった。

失恋の思い出を消して人生再スタート。
・・・したつもりだったのに、
バグで無限ループしちゃってるよ、このクソゲー。
冗談はさておき、
失恋の記憶だけを消すというアイディアで、
想い出遡行の旅の果てに、
恋愛の切なさと人間臭さを見出すスパイラルラブストーリー。

ぶっちゃけ、
人は良く記憶の美化してしまう生き物(思い出補正
思い出は綺麗なままそっとして置くべきだよね!
特に過去の名作とか呼ばれる作品なんて、
今観たらチープさ以外の何も感じないなんて事も往々にしてあること。


      



テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

2016.03.20 | Comments(4) | Trackback(0) | 映画 か

(BD)カイト/KITE

本日のレンタルBlu-rayは
カイト/KITE(初見)
2014年 1:30 19~27Mb/s(AVC) 1.9~2.9Mbps(ドルビー TrueHD 5.1ch)

AKIRA」の大友克洋、「PERFECT BLUE」の今敏、
そして「A KITE」の梅津泰臣。
作家性の強い作品群として有名で、海外でもカルト的人気を博すアニメーターだ。
なかでも「A KITE」は過激な描写や斬新な設定で、
タランティーノやロブ・コーエンなどハリウッドの映画人たちをも魅了し、
割りと早い段階からハリウッド実写映画化が決まっていた作品だ。
しかし企画倒れの迷走に陥り、
ようやく撮影開始のタイミングで監督のデヴィッド・エリスが急死。
その後ラルフ・ジマンが代役を務めようやく完成・公開に至る。
とにかく紆余曲折ありまくりの実写映画化だった。
原作ファンの私としては期待と不安の入り混じりでの視聴となったのだが…
久しぶりに胸を張って言える、「これは駄作だ」


内容は少女たちが売買される荒廃した近未来を舞台に、
両親を殺害され暗殺者として育てられた少女の壮絶な復讐劇。
舞台(国)が違う、メディアの違い、
それは理解しつつも、だいぶ雰囲気の異なる内容

ごくごく普通の日常の中で起こる暗殺に驚きがあったのに、
いつから人身売買の非日常終末世界になったんだ?
真っ赤なドギいウィッグはまだしも、
いつからヒロインはパンクなジャンキーになったんだ?
とてつもなく”これじゃない感”漂うんですけどw

アニメ版を準えているエレベーターやトイレでの暗殺シーンも、
違和感がハンパ無く、アクションのキレもテンポも無い。
バッグから飛び出す銃や時間差で破裂する銃弾もイメージと違うし、
ただ血をどぱぁーっと派手にしてみた感が否めない。


フラッシュバックや早回しを無駄に多用し、
クラブEDM調のBGMをガンガン鳴らし、
突然のパルクールや、見難いカット割りのナイフ攻防など、
まったくもってセンスが無く
ラルフ・ジマン監督お得意のミュージックビデオか何かと勘違いしそうになる。
とうぜん原作へのリスペクトは一切感じられず、
QDK(急に代役が来たので)
映像や雰囲気だけ頑張って作りこんでみました!
でも予算なくてスケール感はショボいです!
サミュエル・L・ジャクソンもやる気ないんで、結末も変更しました!
そんな感じの失敗作。

画質は良好。
グレインは残しつつも彫りの深い解像度感。
全体的なモノトーン調に加え、
赤や黄色といった原色だけ色残しをし、ハイライトを強めた画調。
かなり癖のある映像なので、観辛さはあるかも。


音質も良好。
ややドンシャリ気味のエッジを効かせ、メタリックな響きの乗った音響。
移動音や後方からのBGMなどサラウンド感はあるものの、
明らかにステレオベースの音場になっている。
あと少々リップシンク(口パク)が気になった。

カルト的な人気を博した梅津泰臣によるアニメを実写映画化。
ただしそこに至るまでの道のりは遠く険しく、
紆余曲折ありつつ、空中分解ギリギリで公開までこぎ付けたものの、
仕上げた物は原作アニメとはかけ離れ、
これじゃない感漂いつつも、低予算ながら映像だけは拘ってみました。
原作ファンからしたら出来栄えは残念な限りで、
原作未見の人には訳も分からぬB級作品。


      



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2016.02.27 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 か

(BD)カリフォルニア・ダウン

本日のレンタルBlu-rayは
カリフォルニア・ダウン」(初見)
2015年 1:54 20~28Mb/s(AVC) 5.2~7.6Mbps(DTS-HD MasterAudio 7.1ch)

ザ・ロックことドウェイン・ジョンソン主演の巨大地震ディザスターパニックムービー。
一部でディザスターシーンが強烈過ぎると話題に。
映像・音響共に評判が良く、
劇場では3D + Dolby Atmosで公開されていたとか。
ホームシネマジャンキーとして一度は見ておかなければという使命感。
ちなみにどうでもよいが、
”カフォルニア”を今までずっと”カフォルニア”だと思っていましたw


内容はカリフォルニア州ほぼ全域を南北に縦走するサンアンドレアス断層。
その全土を覆う巨大地震が発生する。
救難活動に奔走するレスキュー隊のパイロット、レイ(ドウェイン・ジョンソン)は
度重なる余震で壊滅していくサンフランシスコに残された娘の救出に向かうが……。

まぁドウェイン・ジョンソン主演という時点で察するべきだった。
自然災害の中で家族の絆を深め合う王道エンタメ作品であり、
それ以上でもそれ以下でもない。
だってこのヒーロー(ドウェイン・ジョンソン)、
レスキューの職場放棄し、救助ヘリの私的要領、
その他緊急避難に準じた乗り物を複数拝借しつつ、
娘の待つ所まで強行していくんだもん。


あのドウェイン・ジョンソンがだよ?
世界どころか、街の人すら助けず、
最愛の妻と娘しか助けないんですよ?
幾ら凄まじい災害を乗り切ったとしても、
やっぱり多くの市民を救うヒーローとして描かれなきゃ満足出来ませんよ。
例えばこれが中肉中背の平凡なおっさんだったら割りと納得、
というかむしろ感動すら覚えるかもだけど、
あのガチムチなドウェイン・ジョンソンが家族しか助けないなんてブーイングの嵐ですわ。

見所のディザスターシーンだが、
地震どころか天変地異、
いやゴジラの襲来か隕石が落下したかの如く大都市破壊。
ビル群がもろくも崩れ去る様にアメリカの建築基準法を疑いたくなるレベル。
ただ感覚がマヒしてしまったのか、
建物の倒壊やら瓦礫の散乱など破壊映像ばかりに、
あまり驚かなくなっている自分に気付く。

画質は良好。
不幸中の幸いか、明るい日中に地震が起こったので、
暗がりなど画面の見辛さもなく、
最新VFXディザスター映像を余す事無く描写。
3Dで観たら多少印象は違ってくるだろうけど、
2Dでも目の肥やしには十分。


音質も良好。
怒涛のディザスターシーン満載とあって、
またアンプの電源が落ちないか内心ドキドキでしたが、どうにか乗り切れました。
 (今回も強気の-7dbで視聴したけど)
だからという訳ではないのですが、
迫力はポンペイに比べ一段落ちるかも。
ポンペイの時は音に恐怖や生命の危機を感じるような感覚があったけど、
こちらは耳を塞ぎたくなるような煩い轟音・騒音レベル。
音に恐怖するというよりも、
前後左右あらゆる所から音が飛んでくる包囲感が強いかも。
かなり細かい音までサラウンドされているので臨場感はすこぶる良好。
また低音域が盛大でかなり部屋を揺るがすので要注意。

ザ・ロックことドウェイン・ジョンソン主演のディザスターパニックムービー。
災害スペクタクル満載の中、
多くの市民を救う壮大なドラマは一切無く、
家族を救う為だけに活躍する家族愛ヒーロー。
感覚がマヒするような破壊の中、ご都合展開が気になるかどうか。
「目の前の要救助よりも、遠くの愛娘が心配で何が悪いんだよ!
 未曾有の大災害だし、緊急避難もまかり通るっしょ!
 倒壊ビルの瓦礫を掻き分け、筋肉が陸海空で助けに行く!」
そんな大味の王道エンタメ作品。


     



テーマ:洋画 - ジャンル:映画

2016.02.09 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 か

(BD)ゴーン・ガール

本日のレンタルBlu-rayは
ゴーン・ガール(初見)
2013年 2:29 22~33Mb/s(AVC) 4.2~5.3Mbps(DTS-HD MasterAudio 7.1ch)

食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、
そしてミステリーの秋。
これが最後ですがミステリー企画の3本目。

内容は結婚5周年に突如姿を消した妻を捜す男が、
警察の捜査やメディア報道に追い込まれ、
さらに妻殺害の疑いを掛けられてしまう物語を描くサイコロジカル・サスペンス。


この手のミステリーものはどうしようもなく感想がネタバレ地雷原
チラッと検索かけてみたら、
案の定、ネタバレ喚起すらなく肝心の部分を記述してしまっているものばかり。
デヴィッド・フィンチャー監督の新作ミステリーと聞いていたので、
私は”妻が失踪する話”程度の知識だけで挑んだので満足したが、
知っていたか否かで印象は大分変わってきそう・・・


さて、フィンチャー監督らしく、
大胆な仕掛けと衝撃的な展開(色んな意味でw)、
そして現代社会への風刺も兼ね備えた多角的に楽しめる内容。
ミステリーだからと言って小難しい話ではなく、
結婚生活というごく有り触れた?テーマを扱う事で、
決して他人事とは言えないのかも・・・?
これを笑えるのか、あるいはゾッとするのか、
それとも、あぁなるほど・・・と納得出来てしまえるのか。

画質はかなり良好。
デジタル撮影なのにデジタル臭くないナチュラルな映像。
解像度感はあるのに輪郭は滑らかで、
ややマイルドに見えるけど精細感度もある絶妙なバランス。
暗部の諧調は豊かだがやや黒浮き気味に見えてしまうが、
それでいてコントラストが高いので目が疲れるかも。
カリカリにエッジを効かせた高画質ではなく、
ごく自然な映像での高画質。


音質はすこぶる良好。
DTS-HD MA7.1chらしい広い空間に配置された音。
明らかに5.1chのそれより音数が多いのが分る。
派手な音響ではないが、
劇伴や環境音が役割を果たしているので包囲感も十分。

失踪した妻と疑われた夫。
理想の夫婦の知られざる秘密が次々と暴かれていくミステリーサスペンス。
失踪事件ミステリーから幕を開け、
真相と共にまったく別のサスペンスが生まれる。
どうしようもなくネタバレなので、
出来ればまっさらな状態で観ると楽しめるかも。
ただ個人的には凄く楽しめたのですが、
内容的に好き嫌い感は大いにありそう。。。
果たして世の奥様方はこれを観てどう感じるのだろうか・・・


      



テーマ:サスペンス・ミステリー - ジャンル:映画

2015.11.02 | Comments(6) | Trackback(0) | 映画 か

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