アイズ

今日のレンタルDVDはタイ発(香港)の「the EYE 【アイ】」ハリウッドリメイク版
アイズ」(初見)
2008年 1:36 8.70Mb/s 448kbps(DD)
サラウンド感:★★★  音質:★★★

リメイク版と言うより、焼きまわし版。
ハリウッドなりの解釈で同じものを作り直しただけ。
タイ版を見てしまうと怖さと言う意味では完全に落第点だろう。

これはこれでハリウッド版としての一つの映画なので、
あまりオリジナルと比較する気もないのだが、分り易く伝えるには近道。
なのでオリジナル版と同じ部分と違う部分を少し。
まず邦画ホラーのようなジメジメ感、そして時折ドキッ!っといった物はない。
かといってカラッとした怖さでもない。
むしろ怖さや恐怖心よりも、角膜移植にまつわるドラマ的な展開が多く、
タイ版でもそう言った部分もあったが、ハリウッド版では比重がより大きくなっている。
見てはいけない物(幽霊)の怖さ云々よりも、
「不安や記憶の混乱だよ」「信じて!ホントに見えてるの!」「いい加減にしろっ!」
っといったいかにもハリウッドらしいやり取りがメインとなっているw
そもそも盲目から見えるようなった事による精神的な治療をする医者が、
患者を信じず突き放し、挙句にいい加減しろとはどういう了見かwww
そう言った作りの荒さもある意味ハリウッドらしい。
タイ版と同じ幽霊エピソードも幾つか用意されているも、どれもさらっとなぞる程度。
後はジェシカ・アルバによる苦悩と葛藤の人間ドラマを永延みせられるだけw
何より一番痛いのは
アンジェリカ・リー>ジェシカ・アルバ な事だw

画質は普通。
ホラーらしい低コントラスト、低彩度。
全体的に暗く沈みこんだ画になっている。
肝心の暗部についてはザワツキ等も少ないが、潰れ気味。
また遠景ショットなどは完全に解像度感不足。
輪郭のシャープさも少なく、ディティールが潰れがち。
ただ観辛いと言うほどでもなく、ただ視聴する分に不満は感じない。

音質も普通。
レンジはやや狭苦しさを感じるものの、
程々の厚みのある中〜低音が響く。
強烈な音も殆ど入っていないが、大人しい訳でもない。
どちらかと言うと効果音よりもBGMで盛り上げてくれるタイプ。
また音の定位が非常に高い位置あるのが特徴的で、
音域の狭さを音の広がりでカバーしている感がある。
サラウンド感は程々。
グルグルと音が回るシーンなどもあったりするが、
逆にそう言った使われ方しかしていない。
効果音や環境音もリアスピーカーを使っているが、
臨場感を感じるような包囲感は意外と薄い。

ジャパニーズホラーのような陰湿でジメジメした感は全く無く、
幽霊やオバケと言った要素は付加価値的な存在。
角膜移植にまつわるドラマ的なノリなので、
ホラー映画と言うより、ミステリー映画に近い。
なので幽霊苦手な人でも十分見られる易しさ。
逆にその手を期待すると外すし、タイ版を見た事のある人はまずお勧め出来ない。
ジェシカ・アルバの一人舞台なので、ジェシカファン向け。
個人的にはタイ版のアンジェリカ・リーの方が圧倒的に綺麗だと思うがw

    


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2009.07.04 | Comments(1) | Trackback(0) |

P2

今日のレンタルDVDは監禁系サスペンス・ホラー
P2」(初見)
2007年 1:37 8.33Mb/s 448kbps(DD)
サラウンド感:★★ 音質:★★

サスペンスとしては上々。ホラーとしてはまだまだ。
突拍子の無い設定ではなく、
いかにもありそうな話作りは現実味を帯び、
それなりの緊張感を生む。
ホラーとしての恐怖感は薄いが、スプラッター要素もあり満足感はそこそこ。

まずサスペンスやホラーとしての逃げ道を上手く塞いでいる点が良い。
地下駐車場(P2)と言うシチュエーションなので、
必然的に出口は限られていたり、時期がクリスマスな辺りも人が少ない事にも納得できる。
設定的にも心理的にも追い込まれてゆく様はなかなか巧い。
またビックリドッキリ系のオケオドシ音が幾つか用意されており、
突然の大音量は大変心臓に悪いw
基本、サスペンス風で犯人とヒロインの追いかけっこなのだが、
一部エグイシーンや痛いシーン、血みどろシーンも用意されており、
R指定なのは当然納得できる。
犯人の動機などイマイチ分り辛いが、
まぁシチュエーションサスペンスとして観れば、それほど気にせずとも良いだろう。
どんでん返し的なものは無いが、大きく外さない展開には十分満足出来る。
怖さはあまり無いのだが、幾つか用意されたコケオドシ音に警戒しなければならず、
緊張の糸を途切らせられない状態を維持しなければならない。
(冒頭からコケオドシ音をかましてくるので、音量には十分ご注意をw)

画質は良好。
暗いシーンが多く続くが、映像が潰れる事無くノイズ感も無い。
黒の引き締りがあり、ハイライトは抑え気味だが暗部の諧調は良い。
色温度の高めの寒色系で色彩こそ薄いが、
作品の雰囲気から考えると合っている。
DVDとしては解像度感もそれなりに感じられ、ペグノイズも気になる事もない。

音質は悪くない、程度。
足音や息遣い程度の静かなシーンや、ゆったりとした音楽が流れているシーンで、
それを切り裂くようような大きなコケオドシ音が入っていたりするので、
そう言った意味でダイナミックレンジは広く、切れ味もある。
一つ一つの音として捉えた場合には、厚みも無くやや軽薄な音質に感じられた。
また極端に大きな音が入っているので、うるさく感じる事もしばしば。
低音は控えめで、申し訳ない程度にLFEがあるくらい。
サラウンド感は一部の効果音などで使われてはいるものの、
基本的に前面からの音ばかりで、後方から怖がらせるような事は無い。
地下駐車場特有の音の響き方なども若干感じられるが、
包囲感と言うほどのサラウンドはしていない。

サスペンスとしての作りは上々で、
それなりのリアリティと共に緊張感は十分味わえる。
また冒頭より複数回あるコケオドシ音にビクビクしなければならず、
そう言った意味でも緊張の糸は解けない。
結構なグロさとスプラッター要素もあり、
サスペンスだけを望んでいる人には注意が必要。
恐怖感はあまり感じられないが、
とにかくコケオドシ音が極端なので、苦手な人は避けるべきだろう。
犯人の人物像などイマイチぱっとしない部分もあるが、
何も考えずにそのシチュエーションを堪能すべし。

    


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2009.07.03 | Comments(0) | Trackback(0) |

プロムナイト

今日のレンタルDVDはよくあるティーンエイジャー殺戮もの
プロムナイト」(初見)
2008年 1:29 6.60Mb/s 448kbps(DD)
サラウンド感:★★ 音質:★★

ホラーと言うよりサスペンス・スリラー。
80年作のリメイク版らしい。
過去に異常犯罪者(ストーカー)に目の前で一家惨殺され、
傷が癒えた頃に恐怖再び・・・的な良くある設定。
犯人の顔はもちろん、名前等も冒頭から明らかになっているので、
誰が?なぜ?的なものではなく、見えてる恐怖・・・のつもりなのだろうかw
面白味の欠片が無い映画でした。

まずテンポが非常に悪い。
中盤近くまで高校の卒業パーティー(プロム)の話を引っ張りすぎて、
まるでビバリーヒルズ高校白書のようなノリ。
学生のはしゃぎ様やら恋人同士の痴話喧嘩など、どうでも良い話を見せられてしまう。
飽き飽きしてきた頃にようやく殺人が始まるのだが、
普通過ぎる殺しでイマイチ気分がノらない。
一つ一つの殺しの演出は意外と凝っているのだが、
それまでの高校白書的な雰囲気が消えずにいるので緊張感がまるでない。
淡々と人が殺されてゆく様を見せてくれているだけ。
何とも品の良いスリラーだw
またサスペンス的な要素の刑事側も何をするにもワンテンポ遅れ気味で、
一体何がしたいのか、イライラしてくる。
その後も殺しのペースは衰えないものの、何の捻りもない展開で恐怖感は皆無。
1時間半が異様に長く感じる映画でした。

画質はそこそこ。
これと言った大きな破綻もなく、
ペグノイズも最小限に抑えられている。
DVDにしては解像度感もそこそこあり、不満は少ない。
ホラーとしての暗部の表現も申し分なく観る事が出来る。

音質は普通。
とりわけ目立つ音作りがされていないのだろう、良くも悪くも無く。
LFEは控えめで物足りなさを感じるようなシーンも無いので問題ないだろう。
一部パーティー会場でのBGMなど派手めな音もあるが、
雰囲気を損なわない程度で、やはり目立つ音響作りではない。
サラウンド感もやや薄い。
全く無い訳ではなく、部分部分で犯人を思わせる気配や物音等、
リアスピーカーからもそこそこ音が出ており、
それなりにサラウンドはしているのだが、
基本的に前面からの音ばかりで包囲感といった物は感じられない。

ホラーと言うより、サスペンス・スリラー。
しかし恐怖感や緊張度は非常に薄く、
単なるストーカー殺人事件と言った印象。
演出は非常に丁寧に作られているのだが、
その他がまるでダメダメ過ぎて面白味がない。
展開にも何ら捻りやどんでん返しが待っている訳でもなく、
かなり淡々としたサスペンスになっている。
またパッケージに”無修正版”などと表記してあるが、
これと言ったR指定になりそうなシーンは一切皆無であるのでご注意を。

    


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2009.07.02 | Comments(0) | Trackback(0) |

フロンティア

今日のレンタルDVDはフランス産のスプラッターホラー
フロンティア」(初見)
2007年 1:48 7.73Mb/s 384kbps(DD)
サラウンド感:★★★★ 音質:★★★

スプラッターホラーと言ったらやっぱりフランス!
屋敷女ゼムハイテンションなど良質なホラーを作り出してきました。
例に洩れずこのフロンティアもフレンチホラーならではの勢いが感じられます。

まずこの手のホラーが好きな方に注意が必要。
どうもこのフロンティアには過去累々のホラーを詰め込んでいる感があり、
パクリと言われてもしょうがない部分が多々。
ハイテンションヒルズハブアイズテキサスチェーンソーホステル
モーテルクライモリディセント等々、
有名なホラー作品のどこか似ている設定や演出がふんだんに盛り込まれています。
しかしそれらの要素を単に混ぜ込んだだけではなく、
キチンとひとつの形にまとめ上げており、
単なるパクリに成り下がっていない点が流石フレンチホラーなのでしょう。
もう何でもありのごっちゃ混ぜながら、怒涛の恐怖展開が押し寄せてきます。
特に中盤以降の展開は想像以上にキテますw
まるでスプラッターの宝○箱や〜〜状態w
この勢いの良さは爽快感すら味わえるホラーです。
ただし類似項目が多いので、それらを見た事がある人にとっては食傷気味に感じられるかも。

画質は決して良くないが、許容範囲内。
ホラー映画なので彩度が極端に低く、低コントラスト仕様。
黒はやや浮き気味で、暗部は潰れ気味だがそう視聴の妨げになる程でもない。
とにかく全体的に暗くくすんだ映像だが、ホラーらしい画作りだろう。

音質は思った以上に良い。
驚くほどLFEが豊富で心地良い低音が味わえる。
特にBGMが大げさなほど強調されており、恐怖感や緊張感を煽っている。
これといったドルデジ特有の閉鎖感は感じられず、
中低音の厚みや膨らみは申し分ない。
サラウンド感も上々。
ホラーならではの効果音をリアスピーカーで活用しており、
音で恐怖感を表現されている。
また一部演出上の閉鎖感などの息苦しさも味わえたりと、
包囲感は十二分に感じられる。

フレンチスプラッターらしい勢いと血みどろ地獄。
他の有名ホラーに酷似している部分も多いが、
むしろそれらの美味しい所取り、とも考えられる。
反面、見慣れた人にとっては新鮮味は非常に薄いかも。
恐怖感、グロさ、痛さ、血みどろは水準以上。
この手のホラーが好きな方ならそれなりに満足出来るでしょう。
一部閉所恐怖症の人に辛い表現があります。ご注意を。

    


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2009.07.01 | Comments(0) | Trackback(0) |

デイ・オブ・ザ・デッド

今日のレンタルDVDはロメロの正統派リメイク?!
デイ・オブ・ザ・デッド」(初見)
2008年 1:25 8.44Mb/s 1509kbps(DTS)
サラウンド感:★★★★ 音質:★★

以前観た「デイ・オブ・ザ・デッド2」とはもちろん繋がりなどの関連性は一切ありません。
85年のロメロ作「死霊のえじき」のリメイク版らしいが、
ぶっちゃけ、酷い。
昨今のリメイクブームにある中、これは無いだろう。
もちろんオリジナル版は観た事ないww

数あるゾンビ映画の中で有名な「死霊のえじき」
それをわざわざリメイクするからには、何かあるのだろう、と。
しかしこのリメイク版は、単なる焼きまわしでしかなかった。
2008年製作のわりに作りが非常にチープ。
特殊効果やVFXのコンポジットはショボイし、見せ場的なシーンはコマ送りw
またカット割りもいい加減でシーンの前後がてんでバラバラ。
いくら低予算映画だからと言ったって、もっとやりようが無かったのか?
本編の2/3はゾンビが出ずっぱりなので、ゾンビ映画としては良くも思えるが、
そのチープなゾンビをそれだけ見せられるのも逆に気分が滅入るw
感染方法もゾンビのくせに空気感染とかwww
(もちろん噛み付かれてもアウト)
でも主人公とかは何故か抵抗を持っている、とかwww
どんだけアバウトやねんw
しかもアウトブレイクするのが全員同時だしw
また街に軍隊がいるのに全く役に立ってないし、
そもそも軍の兵隊がそんなヘッピリ腰に銃を構えるか?普通w
まぁそんな訳で色んなツッコミが出来る、まさにB級ゾンビ映画。
ちなみにこのゾンビは例に洩れず、全力で走ってくるし、飛ぶし、言葉も分るし、銃も扱えますww

画質は悪い。
DVDとしてはレートは非常に高めなのですが、
元々のカメラの質なのでしょうか、
映像にバラつきがあり、それを誤魔化すように所々で映像を弄ってあったりしてます。
全体を通して黄色みかかった色合いに作られているけど、
シーンによっては青白くなったり、急にトーンが飛んだり。
ころころ色彩が変わるので、結構集中の阻害になってしまう。
また解像度感も足りてなかったり、暗部が潰れてしまっているのは、
多分元々なんだろうと思うが、ギリギリ視聴に堪え得る最低限度レベル。
予算の影響なのか、ちょっとした激しいシーンなどはコマ数が足りておず、
非常に観辛い映像になっていたりもする。

音質は良いけど、悪い。
DTSのフルレートと言うこともあり、音質自体は良好。
シーンによってはかなりの低音が出ていたり、セリフの明瞭度も十二分。
音の広がりなども感じられ、音質に対して不満は一切感じなかった。
しかしながら音自体が非常にショボい。
特に銃声がまるでゲームやアニメのような音だったり、
衝撃音やガラスの割れる音、爆破音なども後付だと分る音になってしまい、
映像と音のシンクロが出来ていない。
せっかくの音質も、違和感ありまくりの音のせいで楽しくない。
サラウンド感はかなりある。
やはりホラーと言ったらサラウンド。
ゾンビの気配や足音・奇声など、リアスピーカーの活躍は思った以上にある。
またちょっとした車の移動音などもしっかり繋がっており、
サラウンドに関して不満は感じられなかった。

何をもってゾンビ映画と成すのか、そもそもゾンビ映画って何?
ゾンビが出ていればOK?
ゾンビや感染の定義も曖昧なままで?
こんな疑問を抱くだけ野暮と思えるならどうぞ、この映画はお勧めです。
28週後やバイオハザードなどがゾンビ映画だ!と思う人は観てはいけません。
間違いなく時間(とお金)の無駄です。
グロいシーンもありますが、他のゾンビ映画と比べると結構控えめ。
また全力でゾンビが追いかけてくる割には緊張感や恐怖感は無い。
またゾンビが沢山出てくるし、沢山死にますが、爽快感みたいなものも微妙。

    


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テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

2009.06.30 | Comments(0) | Trackback(0) |

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